転職エージェントにむかつく対応をされたことはありませんか?
転職エージェントの対応にむかつくと心が乱れてしまい、転職活動にも悪影響を及ぼしかねません。
しかし、むかつくからと言って、転職エージェントの利用を避けるのは賢明ではなく、転職活動をする際に転職エージェントの利用は不可欠です。
この記事では、転職エージェントにむかつく対応をされた時の対処法を、パターン別に4つご紹介します。
目次
各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。
転職エージェントがむかつくケース①急かす
転職エージェントを利用していると、キャリアコンサルタントに急かされることがあります。
応募を急かす、内定の承諾を急かすなどの不満が多く、「明日までに応募してください」や「今週中に内定を承諾するかを決めてください」など、期日を決めて急かされます。
仕事中に何度も電話がかかってくることもあり、こちらの都合を考えずに一方的なことをされると、普段は温和な人でもむかついてしまいます。
特に、働きながら転職活動をしている人は日々の仕事が忙しく、すぐに応募できなかったり、内定の承諾の返事をすぐにできない場合があります。
しつこく急かされると、「こっちの都合も考えてくれ!」と腹が立ってむかつきますが、転職エージェントが急かすのには理由があります。
急かすのは裏事情がある!転職エージェントへの対処法
転職エージェントが急かす理由として、求職者の希望に合致する求人が見つかり、エントリーを急がないとせっかくのチャンスを逃してしまうので、求職者のためを思って急かすことがあります。
求職者のためを思ってしたことが逆効果になってしまうわけですが、これはキャリアアドバイバーとしての責任感の現れなので仕方ないでしょう。
それとは逆に、「ノルマ達成」という転職エージェント側の裏事情で、急かされることもあります。
転職エージェントは転職を成功させると企業から成功報酬を受け取れるため、1人でも多くの転職成功者を出そうと必死になるのです。
そのような裏事情で急かされてむかつく場合は、他の転職エージェントに乗り換えることが対処法になるでしょう。
転職エージェントがむかつくケース②偉そう・高圧的
転職エージェントのキャリアコンサルタントは優しくて思いやりのある人もいれば、偉そうで高圧的な態度を取る人もいます。
人の性格はまちまちですので、キャリアコンサルタントにもいろいろなタイプがいるわけです。
どのようなタイプのキャリアコンサルタントが担当になるのかは運の要素もあり、こればかりはどうにもなりません。
偉そうで高圧的な人だけでなく、言葉遣いが乱暴で態度が悪いキャリアコンサルタントや、社会人としての常識が欠如しているキャリアコンサルタントも残念ながら存在します。
性格に問題はなくても、自分と波長が合わないキャリアコンサルタントが担当になってしまうと、イライラしたりむかつくのは仕方ないとも言えるでしょう。
偉そうな転職エージェントにイライラした時の対処法
担当のキャリアコンサルタントが偉そうにしていてむかつく場合は、事務局に申し出ると別のキャリアコンサルタントに代えてもらえる場合があります。
ただ、それだと後味が悪くしこりが残ってしまうので、別の転職エージェントを利用するのが賢明です。
別の転職エージェントに乗り換えると、相性が良いキャリアコンサルタントが担当になる可能性があります。
もし、乗り換えた先のキャリアコンサルタントも偉そうで高圧的だった場合は、本当に信頼できるキャリアコンサルタントが見つかるまで、いろいろな転職エージェントを利用してみましょう。
転職エージェントは無料で利用でき、気に入らなかったらいつでも退会できるので、途中で利用をやめても全く問題はありません。
転職エージェントがむかつくケース③提案力が低い
ハローワークや求人情報誌などで調べても自分に合う仕事が見つからない場合は、転職エージェントに登録すると、自分に合う仕事を提案してくれます。
自分に合う仕事を提案してもらえることが転職エージェントを利用する最大のメリットですので、提案力が低いと転職エージェントを利用する意味がなくなります。
提案力が低いと、自分の希望に合わない仕事ばかりを紹介され、そのうえ面接を受けるよう急かされるとむかつきますが、これはむかついて当然です。
特に新人のキャリアコンサルタントは提案力が低いことが多く、ヒアリングで求職者の要望をしっかり汲み取ることができず、見当違いの仕事ばかり紹介してしまうことはよくあります。
提案力が低い転職エージェントへの対処法
実績のある転職エージェントであっても、キャリアコンサルタントの質はさまざまで、提案力が低いキャリアコンサルタントが担当になってしまうことがあります。
そのような場合は、事務局に申し出ると他のキャリアコンサルタントに交代してもらえる場合がありますが、面倒な場合は他の転職エージェントに乗り換えるのが一番です。
転職エージェントの提案力は実際に利用してみないとわかりませんが、複数の転職エージェントを利用してみることによって、提案力の高い転職エージェントを見極められます。
複数の転職エージェントを利用し、その中から提案力の高い転職エージェントを絞り込んでいくと、希望に合致する企業に転職できる可能性が高まるでしょう。
転職エージェントがむかつくケース④サポート力が低く信用できない
働きながら転職活動をしている人にとって、転職エージェントのサポート力は非常に重要な要素です。
仕事や個人の都合に合わせて、面接日や入社日の調整をしてもらえると大変助かりますので、サポート力が高い転職エージェントは心強い存在だと言えるでしょう。
また、転職を考えている人はいろいろな悩みを抱えており、親身になって悩み事の相談に乗ってくれる転職エージェントはとても頼りになります。
転職エージェントのサポート力が低いと、大事な転職を任せて良いのか不安になり、イライラしたり、むかついたりするのも当然でしょう。
特にハイキャリアの転職を目指している人は、転職エージェントのサポート力が低いと、ハイキャリアの転職をするのが難しくなってきます。
信用できない転職エージェントへの対処法
サポート力が低くて信用できない転職エージェントを利用しても時間の無駄ですので、他の転職エージェントを利用することを考えましょう。
特に働きながら転職活動している人にとって、転職エージェントのサポート力が低いことは致命的な欠陥であるため、速やかに他の転職エージェントに乗り換えることが賢明です。
転職活動を行う際は、最初の段階で複数の転職エージェントに登録しておくと、早い段階でサポート力が高くて信用できる転職エージェントを見極められます。
転職活動をする際に複数の転職エージェントに登録することは、転職活動の時間の無駄を防ぐためにも、イライラやむかつくことを防ぐためにも重要になってきます。
結論!転職エージェントはむかつくから不要?
転職エージェントを利用する上でむかつくことがあるかもしれませんが、かと言って転職エージェントが不要なわけではありません。
転職エージェントを利用することで、自分に合っている仕事を提案してもらえますし、転職活動のサポートが無料で受けられます。
特に働きながら転職活動をするには、転職エージェントのサポートは欠かせないため、評判の良い転職エージェントに複数登録することをおすすめします。
複数の転職エージェントに登録しておくと、むかつくことがあった場合は利用をやめて、すぐに別の転職エージェントに乗り換えられます。
以下で評判の良い転職エージェントを紹介します。以下で紹介する転職エージェントに複数登録してから転職活動を始めましょう。
編集部厳選!おすすめ転職エージェント3選
編集部では、数多くの転職エージェントの情報を収集し、転職エージェントの研究を徹底的に行っています。
ここでは、数ある転職エージェントの中から編集部が厳選した「おすすめ転職エージェント」3社をご紹介します。
おすすめ転職エージェント① パソナキャリア
パソナキャリアは、キャリアコンサルタントの質が高いと評判の転職エージェントです。
在籍しているキャリアコンサルタントは経験豊富で頼りがいがあり、転職活動を徹底的にサポートしてくれます。
応募書類の作成方法や面接対策、退職手続きなどをサポートしてくれ、転職が初めての方でも安心して任せられます。
サポート力に加えて提案力も高く、希望に合致する仕事を紹介してもらえる可能性が高いこともパソナキャリアの強みです。
40,000件以上の求人の中から、希望に合致する仕事を提案してもらえます。
質の高いキャリアコンサルタントによるサポートと提案が受けられますので、イライラしたりむかつくことは少ないでしょう。
パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果おすすめ転職エージェント② リクルートエージェント
リクルートエージェントは国内最大の実績を誇る総合型の転職エージェントで、創業以来49万人以上の方を転職成功に導いた実績があります。
リクルートエージェントはサポート力が高く、「面接力向上セミナー」「エージェント レポート」「Personal Desktop」などの独自サービスで、質の高いサポートが無料で受けられます。
登録者限定の非公開求人が約10万件もあり、豊富な非公開求人の中から最適な仕事を紹介してもらえる提案力の高さもリクルートエージェントの強みです。
このように、リクルートエージェントはサポート力と提案力が優れているため、キャリアコンサルタントのサポートや提案に腹が立ったりむかつくことは少ないでしょう。
リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果おすすめ転職エージェント③ ランスタッド
ランスタッドは世界最大規模を誇る外資系の転職エージェントで、日本でも全国の93拠点で転職サポートを行っています。
ランスタッドは、キャリアアップ転職を目指す若年層や、高年収のハイクラス転職を目指すシニア層に最適な転職エージェントです。
ランスタッドは高年収が得られる外資系企業の求人が多く、10,000件以上の優良求人の中から条件に合致する提案が受けられます。
全体の80%が非公開求人であるため提案力が高く、他の転職エージェントでは紹介できないような好条件の案件も紹介してもらえる可能性が高いです。
キャリアアップ転職やハイクラス転職を目指しており、他の転職エージェントの提案力やサポート力の低さにむかついている方は、ランスタッドに登録すると良いでしょう。
ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ランスタッドの評判は?500人の口コミ調査の結果転職エージェントに関するよくある疑問
転職エージェントの態度にむかついている人は、転職エージェントについて疑問に感じることがいろいろあるのではないでしょうか?
では最後に、転職エージェントに関するよくある疑問についてお答えします。
転職エージェントに見捨てられるケースってある?
転職エージェントはハローワークのような国の機関ではなく、利潤を追い求める営利企業です。
求職者の入社が決まると、企業から成功報酬がもらえる仕組みですので、転職成功者を一人でも多く出したいというのが転職エージェントの本音です。
このため、転職が成功する可能性が高い人ほどサポートが厚くなり、転職を成功させる可能性が低い人は熱心にサポートをせず、全く見込みがない人は見捨てることもあり得ます。
転職エージェントからの内定連絡はどんなふうに来る?
内定が決まった場合、転職エージェントは電話やメールで連絡するケースが大半です。
内定の連絡が届くまでの期間は応募先の企業によってまちまちですが、1週間前後で連絡が来ることが多いです。
ただし、応募者数が多い企業は選考に時間がかかり、内定が届くまでに1ヶ月程度かかることがあります。
なかなか内定の連絡が届かない場合は、担当のキャリアコンサルタントに問い合わせてみると良いでしょう。
転職エージェントから内定連絡が来たら、併用したエージェントに連絡が必要?
内定の連絡が届いて内定を承諾すれば、併用していたエージェントにも連絡することが望ましいです。
内定を承諾すると転職活動は終わりますが、事情を知らないエージェントは無駄な仕事を続けることになり、とても気の毒です。
併用したエージェントに連絡することは義務ではありませんが、今後もお世話になる可能性があるので、過去にむかつくことがあったとしても、併用していたエージェントにも連絡しておきましょう。
転職エージェントに自分がなるにはどうしたら?
転職エージェントになるには、人材紹介会社や人材派遣会社などに就職する必要があります。
そのためには、人材紹介会社や人材派遣会社の求人に応募することになりますが、転職エージェントに登録すると、人材紹介会社や人材派遣会社の求人を紹介してもらえます。
もし、登録した転職エージェントが営業やキャリアコンサルタントを募集していれば、その転職エージェントの会社に就職できる可能性があります。
転職エージェントになりたい方も、複数の転職エージェントに登録するのが一番の近道です。
転職エージェントにむかつく・イライラしたなら他のエージェントを試そう!
転職エージェントにむかつく・イライラしたなら、そのような転職エージェントは見限って、他の転職エージェントを利用するのが最も手っ取り早いです。
転職エージェントの態度にむかついたりイライラするのは感情の問題ですので、対処するのはとても難しいです。
むかついたりイライラした状態で転職活動を続けていると、平常心で面接に臨めなくなるなどの悪影響が出てくるため、なるべく早く他の転職エージェントに乗り換えることをおすすめします。
転職エージェントは無料で利用でき、複数の転職エージェントを同時に利用しても全く問題はありません。
むかついたり腹が立った時にすぐに乗り換えられるようにするためにも、複数の転職エージェントに登録をしておきましょう。