RGF Professional Recruitment Japanは、外資系企業や日系グローバル企業への転職に特化した転職エージェントです。
外資系企業や日系グローバル企業への転職を目指している方は、RGFのサービス内容や評判などが気になるのではないでしょうか?
この記事では、RGFの特徴やサービス内容、評判などを解説し、RGFは外資系企業やグローバル企業の転職に使えるのかを検証します。
目次
各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。

RGF Professional Recruitment Japanの特徴とサービス内容
RGFは外資系・日系グローバル企業の案件に強く、高年収の案件を数多く取り扱っています。
はじめに、RGF Professional Recruitment Japanの特徴やサービス内容を説明します。
RGFとは?
RGF Professional Recruitment Japan(RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン)はリクルートグループの転職エージェントで、外資系企業や日系グローバル企業の転職に特化しています。
運営会社はRGFタレントソリューションズ株式会社で、同社は株式会社リクルートが100%出資するリクルートの完全子会社です。
東京と大阪を拠点にグローバルに事業を展開しており、アジアの26都市に約900名のコンサルタントが在籍しています。
イギリスの団体が主催するコンテストで、3年連続「Japan’s Executive Search Company of the Year」を受賞するなど実績や運営会社の信頼性は申し分なく、安心して利用できます。
RGFの特徴①外資系・日系グローバル企業の案件に強い
RGFは外資系企業の日本採用や日系グローバル企業の案件に強く、登録すると数多くの求人の中から、希望に合致する求人をコンサルタントが無料で紹介してくれます。
RGFの求人数は1,533件(2020年2月26日現在)で、求人のほとんどは優良な外資系企業や日系グローバル企業のものです。
1,533件の公開求人の他に数多くの非公開求人を保有し、RGFに登録すると会員限定の非公開求人にも応募できるようになります。
あらゆる業種と職種の求人が寄せられ、金融や不動産、営業、マーケティング、経理財務などの希望を伝えると、業種や職種に精通したコンサルタントの支援が受けられます。
RGFの特徴②高年収の案件を多数扱っている
一般的に外資系企業や日系グローバル企業の年収は高く、RGFが取り扱っている求人は高年収の案件が多いです。
外資系投資銀行や証券会社だと800万円~1,300万円、外資系コンサルは400万円~1,500万円、外資系IT企業は400万円~1,200万円など、高年収の求人が数多く寄せられています。
外資系企業の年収はベース給とインセンティブ給で成り立っており、入社後に成果を出すと高額なインセンティブが支給され、かなりの高収入を稼げます。
採用時の年収をアップするには条件交渉が欠かせませんが、RGFに登録するとコンサルタントが条件交渉を代行してくれるので、年収アップが期待できるでしょう。
RGFの特徴③バイリンガルの優秀なコンサルタントが対応
RGFに登録すると、多言語対応の優秀なコンサルタントが外資系企業や日系グローバル企業への転職を全面的にサポートしてくれます。
RGFのコンサルタントはキャリア相談、求人の紹介、条件交渉、退職手続きなど、転職活動の全てを支援してくれるので、外資系企業や日系グローバル企業への転職が初めての方でも安心して転職活動ができるでしょう。
外資系企業や日系グローバル企業には世界中から応募者が殺到するため、厳しい競争に勝ち抜いて採用されるには、積極的・効果的な自己アピールが欠かせません。
そのうえ、外資系企業は特に、社内公用語として英語を用いるところが多く、面接に加えて内定時の条件交渉も、英語を使わなければならないケースがあります。
面接本番は自分で乗り切らなければなりませんが、条件交渉まで英語でやるのはタフだと感じられるでしょう。
その点、RGFのコンサルタントはバイリンガルで外国語のコミュニケーションに長けています。本人に代わって、採用担当者の目に止まるように積極的にアピールしてくれます。
コンサルタントは優秀なので、採用と内定後に好条件を勝ち取る可能性が高まります。
RGFで転職した人の口コミは?年収はどれくらい上がる?
次に、実際にRGFを利用した人の口コミをいくつかご紹介します。
RGFには良い口コミと悪い口コミがあり、良い口コミは「外資に強い」「コンサルタントのサポートが良かった」などが多いです。
RGFの良い評判①外資系企業への転職に強い
RGFというリクルート系のエージェント使いました。外資に強いエージェントだから選んだという感じですかね。
エージェントごとに得意分野みたいなのがあるのでそこで選別したら良いと。— しろみそ(3) (@wmisoup) January 19, 2018
RGFで転職に成功した人の口コミでは、RGFは外資の転職に強いというものが多いです。
RGFは外資系企業や日系グローバル企業の転職に特化したエージェントを謳っているので、この口コミは当然でしょう。
転職エージェントはそれぞれ得意分野があり、強みは転職エージェントによって違ってきます。
外資系企業に転職したい方は、外資に強い転職エージェントを選びましょう。
RGFの良い評判②コンサルタントの質が高い
RGFさんに転職をサポートしてもらったけど、相手企業の情報や方向性も教えてもらえたし、けっこう助かったなぁ
— もりのあさ (@forenoonM) April 26, 2018
RGFはコンサルタントの質が高いと評判で、RGFに登録すると優秀なコンサルタントが外資の転職を全面的にサポートしてくれます。
RGFのコンサルタントは企業の詳しい情報を教えてくれ、今後の将来性や方向性などを理解したうえで応募することが可能です。
ただし、RGFのコンサルタントが優秀だとしても、相性が悪いコンサルタントが担当になることもあります。そういった場合に備えるためにも、複数の転職エージェントに登録しておきましょう。
RGFの悪い評判:求人案件数は大手に比べると少ない
リクルートエージェントは前回の転職の時に使ったけど、担当者がよかったのか対応はすごくまともだった。
系列会社のRGF Professional Recruitment Japanの担当者もついたけど、こっちはめっちゃポンコツで全く希望に合わないものばかり紹介してきたので早々に切ったけど(;>_<;)
— あゆゆん♪ (@ayu_littlewing) January 22, 2020
RGFの求人数は1,533件ですが、リクルートエージェントは公開求人169,642件、非公開求人は168,856件(2020年2月26日現在)もあります。
RGFは求人数が少なく、希望に合致する求人を紹介してもらえるとは限りません。
これに備えるためには、リクルートエージェントのような求人数が多い転職エージェントにも登録しておく必要があります。
RGFとあわせて登録すべき転職エージェント3選
RGFは外資系企業や日系グローバル企業への転職に強い一方、求人数が少ない点が弱みです。
RGFと併せて次に紹介する転職エージェントにも登録し、求人数が少ないRGFの弱みを補いましょう。
①パソナキャリア

パソナキャリアは16,000社以上の取引企業の求人を扱う、業界トップクラスの転職エージェントです。
パソナキャリアは40,698件(2020年2月26日現在)の公開求人があり、非公開求人を含めると求人数は50,000件を超えます。登録すると豊富な求人の中から希望に合致する求人を紹介してもらえます。
RGFと併せてパソナキャリアにも登録しておくと、希望に合致する求人が見つかりやすくなるので、パソナキャリアは必ず登録しましょう。
パソナキャリアは求人数の多さだけが強みではなく、転職後に年収アップした転職者の割合が67.1%と高く、年収アップを目指す方にとっても最適な転職エージェントです。
パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
②リクルートエージェント
リクルートエージェントは先ほど紹介したように、日本トップクラスの求人数を誇る総合型の転職エージェントです。
RGFと同じリクルートグループの転職エージェントで、リクルートエージェントに登録するとRGFが保有する求人の一部も紹介してもらえます。
RGFのコンサルタントとリクルートエージェントのキャリアアドバイザーは協力関係にあり、互いに情報交換を行っています。
RGFのコンサルタントは優秀な人が多いですが、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーも優秀です。両方に登録しておくと質の高いコンサルタントに巡り会える可能性が高まるでしょう。
複数の転職エージェントを同時に使っても全く問題はなく、多くの人は複数の転職エージェントをフル活用して転職活動を行っています。
リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
③ランスタッド
ランスタッドは外資系の転職エージェントで、RGFと同様に外資系企業や日系グローバル企業の求人が多いことが特徴です。
年収800万円~3,000万円以上の管理職クラスの求人は1,033件(2020年2月26日現在)もあり、ハイクラス転職を目指している方はランスタッドに登録することをおすすめします。
RGFとランスタッドは共通点が多く、両方に登録しておくと、ハイクラス転職が圧倒的に有利になるでしょう。
RGFの国内拠点は東京と大阪のみですが、ランスタッドは日本国内に136拠点もあり、RGFの国内拠点に通えない人はランスタッドに登録すると最寄りの拠点でサポートが受けられます。
ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
RGFとあわせて登録すべきエグゼクティブ向けサービス3選
RGFやランスタッドはエグゼクティブ向けのハイクラス転職に強いですが、次に紹介する転職エージェントもハイクラス転職に強いです。
ハイクラス転職を目指す方は、次に紹介する転職エージェントにも登録してください。
①リクルートダイレクトスカウト
CAREER CARVER(リクルートダイレクトスカウト)は、リクルートキャリアが運営するハイクラス転職に特化した会員制転職サイトです。
RGFとリクルートダイレクトスカウトはリクルートグループであることは共通していますが、RGFは転職エージェントで、キャリアカーパーは転職サイトです。
RGFとリクルートダイレクトスカウトの親和性は高く、両方に登録しておくとハイクラス転職に成功する可能性がアップするでしょう。
リクルートダイレクトスカウトは年収800万円〜2,000万円の日系グローバル企業や日本の大企業の求人が多く、海外に拠点を置く日本の優良企業に転職したい人に最適です。
もちろん、外資系企業の求人も数多く寄せられています。
登録するとヘッドハンターの支援が受けられ、企業との調整や条件交渉などはヘッドハンターに一任できます。
リクルートダイレクトスカウトの公式サイト②クライスアンドカンパニー
クライスアンドカンパニーはマネージャーポジション以上のハイクラス転職に強い転職エージェントで、30代のマネージャークラス以上の方のハイクラス転職に定評があります。
クライスアンドカンパニーはハイクラス求人が多く、公開求人は3,163件、非公開求人は7,073件(2020年2月26日現在)もあり、ハイクラスの非公開求人が多いことが特徴です。
RGFと比べると求人数は圧倒的に多いので、RGFと併せてクライスアンドカンパニーにも登録すると、希望に合致するハイクラス求人を見つけやすくなるでしょう。
クライスアンドカンパニーのコンサルタントは国家資格「キャリアコンサルタント」の保有者が多く、優秀なコンサルタントが多いと評判です。
クライスアンドカンパニーの公式サイトクライスアンドカンパニーの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
③ビズリーチ
ビズリーチはハイクラス転職サイトで、登録すると優良企業や一流のヘッドハンターからスカウトが届きます。
4,000人以上のヘッドハンターが登録しており、ヘッドハンターからスカウトされると、ヘッドハンターによる全面支援が受けられます。
公開求人は56,988件(2020年2月26日現在)もあり、公開求人の3分の1以上は年収1,000万円以上のハイクラス求人です。
外資系企業だけでも求人数は2,333件もあり、ハイクラス求人が多いことがビズリーチの強みです。
ビズリーチはRGFよりも求人数が多く、非公開求人も数多くあるので、ハイクラス転職を成功させたい方はRGFと併せてビズリーチにも登録しておきましょう。
ビズリーチの公式サイトビズリーチの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
RGFに関するよくある質問
RGFに関するよくある質問として、スカウトサービスの有無やRGF Executive Search Japanとの関係などが多いです。
では、これらのRGFに関するよくある質問について回答します。
RGFにはスカウトサービスはある?
RGFにはスカウトサービスはなく、コンサルタントが希望に合致する求人を探してくれます。
スカウトサービスがあるのは転職サイトがほとんどで、転職サイトは基本的に転職支援サービスを受けられない代わりにスカウトサービスを提供しています。
転職サイトでも登録するとキャリアアドバイザーによる転職支援が受けられる場合があります。このような転職サイトはスカウトサービスがないケースがほとんどです。
RGFは転職エージェントですのでスカウトサービスはなく、コンサルタントが全て窓口になって転職を支援してくれます。
コンサルタントが全面支援し、希望の求人を紹介してくれるので、スカウトサービスが受けられなくても全く問題はありません。
RGF Executive Search Japanとの関係は?
「RGF Professional Recruitment Japan(RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパン)」と「RGF Executive Search Japan(RGFエグゼクティブ サーチ ジャパン)」は、どちらもRGFタレントソリューションズ株式会社のサービスブランドで、対象とする求職者の層に違いがあります。
「RGF Professional Recruitment Japan」は管理職や専門職、スペシャリスト向けの転職エージェントで、「RGF Executive Search Japan」は経営幹部や上級管理職向けの転職エージェントです。
RGFのメリット・デメリットまとめ
RGFのメリットはリクルートグループの転職エージェントであり、外資系企業や日系グローバル企業のハイクラス求人が多いことです。
RGFのデメリットは求人数が少ない点と、国内拠点が東京と大阪にしかない点でしょう。
RGFは外資の転職に強くコンサルタントも質が高いと評判で、外資系企業や日系グローバル企業の転職に使えますが、求人数が少ないため、他の転職エージェントとの併用が不可欠です。
この記事で紹介した転職エージェントに登録すると、「求人が少ない」「拠点が少ない」というRGFのデメリットを補えます。
複数の転職エージェントを同時に利用しても全く問題はないので、複数の転職エージェントを徹底的に活用し、ハイクラス転職を成功させましょう!