フリーランスの転職を成功に導く全知識・3つのケース別にプロが解説

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フリーランスから転職したいと考えています。そんなことは可能なんでしょうか?
キャリアコンサルタント
可能ですよ。人気の働き方であるフリーランスですが、転職を考えている人も増えてきています。
そうなんですね。正社員に戻りたいのですが何をすれば良いでしょうか?
キャリアコンサルタント
転職エージェントを活用して、転職の準備をしっかり行うことが必要です。この記事で具体的にご説明しますね。

働き方が見直されてきたことで、フリーランスで働く人も増えてきています。会社に捉われず自分らしい働き方の1つとされています。

ただ、フリーランスで働く人が増えている反面、フリーランスから転職したいと考えている人も増えてきています。

フリーランスが転職するとはどのような状況なのでしょうか。また、転職する場合何を意識すると良いのでしょうか。

フリーランスの転職について、ITコンサルタントとしてキャリアプラン作成指導などを行ってきた筆者が解説していきます。

【2019年4月:最新情報】

4月は転職する最高のタイミングです。多くの企業では、事業年度が始まる前の2-3月に新規採用を行い、新卒の配置が決まった4月から補強のために中途採用を行います。当然、ライバルとなる転職志望者も急増します。他のライバルに先を越されぬよう、早急に準備をしましょう。

  1. このページを参考に、複数の転職エージェント(『doda』『マイナビエージェント』『リクルートエージェント』など)に無料登録する
  2. 各エージェントから連絡が来たら、自分の転職意欲をアピールし、各エージェント側のサポート優先度を上げる。
  3. 担当者の質・自分との相性が最も良かった転職エージェントを本命とし、本格的な転職サポートを受ける。

【ご注意】4月は転職志望者が多く、転職エージェントの繁忙期にあたります。そのため、転職活動へ積極的な人ほど優先的にサポートを受けられます。転職エージェントには、「すぐにでも転職したい」としっかり伝え、優先的にサポートを受けられるようにしておきましょう。

フリーランスの転職には3つのパターンがある!それぞれのメリットデメリットは?

フリーランスが転職するとはどういう意味なのでしょうか。転職という言葉は無縁だと思われるかもしれません。

ここではフリーランスの転職パターンと、メリットデメリットを紹介していきます。

フリーランスを辞めて会社員に戻る

基本的にはフリーランスを辞めて会社員に戻ることを「転職する」と定義しています。会社員時代に勤務先を変更する転職とは意味が少し異なります。

人によっては会社員を経験してないかもしれません。そのため、フリーランスから会社員に転身すること全般を転職するとも定義できます。

フリーランスから会社員に転職した場合のメリットとデメリットを列挙すると以下の通りです。

  • メリット:仕事が安定して得られるようになる。また、収入面もそのまま安定する。
  • デメリット:会社の一員となるため、頑張りがある程度しか収入に反映されなくなる。

会社員へそのまま転職することで、収入が安定することは言うまでもありません。会社から毎月安定して給料が支払われます。

ただ、会社の一員ですので頑張っても、収入に反映される金額は少なくなるデメリットもあります。収入面では転職することでデメリットが生まれる可能性もあります。

最近はフリーランスで活躍する人も増えてきています。その反面でフリーランスを辞め会社員で働くことを求める人も増えてきています。

あえてフリーランスを挟む

人によってはあえてフリーランスをキャリアに挟んでいる人もいます。元々転職したかったタイミングで思うような求人が無かったパターンです。

無理やりにでも会社員を続ける方法も選択肢にはあります。しかし、そのような選択肢を取るのではなく、一旦フリーランスになって転職のタイミングを見極めるものです。

フリーランスを挟むような転職をした場合のメリットとデメリットは以下の通りです。

  • メリット:会社員時代には経験しない法律面の経験なども積める・自分の市場価値が見えやすくなる
  • デメリット:収入が不安定になりやすい・会社員に戻ることを前提とした立ち回りは難しい

フリーランスを挟むことで、自分が好きなことを長く仕事にすることが可能です。ただ、会社員に戻ることを前提に仕事を続けるのは難しい側面もあります。

特に、フリーランスである程度の仕事を持ってしまうと会社員には戻りにくくなってしまいます。顧客からの信頼を得ていると断れなくもなってしまいます。

会社員に戻る前提であれば、転職する際にはWワークが可能な企業を選択するなどの考慮が必要となってきます。

人によってはこの期間を「無職」だと受け取るかもしれません。それはやむを得ないことではありますが、あえてフリーランスを経験してから転職を成功させる選択肢もあります。

起業する

フリーランス「が」転職するということをご紹介しましたが、フリーランス「へ」転職するということも考えられます。

フリーランスとして起業するということです。自分らしい働き方を追い求めることが可能です。

起業することで会社員とは大きく異なった働き方ができます。自分のペースで仕事ができますし、好きな場所で仕事もできます。

起業することはメリットばかりと考えられていることもあります。実際にはどのようなメリットとデメリットがあるのかを列挙してみます。

  • メリット:自分のペースで自由に働けるようになる・売り上げがそのまま自分の会社に入ってくる
  • デメリット:誰にも管理されないためサボれば会社がつぶれてしまう

起業するためには「自分自身の管理」ができなければなりません。管理できない人はだらけてしまい、仕事が進まなくなってしまいます。

会社員であるということは管理されているということです。管理されることを嫌うかもしれませんが、管理されないと何もできない人がいるのも事実です。

フリーランスから会社員への転職を考える人が増える根底には、この「管理されない」ということが隠れているとも考えられます。

誰からも管理されない結果、思ったように仕事を進める気にもなれないのです。そして、収入も下がってしまい会社員への転職を再度考えることに繋がってしまいます。

フリーランスが転職したくなる理由3つ

フリーランスを辞めて転職しようと考える理由には何があるのでしょうか。筆者が見てきた限りではいくつかのパターンに分類されます。

多くの人が考えるフリーランスからの転職理由についてここでは例をご紹介します。

理由1:仕事がないから

フリーランスで働いていると高収入を得られることもあります。会社員時代には考えられない年収を稼いでいる人がいるのも事実です。

その反面で夢見てフリーランスになったものの、全く稼げずに転職を決意する人も少なくはありません。

フリーランスで高収入を得ることは簡単ではありません。案件と出会える人脈や本人のスキルなど様々な要因がかみ合うことで高収入に繋がります。

そのため、収入が不安定であることを理由に転職を決意する人は少なくありません。収入が無ければ生活が不安定になりフリーランスの活動にも支障が出ます。

収入面での不安を理由にフリーランスから会社員に転職する人が最も多い印象を受けます。

理由2:福利厚生が無いから

直接感じない年収とも言えるのが福利厚生に該当するものです。会社が色々な負担をしてくれていますので実は自己負担額が下がっています。

福利厚生には色々なものがありますが、通勤手当や家賃補助などが分かりやすいでしょう。これらは給料とは別に支給されるものです。

フリーランスになるとこれらの支払いは無くなってしまいます。そのため、同じ生活水準を保つためには今まで以上の年収を得なければなりません。

例えば家賃補助が毎月5万円支給されていたのであれば、年収が60万円以上は上昇しないと生活水準は下がってしまいます。

フリーランスに転進しても、なかなか福利厚生分を含めた年収アップを実現できない人もいます。結果、支出が多くなり生活水準が下がってしまいます。

そのことに嫌気が差してしまい、フリーランスからの転職を決断する人もいます。

理由3:会社員でも自由に働きやすくなった

ここ最近でフリーランスが転職する理由で増えているのが会社員でも特に苦にならないことが増えてきているというものです。

今まではフリーランスは自由であり、会社員は縛られているとの印象が強くありました。しかし、今では働き方改革などで会社員でも自由を得つつあります。

例えば、勤務時間に幅を持たせるフレックス制度が幅広く導入されています。また、在宅勤務などを認める企業も多くなってきました。

これらを踏まえると、フリーランスのメリットは今までよりも小さくなったと考えられます。会社員でもある程度自由な働き方を手に入れられるのです。

そうなると、フリーランスよりも転職して会社員となったほうが安定していると考えられます。会社員でもデメリットが少ないのです。

会社員でも働き方の幅が広がったことで、転職して安定と自由の両方を実現しようと考える人が増えています。

フリーランス転職で再就職は難しい?転職すべき人・そうでない人の特徴とは

フリーランスを続けるべきか転職するべきかは悩む人が多いでしょう。転職するべきか決めかねている人もいるはずです。

ここでは、フリーランスが転職するべきかどうかについて筆者が見てきた実体験からご説明します。

フリーランスを続けるべき理由

フリーランスを続けるべき理由には以下の理由が考えられます。

  • 高額な年収を得られるチャンスがある
  • 自分のやりたいことを仕事にできる
  • 幅広く活躍できるチャンスがある
  • スキルアップを目指せる

フリーランスは活躍できる場所が会社員よりも幅広いです。そのため、自分らしく働き続けたいと考えているのであれば転職するべきではないかもしれません。

ただ、上記でもご説明した通り現在では会社員に転職しても自分らしく働けることが多くなっています。昔ほど縛られていないのも事実です。

そのため、実質的には会社員では難しい年収を夢見て働き続けたいのであればフリーランスという選択肢を取るべきでしょう。

ただ、フリーランスで働き続けても高収入になる補償は無い点には注意が必要です。

転職し会社員になるべき理由

逆に会社員に転職した方が良い理由には以下の理由が考えられます。

  • 収入が安定する
  • ある程度はキャリアパスが見通せる
  • 社会的な信用力が高まる

転職することで総合的に安定した生活を送れるようになります。収入面でも安定しますし、会社員であることで社会的な信用力も高まります。

特にローンを組みたいなどと考えている場合、フリーランスよりも会社員の方が圧倒的に有利であると言われています。信用力にはそれだけ大きな違いがあるのです。

収入を含めて総合的に安定性を求めるのであれば、転職して会社員になったほうが良いでしょう。

フリーランスから転職する時の面接での注意点

フリーランスから転職したい場合にはいくつか注意しなければならないことがあります。注意を怠ってしまうと転職が失敗する可能性があります。

フリーランスから転職する人だからこそ意識しなければならないことを以下ではご説明します。

フリーランスからの転職理由がとても重要

転職で必ず問われるものが転職理由です。フリーランスから転職するのであれば深く問われる可能性は十分にあります。

この転職理由に関して後ろ向きな理由は悪印象を与えてしまう可能性があります。例えば以下のような理由です。

  • フリーランスは収入が不安定であるため
  • 仕事が受注できないため
  • キャリアアップが見えてこないため

仮に事実だとしても、これでは自分ひとりでは仕事ができない人と思われる可能性があります。採用を担当したことのある筆者でもそう感じてしまいます。

これら後ろ向きの理由は面接官から問われない限り転職の場では触れるべきではありません。問われた場合には答えるしかないでしょう。

基本的には転職先に対して前向きな理由を回答しなければなりません。フリーランスの経験を活かして、転職後には○○するというのが王道です。

面接官はフリーランスになったにも関わらず、会社員に転職してくることに非常に興味を持ちます。この興味に良い意味で応えられる用意が必要です。

キャリアプランについて考えておく

転職してからのキャリアプランについて考えておくことも大切です。フリーランスから転職するときはなおさら意識しておく必要があります。

面接官の中にはフリーランスに対して「成長していない人」との印象を持つ人がいます。スキル面での成長やキャリア面での成長に満足していると判断するのです。

ただ、実際にそのようなフリーランスはほぼ存在していません。日々成長しながらフリーランスは活躍の場を広げるものです。

そのことを踏まえ、転職時にはフリーランスの経験からどのようなキャリアを進めるかを考えておくことが大切です。

キャリアプランを考えておくことで、転職後にどのように活躍できるかの説得力が増します。面接で自分をよりアピールするためにも検討しておきましょう。

フリーランスの転職で利用したいエージェント・転職サイト3選

悩んだ結果、転職してフリーランスから会社員に戻りたいと考える人もいるでしょう。そのような人は転職エージェントを利用して転職することをおすすめします。

転職エージェントを利用することで、フリーランスで活躍した経験をしっかりと転職に活かすことが可能です。無駄の無い転職が実現できます。

ここではフリーランスからの転職に利用したい転職エージェントをご紹介します。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手とも言われる大手転職エージェントです。求人数は全国トップクラスで幅広い年代、キャリアに対応しており、全国各地で転職の相談をすることができます。

また、求人の90%が非公開求人となっていますので、好待遇な求人をチェックしたいという方には特におすすめです。

リクルートエージェントを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

29歳女性・サービス業
自分で企業に応募しているときは面接対策ができませんでした。エージェントで面接対策をしてもらい困った時の対処法も教えてもらいました。 
36歳女性・医療事務
転職前後のサポートをしてもらえるところ。自分の持っているスキルを生かせる、信頼できる企業を探せるところ。

など、特に面接などのサポートに対して評価する声が多数ありました。フリーランスは面接でのアピールが重要ですので、サポートを受けたい方は登録しておくとよいでしょう。

しかし、より幅広い求人をチェックするという意味でも他の転職エージェントと併用することをおすすめします。

doda

doda

大手人材会社、パーソルキャリアが運営する転職エージェントがdoda(デューダ)です。求人数は全国トップクラスで、非公開求人数も8~9割と非常に高い数値となっています。

さらにdodaでは、普段仕事などで忙しいという方向けに企業から直接オファーが届くサービスを実施しています。

キャリアに自信のある方であれば大手企業からのオファーが得られる場合もありますので、「まだ今の仕事を辞めていないため忙しい!」という方でも安心です。

dodaはサポート面での評価も高く、dodaを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

45歳男性・製造業
非公開やミドル向けの案件が多い。転職活動中のサポート、職務経歴書の添削指導や面接対策はかなりきめ細やかに対応してくれます。
23歳女性・エンジニア
メリットは企業に聞けないことも質問して代わりに聞いてくれたり会社が決まり2年は見てくれるので前の会社の話をして今も転職活動を手伝ってくれています。

など、特にサポート力に対して評価する声が多数ありました。フリーランスになり各企業への転職活動が不安な方は登録しておくとよいでしょう。

求人数、サポート力共に非常にバランスの取れたエージェントですので、迷っている方は登録しておくとよいでしょう。

JAC Recruitment

JACリクルートメント

JACリクルートメントはハイキャリア、専門職向けの転職エージェントです。特に外資系の求人に強く、全体として年収の高い会社の求人情報を紹介してくれます。

「とにかく年収アップをめざしたい」という方はもちろん、「実力はあるが、まだ若いので日系企業では評価されづらい」という方にもおすすめです。

また、専門知識のある求職者を対象としているエージェントとなっているため、各業界ごとに専門知識を持ったコンサルタントが多数在籍しています。

JACリクルートメントを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

30歳男性・研究職
求人の量は普通。求職者を担当している人が企業との交渉も行うことが利点の一つ。希望職種以外も紹介してもらえる。
40歳女性・アウトソーシング
希望条件に近い案件を、その案件の担当者が紹介してくれるので求人の質が高く、希望とかけ離れている求人を紹介されることはなかった。面接や書類対策も適格で役にたった。

など、求人の質、サポート面の両方で高評価となっていました。キャリアに自信のある方であれば登録しておくとよいでしょう。

フリーランス転職はエージェントの利用がおすすめ

フリーランスから転職するためには転職エージェントを利用することをおすすめします。総合的なサポートを無料で受けられます。

特にフリーランスからの転職は、採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。会社員で働けるのかを心配されるのです。

ただ、面接対策や応募書類の対策などを適切に進めることでよい印象に変えることは可能です。

転職エージェントを利用して、会社員に戻るための転職も安心して進められるようにしておきましょう。