転職エージェントの報酬は1件300万も?利益の仕組みをプロが解説

転職エージェントがなぜ無料で利用できるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?

登録者が無料で利用できるのは、転職エージェントは転職者ではなく求人を出している企業から報酬を受け取っているからです。

この記事では、転職エージェントが報酬を受けとる仕組みに加え、利用するメリット・デメリットなどを余すことなく解説しています。

転職エージェントのビジネスモデルが理解できれば、より戦略的に利用できるので参考にしてください。

ゲキサポ転職
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  1. パソナキャリア ロゴ
  2. リクルートエージェント ロゴ
  3. ランスタッド ロゴ
転職の成功確率を劇的に上げる3つのSTEP
STEP1
ランキングの上位3社に登録する

転職エージェントランキングの上位3社に無料登録する

STEP2
転職意欲をアピールする

各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。

STEP3
最も相性の良かった1社に絞る
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する
転職エージェントのおすすめはどれ?年代・業界別に徹底比較

転職エージェントが急かすのは報酬が理由?そのビジネスモデルとは

口コミを見ると、転職エージェントによっては報酬目的で転職を急かしてくるケースが確認されています。

転職エージェントが転職を急かしてくるのは、転職エージェントのビジネスモデルが関係しています。

転職エージェントの裏事情①報酬・ビジネスモデルは?

転職エージェントには転職者には明かさない裏事情があります。それは転職エージェントの報酬の仕組み、ビジネスモデルです。

冒頭でも話した通り、転職エージェントは転職者ではなく求人募集している企業から報酬を受け取っています。

転職エージェントは、求人を出した企業に転職者が入社したとき、その転職先企業の年収の一定割合を紹介料として受け取ります。

報酬額は転職エージェントと企業ごとの契約によって異なり、一般的な相場は転職者が受け取る年収の30~35%ほどです。

仮に年収1000万円で転職が決まったら、300万円~350万円の報酬が転職エージェントの報酬になるわけです。

つまり、転職エージェントは高年収の転職実績を重ねるほど、利益が上がる仕組みです。逆に転職しなかったら受け取る報酬はゼロの完全成果報酬型ビジネスモデルです。

転職エージェントの裏事情②報酬を受け取るタイミングはいつ?すぐに退職するとどうなる?

転職エージェントが報酬を受け取るタイミングは企業や契約内容によって異なりますが、基本的には転職者が入社した月もしくは翌月です。

転職エージェントは、転職者が入社後すぐに退職した場合、報酬の一部を返還する契約を結んでいることがあります。

返還する報酬の額は、転職者の退職が早いほど多く返還するのが普通です。退職した場合に転職エージェントが返還する報酬額は、おおよそ以下の通りです。

  • 1ヶ月以内に退職:80%
  • 2ヶ月以内に退職:40%
  • 3ヶ月以内の退職:20%

3ヶ月以内の退職で、報酬を返還する契約を結んでいるケースが多いです。ちなみに転職エージェント最大手のリクルートエージェントは6ヶ月以内まで返金保証をつけるとしています。

転職エージェントは転職者にすぐに辞められては困るので、入社後もサポートをするケースが多いです。

転職エージェントの裏事情③成功報酬が高いのは?相場を徹底比較!

転職エージェントの裏事情を知るには、成功報酬の高さも見逃せません。この記事で紹介している転職エージェントの相場を表にまとめたので参考にしてください。

成功報酬(年収からの割合)返金保証(早期退職の場合)
パソナキャリア30~35%あり
リクルートエージェント30~35%あり(6ヶ月以内)
JACリクルートメント30~35%あり(3ヶ月以内)
マイナビエージェント30~35%あり(90日以内)
ランスタッド不明不明

ほとんどの転職エージェントの報酬相場は転職者が受け取る年収の30~35%ですが、契約内容や交渉などによって、個別に変わってきます。

返金保証とは転職者が早期退職してしまった場合、報酬の一部を返金する契約です。

転職エージェントは報酬目当てだから不要?

転職エージェントは報酬目当てで、とにかく高値で転職させることばかり考えていると思っている方もいるでしょう。

確かに転職エージェントのビジネスモデルを考えると、それも否定できません。しかし、転職エージェントにはデメリットだけでなく、メリットもたくさんあります。

転職エージェントを使うデメリット

転職エージェントを使う際のデメリットをいくつか紹介します。下記に箇条書きでまとめました。

  • 転職エージェントと電話や面談を挟むので転職に時間がかかる
  • 担当者の力量によって転職活動の成否が左右される
  • 営業トークに乗せられて希望とは違う会社に転職してしまう
  • 転職市場価値が低いと案件を紹介してもらえない可能性もある

転職にかかる時間は仲介者を挟む性質上、直接企業とやりとりするより時間はかかります。ただし、早めに転職活動をすることで解決できます。

担当者が自分に合わない場合は担当者を変えてもらう、他の転職エージェントを利用するなどの解決策があります。

転職市場価値の低さは、一般的に以下の要件が当てはまると「低い」と言われます。

  • 年収300万円以下
  • 正社員未経験
  • 前職を辞めてからブランクが長い
  • 高齢

とはいえ、転職市場価値が「低い」と言われても、人手不足の環境なので、良質な案件を紹介してもらえる可能性もあります。

相談やサービスは無料で受けられるので、諦めずに相談することをおすすめします。

実際は転職エージェントを使うメリットのほうが多い

転職エージェントはデメリットよりもメリットのほうが多いので、利用することをおすすめします。

転職エージェントは無料登録でき、登録者しか応募できない非公開求人も多数あるので利用するメリットは非常に大きいです。

転職エージェントのメリット①非公開求人を数多く紹介してもらえる

転職エージェントのメリットは、非公開求人を数多く紹介してもらえることです。

非公開求人とは一般の転職サイトなどには公開されていない求人情報です。中には一流企業や有名企業、幹部候補クラスの求人など、良質な求人も多数あります。

非公開求人は、幅広く多くの人材を募るよりも、専門的なスキルを持った人などを絞り込んで募集するケースが多いです。

よって自分が希望している仕事にマッチした求人を見つけやすい特徴があります。非公開求人は就きたい職種が明確に定まっている人におすすめです。

企業側も、競合他社に採用情報を知られずに済む点、採用コストを抑えられる点から、非公開求人を出すメリットがあります。

転職エージェントのメリット②書類・面接対策をしてもらえる

転職エージェントのメリットには、書類・面接対策をしてもらえることも挙げられます。

これまでに何度も転職を成功させてきたプロに、無料で対策をしてもらえるのは大きなメリットです。

自分自身の欠点や強みを客観的に分析するのは案外難しいものです。自分では大したことないと思っていたことでも、応募先の企業が求めているスキルの可能性もあります。

それをプロの目線で浮き彫りにし、的確なアドバイスをもらえるのは非常に心強いです。他にも書類選考・面接時の不安を相談するメンターとしての役割も担い、転職者に寄り添ってくれます。

一般の転職サイトではこのようなサービスはないので、転職の成功率を上げるためにも積極的に利用するといいでしょう。

転職エージェントのメリット③年収アップできる

転職エージェントのメリットとして、年収アップが期待できます。担当者によっては企業に直接足を運んで、年収の交渉をしてくれる場合があります。

年収アップは企業から見ればコスト増なので、交渉次第では成功するとは限りません。

ただし、高度なエンジニアなど、替えがききにくい専門スキルを持っている人や、企業の採用活動が上手くいっていない場合など、条件が揃えば年収アップの可能性は高まります。

転職エージェントは過去の採用実績や転職市場の動きを元に、企業の提示可能金額をある程度把握しています。よって極端に低い金額、高い金額で交渉することも少ないでしょう。

転職者自身が交渉して年収アップを実現するのは困難です。代わりに交渉してくれる転職エージェントは非常に頼もしい存在です。

安心して使えるおすすめの転職エージェント5選【5000人以上の評判を分析!】

安心して使える転職エージェント5選を紹介します。一般的な転職エージェント、サポートが強い転職エージェント、ハイキャリア求人向けの転職エージェントなど幅広く紹介します。

ご自身にあった転職エージェントをみつけて、転職活動の成功率を高めましょう。

パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは転職初心者で不安な方、女性などに向いている転職エージェントです。2020年オリコン顧客満足度調査で1位に選ばれた実績があります。

キャリアアドバイザーが履歴書の添削や面接指導など、不慣れな転職活動を丁寧に指導してくれるサポートの手厚さに定評があります。

女性向けの転職サポートも強く、女性の転職に数多く携わってきたアドバイザーから適切なアドバイスを受けられます。

口コミよると「女性の気持ちをわかってくれる」「電話やメールの返信が早くて助かる」などの好評価が多いです。

求人件数は50,000件以上(80%が非公開求人)、取引実績は16,000件以上、転職後年収アップ率は67.1%を誇り、実績も抜群です。

サポートが強い点は転職に慣れていない人にとって心強いポイントです。パソナキャリアは、初めて転職エージェントを利用する人におすすめです。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントで、幅広く求人を探したい人向けです。書類選考の通過率も高く、企業情報に詳しいプロから適切なアドバイスを受けられます。

公開求人は16万件以上、非公開求人は15万件以上(いずれも2020年2月4日時点)、就職支援実績は45万人以上(2018年3月期)です。

業界2位のdodaの求人件数約10万件と比較すると、リクルートエージェントの求人数は圧倒的です。

転職したいけれど、明確な転職先が決まっていない場合、求人数の多さ=選択肢の多さはとても重要です。

転職支援サポートは3ヶ月をめどに終了するので(状況によって延長も可能)、登録しっぱなしはできませんが、幅広い選択肢から転職先を探したい方にリクルートエージェントはおすすめです。

ランスタッド

ランスタッドはオランダに本社を置く外資系の大手転職エージェントです。特に外資系企業の転職に強く、ハイレベルな求人が多いです。

英語を活かした仕事、金融・不動産、医薬・医療業界、ITエンジニアなど、高いスキルを要求される求人が多いです。

外資系企業・グローバル企業などの管理職クラスの求人もあり、年収800~3000万円以上の求人も存在します。

要求されるスキル・レベルは高いですが、外資系企業に転職したい方、キャリアアップを狙っている方にランスタッドはおすすめです。

求人数が少ない点はデメリットなので、幅広く外資系の転職先を探したい方は、次に紹介するJACリクルートメントも併せて登録するといいでしょう。

JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、ハイクラスの求人を探している方におすすめの転職エージェントです。

課長・マネージャークラス、部長・役員クラス、技術職・専門職、外資系企業などのハイレベルな求人も数多くあります。

若くキャリアが浅い人、一般的な転職先を探している人には不向きな面もある一方、着実にキャリアアップしたい人におすすめです。30代以上のある程度キャリアを積んできた人が多く利用しています。

JACリクルートメントは通常の転職エージェントとは違い、一人の担当者が企業と直接交渉まで行うので質の高い情報も入手できます。

年収をアップさせたい、外資系企業に転職したい、もっとレベルの高い仕事をしたい方などにJACリクルートメントはおすすめです。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、20代の若い方におすすめの転職エージェントです。特に第二新卒の転職に強いです。

第二新卒で転職を成功させるためには、冷静で的を射た自己分析や、上手な自己アピールが必要です。

まだ経験が浅い第二新卒が一人でそれら全てを考えるのは難しく、プロの転職エージェントの力を借りるのがおすすめです。

マイナビエージェントは若年層向けの求人が多い一方、ハイキャリアの求人は少なめなので、その点は注意しましょう。

公式サイトには、はじめての転職、2回目以降の転職、20代向けの転職、30代向けの転職ガイドがそれぞれ書いてあるので、気になる方は読んでみるといいでしょう。

転職エージェント利用に関するよくある質問

転職エージェント利用に関する、よくある質問をまとめました。転職エージェントをより詳しく理解すれば、転職活動もスムーズに進みます。

転職エージェントに関する疑問点をできるだけ減らして、上手に利用していきましょう。

転職エージェントへの登録は退職後にすべき?

退職後すぐに転職先が決まらないとブランクができ、書類選考や面接で不利になります。できれば退職前に登録するのが望ましいです。

業界最大手リクルートエージェントの調査によれば、転職エージェントへの登録は転職希望時期の3ヶ月~半年前にする人が多いとされています。

退職後の転職活動は時間がいっぱい取れるなどメリットもありますが、収入がなくなる不安や早く転職先を決めないといけない焦りから、希望していない会社に入社してしまうこともあります。

今の仕事があまりにも過酷で、転職活動に一切時間を割けないなどの事情がないなら、退職前に転職エージェントに登録することをおすすめします。

ただし、転職エージェントによってはサービスの提供に期間を設けている場合があるので、事前に確認しておきましょう。

ちなみにリクルートエージェントは3ヶ月、パソナキャリアは原則6ヶ月と利用期間の目安を定めています。

転職エージェントの対応にイライラしたらどうすべき?

転職エージェントの対応にイライラした場合の対処法を紹介します。最初に試してもらいたい方法は「担当者に自分の要望をきちんと伝える」ことです。

相手に自分の要望がしっかり伝わっていないと、互いのコミュニケーションにズレが生じてイライラする原因にもなります。

「自分が本当にやりたい仕事は何か」、「どのくらいの年収を望んでいるのか」、「自分の強みを活かせる会社を紹介して欲しい」など、要望をできるだけ具体的に伝えましょう。

要望をきちんと伝えてもダメな場合、担当者を変えてもらうか複数の転職エージェントを利用するのがおすすめです。そうすることによって優秀な担当者に出会える可能性も高まります。

転職は人生に大きな影響を与えます。後悔しないためにも、しっかり対応してくれる転職エージェントを探しましょう。

転職エージェントを利用して転職するまでの期間はどれくらい?

転職エージェントを利用して転職するまでの期間は、早くて1ヶ月ほど、一般的には3~6ヶ月くらいかかるとみておきましょう。

転職エージェント登録から転職先企業に入社するまでの期間は、およそ以下の通りです。

  • 転職エージェント登録・面談、応募書類作成など(約2週間)
  • 求人応募して面接(1ヶ月~2ヶ月半)
  • 内定、退職手続き、転職先企業に入社(1ヶ月半~2ヶ月半)

もちろん、持っているスキルや転職時期などによってかかる期間は変わるので、あくまでも目安として捉えてください。

応募先企業が深刻な人手不足の場合などは、できるだけ早く人員を補充したいので早めに転職が決まることもあります。

転職エージェントに相談すれば、そういった企業の事情も聞くことができるので上手に利用しましょう。

転職エージェントは「報酬目当てでない優良エージェント」への登録が必須!

転職エージェントを利用する際は、報酬目当てに強引に転職を勧めてくるエージェントではなく、転職者のことを真剣に考えてくれるエージェントを選びましょう。

転職活動には不安が付き物です。不安を解消してくれず、自らの報酬のことばかり考える転職エージェントを見抜き、登録しないことが大切です。

そうした悪質な転職エージェントを看破するには、転職エージェントの仕組みやビジネスモデルを理解することが不可欠です。

転職者を第一に考えてくれる転職エージェントなら、二人三脚でともに成長しながら最適な転職先を見つけられます。

履歴書の添削、面接対策、年収交渉までやってくれて、しかも利用は無料です。一人で転職活動を進めるよりも、良いプロの力を借りた方が成功率は圧倒的に高まります。

転職してよかったと思える企業に入社するためにも、この記事を参考にして最適な転職エージェントを見つけてください。