転職面接の基本マナーは絶対に押さえよう!【コンサルタントが解説】

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転職の面接時って、どんなことに気を付けたらいいですか?ドアの閉め方や座る場所などのマナーが知りたいです。
キャリアコンサルタント
転職面接のときのマナーは、合否を左右するほど重要です。今日は、受付時から退室時まで、プロセスごとにマナーを詳しく解説していきます。
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合わせて、正しい敬語の使い方もおさらいしておきましょう。

よし、いよいよ面接だ・・・書類選考を通過してようやく自分を直接アピールできる機会がやってきて、自己PRや志望動機をどう言おうか考えることでしょう。でもその伝え方と同じくらい大事なことがあります。

それは、面接におけるマナーです。マナーは相手に敬意を表すためのものです。

基本の面接マナーを押さえるとともに、「受かる」ための面接マナーを紹介します。受付・入室・面接中・退室までの流れで押さえるべきポイントも徹底解説していきます。

この記事を読んでわかること

【2019年4月:最新情報】

4月は転職する最高のタイミングです。多くの企業では、事業年度が始まる前の2-3月に新規採用を行い、新卒の配置が決まった4月から補強のために中途採用を行います。当然、ライバルとなる転職志望者も急増します。他のライバルに先を越されぬよう、早急に準備をしましょう。

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  2. 各エージェントから連絡が来たら、自分の転職意欲をアピールし、各エージェント側のサポート優先度を上げる。
  3. 担当者の質・自分との相性が最も良かった転職エージェントを本命とし、本格的な転職サポートを受ける。

【ご注意】4月は転職志望者が多く、転職エージェントの繁忙期にあたります。そのため、転職活動へ積極的な人ほど優先的にサポートを受けられます。転職エージェントには、「すぐにでも転職したい」としっかり伝え、優先的にサポートを受けられるようにしておきましょう。

絶対にやってはいけない転職面接のNGマナー

いくら自己PRや志望動機をしっかり言えても、その前提となるマナーを押さえておかないと、社会人としての資質を疑われるます。あなたの面接マナーは大丈夫かチェックしていきましょう。

① 面接時間に遅れるまたは早く着きすぎる

時間を守ることは、社会人において非常に大切なことです。

面接に関わる人たちは通常業務があるにも関わらず、わざわざあなたのために時間を割いています。

そのことを念頭に置いて、いろいろな状況を予測して早め早めの行動が大切です。

ただ早く着きすぎてもいけません

大体15分前を目安に面接会場(会社)に着くのが良いでしょう。

1時間ぐらい前に着いたら、近くのカフェか公園で待って心を落ち着かせましょう。

決してあってはいけませんが、もし遅刻する場合は、会社に遅れる旨を伝えるのが義務です。

無断で遅れることは決してやってはいけません

面接でいくら良いことを言っても、遅刻してしまうと落ちる可能性が格段に上がります。

② 人の話を聞かない

これはコミュニケーション能力が問われるところです。

緊張してしまい、一方的に話をする、質問を遮る、面接官が質問した内容と違う回答をするなどこういう失敗をする人は少なくありません。

落ち着いて、面接官の言ったことをしっかり聞き取った上で答えましょう。

会話はキャッチボールという例えがありますが、まさにそれで、相手の言葉(ボール)をしっかり自分が受け取ってから、自分が相手に届くように言葉(ボール)を投げることが大切です。

あなたの本心でかつ気持ちの入った言葉が相手の心に響きます。

③ 目を見て話さない

これも緊張してしまい、なかなか人の目を見て話せないという人がいます。

目を見て話すというのは、対話する中で当たり前のことです。

初対面で緊張しているとはいえ、これから社会人生活を送るうえで、初めて会って話をする機会は幾度となく訪れます。

面接官はそういう状況を想定した上で、面接中のあなたを判断します。

面接は、試される場ではありますが、自分自身も会社の人との相性や雰囲気を確かめる場でもあります。

特に緊張しやすい人は、自分も会社を見ているという視野を持つと少し心が落ち着くかもしれません。

④ 日本語を上手く使えていない(敬語を使えていない)

若者の間では、ラインやメールの文化が定着しているので、昔に比べると正しい日本語を使用する機会は少なくなってきています。

特に、敬語は目上の人や初対面の人と話す際は、非常に大切です。

ある程度社会人経験を積んでいる人なら、基本の敬語の使い方は理解しているでしょう。

しかし、意外に間違った使い方をしている人もいるので、この際におさらいしてみましょう。

後で、正しい敬語の使い方を紹介していくので参考にしてみてください。

到着時のマナー4選

まずは、面接会場に到着したときのマナー4選をご紹介します。

集合時間15分前には会場に着いているようにする

会場には、集合時間15分前には着いているようにしましょう。

最初にもお伝えしましたが、到着時間は早すぎても、遅すぎてもいけません

最も適当な時間(15分前くらい)に着くようにしましょう。

携帯電話は電源を切っておく

会場に着いた段階で、携帯電話の電源は切っておくようにしましょう。

会社に入った段階で、面接は始まっていると言っても過言ではありません。

電源の切り忘れなどを防ぐためにも、到着と同時に切っておくようにしましょう。

身だしなみをチェックする

会社に入る前に、身だしなみのチェックを行いましょう。

髪型や服装、持ち物やかばん、靴など、きちんとしているかしっかり確認します。

(冬)コートは脱いでから会社に入る

夏場の場合は汗を拭ってから冬場の場合はコートは脱いでから会社に入るようにしましょう。

脱いだコートは、かばんを持っている方の手に掛けます。

受付時のマナー3選

続いて、受付時のマナー3選をご紹介します。

受付は面接開始の10分前に行う

受付は、面接開始の10分前に行いましょう

こちらも、到着時間と同様、早すぎても遅すぎてもいけません

最も適切な時間に受付をするようにしましょう。

提出書類はかばんから出しておき、スムーズに受付できるようにしておく

受付で提出書類を出す予定の人は、スムーズに受付できるように、かばんから出しておきましょう。

クリアファイルに入れておくと、良い状態で渡すことができます。

受付の人に対してもはっきり・大きな声で挨拶をする

受付の人に提出書類を渡すときも、はっきり・大きな声で渡すようにしましょう。

「〇時からの面接に参りました○○です。履歴書と職務経歴書でございます。よろしくお願い致します。」と言って、両手で渡しましょう。

待機時のマナー2選

続いて、待機時のマナー2選をご紹介します。

スマホをいじったり、音楽を聴いたりしないようにする

待機している時は、スマホをいじったり、音楽を聴いたりしないようにしましょう。

到着の段階で電源は切るべきですが、切り忘れていた場合は、ここでしっかりと切りましょう。

案内をしてくれる人に対してもきちんとはっきり・大きな声で対応する

面接の順番がやってきて、面接室まで案内をしてくれる人がいたら、その人に対してもきちんと挨拶しましょう。

入室時のマナー3選

続いて、入室時のマナー3選をご紹介します。

ノックを「3回」してから入室する

  1. ノックを3回して応答がある場合は、そのまま部屋に入ります。
  2. もし応答がなければもう一度ノックを3回してそれでもなければ「失礼致します」と言って、中へ入ります。
  3. 扉を閉める際は、扉の方向を向いて静かに閉めます。
    面接官にお尻を向けてもマナー違反にはなりません。
    扉を後ろ手で閉めるのがマナー違反となります。

お辞儀をして、はっきり・大きな声で話す

  1. まず深くお辞儀をします。
  2. 相手に届く声の大きさでハキハキと「本日は面接のお時間を頂き、ありがとうございます。○○と申します。よろしくお願い致します」と伝えます。
  3. もし、面接官がいない場合は、席の所へ移動し座って待っていましょう。

かばん等は足元に置き、面接官から指示があるまで座らない

  1. 席の左側に移動します。
  2. もう一度「よろしくお願い致します」と言い、面接官に「どうぞ」と言われたら、「失礼致します」と言って一礼してから座るようにします。
  3. かばんは椅子の横に(地面)に置きましょう。
  4. コートがある場合は、椅子の下もしくは、背もたれに二つ折りにした状態でかけます。
  5. もし、面接官が後から入室してきた場合、立ち上がり一礼します。面接官が席に着いたら「本日は面接のお時間を頂き、ありがとうございます。○○と申します。よろしくお願い致します」と伝えます。

基本はこうですが、グループ面接など例外もあるので、臨機応変に対応しましょう。

面接中のマナー3選

続いて、面接中のマナー3選をご紹介します。

応募書類を渡す場合は「よろしくお願い致します」と言って渡す

受付で出していない人は面接のはじめに、応募書類を面接官に渡します。

封筒から出してクリアファイルのまま「よろしくお願い致します」と言って渡します。(面接官の対応に従いましょう)

名刺を渡されたら丁寧に受け取る

「頂戴します」と両手で受け取りましょう。現職中の人は、今現在の名刺を渡す必要はありません。

名刺は向かって左側に置いておきましょう。面接官が複数いる場合は、自分で見てわかるように席の順番に並べて置きます。

メモを取れるようにノートとペンを出しておく

後で質問しやすいように、わからなかった点やもっと知りたい点などを書いておきましょう。あまり書くことに集中しすぎず、話を聞くことを最優先にしましょう。

~面接中に特に気を付けること~

目線

面接官の目を見て話します。複数いる場合は、質問をしてきた人を中心に、他の人にも少し目線を配りながら話をすると良いでしょう。

ただ凝視すると威圧感を感じさせてしまうので、眉間や鼻にも目線を合わせることも意識してください。

姿勢

背もたれに付けてはいけません。まっすぐ背筋を伸ばしましょう。

手の位置

男性は、軽く握りこぶしをつくり太ももの中央に置きましょう。女性は、指先を伸ばして重ねて、太ももの中央に置きましょう。

足の位置

男性は、両ひざを軽く開くようにしましょう。女性は、しっかり両ひざを閉じて足を揃えておきましょう。

話し方

正しい敬語を使うことは当然ですが、語尾を伸ばしたり自信がないからといって、語尾を聞こえないくらいの小さな声で話してしまうのはもったいないです。

良いことを言っていても、話し方次第で評価が下がります。

「~です」「~と思います」と語尾を強く言い切ることが大切です。

退室時のマナー4選

最後に、退室時のマナー4選についてご紹介します。

面接が終わったら、準備をして、きちんとお礼を言う

名刺やノートなどをかばんにしまい、しっかりチャックをしましょう

立ち上がり、コートがある場合は、手に持ち「本日は貴重なお時間を頂き、ありがとうございました」とお礼を伝えてから一礼します。

最後にお礼を言うことによって、あなたの印象はぐっと良くなります。

扉のところで「失礼致します」と言い、深くお辞儀をする

最後に「失礼致します」と言い、深くお辞儀をしてから扉を開けましょう。

扉は両手で閉める

面接官にお尻を向けて構いませんので、扉の方向を向いて開けます。

開いて出る時にもう一度面接官の方を向き、軽く礼をして両手で閉めます

この時、大きな音が出ないように静かに閉めます

会社の人がエレベーターまで送ってくれたら、きちんとお辞儀をする

後ろから付いていき、対応に従いましょう。エレベーターが開いたら、乗る前に「こちらで失礼致します。ありがとうございました」と伝えましょう。

乗ってから、扉が閉まる際にお辞儀をしておくと良い印象を残すことができます。

敬語の使い方集

普段何気なく使用している敬語を一度見直してみましょう。もしかしたら間違いに気付くこともあるかもしれません。

正しい敬語の使い方をすれば、あなたの社会人としての評価はぐっと上がります。

会社側の「即戦力が欲しい」というのは、「売り上げを上げてくれる人」以外にも「社会人としてのマナーが出来ていて今すぐ取引先に行っても何も問題がない人」という希望も込められています。その都度、敬語の使い方を教えている暇などないので、正しい敬語を使っている人の方が印象が良くなります。

敬語には、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。面接や問い合わせでよく使うものとして、次の敬語の使い方は頭に入れておくと良いでしょう。

またよく使ってしまいがちな言葉遣いNG集も載せているので参考にしてください。

敬語の種類3パターン

尊敬語

「相手を立てて敬う時」に使用します。目上の人の行動に敬意を表す場合です。

  1. 【言う】・・・おっしゃる/言われる/お話くださる
  2. 【聞く】・・・お聞きになる/聞かれる
  3. 【見る】・・・ご覧になる/見られる

謙譲語

「自分を下げる時」に使用します。自分が主語になる場合です。

  1. 【言う】・・・参る
  2. 【聞く】・・・うかがう/拝聴する/お聞きする
  3. 【見る】・・・拝見する

丁寧語

語尾に「です・ます」を付けたものです。

  1. 【言う】・・・言います
  2. 【聞く】・・・聞きます
  3. 【見る】・・・見ます

【NG集】~返事・相槌編~

NG①了解です・OKです

正解・・・「承知しました」「かしこまりました」

NG②なるほど

正解・・・「そうですね」「ごもっともです」「「おっしゃる通りです」「そうでしたか」「はい」

NG1③大丈夫です

正解・・・「結構です」「問題ありません」「お願い致します」

【NG集】~二重敬語(過剰敬語)編~

相手に失礼がないよう丁寧に接するように気を遣い過ぎた結果、過剰な敬語を使っている人は意外に多くいます。あなたは間違って使っていないかチェックしましょう。

NG①伺わさせていただきます

正解・・・「伺います」

NG②おっしゃられる

正解・・・「おっしゃる」

NG③ご覧になられる

正解・・・「ご覧になる」

NG④お越しになられる

正解・・・「お越しになる」

【NG集】「~させていただきます」の間違った使い方

使わなくて良い場面でも、使っている人が多くいます。そこまで失礼にはあたりませんが、年代によっては気にする人はいるので注意が必要です。

NG①仕事を頑張ら(さ)せていただきます。

正解・・・「仕事を頑張ります。」

NG②資料を読まさせていただきます。

正解・・・「資料を読ませていただきます。」

NG③明日中にご連絡させていただきます。

正解・・・「明日中にご連絡いたします。」

~番外編NG~

「やらして」「読まして」「急がして」と「せ」を「し」に変えて使う人も最近多いです。これは良くありません。

「やらせて」「読ませて」「急がせて」が正解です。細かいですが、面接官はしっかり聞いているので、注意しましょう。

転職面接のマナーは合否に関わる!しっかり確認して完璧にしよう

これだけは絶対に守ろう
  • あいさつ
  • 態度や仕草
  • 口調
  • 表情
  • 身だしなみ

面接では、伝え方や姿勢、言葉遣いや身だしなみなどもあなたという人を表現する一部になります。

特に、営業職や接客業の場合、「見られている」意識をしっかり持っているかという点で厳しくチェックされます。

適切な面接マナーを身につけて、社会人スキルが高くできる人だという良い印象を残しましょう!