訪問看護師の仕事内容は?経験4年の私がやりがい・大変なことを紹介

介護

病棟看護師の仕事がハードすぎるので、転職したいです。訪問看護師に興味があるんですが、どんな仕事ですか?
こんにちは。訪問看護師を4年経験した「のの」です。今日は、私が訪問看護師を4年間経験して、やりがいと感じたこと・大変だったことを紹介します。

こんにちは。看護師歴25年の、「のの」です。

小さい頃から看護師になることが夢で、そのまま成長し、高校生の時に看護師になりたい人が参加する「看護師一日体験」に参加しました。

そこでは、外来や病棟、訪問看護を、1日かけて見学しました。当時、介護保険もなく、訪問看護はあまり知られていない時代でした。

担当の看護師さんと一緒に老夫婦のご自宅にご訪問し、バイタルサインを測定し、体調を観察するというものでした。老夫婦は看護師さんの手を握り、すごく嬉しそうにニコニコしていたことを今でも忘れません。

そんな光景を見て、「訪問看護をやりたい!」と高校生の私は夢に向かって走り出しました。

看護師の転職成功率を上げる3つのSTEP
STEP1
ランキングの上位3社に登録する

看護師転職サイトのランキング上位3社に無料登録する

1位: マイナビ看護師、2位: ナース人材バンク、3位: ナースではたらこ

STEP2
転職意欲をアピールする

各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。

STEP3
最も相性の良かった1社に絞る
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する
【おすすめ】看護師転職サイトランキング!人気70社の口コミ・評判を比較

訪問看護師になるために必要な準備とは?

訪問看護は基本的には看護師1人でご自宅へご訪問し、体調管理や処置などを行います。そのためには、知識や経験、判断力、コミュニケーションスキルを磨く必要がありました。

私は、総合病院や高齢者施設で働き、看護師としてのスキルを上げて、20年の経験を積み、訪問看護師として働き始めました。

訪問看護師をやってきて楽しかったこと

25年間、看護師をやってきた中で、訪問看護は私にとって1番楽しい仕事であり、1番向いている仕事だと感じています。

訪問看護は事業所にもよりますが、担当制をとっている場所が多いです。決まったご利用者様(「患者様」ではなく、「ご利用者様」と呼びます。)のご自宅に、担当の看護師がご訪問する、というスタイルになります。

最初は赤の他人が自分の家に入り込んでくるものですから、お互いに探り探り近づいていきます。

礼儀正しくきちんと接した方が良い方や、子供や孫のようにラフに接した方が良い方、おしゃべりが好きな方もいれば、やることをサッとやって早く帰ってほしい。等、色々なお考えの方がいます。

親族より濃密になれる場合も

看護は仕事であり、看護師は看護を行い、ご利用者様は看護を受ける。ですが、訪問看護には、それ以上のものがあると感じています。

最初は他人だった関係が、週に何度か、1回30~90分ほど一緒に過ごすということは、別世帯の子供さんやお孫さんに会うことよりも一緒に過ごす時間は長くなります。

他の誰にもできない仕事をしているという自信を持てる

恥ずかしいことも、できないことも、看護師は見ることになり援助や看護をしていきます。困ったことの相談に乗り、体調が悪いときはすぐに駆け付ける。

そういうことの積み重ねで、信頼関係が築かれ、ご利用者様にとって、なくてはならない人になっていきます。

病院勤務では「頭数1」であった自分が「オンリー1」になれるのです。必要とされる喜びは、訪問看護の1番の楽しさであり、やりがいです。

看護は既往歴や現病歴から、アセスメントしていきます。

訪問看護は既往歴や病歴だけでなく、ご利用者様やご家族様と接し、話す時間も長くなります。ご自宅を見るということは、食生活や考え方、今まで生活してきた状況を把握することができます。

親しくなっていく過程で、病気とは関係ないと思われる会話からも、看護のヒントになることがたくさん見つかります。他の誰かではできない、自分だけの看護を行うことができるのも訪問看護の魅力の一つだと思います。

訪問看護をやってきて大変だったこと

訪問看護は楽しさややりがいがある反面、大変なこともたくさんあります。

自分1人で判断する必要がある

看護師1人でご訪問するので、知識や技術が必要です。体調不良や転倒や怪我が起こったときに、知識や経験を活かし、判断する必要があります。

病院勤務の時は、すぐに医師へ報告し指示を仰いだり、他の看護師に看てもらうことができます。気になれば時間をおいてまた見に行くこともできます。

訪問看護では、自分が判断を誤れば、最悪の事態も起こしかねません。

決められた訪問時間の中でアセスメントし、様子を見て良いのか、医師に報告が必要なのか、病院受診するのか、救急搬送するのか、など、的確な判断が必要となります。

高い技術が求められる

技術面でも、病院勤務では、バルンカテーテルや点滴が入らなければ、他の看護師に代わってもらうこともできますし、必要物品も山ほどあります。

ですが、訪問看護では、決められた処置は決められた訪問時間に、訪問した看護師が行わなければなりません。

物品もたくさんのストックはありませんし、使用した分金額もかかってしまいます。知識や技術がなければ訪問看護は務まりません。

コミュニケーション力が必要

それから、コミュニケーションも重要となります。

訪問看護は、ケアマネージャーが作成したケアプランに沿った援助を行わなければなりません。

ケアプラン、主治医の指示書、ご本人様・ご家族様の契約書、それらが揃って初めてご訪問することができます。

訪問看護は介護保険や医療保険が使えますが、年金暮らしのご利用者様にとっては高額です。求められるものも大きいです。

「あなた嫌いだから帰って。」と言われても簡単に帰るわけにも、人を代えるわけにもいきません。

「痛いからやりたくない。」と言われても、時間をおいて再訪問することもできませんし、「はい、そうですか。」とやらないわけにもいきません。

ご自宅へご訪問し、看護を受けていただけるような、コミュニケーション能力も必要となります。

訪問看護師の仕事は大変だけれど、これからも続けていきたい

訪問看護は大変なことも多い反面、楽しいことややりがいも多くあります。ある時は看護師、ある時は家族の一員となって、ご利用者様を支えていきます。

私はこの先もずっと訪問看護を続けていきたいと思っています。

キャリアコンサルタント

看護師歴25年、訪問看護師歴4年の「のの」さんの体験談、とても参考になりましたね。

大変だけれどやりがいも素晴らしい訪問看護師に転職してみようかな?と思った方は、一度転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう。

看護師転職サイト厳選4社の評判・口コミを徹底比較!