病棟→クリニックへ転職。看護師業務の違いに衝撃を受けた私の体験談

現在病棟に勤務しています。夜勤のないクリニックへの転職を希望していますが、勤務したことがないのでイメージが湧きません。
私は、病棟に3年間勤めた後、クリニックへと転職しました。仕事内容ややりがい、唯一の後悔について紹介します。

結婚や出産を機に、夜勤のない職場へ転職を希望する看護師さんは多いですよね。私もそうでした。病棟勤務からクリニックへ転職した私が、勤務形態や業務内容について詳しく紹介します。

病棟では考えられない業務もあり、クリニックへ転職を希望している看護師さんには是非一度読んでいただければと思っています。

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私がクリニックへ転職した理由

現在、看護師は全国どこでも働き口があるといわれている程、需要のある国家資格です。確かに仕事の種類を選ばなければ仕事に困ることは無いし、福利厚生が整った職場など容易に受かります。

しかし、働き口が沢山あるからこそ、「隣の芝は青く見える」のように他の職場の条件が良く見えてきてしまうこともあると私は思うのです。

私は、総合病院の内科に3年間務めた後、結婚を機に夜勤のないクリニックへと転職しました。

総合病院時代は3交代制で休みという休みはなく、日勤が終わったら一旦帰り5~6時間休んだ後にまた出勤というハードスケジュールの繰り返しでした。

そんな日々が続いていたので、結婚後は日勤のみのクリニックだったら生活リズムも整うし休みもきっちりあるという安易な考えでクリニックへ転職しました。しかし、クリニックは病棟勤務とはまた違った大変さがありました。

クリニックと病棟での業務の違いとは?

まず、クリニックの看護師は看護師業務外でのやることがとても多く、病棟での業務とはまた違う責任業務があります。

クリニックの看護師がやるべき仕事内容をざっと挙げてみると、機器類の準備やメンテナンス・レントゲン補助・薬剤などの発注から管理・クリニック内の清掃や医師の身の回りの世話など大まかに挙げてみるとこのような感じです。

病棟時代は、処置や点滴など決まった時間に動ける上に患者も決まっているので、よほどのことがない限り看護師業務に集中することができます。

しかし、クリニックの看護師は看護師業務にプラスαで仕事があるため、全てを把握しながらオールマイティにこなす必要があるのです。

その中でも私が想定外だったことは、休日出勤で行う「クーラー掃除」など施設内に関する機器管理をしなければいけないことでした。総合病院だけでなく、中小企業の会社員でもクーラー掃除は業者に頼むことが基本だと思います。

しかし、クリニックほどの民間の小さな職場だと可能な範囲は職員でやっていく、経費の節約をすることはとても大事なことであり基本なのです。

その為、クリニックで働くには「職員である限り、職員として出来ることをすることは当たり前。看護師だからという考えは一切捨てる」という気持ちが必要だと私は思います。

それぐらいクリニックの看護師は枠を超えての業務が多いので、そつなくこなせる方がクリニックではやっていけるかと断言できます。

何より重要とも言えるのがコミュニケーション!

基本的に、病棟・クリニック関係なく看護師はコミュニケーション能力が備わっている方が多いです。というのも、看護師は【究極のサービス業】と呼ばれるほど、人との関わりを基本にやっていく仕事でもあるため、コミュニケーションを苦痛とする人は向いていない職業でもあります。

その中でも、クリニックというのは「患者が決まっていない」と病棟とは大きく違う部分があります。単純に言えば、看護師の言動だけでも「クリニックの評判」を落としかねないというネックな部分があるのです。

そのため、クリニックで働くならクリニックのイメージが崩れないようにしっかり業務をこなしていく必要があるのです。

またそれ以外にとても重要となってくるのが、クリニックでの立ち振る舞いです。クリニックは病棟勤務と違い、毎日同じスタッフで仕事をこなしています。

看護師だけでなく、医師をはじめ、医療事務や看護助手、薬局スタッフなど全ての職種と毎日一緒に働くので、コミュニケーション能力がとても重要になってきます。

一人でもやりづらい人ができてしまったら、周囲が気を遣い、職場の雰囲気が変わってしまうということもあるので、状況判断が早く気を遣える人がクリニックではやっていけると私は思います。

クリニックならではの魅力はコレ!

クリニックで働くメリットを大きく言えば、専門的に深くその分野に携われることです。病棟では決まった処置を繰り返し行いますが、クリニックだと薬剤や機器類など最新の情報を医師と共に勉強し、最先端の医療知識を得ることができます。

実際の例を挙げると、病棟では「インフルエンザの検査結果は発熱後24時間経過しないと判別できない」であったはずが、クリニックでは「発熱後3時間経過していれば判別できる」となっています。

つまり、総合病院と違ってクリニックは規模が小さい分、最先端のものを取り入れ活用していくのが早いということです。このように、病棟とはまた違って新たなる知識を深めていくことができるというのもクリニックの魅力だと私は思います。

クリニックに転職した唯一の後悔は‥

クリニックで働く上での利点を書いていきましたが、やはり私が少しばかり転職を後悔したのは、【給料面】です。福利厚生がしっかりしていた総合病院とは違い、個人クリニックとなると扱いはだいぶ落ちます。

まず、住居手当を出すクリニックはないと思ったほうが良いです。また、交通費や昇給などは極々少額で、ボーナスも満足いく額は当たり前貰えません。

また夜勤がない分、病棟時代と比較すると10万以上は給料に差が出たのも事実です。その上、税金面や社会保険料は去年の収入で請求がくる分少ない級力ではやっていけないので、落ち着くまでのしばらくの間は、貯金を切り崩して生活していたのが辛かったです。

今後の勉強として学んだことは、『転職する際は書面に残す』ことです。私は転職する際に、ナースの転職サイトを利用したのですが、こちらの担当者さんと話していた内容(主に給与面)と実際クリニックから支給された明細の内容と大幅に違っていたことがとても驚きました。

今後も働き続けることを考えると、ここで文句を言って居づらくなるのはイヤだし‥と考えてしまい、給与面の不満を掛け合うことが難しいのもクリニックならではと思いました。

看護師同士で集まると必ず聞かれるのは【給料面】【休みづらくないか】についてです。確かに病棟時代は、シフト外はいつでも動けるしお金には困らず自由なため、看護師仲間がクリニックを懸念するのもなんだか理解できました。

それでも私は病棟時代が本当に苦痛だったので、「ある程度のお金と休みが取れれば文句はない!」とばかり考えていました。だけど実際は、上記でも述べたように予想外なことがあるので、条件通りにはいかないのだと改めて実感しました。

一概にクリニックを批判するつもりはありませんが、一つ言えることは、【病院の常識をクリニックに持ってくるな】ということです。同じ看護師でも仕事内容はまるで違うので、立場を履き違えずに働くことがとても重要なのだと私は思います。

キャリアコンサルタント

病棟からクリニックへ転職した看護師さんの体験談、大変参考になりました。

こちらの看護師さんは、転職エージェントの話が実態と違っていた、という残念な出来事があったようです。看護師転職エージェントを使った看護師さんの中では、そういったクレームが絶えません。

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