職務経歴書と履歴書の違いは?しっかり理解して転職成功率UP!

職務経歴書と履歴書って、何か違いはあるんですか?同じように見えるんですが…。
確かに、それほど内容的には変わらないのではないかと思う人も多いですよね。

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ですが、全くの別物です。

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そうなんですか!?一体どんな違いがあるんですか?
はい。この記事でその違いについてまとめていますよ。まずはその違いを正しく理解するところから始めましょう。

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転職活動に必要不可欠な職務経歴書と履歴書、どちらもそれほど内容的には変わらないんじゃないかと思う人も多いかもしれません。

しかし、職務経歴書と履歴書に目を通すことから採用をスタートさせる企業の採用担当者にとってはどちらも重要で、それぞれの書類に目を通す目的が違います。

書類選考の段階で不採用となってしまわないためにも、職務経歴書と履歴書の持つ意味と目的を理解した上で作成していくことが大切です。そのためには、職務経歴書と履歴書の違いを正しく理解するところから始めてみましょう。

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職務経歴書と履歴書の違いと役割

転職活動を行う場合、一般的には職務経歴書と履歴書の2種類の書類提出は当たり前のこととなっていますが、まずは職務経歴書と履歴書の違いを正しく理解してみましょう。

正しく理解したうえで、それぞれの役割や、正しい書き方などについて説明していきたいと思います。

職務経歴書と履歴書の違いは?

職務経歴書と履歴書の一番の違いは、採用担当者が応募者についての情報を得る目的です。基本的には、職務経歴書は応募者を選抜する書類選考に使用され、履歴書は内定後に社内で保管するために使用されます。

採用担当者はまず、履歴書に目を通します。履歴書はある程度記載内容がフォーマット化されているので、採用担当者が知りたいと思う情報を的確に知ることが可能となります。

その後、職務経歴書に目を通すのですが、職務経歴書は履歴書とは違って決められた形式というものがありません。そのため、職務経歴書の書き方や内容などから、応募者の人となりをある程度知ることが可能です。

このように職務経歴書と履歴書を作成する応募者にとっては、同じような内容のものを書かなくてはいけないと面倒に思うかもしれませんが、採用担当者にとっては、それぞれが別物で採用する場合にとても重要な情報源となるのです。

職務経歴書と履歴書のそれぞれの役割とは?

職務経歴書と履歴書はそれぞれ使用する目的が違うということがわかりました。ここからは職務経歴書と履歴書のそれぞれの役割についてもう少し細かく説明していきたいと思います。

職務経歴書の役割とは

採用担当者が選考の際に一番利用する職務経歴書は、応募者にとってはこれまでどのような仕事に携わり経験を積んできたのかということを表現し、これからどのような能力を発揮し応募先の企業へ貢献することができるかどうかをアピールし、採用担当者が確認するための役割を持っています。

職務経歴書は、A4サイズの用紙に1枚~2枚使用するのが理想です。記載内容は、これまでの職歴や業務内容、入社後に活かせる知識やスキルをわかりやすく簡潔に記載していきます。

一般的に記載するべき内容は、

  • 職務経歴書を記載した日付
  • 氏名
  • 職歴(会社概要)
  • 自己PR

となっていますが、履歴書への記載内容との兼ね合いで、

  • 現住所
  • 電話番号(連絡先)
  • 保有している免許もしくは資格
  • 志望動機
  • 入社後活かすことのできる経験や知識
  • 転職の理由

など、履歴書には記載しきれない情報を職務経歴書に盛り込みます。

採用担当者は、職務経歴書を見て応募者の人柄や入社後のやる気、仕事に対する姿勢を感じ取りたいという思いでいますので、入社したい思いや仕事に対するやる気などを遠慮せずにアピールすることが大切です。

履歴書の役割とは

履歴書は、応募担当者の年齢や居住地、職歴や取得している資格などのプロフィールを確認することができる役割を持っています。一般的なフォーマットが存在しているので、そのフォーマットに従って記載していくこととなります。

必ず記入する項目は、

  • 履歴書を記載した日付
  • 顔写真
  • 氏名
  • 生年月日
  • 現住所
  • 電話番号(連絡先)
  • 学歴
  • 職歴
  • 保有している免許及び資格

履歴書のフォーマットによっては記載が必要となる項目は、

  • 志望動機
  • 自己PR
  • 趣味・特技
  • 健康状態
  • 通勤時間
  • 配偶者、扶養家族の有無
  • 本人希望欄(勤務時間や休日希望など)

となっています。履歴書は採用担当者がまず最初に目を通す書類なので、丁寧な文字でしっかり書くようにしましょう。

職務経歴書と履歴書をどう使い分けるのがベスト?

職務経歴書と履歴書は、どちらかに力を入れて作成すればよいというものではありません。それぞれの役割を最大限に活かすことができるように作り上げることが大切となります。

基本的な記載方法はどちらにもありますが、自分のこれまでの職務経験や応募先の企業の職種などによってありきたりのものを作るのではなくひと工夫することで、よりわかりやすく伝えやすい職務経歴書と履歴書を作ることができます。

より具体的な例をいくつか挙げて職務経歴書と履歴書のベストな使い分けを行ってみましょう。

これまでの職務経験と自己PRの程よいバランスで作成する

履歴書の形式を選ぶときに、志望動機と自己PR の書けるものを選択。

  • 履歴書では、志望動機に力を入れ、応募に対する意欲を記載
  • 職務経歴書では、自己PRに力を入れ、アピールできる部分をしっかり記載

この他にも、職務経歴書には業務経験や入社後に活用できる知識や技術などにも触れ、職務経歴書と履歴書の両方のバランスを考えて作成し、採用となった。

業務経験は多いものの転職回数が多いことをメリットに変換して作成する

転職回数が多いことから職歴が多いため、履歴書には学歴や職歴のスペースが多い履歴書を選択。履歴書には、基本的な内容にプラスして、志望動機、自己PRを記載。

職務経歴書には、これまでの業務経験を詳しくまとめ、転職回数が多いというデメリットな部分は、なぜ転職したのかの理由についても記入し、一貫性のあるものを作成。

さらにこの経験が入社後、活かすことのできるものとなっていることをアピールするように作成したことにより転職回数が多いというデメリットをメリットにすることで無事に入社することができた。

語学留学の経験を職務経歴書に記載、職歴がないという部分をデメリットにならないように作成

卒業後に語学留学をしたために職務経験がない状態での就職活動となった場合は、勤務経験がないことから学生時代のアルバイトなどの経験を記載。語学留学の目的とその際の経験などを伝えることに。

自己PRの欄には、資格取得を目指していることを具体的に記入したうえで、入社後に活かせるアピールポイントを記載。

履歴書には、学歴欄に卒業後の進路として語学留学と記入し、免許・資格の欄には語学力の目安となるTOEICのスコアを記入し、卒業後就職しなかった理由をよりわかりやすく明確にすることを意識して作り、採用となった。

重複してしまう職歴は省略してもいい?どちらを省略?

職務経歴書と履歴書を書いていると、職歴などまったく同じ内容のものを書かなくてはいけないのだろうかという思いにかられることもあると思います。

実は、職歴など重複してしまう内容のものは、どちらかに記載すればよいのです。

例えば、職歴に関して詳しく記載しようと思った場合は、履歴書の職歴の欄に

  • 詳細は別紙に記載
  • 職務経歴につきましては、別紙に記載しています。

という風に書くことで、職務経歴書、履歴書ともに見やすいものに仕上げることができます。職歴は、実際に書類に目を通す採用担当者の立場に立って、読みやすく理解しやすいものを作ることを意識しましょう。

職歴を時系列で記載するだけではなく、そこでどのような経験をし、どのようなスキルを身に着けることができたのか、またその経験がこれからどう活かすことができるのかを記載するとインパクトを与えやすくなります。

志望動機はどちらにも記載するべき?

職歴と同様、志望動機を記載する欄が職務経歴書、履歴書ともにある場合、どちらかに書いていればいいのでは?と思うかもしれません。

しかし志望動機は、職務経歴書、履歴書ともにしっかり記載することが書類選考通過のためにはとても重要です。なぜ、志望動機を2つの書類に記載する必要があるのでしょうか。その理由は大きく3つあります。

書類選考はあくまでも職務経歴書で行われる

採用のための第一段階である書類選考は、履歴書だけではなく職務経歴書をメインにチェックして行います。そのため、職務経歴書にこそ志望動機はきっちり書くことが大切です。

転職エージェントを利用した場合の推薦文に活用される

転職エージェントを利用して転職活動を行った場合、担当となるコンサルタントは採用担当者へ向けての推薦文というものが提出されます。

この時に書かれる推薦文の参考となるのが、職務経歴書でそこに志望動機をきっちり書かれていることで、採用に有利となる紹介文を書いてもらえるようになります。

面接の席でより有利に進めることが可能になる

書類選考に通過すると面接が行われます。実は、志望動機は、履歴書だけではなく職務経歴書にもしっかり記載することで、面接がスムーズに進むことができます。

面接を有利にするポイントは、志望動機を書く時に、面接で聞いてほしい自分のアピールポイントを盛り込むのです。そうすることで採用担当者からのイメージを高めることができます。

パートやアルバイトの応募に職務経歴書と履歴書は必要?

パートやアルバイトの応募でも履歴書の用意は必要です。しかし、職務経歴書は応募する企業によって違いがあります。

これまでの職歴などの経験を知りたいという企業の場合は、職務経歴書の提出を求められることがあるので、応募の際に確認したうえで、用意するようにしましょう。

特に、経験者優遇となっている求人に応募する場合、職務経歴書の提出を求められることが多いです。

職務経歴書と履歴書の違い | 採用担当者の見るポイントをチェック

職務経歴書と履歴書の違いについて理解したところで、採用試験に応募すると企業の採用担当者はどのポイントに重点を置いて選考するのか気になります。

そこで、採用担当者が職務経歴書と履歴書をそれぞれ見てどの点に着目するのかを説明していきますので、自分が採用担当者だったらということを想定して、自分が作成した職務経歴書と履歴書を審査みてみましょう。

採用担当者が職務経歴書を見るポイント

採用担当者が職務経歴書を見るポイントは、応募者の人柄や仕事に対するやる気、即戦力となる人材かどうかなど様々な視点で実際に入社した時の姿をイメージできるか、またその後の仕事ぶりをイメージすることができるかどうかです。

そのポイントとして多くの企業が着目している部分は、

  • 求めているスキルなど実務となった場合にその能力が満たされているかどうか
  • 仕事そのものに意欲を持って取り組もうと思っているかどうか
  • 自分自身の能力や強みを正しく理解できているかどうか
  • 記載内容に嘘はないかどうか
  • 転職したいという目的が理解できるものかどうか

などで、職務経歴書の内容からより具体的に応募者とはどういう人なのかを見ているので、どういう経験をしてどういうことを感じて仕事をしてきたのかということが伝わる職務経歴書を作ることが大切です。

採用担当者が履歴書を見るポイント

採用担当者が履歴書を見るポイントは、応募者の細かい情報と企業がマッチしているかどうかなど、基本的な部分を見ていきます。

例えば、

  • 丁寧な字で気持ちを込めて書いているか
  • 居住地が通勤可能な場所かどうか
  • 学歴や職歴がマッチしているかどうか
  • 転職回数の確認
  • 入社したいという気持ちが強いかどうか
  • 給与や勤務時間、休日など希望条件と求人内容にマッチしているかどうか

など、応募条件と応募者の状況にミスマッチがないかどうかを中心に採用担当者は見ています。転職に成功しても条件などのミスマッチからすぐやめることがないように、嘘を記載することなく丁寧な履歴書作りをすることが大切です。

職務経歴書と履歴書の違いを押さえて、受かる書類作成を

職務経歴書と履歴書の違いは、そもそも採用する企業側の利用方法の違いということがわかりました。応募者にとっては、同じような内容のものをなぜ書かなくてはいけないのだろうという風に思うかもしれませんが、それぞれきちんと意味があるのです。

履歴書さえしっかり書いていればいいという思いでいた人も多いと思いますが、希望する企業への転職を成功させるためには、履歴書はもちろんですが職務経歴書こそオリジナリティを出しつつしっかりと作りこむことが大切です。

職務経歴書と履歴書のふたつの意味と違いを正しく理解し、もし自分が採用担当者ならという思いで作成してみましょう。

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