パソナキャリアは、丁寧なキャリアカウンセリングに定評のある転職エージェントです。
とはいえ、パソナキャリアの利用を考えている人の中には、「本当にパソナキャリアを利用して大丈夫？」「悪い評判はないの？」と、不安な方もいるでしょう。
この記事では、そんな不安に答えるため、実際に利用した629人にアンケートを取り、パソナキャリアの良い評判・悪い評判をまとめました。
パソナキャリアの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
目次
各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。
パソナキャリアの総合評価
- サポート力が高い
- パソナキャリアのアドバイザーは、応募書類の添削・面接対策を親身になって対応してくれます
- 女性の転職に力を入れている
- パソナキャリアは幅広い年代に対応していますが、特に女性の転職に力を入れており、手厚いサポートをしてくれます
- 求人の質が高い
- パソナキャリアが扱う求人は質が高く、求職者とのミスマッチがありません
- 公開求人案件が少ない
- パソナキャリアは求人案件の80%が非公開のため、公開求人だけで比較すると他の転職エージェントよりも見劣りします
- 転職後のサポートは控えめ
- 転職先での活躍を見守りながら、必要に応じてアフターサポートが提供される
パソナキャリアは、サポート力・提案力・会社の信用・求人の数・質のすべてで業界Top10平均を上回っており、まず利用して間違いのない転職エージェントです。
取り扱う求人数は、他の国内最大の転職エージェントと比べると少ないですが、その点を差し引いても、かなり質の高い転職エージェントだと言えます。
以下では、そんなパソナキャリアの良い評判、悪い評判について詳しく解説します。
パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの良い評判
この項目では、パソナキャリアの良い評判を紹介します。冒頭で紹介したとおり、以下の3点が主な良い評判です。
- サポート力が非常に高い
- 女性の転職に力を入れている
- 求人の質が高い
パソナキャリアのアドバイザーは利用者に寄り添い、転職まで丁寧にサポートしてくれます。保有する求人の質が高い点も高評価を集めています。
以下で具体的な口コミを見てみましょう！
パソナキャリアの良い評判①サポート力が非常に高い
&careerが独自に調査したアンケートにおいて、多くの人が添削や面接対策などの「パソナキャリアの高いサポート力」を評価していました。
検証：パソナキャリアのサポート力は本当に高い？
パソナキャリアは、
- 求人紹介
- 専任のキャリアアドバイザーによるカウンセリング
- マンツーマンでの書類添削
- 面接対策
- 企業との交渉
- 退職手続きのフォロー
を、徹底的に行ってくれます。
2020年度のオリコン「転職エージェントの顧客満足度ランキング」で、満足度1位にパソナキャリアが選ばれています。
パソナキャリアは評価項目5つのうち、「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件の質」「交渉力」4つで1位を獲得した優良な転職エージェントです。
パソナキャリアの良い評判②女性の転職に力を入れている
検証：パソナキャリアは本当に女性の転職に力を入れている？
パソナキャリアは、2016年3月に女性の転職専門の「女性活躍推進コンサルティングチーム」を発足させ、女性が転職しやすい環境づくりに力を入れています。
女性向けの求人を豊富を揃え、担当のキャリアアドバイザーも女性です。女性向けの転職セミナーも開催し、気軽に参加できます。
中途採用を検討している企業に聞いた「女性の採用に強い人材紹介会社」でも、パソナキャリアが第1位に輝いています。
パソナキャリアの良い評判③求人の質が高い
パソナキャリアは保有する求人の質が高い上に、丁寧なキャリアカウンセリングを通して登録者にベストマッチした求人を紹介してくれるようです。
転職エージェントは複数利用するのが転職活動の基本ですが、パソナキャリアを外してはいけません。
検証：パソナキャリアの求人の質は、本当に高い？
パソナキャリアに登録すると、転職したい業界を熟知するキャリアアドバイザーが担当につきます。
各業界に精通したキャリアアドバイザーが、丁寧に登録者の意向を聞き取った上で求人を紹介するので、ミスマッチがありません。
パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアはひどい？悪い評判まとめ
ここまで、パソナキャリアの良い評判を見てきましたが、「ひどい」など一定程度、悪い評判もあります。
主な悪い評判は以下の2点です。
- 公開求人案件が少ない
- 転職後のサポートは控えめ
パソナキャリアは求人案件の80%が非公開のため、登録しなければ詳細な求人内容を閲覧できません。
また、転職後たびたび連絡してきて「新しい職場に慣れてきたか」などを確認してくれる転職エージェントもありますが、パソナキャリアの転職後サポートは控えめです。
しかし、転職後にしょっちゅう連絡してくるのは、転職エージェント側の「裏事情」があります。それは以下で解説します。
パソナキャリアの悪い評判①公開求人案件が少ない
パソナキャリアの求人数が少ないと感じる方も稀にいます。
大手の総合転職エージェントの求人数を以下のとおり比較しました。
| 求人数 | 件 |
|---|---|
| リクルートエージェント | 293,688 |
| パソナキャリア | 177,295 |
| doda | 123,620 |
| Spring転職エージェント | 48,113 |
| マイナビエージェント | 45,900 |
パソナキャリアは、最大手のリクルートエージェントに次ぐ業界第2位の求人数を誇ります。決して少ないとは言えません。
パソナキャリアの求人数が少ないと言われた背景には次の2つが考えられます。
- リクルートエージェントと比べて少ないと感じた
- パソナキャリアの非公開求人を見ていない
転職エージェントが取り扱う求人案件には、「公開求人」と「非公開求人」の2種類があります。
- 公開求人・・・誰でも閲覧・応募できる
- 非公開求人・・・「公開求人」よりも条件が良く、競合には知られたくない独占案件
「非公開求人」は条件が良い貴重な案件です。公開すると応募者が殺到する可能性があります。
各転職エージェントは転職希望者の経歴や属性を見極めた上で、会員限定で「非公開求人」を紹介しています。
各転職エージェントの非公開求人比率を比較しました。
（2021年7月8日現在）
| 求人案件の非公開率 | % |
|---|---|
| パソナキャリア | 80% |
| Spring転職エージェント | 64.9% |
| リクルートエージェント | 60.1% |
| マイナビエージェント | 39.9% |
| doda | 27.7% |
パソナキャリアの非公開比率は80%と、他の転職エージェントと比べて非常に高いことがわかります。
つまり、パソナキャリアは他の転職エージェントと比べて、質の良い独占案件をより多く保有しているとも言えます。
求人数が少なくて不安な方は、パソナキャリアに加えて他の転職エージェントを併用することをおすすめします。
悪い評判② 転職後のサポートは控えめ
転職前のサポートと比べると、パソナキャリアの転職後サポートは控えめと感じる方がいるようです。
中には、転職後も定期的に連絡してきて「新しい職場には慣れたか」「悩みはないか」などを聞いてくれる転職エージェントもあります。
それに比べて、パソナキャリアの転職後サポートはあっさりしているようです。
これには、転職エージェントのビジネスモデルが影響しています。
転職エージェントは利用者が転職を決めたら、転職先の企業から報酬を受け取ります。このため、登録者は無料で利用できるのです。
ただし、利用者が転職後まもないうちに離職すると、報酬を返金する契約であることが一般的です。
つまり、すぐに辞められると報酬がなくなるので、転職後も丁寧にフォローしてくるところが多いわけです。
その点、パソナキャリアは応募先を選ぶ段階で丁寧にマッチングするため、「すぐに辞めてしまうかも」という不安が少ないのだと思われます。
もちろん、必要に応じて転職後もフォローしてくれるので、新しい感情に馴染めない、などの悩みがあれば気軽に相談しましょう。
こうした転職エージェントの裏事情は以下の記事で紹介しています。
パソナキャリアがおすすめな人
パソナキャリアの特徴、利用した人の評判を踏まえると、パソナキャリアは以下のような人におすすめです。
- 丁寧な転職サポートを受けたい人
- 転職後の年収をアップさせたい人
- 早く転職したい人
- 女性で転職を考えている人
- 20代〜50代で転職を考えている人
以下で詳しく解説します。
丁寧な転職サポートを受けたい人
パソナキャリアの最大の特徴はサポート力の高さと、利用者満足度の高さで、国内の転職エージェントの中でもトップレベルです。
十分な転職サポートを受けたい人は、パソナキャリアを利用しましょう。
転職後の年収をアップさせたい人
厚生労働省の「転職者実態調査」によると、転職で年収アップに成功した人の割合は全体の40.4%です。
これに対し、パソナキャリア利用者の転職後年収アップ率は67.1%と高い水準です。
| 年収アップ率 | % |
|---|---|
| パソナキャリア | 67.1 |
| リクルートエージェント | 62.7 |
| 平均 | 40 |
女性で転職を考えている人・20～50代
パソナキャリアは、20代〜50代と幅広い年代で利用されており、女性の転職サポートにも力を入れています。
パソナキャリアの登録方法と利用の流れ
ここでは、パソナキャリアの登録方法と利用の流れについて解説します。
まずは下記のボタンから登録画面に移り、「転職サポートに登録」のボタンをクリックして、個人情報や職務経歴など必要事項を記入します。
登録は「5分程度」で完了します。
パソナキャリアは登録後の対応も非常に早く、原則2営業日以内に担当者から連絡が来ます。
パソナキャリアの公式サイト
登録後、今までのキャリアや、希望する転職先・業界などを話し合う「キャリア面談」を行います。その後、希望に合った転職先を紹介してくれます。
パソナキャリアの面談は以下の場所で設定できるので、都合の良いところを選びましょう。
面談時間は「平日10：00～21：00、土曜日10：00～18：00」です。
- 東京（本部）
住所：〒100-8228 東京都千代田区大手町2-6-2 パソナグループ本部ビル 7階
電話番号：03-3243-1555 - 大阪支店
住所：〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町4-1-1 武田御堂筋ビル2F
電話番号：06-7636-6370 - 名古屋支店
住所：〒460-0008 名古屋市中区栄3-6-1 栄三丁目ビルディング
電話番号：052-238-3401 - 静岡支店
住所：〒422-8067 静岡県静岡市駿河区南町18-1 サウスポット静岡4F - 広島支店
住所：〒730-0035 広島県広島市中区本通7-19 広島ダイヤモンドビル7F - 福岡支店
住所：〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-6-8 天神ツインビル13F
キャリア面談で求人を紹介してもらったら、応募・面接対策に移ります。パソナキャリアでは、応募書類の添削や、面接対策を丁寧に行ってくれます。
応募が完了したら、転職先企業との面接です。パソナキャリアの担当者が付いてきてくれることもあるので、事前に確認しておきましょう。
無事、内定をもらえたら、年収や入社日など、転職先企業と条件交渉です。
すべてパソナキャリアの担当者が行ってくれるので、希望年収・希望労働時間などを伝えましょう。
パソナキャリアについてよくあるQ&A
ここでは、パソナキャリアについてよくあるQ&Aについて紹介します。
パソナキャリアは職務経歴書の添削はしてくれる？
パソナキャリアでは、職務経歴書などの応募書類の添削をしてくれます。
面接対策を含め、十分にサポートしてくれるので、気軽にお願いしましょう。
パソナキャリアを退会するにはどうしたら良い？
パソナキャリアを退会するには、以下の2つの方法があります。
- 担当のキャリアアドバイザーに伝える
- 登録完了時に届いたメールに、「退会したい」という内容のメールを返信する
担当のキャリアアドバイザーに伝える
パソナキャリアに登録後は、担当のキャリアアドバイザーが付きますので、キャリアアドバイザーに「退会したい旨」を伝えれば大丈夫です。
以下の内容をメールか電話で伝えましょう。
件名：退会・個人情報の削除のお願い
◯◯様（←担当のキャリアアドバイザーの名前）
お世話になっております。△△です（←自分の名前）。大変申し訳ございませんが、諸事情により、一度転職活動を休止することにいたしました（←退会する理由）。
そのため、退会（個人情報の削除）させて頂ければと思います。◯◯様には大変お世話になったにも関わらず、このような形となってしまい、
誠に申し訳ございません。何卒よろしくお願いします。（またの機会がございましたら、そのときはどうぞよろしくお願いいたします。）
△△（←自分の名前）
登録完了時に届いたメールに「退会したい」という内容を書いて返信する
パソナキャリアに登録すると、自分のメールアドレスにパソナキャリアからメールが届きますが、そのメールに返信する形でも退会できます。
上記で紹介したメール文を返信しましょう。
パソナキャリアに断られた！？門前払いはあり得るの？
パソナキャリアに登録したものの、「この人は転職が難しい」と判断された場合、「紹介できる求人がない」と断られることがあります。
次のような人は、断られる可能性が高いです。
- 年齢が高い（50代以上）
- 転職回数が多い（20代で3回、30代で3〜5回以上）
年齢が高い（50代以上）
一般的40代、50代など年齢が高くなるほど、転職は難しくなると言われています。
年齢が上がると20代・30代と比べて年収も上がり、会社側の人件費リスクが上がり即戦力以外は雇えないことなどが理由として挙げられます。
ですが、40代・50代であっても転職が不可能というわけではありません。自分の市場価値を正確に見極め、それに見合った転職先を選べば転職は可能です。
転職回数が多い（20代で3回以上、30代で3〜5回以上）
20代で3回以上、30代で3〜5回以上転職している人は、「雇っても、またすぐに辞めてしまうのでは？」と思われて、転職がかなり難しくなります。
特に、「上司が嫌いだった」「仕事が面倒になった」など、これまでの転職理由がネガティブな人ほど、転職はしにくくなります。
転職回数が多い人は、転職理由で負の印象を与えないよう工夫が必要です。または、ベンチャー企業・スタートアップ企業など、転職回数を重視しない傾向にある会社を選ぶと良いでしょう。
転職エージェントに利用を断られてしまったら、転職サイト（リクナビNEXTなど）を利用し、自分で応募してみましょう。
パソナキャリアの2chでの評判は？
パソナキャリアの2chでの評判は以下の通りです。
パソナキャリアの2chでの良い評判
アデコとかパソナは良かったけどなぁ。リクルートエージェントの担当は、自社アプリでの求人の検索方法すら知らなかったぞw
試験でどこを重視されてるか。例えば全体的に点が高くても、この分野を落としたら不採用だとか。パソナに教えてもらえたから対策できたよ。
リクルートエージェントって営業力はないし、業界知識もないし中途半端だよな。コールセンターのオペレーターと話してる感じなんだよ。パソナとかはそんな事なかったけどな。
パソナキャリアの2chでの良い評判では、「サポート力が高い」というコメントが目立ちました。
パソナキャリアは、国内の転職エージェントの中でもサポート力が高い転職エージェントと言って間違いないでしょう。
パソナキャリアの2chでの悪い評判
担当者の質はリク＞doda＞＞＞＞パソナと感じる。dodaは独自求人が割とあって重宝。パソナには放置された。マイナビエージェントは登録拒否されたw
マイナビとパソナはクソ対応だったな（放置された）。エンは電話で勝手に日程決めてきて必死だったから断った。dodaとリクルートは満足。自分の周りの転職成功済みの人もリクルート多い印象、最大手安心やでやっぱ。
パソナキャリアの2chでの悪い評判では、「担当者の対応が悪かった」「放置された」というコメントが多かったです。
担当者によって当たり外れがあるのは、どの転職エージェントでも一緒です。「この担当者は合わない」と思ったら、すぐに変えてもらいましょう。
パソナキャリアは50代でも利用できる？評判は？
パソナキャリアは、50代でも利用できます。
&careerが独自に調査したアンケートの中にも、50代の利用者がいました。この方は、パソナキャリアの求人の質の高さ、サポート力の高さに満足しています。
50代は一般的に転職が難しいとされる年代ですが、パソナキャリアを利用すれば成功する可能性があります。
パソナキャリアは女性も利用できる？評判は？
パソナキャリアは女性の転職にかなり力を入れている転職エージェントで、女性に非常におすすめです。
女性向けの求人や女性のキャリアアドバイザーを豊富に揃え、女性の転職に関するセミナーも頻繁に開催しています。
パソナキャリアの再就職支援ってなに？
パソナキャリアの再就職支援サービスは、法人契約した企業の従業員に対するキャリア支援サービスです。個人との直接契約はしていません。
個人で転職活動をしたい場合には、再就職支援ではなく、パソナキャリアの通常の転職サービスを受けましょう。
パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判まとめ
この記事では、国内転職エージェント大手の「パソナキャリア」について、評判とサービス内容を検証してきました。
以下でまとめるので、おさらいしましょう。
- サポート力が高い
- パソナキャリアのアドバイザーは、応募書類の添削・面接対策を親身になって対応してくれます
- 女性の転職に力を入れている
- パソナキャリアは幅広い年代に対応していますが、特に女性の転職に力を入れており、手厚いサポートをしてくれます
- 求人の質が高い
- パソナキャリアが扱う求人は質が高く、求職者とのミスマッチがありません
- 公開求人案件が少ない
- パソナキャリアは求人案件の80%が非公開のため、公開求人だけで比較すると他の転職エージェントよりも見劣りします
- 転職後のサポートは控えめ
- 転職先での活躍を見守りながら、必要に応じてアフターサポートが提供される
パソナキャリアは公開求人数は少ない一方で、非公開求人は多く厳選された案件を抱負に持つ転職エージェントです。
サポート力が高さは、転職エージェント顧客満足度ランキングで1位を獲得するほどです。
もちろん完全無料で利用できるので、転職を考えている方は、まず登録しておいて間違いありません。
この記事を読んで、一人でも多くの人が転職に成功することを祈っています。
パソナキャリアの公式サイト各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。
