商社に転職を考えている人はいませんか?
住友商事や伊藤忠商事、丸紅など、日本を代表する大企業が揃っているのが総合商社です。
我々が生活していくのに欠かせない存在ですし、やっている事業の規模が大きいので、転職希望者は非常に多いです。
この記事では、そんな商社の基本情報や、転職難易度、転職を成功させる方法について詳しく解説しています。
記事の最後には、商社に転職する上で利用したい転職エージェントも紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
目次
各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。
総合商社への転職難易度&中途採用されるコツとは?
ハイキャリアの代表格として語られることも多い総合商社は非常に有名ですので、他業種で働くビジネスパーソンの中にも「できることなら入社したい!」と考えている方は多いでしょう。
総合商社への入社というと「優秀な学生が新卒採用で入る」というイメージがありますが、一度別の企業に入社した人が中途採用という形で転職することは可能なのでしょうか?
ここからは総合商社へ転職するにあたってまず知っておきたい「中途採用の状況」「転職難易度」「入社のコツ」についてご紹介していきます。
総合商社への転職をめざしている方はぜひ最初にチェックしてくださいね。
総合商社に中途採用で入れる?
多くの大手総合総合商社(三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅、など)では新卒採用だけでなく中途採用も実施しています。
例えば住友商事では現在「キャリア登録」という制度を実施しています。
「キャリア登録」とは経歴やスキルを登録することで住友商事からおすすめの職種に関する案内が届くという仕組みのことです。
もちろん登録したキャリアが企業側も求める人材に合致しなければ連絡は来ませんが、あなたのスキルに合った職種があれば随時採用に申し込むことができます。
キャリア採用を行う時期が決まっている会社もありますが、住友商事のように随時募集しているところもありますので、まずは転職を希望する総合商社の採用HPをチェックしてみましょう。
総合商社への転職は難しい
特に総合総合商社は転職市場での人気も非常に高く、「新卒の頃総合商社をめざしたけどダメだった…」という方も非常に多いでしょう。
いくら総合商社で中途採用が行われていると言っても、総合総合商社をめざしているビジネスパーソンが多数いるのが今の現状。
コンサルティングファームや外資系金融会社などの有名企業から総合商社の中途採用を受ける方も少なくありませんので、相当優秀な人材でないと入社は厳しいと言えます。
また、総合商社自体の採用人数も少なく三菱商事の場合2017年にキャリア採用で入社したのはわずか6人でした。
他総合商社でも中途採用の人数は多くないので、狭い枠を多数の優秀な人材が取り合う状況だと考えられます。
「総合商社へ行けるようなキャリアがある」という方であれば入社は案外簡単かもしれませんが、「明確なアピールポイントがない」という方が入社するのは非常に難しいでしょう。
しかし、ポテンシャル重視の新卒採用とは異なり総合商社のキャリア採用は経験重視です。専門的なスキルや役立つ経験があれば総合商社への転職も夢ではないでしょう。
今、アピールすべき資格などを持っていない方は総合商社に応募する準備として、資格取得などに向けて勉強を始めるのがおすすめです。
総合商社への転職を成功させるコツ
特に大手総合総合商社に入社するのは非常に難しい状況ですが、あなたのスキルを最大限アピールすれば内定を貰える可能性はあります。
しかし、転職が初めてという方だと自分の能力を面接の場でうまくアピールできなかったり、エントリーシートが上手く書けず面接さえ受けさせてもらえないというケースもあります。
せっかく総合商社に入りたいという気持ちと能力があるのに、面接の受け方や履歴書の書き方で落とされてしまうのはもったいないことですよね。
あなたの能力を最大限生かすために必要なのが、「転職エージェントの利用」です。
転職エージェントに登録すれば担当のアドバイザーがあなたの履歴書をチェックし、面接対策を行ってくれます。
転職エージェントからもらえるアドバイスは第三者目線のものですので、自分では気づかなかった問題点や欠点にも対処することができるでしょう。
現在転職を検討しているという方は、この記事内の「総合商社向け転職エージェントの選び方」「総合商社転職に強いおすすめエージェント5選」などをぜひチェックしてくださいね。
転職する前にチェック!総合商社の仕事内容&年収
総合商社の仕事に対して「かっこいい」「エリート」というイメージが先行している影響で、総合商社の仕事内容に関して詳しい方は案外少ないかもしれません。
しかし、総合商社への転職をめざすうえでは仕事内容や事業について深く理解していることが大切です。
また、転職希望者が一番気になるのが「年収」のことでしょう。総合商社の平均年収は非常に高いと言われていますが実際どれくらいのお給料がもらえるのでしょうか?
ここからは総合商社の仕事内容と年収について、基本的な部分を解説していきますので、転職を検討している方はぜひご一読ください。
総合商社の仕事とは?
簡単に言うと、総合商社では原材料や加工品など世界中のあらゆるもの(サービスも含めて)の取引を仲介する仕事を行っています。
例えば日本である原材料が取れたとしても、その生産者が世界各国の販売チャネルをいきなり手に入れるのは困難です。
しかし総合商社が間に入ることで原材料の買い手と売り手が上手くマッチングし、取引を成功に導くことができます。
また、取引が円滑になるよう新たな販売チャネルを開拓したり、取引するものに付加価値をつけたりするのも総合商社の仕事です。
総合商社の種類と違い
総合商社には大きく分けて「総合総合商社」と「専門総合商社」があります。その大きな違いは取り扱う商材によるものです。総合総合商社の場合幅広い商材を対象に、原材料の調達から販売までを手掛けます。
専門総合商社は特定の商材を扱うのに特化した総合商社のことで、売上比率の50%が特定の商材である場合「専門総合商社」と呼ばれることが多いようです。
総合商社と聞くとすぐに総合総合商社を思いつく方も多数いますが、専門総合商社まで視野を広げれば総合商社の数はたくさんあります。
総合総合商社への転職は非常にハイレベルな戦いとなりますが、数多くある専門総合商社への転職であればスキル次第で入社も可能です。
総合総合商社への転職が難しい場合でも、総合商社に入社する道が完全に閉ざされるわけではありません。
総合商社の平均年収
やはり多くの方にとって気になるのが総合商社の平均年収です。「総合商社マンは高給取り」とも言われていますが、実際に貰える給与はどれくらいとなっているのでしょうか。
ここからは総合総合商社と専門総合商社に分けて平均年収とその特徴を解説していきますので、転職前にぜひチェックしてくださいね。
総合総合商社の平均年収
現在、5大総合商社と言われているのは
- 三菱商事
- 伊藤忠商事
- 住友商事
- 三井物産
- 丸紅
の5つです。有価証券報告書によると、どの企業でも平均年収が1000万円を超えており、平均をとるとおおよそ1200万円ほどが年収となっています。
平均年収でトップなのは三菱商事の1396万円。一般的な水準から考えれば大手総合総合商社の平均年収は非常に高いと言えるでしょう。
以上に挙げた五大総合商社以外にも総合総合商社はありますが、その年収はピンキリ。
大手総合総合商社と言われる双日や豊田通商の場合であれば平均年収が1000万円前後ですが、ほとんど名前の知られていない企業であれば「総合商社」といえど年収が低めになっている可能性もあります。
専門総合商社の平均年収
専門総合商社は総合総合商社と比べて年収が低めです。しかし売り上げの高い専門総合商社であれば、一般の会社より高い給与をもらっていると言えるでしょう。
専門総合商社の中で最も平均年収が高かったのはミツウルコグループHDの1303万円です。
ミツウルコグループHDだけ見ると総合総合商社との年収差はほとんどないように感じられますが、大手専門総合商社の平均年収はおよそ800万円前後。
医療や資源に関わる商材を扱っている総合商社は特に年収が高い傾向にあるようです。
一般的な会社と比べて給与は高くなっていますが、専門総合商社は扱っている商材の景気によって年収が変動しやすく、現段階の年収だけで転職する専門総合商社を選ぶのは危険です。
総合商社へ転職しやすい条件とは?
好待遇・高年収な総合商社にぜひ転職したい!と考えている方はたくさんいるでしょう。しかし総合商社への転職は狭き門。総合商社への転職を成功させるには「満たしておいた方が良い条件」というものがあります。
もちろん能力さえあれば入社は可能ですが、以下に挙げる条件があると総合商社への転職は少し有利になるかもしれません。
あくまで噂の域を出ないものもありますが、総合商社への転職を考えている方は一度チェックしておくとよいでしょう。
年齢が若い
総合商社の中には「若い社員を1から育てる」という社風のところも多数あります。もちろん中途採用を実施しているところから考えて「若い社員以外は不要」という考えではないことは明らかです。
しかし総合商社の仕事には体力が必要な面もありますので、「同じ能力なら若い人の方が良い」と考えている企業も少なくはないでしょう。
また、もし現在アピールできるようなスキルが無くても、25歳くらいまでであれば第二新卒枠で入社可能な場合があります。
第二新卒枠であれば「即戦力」としてよりも「ポテンシャル採用」としての側面が大きくなりますので、アピール次第では総合商社への入社も可能でしょう。
学歴が高い
「学歴が高くなければ総合商社に入れない!」というわけではありませんが、総合総合商社であれば新卒採用実績のある大学を出ていなければ入社は難しくなるかもしれません。
しかし、中途採用はあくまでもスキル・能力重視なので、たとえ採用実績のない大学を出た方でも能力次第では十分転職に成功する可能性もあるでしょう。
また、たとえ誰もが知る有名な大学を優秀な成績で卒業していたとしても、総合商社で生かせるスキルがない場合や総合商社の雰囲気と合わない場合は転職に失敗することも十分考えられます。
学歴の高さは有利なポイントですが、学歴だけで判断されるわけではないので学歴を過信しするのは避けましょう。
総合商社内にコネクションがある
「コネ入社」については噂の域を出ませんが、総合商社内に知人や親族がいれば転職で有利になることもあるかもしれません。
しかし、すべての人が総合商社内にコネクションを持っているわけではありませんし、コネを持つ人ばかり採用していては会社の経営にも問題が出てしまいます。
「総合商社にはコネがないとは入れない」という話はあくまでも噂です。たとえ知人や親族がいなくてもまずは自分の能力を信じて転職にチャレンジしてみましょう。
総合商社への転職で有利なスキル・経験とは?
難関といわれる総合商社への転職ですが、総合商社の仕事に役立つスキルや経験を上手くアピールすれば入社も不可能ではありません。
もちろん現在総合商社やその関連企業で働いている方であればその経験を生かすこともできますし、専門的な知識のある方は総合商社への転職でも有利になるシーンが多いでしょう。
ここからは総合商社への転職で有利なスキル・経験について紹介していきますので、「何をアピールすればいいか分からない」という方はぜひご覧ください。
語学力
総合商社に入社するうえで最も大切だと言われるのが語学力です。総合総合商社をはじめ多くの総合商社は世界中でビジネスを行っているため、少なくとも英語がビジネスレベルであることはほぼ必須要件でしょう。
住友商事のキャリア採用ではMUST要件として「英語力TOEIC730点以上」(経理業務の場合)が挙げられていますので、他総合総合商社でも同様の条件がある可能性も高いと言えます。
一般的に総合総合商社で働くには最低でもTOEIC600点以上の英語力が必要と言われています。
海外に関わる仕事に就きたいのであれば求められている力はそれよりも高く、ネイティブレベルとも言われる800点をめざす必要があるでしょう。
また、英語圏以外での仕事も多い総合商社では中国語などをはじめとした様々な言語能力も求められています。
英語力はグローバルビジネスの基本ですが、それに追加してその総合商社が求める外国語の能力をアピールすると転職が有利に進むでしょう。
マネジメント経験
総合商社で働く人には多くの取引を主導できるようなリーダーシップが必要です。
また、リーダー向きではないという方でもきちんと周りの人とコミュニケーションを取り、他の人の仕事を管理できる力はどんな場面でも求められるでしょう。
たとえ社会人経験が少ない方であっても、仕事で何らかのマネジメント経験があれば総合商社への転職で有利になります。
特に管理職としてのスキルが求められる30代以降での転職を考えている場合、マネジメントスキルは必須です。
面接でもマネジメント経験については必ず聞かれるところだと考えられますので、希望総合商社の事業に合わせて自分の実績をアピールしていきましょう。
経験を生かした専門的なスキル
社会人経験の浅い20代では少し厳しいかもしれませんが、総合商社の仕事に関係した仕事の経験があるという方であればそのスキルをアピールすることで総合商社内定に大きく近づきます。
総合商社の方も、若手以外を採用するのであれば「即戦力」としての働きを求めています。そのため「総合商社で生かせる経験があるかどうか」は転職の際にチェックされるポイントです。
企業買収やマーケティングの経験、または海外駐在の経験などであれば会社の業種に関わらず面接などでアピールすることができるでしょう。
しかしポテンシャル採用でなければ全く経験のない分野で転職するのは難しくなります。
もし総合商社で生かせる経験がない場合は「いったんキャリアを積んでから転職」という作戦の方が転職に成功しやすいかもしれません。
経済・法律・会計などの難関資格
総合商社への転職を希望するのは比較的若い方が多いため、20代の若手となると「難関資格を持っているかどうか」が他転職者と差別化を図るための重要な鍵です。
前述した英語力を示すための資格に加え、経済・法律・会計などの難関資格(MBA・公認会計士・司法書士・弁護士など)を持っていると総合商社への転職で有利になります。
しかし、数カ月の勉強で取得できるような資格だけでは総合商社に入ることはできません。
先ほど挙げた難関資格はどれも取得までに長い時間がかかってしまうものです。もし今後総合商社に転職したい、という方はこうした資格の勉強を今からでも始めておくとよいかもしれません。
総合商社へ転職する際、直接応募が不利な理由3つ
この記事の「総合商社への転職を成功させるコツ」では転職エージェントの利用をおすすめしました。しかし多くの総合商社では公式ホームページから直接キャリア登録をする「直接応募」を行っています。
直接応募であればどんな求人が出ているか確実にチェックできますし、企業の人とすぐやり取りできるので信頼性が高いとも考えられるでしょう。
しかし直接応募にはデメリットもあり、人によっては「直接応募では不利になる」というケースもあります。
ここからは直接応募のデメリットについて見ていきますので、転職エージェントを使うかどうか迷っている…という方はぜひチェックしてくださいね。
①転職のサポートを受けられないから
直接応募の場合、エントリーも履歴書も面接対策もすべて一人で行うことになります。
これまで何度も転職をしたという方は慣れているかもしれませんが、特に転職が初めてだと「どうすれば転職で有利なのか分からない」「経験のアピール方法が分からない」という状況に陥りがちです。
応募した総合商社に直接「履歴書はどう書けば有利ですか?」と聞くこともできませんのでその都度自分で判断し、転職活動を一人で進めるほかなくなってしまいます。
②待遇交渉が難しいから
あなたのスキル次第では面接などの際、年収などの待遇について交渉できる場合もたくさんあります。
交渉次第ではホームページに載っていた年収よりも高い額の給与をもらうことができたというケースも多々ありますので、総合商社で高収入をめざす方にとって待遇交渉は非常に重要です。
しかし直接応募の場合、
- 自分が転職市場でどれくらいの価値があるか
- 転職先の企業の採用状況はどうなっているか
- どれくらいの年収が適正なのか
を自分で判断し、交渉に臨む必要があります。前職で転職関係のお仕事をしていれば交渉にも問題ないかと思いますが、自分のスキルを客観的に判断し、上手く交渉に持ち込むのは非常に困難です。
直接応募であれば年収アップの交渉などはなかなかできないと考えておいた方がよいでしょう。
③内部情報が手に入りづらいから
企業ホームページにある情報だけでは実際の待遇や職場の雰囲気まで知ることができない場合も多々あります。
「社員の声」として職場環境を紹介している総合商社もありますが、やはりホームページに出しているのはポジティブな声ばかり。その会社で働いている人の正直な声を聞きたいと考えている方は多いでしょう。
しかし、直接応募で聞けるのは会社に対する良い意見ばかりです。人事の方に相談しても実際の職場環境について曖昧な紹介しかしてもらえないということもあるかもしれません。
転職後のミスマッチを防ぎたいという方であれば、転職エージェントの利用をおすすめします。
総合商社への転職で転職エージェントを利用すべき理由3つ
ここまで、転職するうえで直接応募が大変な理由について見てきました。直接応募には利点もありますが、転職に慣れた人でなければ転職エージェントを利用するのがおすすめです。
ここからは転職エージェントを使うべき理由について解説していきますので、転職に不安のある方はぜひチェックしてくださいね。
①転職に関するアドバイスがもらえる
転職エージェントに登録すれば、あなたを担当してくれるアドバイザーが転職のトータルサポートをしてくれます。
履歴書の書き方や面接対策はもちろん、エージェントによってはあなたに代わって求人への応募や待遇交渉も行ってくれるでしょう。
一人でするのは不安な転職活動ですが、転職に詳しいエージェントのサポートがあれば初めての方も安心です。
場所次第では今後の転職活動について対面で相談することもできますので「そもそも転職しようか迷っている」という方も転職エージェントに登録しておくとよいでしょう。
②企業の雰囲気なども教えてくれる
転職エージェントは求人を出してくれる企業とのコネクションを持っています。
そのため一般の求人からは確認できない職場の雰囲気や労働環境、時にはあなたの上司となる人の情報まで持っていることもあります。
直接応募では企業内部の情報を手に入れづらいので、職場の環境までチェックして転職先を決めたいという方は転職エージェントを利用するとよいでしょう。
③非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントを利用する大きなメリットとして「非公開求人」の存在があります。
非公開求人とは他社に採用情報を知られないため、または応募が殺到するのを防ぐため企業があえて一般に公開していない求人のことです。
非公開求人には好待遇のものも多いので「今以上に年収を増やしたい」という方は非公開求人を狙うとよいでしょう。
転職エージェントに登録すれば担当のアドバイザーがあなたに合った非公開求人を紹介してくれますので、現在募集が出ている求人の条件に不満があるという方は転職エージェントへの登録がおすすめです。
総合商社転職に強いおすすめ転職エージェント3選
記事をここまでチェックし、「転職エージェントに登録してみようかな?」と考えている方も多いのではないでしょうか?
総合商社へ転職するなら、総合商社の採用に合った転職エージェントを選ぶのがおすすめ。具体的には
- 非公開求人数が多い
- サポートが手厚い
- 専門的な職種に強い
などの特徴を持った転職エージェントを選ぶとよいでしょう。
ここからはこの3つの条件に合った転職エージェントを紹介していきますので、「どこに登録しようかな…」とお悩みの方はぜひご一読ください。
サポート力が高評価のパソナキャリア
パソナキャリアでは、商社に関する求人を2,003件扱っています。
求人数も多いですが、パソナキャリアはサポート力の高さに強みを持っています。
対面でのキャリア面談から、書類添削・面接対策、そして転職後のフォローまで、徹底的にサポートしてくれます。
未経験の方にも非常におすすめの転職エージェントです。
パソナキャリアを実際に利用した人は、
45歳 男性 製造業
30歳 男性 機械メーカー営業
など、サポート力の高さ、交渉力の高さについて評価していました。
転職活動に不安を感じている人、しっかりサポートしてほしい人は、パソナキャリアに登録しておきましょう。
パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果様々な転職者におすすめのリクルートエージェント
リクルートエージェントでは、商社に関する求人を公開求人で5,277件、非公開求人で5,941扱っています。
求人数は国内ダントツトップで、未経験でも転職できる求人を見つけることができるでしょう。
求人数ばかりでなく、企業の情報や、業界の情報、転職市場の動向などの情報も集めることができるので、その点も利用する価値があると言えます。
書類の添削や、面接対策などのサポートも行ってくれるので、未経験からの転職を考えている人は、まず相談してみてください。
リクルートエージェントを実際に利用した人は、
28歳 女性 不動産営業
36歳 男性 自販機営業
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ぜひリクルートエージェントも利用してみてください。
リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果外資系やグローバル企業転職に強いランスタッド
ランスタッドは、商社に関する求人を303件扱っています。
他の2社と比べて、求人量は少ないですが、ランスタッドはハイクラスの転職にも対応しているため、アドバイス・サポートのレベルが高いのが特徴的です。
もともと、世界を相手に人材紹介を行っていたため、外資・グローバル系企業への転職に強みを持っています。
その実績に基づいた転職アドバイス・サポートを受けることができるので、商社などの難しい業種への転職をする際には、非常におすすめです。
実際に利用した人は、
29歳 女性 接客業
22歳 女性 販売 薬局
など、サポート力の高さ、対応の早さについて評価していました。
ぜひランスタッドも活用してみてください。
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おすすめの転職エージェントについて紹介してきましたが、総合商社の内定を勝ち取るには転職エージェントを上手く利用することが大切です。
ここからは転職成功に向けたエージェント活用法について解説していきます。総合商社への転職をめざす方はぜひチェックしてください。
連絡は早めに行う
転職エージェントに登録し、ただ連絡を待っているだけではエージェント側もあなたにどのようなアドバイスをすればいいか分かりません。
また、あなたからの連絡があまりにも遅い場合「転職の意思がない」と思われ、良い求人情報を提供してもらえなくなる可能性もあります。
連絡をあなたから積極的に行うことで転職への意欲を示すことができますので、転職エージェントとのやり取りはなるべく早く行いましょう。
スキルや経験をアピールする
スキルや経験をアピールするのは面接の時だけでいい、と考えがちですが、実は転職エージェントに相談した段階であなたのスキルを伝えておくのがおすすめです。
転職エージェントの方もあなたに合った求人を探すためあなたの力量を把握したいと考えています。あなたのアピール不足だと、実力よりも低いレベルの求人しか紹介してもらえない可能性もあるでしょう。
転職エージェントに対しても自分の実力をしっかり伝えることが転職成功への鍵です。
転職エージェントは複数登録
担当のアドバイザーとの相性が合わなかった時のことを考えると、転職エージェントに複数登録しておくことをおすすめします。
複数登録には、
- たくさんの求人をチェックできる
- 様々な視点からアドバイスをもらえる
- 目的にあったエージェントの使い分けができる
などのメリットがあります。転職に慣れている方もそうでない方も、2~3社のエージェントに登録しておくとよいでしょう。
総合商社へ転職するには、転職エージェントを上手に活用することが大切!
いかがでしたでしょうか。総合商社への転職は難しいですが、きちんと自分のスキルを磨き、上手くやる気と能力をアピールすれば入社できる可能性も高いでしょう。
しかし、自分一人で行う転職活動には不安がつきもの。転職を成功させたい!総合商社で働きたい!という方はまず転職エージェントに複数登録してみるのがおすすめです。
転職エージェントを最大限活用し、総合商社への転職をめざしましょう。