ICU看護師の実態・転職で後悔しない知識を4年経験した私が解説!

ICUでのお仕事に興味があります。でも、どのぐらい大変なのか不安です。実態を教えてもらえませんか?
私は4年ほどICUに勤務していました。仕事内容や、やりがい・大変だったことを詳しく解説します。

看護師とひと口に言っても、働き方が幅広過ぎて、未経験の職種だとどんな仕事内容かわかりませんよね。病院で働くケースもあれば、保育園、施設、訪問看護、リハビリ系など看護師といっても様々な働き方があります。

ICUも、実態はどんな感じか全然知らない、という看護師が多いです。

そこで、ICUへの転職を考えている看護師の方向けに、経験談を詳しく紹介します。是非、後悔のない転職を行ってください。

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ICU看護師の仕事内容

ICU=intensive care unit を略したものです。呼吸・循環・代謝・その他の重篤な急性機能不全の容態を、24時間体制で管理し、より効果的な治療を施すことを目的とした部署です。

ICUで治療・看護が必要な患者とは、施設によって多少に違いはありますが、いずれも生命の危機的状態にあり、生命を脅かす健康問題(潜在的・顕在的)があるケースです。

ICU入室の基準は?

  • 手術後の患者(特に合併症を有するもの)
  • 急性腎不全のあるもの
  • 呼吸管理を必要とするもの
  • 心筋梗塞および重症不整脈のあるもの
  • 急性大量出血患者
  • 心不全、または心停止のあったもの
  • 意識障害、または痙攣の頻発するもの
  • 重症代謝障害のあるもの
  • 臓器移植患者 など

上記の患者があげられます。あとは医師が「ICU管理を要する状態」と判断した場合に入室します。

ICU看護師の役割と患者の特徴

診療の補助と日常生活の援助という看護の基本役割は、他の部署と変わりません。

しかし患者の生命が危機的状況にあるのが特徴で、その援助はME機器を用いた生命維持までに及びます。そのため、ICU看護師はME機器の管理も行うことが業務に入ってきます。

ICUナースの1日

患者の状態が重症な状態にあるICUナースの具体的業務、スケジュールについてご紹介していきますね。

  • 8:00~ 受け持ち患者の情報収集(受け持ち患者の病態や使用機器、設定まで確認します)
  • 8:30~ 受け持ち患者に挨拶し、ME機器や点滴など受け持ち前にチェック・確認
  • 9:00~ 受け持ち患者のバイタル測定、清潔ケア、必要時検査出し、ME機器管理
    (ICUでは基本的に最低1時間間隔でのバイタルサイン確認を行います)
  • 10:00~ 患者の状況を確認しながら病棟にあるME機器や救急カートのチェックも行う
    (急患、急変に備えて常に機器類のチェックを行います)
  • 11:30~ 休憩
  • 12:30~ 口腔ケアやほか清潔ケアなど必要時実施。適宜記録を記載していく
  • 14:00~ 患者のINOUTバランス確認や、バイタル状況など必要に応じて医師へ連絡
  • 15:00~ 翌日の予定検査が入っている場合には、検査準備など行う
  • 16:30~ 夜勤スタッフへの申し送り実施
  • 17:15 勤務終了

基本的な1日の流れはこのようなかたちになりますが、ICUのため患者の急変時や救急車での緊急入院など重症患者が急に来るケースも多いです。

そのような場合に備えられるよう、常に対応できる準備を行い受け入れるのがICUです。ICUナースは、このスケジュールとは別に急患が来ると思って常に動いています。

ICU看護師になるには?資格は必要?

ICUナースになるためには、まずICUがある病院に就職することが第一条件になります。二次救急、もしくは三次救急を行っている病院になりますね。

ICUは他の部署と違い独特の雰囲気があります。そして、生命の危機的状況にある患者ばかりなので他の部署と比べると教育が厳しいところが多いように感じます。

しかし、それは患者と看護師の両方を守るためでもあるので、それを理解したうえで多くのことを学んでほしいと思います。

私は3カ所でICUを経験しました、2カ所は希望でICU配属となり1カ所は育休復帰後に経験者ということでICU配属となりました。経験がある場合とない場合ではやはり、少し配属に優遇されるような環境にあるように感じました。

ICU看護師に必要なスキル・適性は?

ICU看護師に必要なスキルは、基本的なフィジカルアセスメントです。適性としては、報告・連絡・相談がしっかりできる人です。これが出来なければ急変時や何かあった場合の対処がすぐ遅れてしまいます。

循環器系の知識やアセスメント能力、ME機器管理スキル、家族へのコミュニケーションスキルなども必要になります。

ICU患者は常に命の危機的状況にある患者なので、常にモニター類を装着し必要に応じて呼吸管理・循環管理などをME機器で補助している場合が多いのでその患者の病態をアセスメントしたうえで管理・ケアを行うことが必要になるからです。

そして、状況によってはその病態を医師へ的確に報告し指示をもらう必要があります。始めは難しいと思いますが、日々アセスメントを行っていくことで知識・技術が向上することが自身でもはっきりとわかるようになります。

ICU看護師は楽?厳しい?メリットとデメリットとは

ICUで看護師として働くメリット

  • アセスメント能力が高くなる
  • ME機器に強くなる
  • 循環器系が深く学べる
  • 一人の患者と深く関われる
  • 急変時の対応ができるようになる
  • 休憩時間は病棟より取りやすい

ICUで働くことのデメリット

  • 病棟のように多人数の患者を受けもてない
  • 重症患者の処置時、急変時対応時などに感染症をもらいやすい
    (挿管介助した患者が結核だった、採血時の血液暴露しHCV+だった、など)
  • 急変、急患が重なると長時間残業になってしまう
    (急変時対応後に記録をやっと書ける…というケースが多い)
  • 病棟よりも勉強する内容が広く深い

ICU看護師への転職を検討している方へ

ICUというのは病棟と比べて特殊な部署ではありますが、経験することで深い病態生理やアセスメントについて学ぶことができます。

ME機器についても学べるので、ME機器にも強くなれます。もし入るとすれば新人からの方がすんなり学びは入りやすいと思います。

しかし、病棟で経験してからICUというのも患者をトータル的に看ることができて学びになります。私は病棟からICUに異動したので、始めは知識やアセスメントなど勉強することがとても大変でした。

しかし、ICUから病棟に戻るとそのアセスメントが学びとなり自分の看護に活かせていることに気づくことができました。大変な部署ではありますが、やりがいもあります。ぜひ学びたい、ICUで経験を積みたいという方にはお勧めします。

キャリアコンサルタント

なかなか知る機会の少ない「ICU看護師」の仕事内容、参考になりましたね。

ICU看護師として転職を検討している方は、看護師専門の転職エージェントに一度相談してみましょう。業界や医療機関に精通し、内情をよく知る転職エージェントは以下の記事で紹介しています。

転職エージェントは選び方がとても重要なので、参考にしてください。

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