ADHDの人が天職に出会う6つのSTEP|転職エージェントで向いている仕事を探そう

ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断され、「自分に向いている仕事は何だろう」「ADHDに適職はあるのか」などと不安になる人もいるでしょう。

人よりミスが多かったり、時間がかかりすぎてしまうと「自分はこの仕事に向いてないのでは」と不安を感じるものです。

ただ、ADHDは病気ではなく、あくまでも特性の一種です。類いまれな能力から、「天才病」などと呼ぶ人もいるほどです。

ADHDの特性を上手く活かせる「天職」を見つければ、能力を大いに発揮して存分に活躍できるでしょう。

この記事では、ADHDの特性と向いている仕事、そうでない仕事を紹介し、対処法も合わせて解説します。

転職の成功確率を劇的に上げる3つのSTEP
STEP1
ランキングの上位3社に登録する
STEP2
転職意欲をアピールする

各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。

STEP3
最も相性の良かった1社に絞る

担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する

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ADHDの人の天職は?向いている仕事・避けたほうが良い仕事とは

ADHDは、不注意や落ち着きのなさ、衝動の強さがよく知られた症状で、仕事ではその特性がミスとなって現れることがあります。

一方、特定の分野に常人では真似できないほどの集中力を発揮することがあります

つまり、ADHDの方には「向いている仕事」と「向いていない仕事」があるのです。自分の特性を見極めて、仕事内容と照らし合わせることが重要です。

ここで、一般的に言われるADHDの人が向いている仕事・避けたほうが良い仕事を紹介します。

ADHDの人に向いている仕事

ADHDの人に向いている仕事、転職を検討するなら選択肢に入れたい仕事は以下の通りです。

  • webデザイナー
  • webエンジニア
  • 調理師
  • 企画系の業務
  • 工場
  • コールセンター
  • 研究者

ADHDの人は能力的に劣っているわけではなく、個性が強く出ているだけと考えましょう。

自分の興味のあるもには卓越した集中力と記憶力を発揮することがあるので、頭脳を使う仕事や黙々と作業する仕事が向いている傾向にあります。

独特の世界観を持っている人も多く、例えばSEKAI NO OWARIのボーカル深瀬さんもADHDであることを公表しています。

芸術や文化、マスコミなどの華やかな分野で活躍されている方も多いのです。

以下で詳しく解説していきます。

ウェブデザイナー

ウェブデザイナーは需要も多く、他の人とは違う独自性が評価されます。

他の業界や職種に比べて柔軟な働き方が可能なため、自分の調子やペースに合わせて仕事を組める点が魅力です。

集中力と創造性に富んだADHDの方には、能力を発揮しやすい仕事です。

ウェブエンジニア

ウェブエンジニアも集中力が必要な仕事です。記憶力や創造性も求められるので、ADHDの強みを生かせる仕事の代表格と言われています。

web業界は実力重視主義でもあるため、興味があればとことんのめりこむADHDの特性を活かせる職場です。将来性が高く、スキルを持っていれば引く手あまたです。

調理師

調理師は単に料理を作るだけではなく、見た目や味などにも作る人のこだわりが活かされます。

ちょっとした一手間で味が変わるような奥深い仕事でもあるため、職人気質の強いADHDの人の特性を活かすことができます。

ただし、火や包丁などの危険なものを扱う仕事でもあるため、不注意で怪我をする可能性もあるので、自分の適性を上手く見極めることが重要です。

企画系の業務

ビジネス系の仕事でおすすめは、企画系の業務です。独創的な考え方が求められる仕事です。

ADHDは悪く言えば「落ち着かない」と思われます。これは、多様なことに関心を向けやすいという意味でもあります。

様々な視点を持った上で、一つ方向性を決めたらのめり込んで企画していく。まさにADHDの特性が生かせる仕事でしょう。

工場

ADHDの人は1つの作業に集中することが得意と言われます。工場の流れ作業のように黙々とこなす職場であれば、強みを遺憾なく発揮できます。

対人関係でのストレスを感じずに済むメリットもあります。

自動車や機械製造など、自分の興味のある分野を見つけられれば、「天職」となるでしょう。

ただし、仕事は複数のポジションを受け持つのか、ひとつのポジションを担当するのかは事前に確認が必要です。複数の仕事を受け持つ業務は避けましょう。

コールセンター

コールセンターも幅広く求人を募集しており、自分に合った職場をじっくりと探すことができます。

コールセンターはマニュアルが完備されており、対応フローも統一されているため、一度流れを覚えるとコツコツこなすことができます。

お客様の問い合わせや顧客対応など一見難しそうでハードルが高く感じますが、困った時にはリーダーやSVに相談できます。

研究者

研究者は1つの分野を極める仕事です。自分の興味のある分野がはっきりしている人であれば、大学や研究機関の研究職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

大学教授や研究者で、ADHDであることを公表している人は大勢います。

ただし、近年の研究者は研究費の請求や事務員の管理などの事務仕事も担わなければならないため、研究以外の業務を事前にチェックしておく必要があります。

ADHDの人が避けた方が良い仕事

ADHDの人には適職(=天職)もあれば、向いていない仕事もあります。転職活動をしたいなら、適職を狙って応募しないと、転職に不利に働きかねません。

先ほども紹介したように、ADHDは多動性・衝動性が特徴で、仕事ではケアレスミスが多くなりがちと指摘されます

このことから、細かい数字や文字のチェックが求められる仕事や、1つのミスが致命的な結果に繫がりかねない仕事は避けた方がいいでしょう。

ADHDの人が避けた方が良い仕事は、例えば以下の通りです。

  • 経理
  • 運転
  • 営業
  • 医療系
  • 複数の作業を同時にこなす仕事

経理

細かい計算はADHDの人は苦手な傾向があります。単純な計算を誤ったり、誤記したりなどのミスが想定されます。

運転

ADHDの人も運転免許を取ることはできますが、注意が散漫になることがあるため、前方不注視で事故を引き起こすリスクがあります。

営業

複数の仕事を同時に抱えるマルチタスクは、ADHDの人にはあまり向いておらず、混乱の元になります。

客Aのことなのに、客Bのことと間違えたり、予定をすっぽかしてしまうなど、致命的なミスに繫がりかねません。

医療・福祉系

医療・福祉系も、1つのミスが文字どおり「命取り」になる仕事です。注意が継続できず、ちょっとした選択ミスで致命的な結果となりかねません。

「向いていない」と自暴自棄にならないで

これらの仕事は需要が多くやりがいもありますが、一般的にはADHDの人は避けた方が無難です。

とはいえ、多動性=良く動く のは営業に向いている要素でもあるので、一概に「向いていない」とは言い切れません。

自分の症状を見極めて、職場の環境や自分の適性にあった仕事内容を選ぶことが重要です。

「仕事が合わない」「向いている仕事なんてない」と自暴自棄になる前に、自分に合った適職(=天職)を探すことに気持ちを切り替えることが大切です。

「向いていない」とネガティブな理由で転職をすると、また同じ理由でつまずいてしまう可能性があります。

ADHDの人が天職に出会う6つのSTEP

ADHDの人が向いている仕事・向いていない仕事の例を見てきました。

これらはあくまで「一般的に言われる一例」であり、ADHDの方全員に当てはまるわけではありません。

障害の有無に関係なく、みんなそれぞれ個性があります。適職(天職)を見つけるには、まず自分の特性・性格・強みを客観的に分析することが大切です。

ここからは、ADHDの人が天職を見つける方法を解説します。

①自分の障害の特性を知る

まずは自分の障害の特性を知りましょう。

「ADHDのチェックリスト」が医療機関などから公表されているので、チェックしてみてください。全てあてはまる人もいれば、1つ2つしか当てはまらない人もいます。

当てはまる数が多い=社会的適応力が低い わけではありません。

あくまでADHDの基本的な特徴として、自己分析をしてみましょう。その上で、医療機関で診断してもらうことをおすすめします。

②自分のスキルや能力の棚卸しをする

次に自分の特性を踏まえた上で、スキルや能力の棚卸しをします。自分の興味のある分野や持っているスキルを見極め、生かせる分野の仕事を見つけましょう。

ADHDの場合、ミスが多いため事務職や医療福祉職は適さない可能性がありますが、ADHDの人には専門職が多いという研究結果もあります。

事務職でも同時進行で業務を担う窓口業務のような仕事よりも、決められた分野で集中して行う仕事に適性があります。

自分のスキルと特性を見えるようにして、求人で必要とされる能力・スキルと照らし合わせることが重要です。

③自分の市場価値を客観的に分析する

ADHDの人は早とちりで物事を進めがちで、「空気を読めない」という印象を与えてしまい、特に「営業には向いていない」と指摘されます。

とはえい、営業職として活躍している人もたくさんいます。

ADHDだからといって営業スキルに問題があるわけではなく、「約束をすっぽかすリスク」「顧客の要望を覚えられない懸念」に注意すればいいのです。

結果を出せる人は、自分の弱みをカバーしつつ、自分の特性に合った環境を見つけて働いています。つまり、それが「天職」です。

どうすれば「天職」を見つけられるのでしょうか。それにはまず、自分の能力・スキル・職務経歴を客観的に把握する必要があります。

つまり、「自分の市場価値」を把握し、分析しましょう。客観的に分析できれば、自分の適職や適正年収が見えてくるはずです。

自分の市場価値を客観的に分析するには、転職エージェントに相談してプロのサポートを受けるのがおすすめです。

あるいは、既にある程度自己分析できている人なら「MIIDAS」というサービスもあります。自分の適正年収を診断してくれるサービスです。

MIIDASの公式サイトは以下です。

④発達障がい支援センターに相談する

何度か仕事を辞めて転職に不安のある人やブランクのある人などは、転職エージェントに登録してすぐに正社員を目指すよりも、まずは専門的な支援から受けた方が良い場合があります

就労に向けた支援を得るためには、各自治体が運営する「発達障害者支援センター」を利用するのもひとつの方法です。

発達障害者支援センターでは、発達障障害の相談と就労支援を行っており、適職を見つけるひとつの方法として検討してみましょう。

⑤転職に役立つ資格やスキルを身につける

現在離職中の方や、これから離職する人は、障がい者向けの就業支援サービスを受けて資格を取得するのも一案です。

先ほど紹介したように、ADHDの人にはweb系の仕事が向いているとされています。専門的な支援を受けながら、資格取得をすれば手に職を付けることができます。

需要が底堅い業務の資格を取得できれば、離職してブランクができても復帰が楽になります。

⑥転職エージェントに相談をする

自分の適性がある程度分かっていて、転職を具体的に検討しているなら、転職のプロである転職エージェントを有効活用することが成功への近道です。

ADHDの人の場合、適職と巡り合うことができず、転職を重ねてしまう傾向があります。結果的に自分の適正を見失い、自信を喪失します。

曖昧な理由で転職を繰り返すと「一貫性がない」などとネガティブに見られて、転職に不利に働くこともあり得ます。

ADHDの人が転職を繰り返すのはやる気がないわけでもスキル不足でもなく、自分に合った職場に出会えていないだけです。

自分の適性を見極めて、向いている仕事を見つけるには、転職エージェントに相談をすることをおすすめします。

転職エージェントに相談するなら複数社利用が鉄則

転職するには、自己分析や履歴書・職務経歴書の作成など、やらなければならないことが多くあります。

細かいミスをしがちなADHDの人にとっては、自己分析や履歴書作成にも苦労が伴います。

そうはいっても、転職エージェントを1社だけ利用するのはおすすめできません。複数に登録した方が良い理由は主に3つです。

  1. 転職エージェントはそれぞれ持っている求人が異なる
  2. 複数の視点で自己分析できる
  3. 自分に合う転職エージェントを選べる

以下で詳しく説明します。

転職エージェントはそれぞれ持っている求人が異なる

転職エージェントはそれぞれ独自の求人を持っており、その多くは非公開求人です。

非公開で募集するのは、新規プロジェクトや新事業など企業秘密に直結する採用は公できないためです。また、公開すると応募が殺到するためでもあります。

情報漏えいや応募殺到による混乱を防ぐために、転職エージェントを利用して募集をかけるのです。

多様な求人に出会うためには、複数の転職エージェントの利用が必須です。

複数の視点で自己分析できる

転職エージェントに登録すると、あなた専属のキャリアアドバイザーがつきます。

キャリアアドバイザーとの面談を重ねる中で、自分の適性やスキルを棚卸ししていくことになります。

複数の転職エージェントを利用すれば、その分、多様な視点で自分のことを分析してくれるため自分では気づかない強みやスキルを見つけることができます。

自分に合う転職エージェントを選べる

ADHDの人は、同時進行の作業が苦手な傾向があることは先ほど解説しました。

複数の転職エージェントに登録するからと言って、全てを平等に利用しなければいけないわけではありません。

自分の特性を理解してくれ、寄り添ってくれる転職エージェントもあれば、「何だか合わない」と感じるところもあります。

複数に登録すれば比較検討ができるので、自分に合ったところに利用を絞れば、集中してストレスなく転職活動に臨めます。

あなたの長所を認めてくれるキャリアアドバイザーに出会うためには、転職エージェントに複数登録をすることが必須です。

転職エージェントの複数利用の効果は?メリット5つ、デメリット3つ

ADHDの人におすすめ!転職エージェント3選

転職エージェントマニュアル

ここからは、転職をバックアップしてくれるおすすめ転職エージェント3選を紹介します。

「私はADHDだから転職は難しいのでは」と後ろ向きにならず、自分の特性を伸ばせる職場を探しましょう。ポジティブな思考が転職活動を成功させる鍵です。

どの転職エージェントも無料で登録・利用ができます。いくつか登録して自分に合った転職エージェントを有効活用しましょう。

サポート力が高評価のパソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは、ADHDの方に最もおすすめの転職エージェントです。どんな登録者にも親身になって相談に乗る「徹底的な転職サポート」が特徴です。

パソナキャリアは、対面でのキャリア面談から始まり、求人紹介、書類添削、面接対策、条件交渉、退職交渉まで、すべてサポートしてくれます。

キャリア面談でADHDであることを打ち明け、自分のことを理解してもらってじっくり適職を探すのも1つの方法です。

担当のキャリアアドバイザーが、あなたに寄り添って相談に応じてくれることでしょう。

パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果

様々な転職者におすすめのリクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントもADHDの方におすすめの転職エージェントです。最大の特徴は「求人数が多い」点で、適職探しの選択肢が広がります。

公開求人だけで17万件もの求人を扱っており、ADHDの方にもぴったりな転職先が見つかるでしょう。

最大手であるため、サービスの質にも定評があります。必要書類の添削や面接対策なども当然受けられます。

安定した質のサービスを受けて、大量の求人から適職を探したい人におすすめです。

リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果

外資系やグローバル企業転職に強いランスタッド

ランスタッド

オランダ資本のランスタッドは、海外やハイクラスの転職に強みがある転職エージェントです。キャリアアップを図りたい人に特におすすめです。

同調圧力の強い日本よりも、個性を生かせる海外企業の方がADHDの方が生き生きと働ける可能性は大いにあります。

パソナキャリアとリクルートエージェントと、併用がおすすめです。

ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ランスタッド ランスタッドの評判は?500人の口コミ調査の結果

ADHDの人は自分の強みを活かして天職を見つけよう

この記事では、ADHDの方が向いている仕事や、向いていないとされる仕事について解説し、その対処法も紹介しました。

ADHDの人は、仕事でミスが重なり「自分には向いている仕事はない」などと自信を失うことが多いです。

しかし、その類いまれな集中力と創造性は、大きな強みの可能性もあります。

まずは自分の特性を知り、強み・弱みを客観的に分析しましょう。その上で自分のスキルの「棚卸し」をすれば、自然と「適職=天職」は見えてきます。

もし、その作業を自分一人で行うのが難しいなら、ぜひ転職エージェントの利用を検討してください。

転職エージェントなら、あなたに寄り添い、丁寧に相談をしながら、あなたの特性や強みを見いだしてくれます。

あなたの活躍の場を広げるために、複数の転職エージェントを有効利用して、転職活動を成功させましょう。