休職中に転職活動はしない方がいい?応募先企業にはどのように伝える?

現在休職中なのですが、転職活動はしても大丈夫なのでしょうか?
休職中の場合は、転職活動はおすすめできません。ですが、自分のキャリアなどを考えたときに、今しかないのであれば行うべきでしょう。

キャリアコンサルタント

休職をしている間に転職活動を進めることは、避けた方がいいことなのでしょうか。それは、どうしてなのでしょうか。

また、もしも、それでも転職活動をしようと決意した場合、応募先企業には休職中であることをどのように伝えればいいのでしょうか。

休職中に転職活動を進めようとする時に気になる、これらの疑問について解説します。

ちなみにここでいう「休職」とは、会社都合の休職は含みません。また、主に精神疾患での休職を中心にお話をしています。

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休職中は転職活動をしてはいけない?

休職をしている状態で転職活動をするということは、問題がないのでしょうか。

たとえば、法律で罰せられるような可能性は考えられないのでしょうか。

休職中に転職活動を進めるかどうか悩んでいる人には、ぜひ以下のようなことを考えたうえで、決断していただきたいです。

そもそも休職とはどのようなもの?

一般的な休職とは、事故を起こして業務を行なえないような怪我をしたり、心身の状態が悪化したり、出向または留学などによって会社に出勤していない状況のことをいいます。

ただ、休職とはあくまでも会社側が「復帰をして再度バリバリ働いてもらうために設けたもの」であり、籍は会社においたままで、長い期間にわたって職場から離れることができる制度なのです。

特に近年は、精神疾患によって休職に追い込まれてしまう人は非常に多くなっています。

平成28年1月19日に日本生命保険相互会社によって発表されたレポートによれば、国内の企業の半数近くが精神疾患による休職者の増加がみられたとの回答があったようです。

休職中は、休職の原因になった体の不調を整えて過ごすことが求められるのは、言うまでもありません。

休職中に転職活動をしてはいけない法律はない

精神疾患によって休職を余儀なくされている人の中には、働いていた職場に復帰することに対して恐怖を感じてしまう人もいます。

休職前のような状況に再び追い込まれてしまうのではないかという不安があるためです。

実際に、職場の環境によって精神疾患を発症したような場合、また同じ環境になれば、症状が再発する恐れは高いでしょう。そのため転職を希望することも、ごく自然なことといえます。

また、休職中に転職活動をすることは倫理的に問題があるという見解はあるものの、休職中に転職活動をしてはいけないといったような法律はありません。

とはいえ、休職はあくまでも職場復帰を前提とした制度であるため、会社からの処分を課される可能性はあります。

転職活動は慎重に進めなければならないことは肝に銘じておきましょう。

自分のことを最優先に考えて決めるべき

休職中の転職活動は積極的におすすめすることはできません。

けれど、休職理由によっては転職をして、新天地でいちから心機一転やり直しを図ることが最善策となる場合もあるでしょう。

つまり、休職中に転職活動をすることを「良し」とするかどうかは、ケースバイケースといえます。また、本人の将来は本人が決断すべきものであり、周囲にはそれを阻止する権利もありません。

自分が今後、どのような将来を描いているのか、どういったキャリアを積みたいのか、よく考えて決めるようにしましょう。

休職中に転職活動をしない方がいいとされる理由

休職中の転職活動は、自分自身のことを中心に結論を出すべきだとお伝えしました。

ただ、どのようなことが理由で、休職中の転職活動がおすすめではないのかについては、よく知っておくべきです。

主に、以下のようなものが挙げられます。

精神疾患の症状が悪化することがある

精神疾患は短期間で万全な状態にまで回復できるようなものではありません。回復どころか、さらに悪化してしまうことも考えられます。

転職活動には大きなストレスが伴いますから、完全に回復できていない状態でこのような状況に身をおくことは、好ましいこととはいえません。

一体なんのために休職をしているのかということを考えると、体を休ませることが目的の休職中に転職活動をすることは、おすすめできません。

応募先企業を説得することは難しい

後ほど詳しくお話しますが、あなたが休職中であることは必ずしも採用担当者に伝えなければいけないことではありません。けれど、面接で嘘を伝えれば、経歴詐称と判断される場合もあります。

そのため、休職中であることをありのまま説明する必要があるのですが、その状況を知った採用担当者はどう感じるでしょうか。

「休職理由は何なのか」「まだ回復段階である状態で、転職後、本当に問題なく業務に携わることができるのか」

「転職できるまで回復しているのであれば、どうして現在の会社に復帰しないのか」「会社同士の間でトラブルが起きるのではないか」こういった疑問をもつことでしょう。

また、もしも転職がうまくいかなかった場合は、結局今の会社に戻るという考えをもった人を積極的に採用しようとは思えないと判断する企業もあるでしょう。

これらを払拭させるには、採用担当者が納得できるかたちで決意を伝える必要があります。

休職中に転職活動をするメリットもある!

実は、休職中の転職活動にはメリットもあります。

休職中だからこそできる転職活動とは、どのようなものなのでしょうか。

時間的に余裕がある

休職中ということは、1日のほとんどの時間を自由に使うことができる状態といえます。

一般的に転職は会社に勤めながら行なうことが多いので、圧倒的に有利なのです。

情報収集も徹底的に行なうことができますし、転職エージェントと頻繁に連絡をし、数多くのアドバイスを受けることも可能です。

転職を希望する人であっても、時間が足りないと感じて挫折してしまう人も多いので、時間的な余裕があることは心の余裕にもつながります。

転職活動を失敗しても職を失わない

休職中で収入はないとはいえ、会社に在籍していることに変わりはありません。

万が一、転職活動が思うように進まなかったとしても、今の会社に復帰するという選択肢があるため、精神的に余裕をもって転職活動を進めることができます。

転職を希望する人の中には先に会社を退職してしまっている人も多く、焦りから妥協して転職を決めてしまうことが多いです。

これではまた転職活動に迫られる状態を繰り返すことになりかねません。

戻る場所がある状態なので、積極的に転職活動を進めることができる点も、大きなメリットといえるでしょう。

現在の職場をリアルタイムに比較できる

人間の感情として、退職した職場の状況を客観的な目線で思い出すことは難しいものです。

たいていは、良かった思い出は実際よりもより美しく、苦い思い出は実際よりもより酷く記憶しているものだからです。

そこで休職中とはいえ、現在の職場として今の会社をリアルタイムで見つめることができるというのは、大きなメリットがあるといえます。

また、休職の原因となった職場のデメリットも把握できているので、さまざまな角度から応募先企業と見比べることもできます。

転職したいという結論に至った際に必要な心構えとは?

休職中に転職活動をするデメリットを理解したうえで、それでも職場に復帰するのではなく転職したいという結論にたどり着いた場合は、転職に向かって行動をしていきましょう。

できるだけ避けた方がいい選択ではありますが、決めるのはあなたですし、転職を成功させるためにできることは数多くあります。

まずは、休職中の転職活動で気をつけておくべきことをチェックしましょう。

なによりもまず、体と心を休める

休職の本来の目的については、すでにお話した通りです。

今までの仕事の中で、体も心も疲れてしまって休職に至ったわけですから、充分に休息をとることが重要です。

転職を成功させるには体力がいりますし、精神力も必要とされます。休職の最初の頃は特に、まずは体を休めることに徹しましょう。

休職中の会社に転職活動がバレないようにする

休職は、職場に復帰することを前提として利用できる制度です。

そのため、休職中に転職活動をしていることを在籍中の会社が知ったら、なんらかの処分が科されることもあります。

もしも処分などが科されないとしても、復帰しづらい状況になることは間違いありません。

このような状況を避けるためにもひ、転職活動を進めていることは分からないように隠しておく必要があります。

これは休職中でなくても同じです。応募先企業から内定をもらうまでは、伏せておくようにしましょう。

家計を考慮しながら転職活動を進める

休職の理由が仕事に関係している場合は、休業補償給付や休業特別支給金の申請をすることができます。

これは収入の3分の2ほどの額を休業して4日目より支給されるもので、休業特別支給金を加えれば、収入の8割ほどの支給を受けることができます。

とはいっても、健康保険や厚生年金の支払いは免除されませんし、住宅があればローン返済も支払う必要があります。

ローン返済の支払いが難しい場合は、利子のみの支払いとなる元金返済の一時停止の制度を利用することも検討した方がいいでしょう。

休職中にどの程度の収入があり、出費にどの程度かかるのか、家計の流れを考えながら転職のタイミングを考えるようにしなくてはいけません。

休職の理由について答えられるようにしておく

休職中であることをこちらから敢えて言う必要はありませんが、休職しているのに隠して面接の受け答えをすると大きなトラブルに発展してしまいかねません。

非常に言いにくいことにはなりますが、どのような理由で休職をしているのかということは、端的に応えられるように、あらかじめ自分なりの回答を用意しておきましょう。

休職中の会社を最優先に考える

転職活動をしていたとしても、今の会社に在籍していることに変わりありません。また、会社側としては、あなたの体調や精神面が整うのを待っている立場です。

そのため、休職中の会社のことを最優先として考えることは社会人としてのマナーといえます。

うまく転職が成功すれば、できるだけ早く会社に復帰し、後任の人に引き継ぎを行なうことも重要です。

休職中に転職活動をしていた側とされていた側では、お互い気持ちよく接することのできる関係ではなくなっていますが、それでも最後まできちんとした対応をとるようにしてください。

休職中の転職活動を、応募先企業に隠すことは可能?

先ほどもお話しましたが、基本的には、こちらから休職中であることを伝える必要はありません。

また、仮に誠意ある行動をとろうとして話をしたとしても、それを誠意として受け取ってもらえるかどうかはわかりません。カミングアウトしたことが不採用の理由になることも考えられます。

そのため、主治医より、仕事をすることができるまで回復していると診断されている状態であれば、あえて話す必要はありません。

そして嘘をつくことは絶対に避けなければいけません。

ちなみに履歴書にも「休職中」と記載する必要はなく、休職中である会社名を書いたうえで「在籍中」と記載するだけで問題ないのです。

ただ、面接などではっきりと「精神疾患の病歴はあるか」「休職を利用したことはあるか」と聞かれた場合は、事実を答えるようにしましょう。

休職が入社後にバレてしまうことはある?

応募先企業に入社後、休職中に転職活動をしていたことがバレてしまうのではないか、と不安になりますよね。

実際にバレることはあるのでしょうか。また、何が原因となってバレてしまうのでしょうか。

源泉徴収票によってバレることがある

入社後に休職していたことが関係者に伝わってしまうことがあります。源泉徴収票によって収入が把握され、それによって休職が疑われるケースが多いのです。

ただ、どのような理由で休職していたのかまでは分かりません。

あなたがどのような理由で休職をしたのかは、休職中の会社内で管理される書類にのみ記載されており、応募先企業が調べることはできないのです。

また、仮に休職の事実が知れ渡ったとしても、採用担当者に嘘の発言をしていない限り、大きなトラブルになる可能性は低いといえます。

なお、入社後に提出を求められる書類や、社会保険または労働保険の履歴といったところから漏れることはありませんので、安心して下さい。

住民税の納付状況によってバレることがある

結論からお伝えすると、住民税からバレる可能性も低いです。

どの職場も暇ではないため、ひとりの従業員に対してそこまで時間や手間をかけることはないからです。とはいっても、できる限りリスクは減らしたいと思うものですよね。

まずは、住民税の納付方法からご紹介しましょう。

住民税の納付方法には「普通徴収」と「特別徴収」の2つがあります。

普通徴収とは、あなたご自身が自治体に住民税を納める方法で、特別徴収とは企業があなたの代わりに住民税を納める方法です。

毎年5月頃になると、住民税額の決定通知書というものが送られてきます。

あなたが5月の時点で休職中であれば、休職中の企業に送付されますが、退職済みの場合は直接受け取ることになります。

そして、この直接送られてきた通知書を応募先企業に提出し、特別徴収にすることで、応募先企業はあなたの住民税の納付額を把握してしまいます。

つまり、応募先企業にこの住民税の額を知られたくない場合は、敢えて普通徴収を選択し、応募先企業に通知書を渡さずに自分で住民税の納付を済ませればいいのです。

応募先企業から通知書の提出を求められても、今年度分は自分で納付を済ませたと告げれば問題ありません。

休職中の転職について相談できる味方を作ろう!

休職中の会社とのやりとりや、応募先企業の面接対策で相談したいことは出てくるでしょう。

そんな時、あなたの味方になってくれる存在の人がいてくれたら、安心して転職活動を進めることができます。

おすすめは転職エージェントの利用です。なかでも転職アドバイザーの質が高いとされている転職エージェントであれば、親身になって話を聞いてもらうことができるはずです。

退職や転職、内定後までサポートし続けてもらうことができるので、いくつかの転職エージェントに登録しておくといいでしょう。

転職成功のカギを握る!おすすめの転職エージェント

転職エージェントの利用は基本無料です。

複数の転職エージェントに登録をし、実際に利用したうえで、自分に合ったところを見つけていくといいでしょう。

パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは、古くから人材派遣業界で実績を積んだ転職エージェントで、取扱い求人数は大手より少ないですが、豊富な経験と実績を武器にしたサポートサービスの充実度は業界トップクラスです。

特に企業との交渉力には定評があり、採用後の給料や待遇などの企業との交渉を得意としており、年収アップやキャリアアップを目的とした転職活動にもおすすめです。

パソナキャリアを利用された方の口コミには、以下のような意見が多数ありました。

37歳男性・人事 総務系

企業との交渉がかなりスムーズに行ってくれたため、応募から面接までスムーズに進むことができ、無事に転職することができました。

45歳男性・製造業

選考書類に必要な履歴書と職務経歴書の書き方を丁寧に教えて頂きました。面接対策も適確なアドバイスをしてくれたので、面接本番も戸惑うことがありませんでした。

などと、交渉力やサポートに関する意見が多くありました。求人情報を多く取り扱う転職エージェントと併用して利用すれば、効果的に利用できそうです。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、大手人材サービス企業のリクルートグループが運営する転職エージェントサービスです。

大手というだけあり、取り扱われている非公開求人の数は国内最大級で、また、幅広い業界の求人情報を取り扱っており、大企業案件も豊富に取り扱っています。

サポート内容も充実しており、書類の添削や、本格的な面接対策など、求職者のより良い転職を徹底的にサポートしてくれます。

リクルートエージェントを利用された方の口コミには、以下のような意見が多数ありました。

30歳女性・美容関係

取り扱われている求人の量が他のエージェントに比べて豊富な所は、転職エージェントを使うにあたっての大きなメリットと感じました。

34歳女性・食品メーカー営業

自分の経歴などを、順を追ってヒアリングしてくれるので、どのような転職先が自分に向いているのかなど、転職活動の準備をスムーズに行えました。また、転職先が決まったあとでも丁寧に対応してもらえたので、そこも好印象です。

これらのように、求人の量やサポートの充実度についての評価が多くありました。転職活動が初めてな方や、幅広い転職活動を希望されている方にはおすすめです。

マイナビエージェント

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利用者との対話を重視しているマイナビエージェントでは、面談によるサポートが充実しています。

面談には回数制限がありませんし、利用者の都合に合わせて夜間や土曜日の面談も可能です。

もちろん、拠点が遠くて面談に参加できない場合には、これらのサポートを電話で受けることができますので、地方在住者や忙しい主婦にも便利です。

マイナビエージェントを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

24歳女性

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マイナビエージェントでは、再就職までのサポートはもちろんのこと、就職後の不安なことを相談できるといったアフターフォローも充実しています。

主婦の再就職の場合、内定を貰うまではもちろんのこと、就職後も何かと不安が多いものです。

そんな不安を解消できるアフターフォローは、まさに主婦の味方と言えます。

休職中の転職活動は慎重に進めよう

休職中の転職活動はあまりおすすめできるものではありません。

けれど、それでも転職を決意したのであれば、なんでも相談できる転職エージェントを利用しながら慎重に進めていくことをおすすめします。

悔いのない転職活動にするために、ノウハウを知り尽くした転職アドバイザーのサポートをうまく利用していきましょう。