5年間転職面接に同行し続けた転職のプロが教える「面接の事前準備」総まとめ

面接
キャリアコンサルタント
転職の面接でしどろもどろにならない”たった1つのポイント”とは何か知っていますか?
よくある質問と回答法をしっかり頭に入れていくことでしょうか。
キャリアコンサルタント
実は、それが一番危険な方法なんですよ。

【2019年4月:最新情報】

4月は転職する最高のタイミングです。多くの企業では、事業年度が始まる前の2-3月に新規採用を行い、新卒の配置が決まった4月から補強のために中途採用を行います。当然、ライバルとなる転職志望者も急増します。他のライバルに先を越されぬよう、早急に準備をしましょう。

  1. このページを参考に、複数の転職エージェント(『doda』『マイナビエージェント』『リクルートエージェント』など)に無料登録する
  2. 各エージェントから連絡が来たら、自分の転職意欲をアピールし、各エージェント側のサポート優先度を上げる。
  3. 担当者の質・自分との相性が最も良かった転職エージェントを本命とし、本格的な転職サポートを受ける。

【ご注意】4月は転職志望者が多く、転職エージェントの繁忙期にあたります。そのため、転職活動へ積極的な人ほど優先的にサポートを受けられます。転職エージェントには、「すぐにでも転職したい」としっかり伝え、優先的にサポートを受けられるようにしておきましょう。

転職面接に決まったパターンはない!準備方法を間違って大失敗した体験談

転職面接の流れや、よくある質問と回答を知っておくこと自体は間違いではありません。しかし、「質問と回答の丸暗記」をしていくと失敗する可能性が高まります。

私がまだキャリアコンサルタントになったばかりの時には、「面接対策」と称して、よくある質問にスムーズに答えられるよう、求職者に繰り返し練習をさせたものでした。その結果…

面接官がとても変わった人で、予想していなかった質問ばかりされて、結局しどろもどろになってしまいました。また、回答を覚えようとするあまり、「当日まで覚えていられなかったらどうしよう…」と過度に不安になってしまい、緊張して力を発揮できませんでした。

巷にあふれている「面接ノウハウ」は、転職面接の実態を知らずに書かれているケースが多いのです。

転職面接の「面接官」は、採用担当者だけではありません。現場の人間や管理職など、さまざまな人種がいます。私の場合は求職者の「面接同行」にこだわっていたため、よくある質問集だけでは乗り切れないことがよく分かっています。

例えば、先ほどの彼の「予想していなかった質問」とはこんなものでした。

  • 〇〇事業に興味はありますか?(応募した事業とは全く異なる事業)
  • どうしたら当社の〇〇という商品売上が2倍になると思いますか?
  • 当社は、〇〇事業に参入するべきだと思いますか?

いかがでしょうか。「よくある質問」の丸暗記”だけ”で挑むことが、いかに危険かおわかりいただけたのではないかと思います。

転職面接で「最も時間をかけるべき」たった1つのポイント

転職面接で「最も時間をかけるべき」こと、それは「相手を知る」ことです。

転職活動とは、自分自身を売り込むこと。つまり、「自分を買ってくれるお客様=企業」のことを知らずに、自分のPRポイントばかりまとめようとしても、魅力的に伝わらないでしょう。

以下の3つについて、徹底的に調べ上げることを、最初の目標にしましょう。

  1. 転職を希望する企業の基本情報・事業内容・展望・求める人材
  2. 転職を希望する業種・職種の特徴や展望
  3. 転職面接時に登場する面接官のプロフィール

ステップ1:「転職を希望する企業の基本情報・事業内容・展望・求める人材」について調べる

忙しすぎて、企業研究をする暇がありません…

転職活動をしている人は、在職中に行う場合がほとんどですよね。書類作成や企業への応募手続きに忙しすぎて、充分な企業研究ができていない人はとても多いです。

企業研究がしっかりできていれば、おのずと「自己分析」や「志望動機」も実のあるものになっていきます。当サイトでは、さまざまな人気企業を多角的に研究した記事を多数公開しています。

時間をかけずに、企業研究を万全にしたい方は是非お読みください。人気企業の記事多数!こちらからお読みいただけます。

最大限活用すべき口コミサイト

企業研究をする際には、「口コミサイト」の利用も必須です。企業の口コミサイトには、「キャリコネ」「転職会議」「Vorkers」など複数のサイトがあります。

それぞれの口コミサイトの違いについては、以下の記事で詳しくまとめたので参考にしてください。

ステップ2:「転職を希望する業種・職種の特徴や展望」について調べる

業界研究が苦手です。簡単にまとまっているサイトがあればいいのですが…

転職面接では、「この商品を売るにはどうしたらいいか?」のような質問をされることもよくあります。この手の質問は、志望動機などよりずっと重視されます。求職者が「使える人材」かどうか、一発でわかってしまうからです。

面接官に一目置かれるためには、本気で提案するぐらいのレベルで回答することが必須です。そのためには、転職を希望する業界のことは徹底的に調べ上げましょう。

業界の特徴や展望が一目でわかる記事はこちらです。希望する業界の記事には、目を通していただくことをおすすめします。

業界
IT社内SE海外転職
メーカーコンサル広告
金融会計・経理商社
事務職美容師ゲーム
アパレル介護公務員

転職でこれまでと違う業種に行きたい!という方は、次の記事もあわせてお読みください。

ステップ3:「転職面接時に登場する面接官のプロフィール」について調べる

そんなこと、どうやってわかるんですか?

転職面接時の面接官がどんな人か…そんなことを知る術はない、と思っていませんか?実は、面接前に知る方法があるんです。企業との繋がりが強い転職エージェントの場合は、面接前に面接官の情報を得ているケースがあります。

面接官のプロフィールを知っている場合と知らない場合では、事前準備のレベルに大きな差が生まれます。私が以前に担当した求職者の方は、こんなことを話していました。

転職エージェントのキャリアコンサルタントの方から、「面接官は元々経理から事業本部長に抜擢された人だ」ということを教えてもらっていました。そのため、企業の主要な指標についてしっかり予習してから面接に挑んだところ、議論が盛り上がり見事内定を獲得しました。

面接突破率を高めるには、企業とのつながりが強い転職エージェントへの登録が必須です。こちらの記事を参考に、「サポート力が強い」とされている2社には、登録しておくことをおすすめします。

転職面接前に、必ず頭に叩き込んでいくべきこと

先ほどの章では、面接の本質について触れましたが、「本質的ではないのに、準備しておかないと落とされる」こともあります。

それが「マナー」です。どんなに優秀な人でも、マナーが悪ければ面接官は話を聞く気も起こりません。どんなに良いことを言っていても、「何かの受け売りか」と思われておしまいでしょう。

「信頼できる、優秀な人だ」と思われるためには、マナーを頭に叩き込んでおくことが重要です。あなたのマナーは、受付の時からすでに見られています。

マナーで失敗したくない方は、キャリアコンサルタントが執筆した以下の2つの記事は必ず目を通してください。

総仕上げ!転職面接の「緊張を和らげてパフォーマンスを上げる」コツ

面接で緊張しすぎて、うまく話せませんでした…

どんなに完璧に準備をしても、いざその場になると緊張して全然話せなくなる、という方は非常に多いです。よくあることなので、「私はあがり症だから…」と決めつける必要はありません。

緊張するかしないかは、性格というよりも「どれだけ準備を入念にしたか」が大きく影響します。「これだけやったんだから、あとは運を天に任せるしかない」という状態まで持っていくことが理想です。

記事の冒頭で「質問と回答の丸暗記」”だけ”で挑むのは危険、と書きましたが、転職を希望する企業や業界について深く知ったうえで「よくある質問」に目を通し、「自分だったらこう答える」とシミュレーションすることは非常に有効です。

面接のプロセスごとに、よくある質問をまとめました。面接対策の仕上げとして、是非お読みください。

最後に、この記事でお話した「面接対策」の3つのポイントを再度まとめておきます。

  1. 相手=企業・業界 を知ること
  2. 面接マナーをマスターすること
  3. よくある質問への回答シミュレーションをすること

表面的な面接ノウハウに惑わされず、ここで紹介した記事をしっかり読んでいただくことで、面接官が即採用したくなるアピール力を身に付けてください。