看護師が2年目で転職する6つのパターンとは。成功に導く方法と注意点

看護師は昔から人気のある職業の1つです。一方、その仕事の過酷さやストレスの多さから離職率が高い職業でもあります。

公益社団法人日本看護協会の「2018年病院看護実態調査」によると、正規雇用の看護師の離職率は10.9%、新卒では7.5%と、1年に10人に1人くらいが辞めています。

現在2年目の看護師の中にも、「2年目なのに怒られてばかりで辛い」「1年間頑張っても続けていく自信が持てない」といった理由で転職を考えている人もいるでしょう。

この記事では、2年目の看護師の転職理由やおすすめの職場、2年目の看護師が転職成功に繋げられる転職エージェントなどを紹介します。

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看護師が2年目で転職したいケース6つ

看護師も2年目になれば、職場の雰囲気や業務にも慣れ、新しく入ってきた新人看護師の指導にあたる機会も増えるでしょう。

しかし1年目よりも成長した分、新人の頃とは違った悩みも多く抱えてくる頃です。ここでは看護師が2年目で転職したくなるケースを紹介します。

看護師2年目の転職理由①仕事ができない

看護師の仕事は覚えることが多いうえ、人の命をあずかる責任が重い職業のため、少しでもミスをしたり要領が悪かったりすると、仕事ができないと悩んでしまいます。

「人のためになる仕事をしたい」という高い意欲を持って看護師の仕事を選んだだけに、2年目になってもいまだに理想に追いつけない現実にジレンマを抱えることもあるでしょう。

看護師2年目の転職理由②激務でしんどい

https://twitter.com/nanchanyappy39/status/1104398078872772608

看護師は女性が活躍する他の職業と比較しても、肉体的、精神的に大変な仕事です。

看護師の仕事はバイタルチェックや採血、注射、患者の身の回りの世話やミーティングなど多岐にわたり、事務作業も膨大です。

さらに夜勤・当直があることも、看護師の業務がしんどいと感じる理由の1つでしょう。体力的・精神的に追い込まれ、2年目でも辞めたいと思ってしまいます。

看護師2年目の転職理由③異動になった

看護師の世界にも人事異動はありますが、異動のストレスで辞める人も多いです。このツイートをした看護師は集中治療室(ICU)所属のようで、ICUは即戦力が求められる職場です。

それなのに、まだ教育が必要な2年目看護師が配属になったと不満を抱えています。即戦力が必要な職場に1、2年目の看護師が来てもすぐには活躍できず、他の看護師に業務が集中して不満が募る原因になります。

配属された2年目看護師にとっても、仕事が分からないうえに先輩からの当たりは強く、パワハラと感じることもあるでしょう。

このように、不自然な異動をさせると退職の原因になるのです。仕事や人間関係に慣れたころの2年目に、ブラック職場に異動させられたらなおさらです。

異動先で同じように頑張っても、新しい人間関係にうまく馴染めずに辞めてしまうというケースもあります。

看護師2年目の転職理由④結婚・妊娠などのライフイベント

もちろん一例に過ぎませんが、激務で人間関係も悪い状態では、看護師の妊娠や産休などを快く思わないスタッフもいるでしょう。妊娠したことで職場に居づらくなり、そのまま退職する看護師も少なくありません。

とはいえ、「産む以外の選択肢もあったよね?」などと発言する看護師は論外です。パワハラとマタハラの可能性が高いです。

看護師は基本的にどこも人手不足なので、一度退職してブランクができても復職・再就職がしやすい職業です。このため、2年目でも妊娠や結婚を機にあっさり退職するケースもあります。

看護師2年目の転職理由⑤人間関係が悪い

職場の人間関係はどんな職業でも離職原因の上位に挙げられますが、看護師の離職理由の中でも職場の人間関係の悪さを理由に挙げる人は多いです。

1年間は怖い先輩や独特の職場の雰囲気に慣れようと頑張ってきた人でも、2年目になっても人間関係が何も変わらないことに耐えられなくなり、辞めてしまう事例があります。

看護師はナースステーションという閉鎖的な人間関係の中で働かなければなりません。人間関係に絶望したら、早めに転職する方が賢明です。

看護師2年目の転職理由⑥目標を叶えられない

看護師になった当初は、誰もが何かしらの目標を胸に抱いていたことでしょう。

しかし1年目の看護師は覚えることが非常に多く多忙なため、あっという間に時間が過ぎてしまいます。中には、1年経ったのに仕事や知識が思ったより身についていないと感じる人もいます。

忙しすぎる職場だと、スキルアップのための学習もままなりません。このまま働いても当初の自分の目標やキャリアプランが叶えられないと悩み、2年目で退職するケースもあります。

看護師は2年目で転職できる?おすすめの職場は?

昔から「石の上にも3年」と言われ、3年以内に仕事を辞めると転職に不利だとされています。このため、どんなに仕事が辛くても3年は続けなくてはいけないと考えている方もいるでしょう。

実際のところ、看護師は2年目でも転職できるのでしょうか。ここでは気になる2年目の看護師の転職先について紹介します。

看護師は2~3年目でも、1年半でも転職は充分可能!

一般的な企業の中途採用では、応募者が前職を3年以上続けているかどうかは重要なポイントです。前職を3年未満で辞めた場合、採用してもまたすぐに辞めるのではないかと心配するからです。

しかし看護師の場合、どこの医療施設も看護師不足が深刻なため、まだ2年目や3年目の経験の浅い看護師でも十分に転職が可能です。

看護師は国家資格が必要な職業なうえ、人数が限られています。近年の看護師設置基準の見直しもあり、どの病院も看護師人材の取り合いになっています。

看護師資格があれば、経験が1年半でも転職は充分可能でしょう。

2年目で転職するなら、次の職場では長く働けるように条件の良い職場を探しましょう。ここでは2年目の看護師におすすめの職場を紹介します。

2年目の看護師におすすめの職場①クリニック

看護師が2年目で転職する看護師の中には、「夜勤・当直が体力的にきつい」「激務のわりに給料が高くない」などを理由に辞める人も多いです。

そういう場合は、クリニックがおすすめです。

病院とクリニックの平均年収を比較すると、平成28年の厚生労働省の調査では、病院が507万円、クリニック(診療所)が382万円でした。

病院勤務の場合は夜勤手当が含まれているため、固定給だけならクリニックの方が高い求人も多いです。

特に自由診療の多い美容クリニックは給与水準が高い傾向にあり、病院で働くよりも給料が上がる場合があります。

病床がないクリニックなら夜勤はほぼ入らないため、病院よりも肉体的なストレスを感じずに仕事ができるでしょう。

2年目の看護師におすすめの職場②高齢者施設

特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの高齢者施設も2年目看護師の転職先としておすすめです。

病院勤務では急患などの対応に迫られ、残業も日常茶飯事です。一方、高齢者施設の場合、看護師が行うのは入居者の対応だけなので、基本的に定時になったら帰宅できます。

病院看護師は肉体的にもハードな業務を担うことが多いですが、高齢者施設で入居者の介護をするのは介護職のスタッフです。

看護師が肉体労働を行う場面は少なく、産休明けなど体力的に病院勤務が難しい看護師でも働きやすい環境です。

無理をせず、介護の現場でキャリアを積みたい看護師には、高齢者施設はおすすめな職場だと言えるでしょう。

2年目の看護師におすすめの職場③働きやすい環境の病院

転職後も病院勤務を考えている場合は、自分が働きやすい環境の病院を選ぶことが大切です。1年間働いた経験を生かして、自分が求める職場の条件を明確にするところから始めましょう。

たとえば、民間病院は患者との距離が近く、アットホームな雰囲気の場合が多いです。規模が小さければ診療科ごとに業務が細分化されていないケースも多く、さまざまな症例を経験できます。

一方、大学病院は福利厚生が充実している傾向が強いです。勉強会も多いため、興味のある分野をもっと深めたい人におすすめです。

公立病院であれば、勤務体系は自治体の条例と規則に従います。災害対応などよほどのことがない限り、勤務状態がブラック化することはありません、

他にも、完全週休2日制がいいなら休日が確保されている病院、人間関係を重視するなら実際に職場見学をして雰囲気をチェックするなど、自分に合う病院を探してみると良いでしょう。

看護師が2年目で転職成功するためのポイントと注意点

早く仕事を辞めたいと思っても、新しい職場にうまく転職できるか心配で、なかなか退職に踏み切れない方も多いでしょう。

ここでは、2年目の看護師が転職を成功させるためのポイントや注意点などを紹介します。

焦って転職先を決めない

いざ転職するとなると、早く新しい職場を決めなければと気持ちが焦ります。看護師だけに限らず、転職に焦りは禁物です。

焦って転職先を決めると、自分の希望条件に合わない転職先に行かざるを得なかったり、さらに悪い環境の職場に転職してしまったりと、後悔することになります。

看護師は多忙な仕事なので、先に退職してから落ち着いて転職先を見つけようと考える方もいるでしょう。しかし仕事を辞める収入がなくなるため、ゆっくり転職先を検討する心の余裕がなくなります。

時間的余裕が欲しくて先に仕事を辞めたのに、今度は金銭的余裕がなくなるジレンマに陥り、生活費が続かないという焦りに繫がります。

転職活動は必ず在職中に始めましょう。安定して収入が入ってくる状態なら、焦らずに転職先を吟味できます。

複数の「看護師専門転職エージェント」に相談する

転職の際には看護師専門の転職エージェントを利用しましょう。プロのサポートを受けることにより、自分一人で転職先を探すよりも効率よく希望条件を満たす求人を見つけられます。

転職エージェントなら年収などの条件交渉も依頼できるため、忙しい看護師に最適です。

また、転職エージェントは複数利用するのが基本です。転職を成功させるには、優秀なキャリアコンサルタントに担当してもらうことが特に重要です。さまざまなエージェントを併用すれば、より良いコンサルタントを選べます。

さらに、併用することでそれぞれの転職エージェントが保有する非公開求人も紹介してもらうこともできるため、特に良い条件の求人を見つけやすくなります。

2年目の看護師におすすめの転職エージェント3選

2年目の看護師におすすめの転職エージェントは、看護roo!、看護のお仕事、マイナビ看護師の3つです。

この3つのエージェントはどれも看護師の求人に特化しています。ここでは、それぞれの特徴やおすすめポイントを紹介します。

看護roo!

看護roo!

看護roo!は、東証一部上場企業である株式会社クイックが運営する看護師の求人専用の転職サイトです。

看護roo!は看護師の公開求人が37,000件と非常に豊富で、利用者満足度は96.2%と他の転職エージェントと比較しても非常に高い満足度を誇ります。

転職サイトに加えて「ナースカタリーナ」という掲示板を運営し、コミュニティサイトとしても活用されています。さまざまな環境の看護師と意見交換ができ、経験の浅い2年目の看護師にとっては参考になるでしょう。

サポートも手厚く、希望すれば面接に同行してもらうこともできるため、初めての転職で不安な方にもおすすめです。

②看護のお仕事

看護のお仕事は、レバレジーズ株式会社が運営する日本最大級の看護師向け転職エージェントです。

業界トップクラスの求人数を誇り、北海道から沖縄まで全国12万の医療機関や介護施設などから非公開の優良求人が紹介してもらえる点が魅力です。

キャリアアドバイザーによる手厚い転職サポートもポイントです。看護師のキャリアが浅く、まだ自分に適した職場がわからなくても、アドバイザーとじっくり相談するところから転職活動が始められます。

相談は無料で、自分のキャリアに悩んでいる場合はまず登録して相談してみると良いでしょう。

求人の質・量ともに申し分なく、多くの求人の中から自分にぴったりの職場を見つけたい方にもおすすめです。

③マイナビ看護師

マイナビ看護師は、人材派遣サービス大手の株式会社マイナビが運営する看護師専門の転職エージェントです。

看護師以外にもさまざまな医療関係専門の転職エージェントを運営していることから医療業界の知見が豊富で、病院はもちろん、クリニックや老人ホーム、訪問介護、一般企業など幅広い求人を取り扱っています。

さらに、他の看護師専門の転職エージェントは電話面談が多い中、マイナビ看護師は直接会って面談することにこだわっています。

丁寧なカウンセリングも評価が高く、何かと悩み事の多い2年目の看護師でも直接会って話をすることで悩みを解消し、転職活動の成功に繋げることができるでしょう。

拠点も全国各地にあるため、地方に住んでいる場合でも安心して利用できます。

看護師が2年目で転職する際のポイントまとめ

2年目の看護師は、何もわからない1年目のときとは状況が変わる分、より複雑な悩みを抱えがちです。特に看護師の職場は閉鎖的で、人間関係の悩みは2年目以降に深刻になることもあります。

1年間看護師として働いたのに知識や仕事が身についていないことや、後輩ができたのにいまだに怒られていることに悩み、仕事を辞めたくなることも多いでしょう。

転職して環境を変えたいと思っても、うまく転職できるか心配で、なかなか転職に踏み切れない人もいるでしょう。

看護師なら、2年目で退職しても転職で不利になることはありません。看護師専門の転職エージェントを活用することにより、効率よく転職を成功させることも可能です。

ぜひこの記事を参考に、2年目以降も看護師を続けられる自分にぴったりな職場を見つけてみてはいかがでしょうか。