クローバーナビの評判は悪い?利用者口コミからメリットデメリットまとめ

クローバーナビ

2018年、改正障害者雇用促進法が施行され、法定雇用率(すべての労働者数のうちの障害者数の割合)が引き上げられました。

法定雇用率は今後さらに引き上げられるとみられ、事業主は障害者雇用数を増やしていく必要があります。

このため、障害者と事業主をつなぐ障害者向け就職支援サービスへの需要も年々高まっていくと予想されます。

この記事では、障害者の就職を仲介するサービスの一つであるクローバーナビについて、詳細をまとめています。

クローバーナビのサービス内容や実際に利用した方の感想から、ある特定の層以外には使いづらいことが読み取れます。

クローバーナビが合わなかった方におすすめの転職エージェントの情報も記事の途中に記載していますので、ぜひご参考ください。

※この記事に記載されている求人数はすべて2020年3月16日時点のものです。

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クローバーナビの特徴・サービス内容

クローバーナビは障害者雇用を行う企業の求人が掲載しています。業種や勤務地、雇用実績(障害種類別)を絞り、条件別に検索できます。

会員登録すると、企業へのエントリーや、求人のブックマークが可能になり、マイページで管理できるようになります。これらはすべて無料で利用可能です。

クローバーナビとは?障がい者のための求人検索サービス

障害者雇用に積極的な企業145社の求人情報が掲載され、全求人数は143件です。

求人検索の際は、下記の条件を指定して絞り込めます。

  • 業種、職種、勤務地、雇用形態
  • チェックポイント(企業の特徴や職場の雰囲気など、あらかじめ知っておきたい項目)
  • 障がい別の雇用実績、職場環境(車椅子用トイレの有無、手話通訳者の設置など)
  • 企業名
  • 先輩からのメッセージ
  • PR情報
  • セミナー、イベント情報(各企業の開催予定情報)

求人情報以外にも、履歴書の書き方や面接のポイント、身だしなみや言葉遣いのマナーなど、就職活動に役立つ情報が掲載されています。

ただし、上記の情報はすべて自分で調べる必要があります。サイト側からの求人紹介・斡旋、面接対策などの支援は受けられません。

クローバーナビの運営会社

クローバーナビの運営会社は、人材紹介を手掛ける株式会社ジェイ・ブロードです。

クローバーナビの他にも、新卒採用情報サイト「就職ウォーカーNET」、薬学生対象の就職情報サイト「めでぃしーんねっと」を運営しています。

就職フォーラム(企業研究会や合同就職面接会)も東京、大阪、名古屋、福岡、広島、仙台、札幌で開催しています。就職者向け情報誌も定期発行するなど、企業と就職者をつなぐ活動に精力的です。

企業と就職者の間に立ち、その絆をプロデュースすることによって社会に寄与することを企業理念としています。

クローバーナビには発達障害の求人案件もある?

雇用実績の「発達障害」にチェックを入れて検索すると、48件ヒットします。ただし、これはあくまでも過去の雇用実績がある企業の件数です。

クローバーナビは障がい別に求人を掲載しているわけではありません。「障がい種別に関わらずすべての求人に応募が可能です」とサイトに明記されています。

それを踏まえた上で上記48件を見てみると、

  • パナソニック(メーカー、技術/事務)
  • 大成建設(住宅・建築・不動産、事務/技術)
  • JR東日本ステーションサービス(サービス、駅業務/事務)
  • Apple(メーカー、直営店スタッフ/Siri開発スタッフ)

など様々な業種・企業の求人があります。

クローバーナビには精神障害者の求人案件もある?

雇用実績の「精神障害」にチェックを入れ検索すると、86件ヒットします。上記同様、精神障害者を対象あるいは積極的に雇用する求人、という意味ではありません。

86件の内容は、

  • JR東日本(建築・土木技術、乗務員/開発/設備などの鉄道運営)
  • 日本経済新聞社(出版、事務/編集/デザイナー)
  • ソニー(IT・情報通信、事務/技術)
  • カネボウ化粧品(メーカー、事務)
  • アクサ生命保険(保険、事務)

など、こちらも様々な企業の求人が見られます。ただし、実際にサイトを利用した方の口コミを見ると、精神障害者の求人は少ないようです。

詳しい口コミは後の章で紹介します。

クローバーナビの評判は?実際に利用した人の口コミまとめ

クローバーナビに会員登録をし、実際にサイトを使った方や、就職フォーラムに参加した方のネット上の感想をまとめました。

無料で気軽に利用できる一方、掲載求人の内容の偏りや、サイトの使いづらさに言及する声が多く見られます。

クローバーナビの良い評判:就職フォーラムや冊子が役に立つ

下記のように、クローバーナビが開催する就職フォーラムや、定期発行される求人冊子への好意的な意見が見られます。

  • 障害者の就職フォーラムで、クローバーナビのに参加して、そこで今回の求人見つけたんだけどクローバーナビ結構良かったなぁ。また機会があれば参加しよう
  • 大手の企業が多く、お給料面もよかったですよ
  • 優秀な障害者なら、フォーラムに行くと企業の方から声がすぐかかる
  • 人事と話したいのならクローバーナビのフォーラムが効率がいい。大手も多いしそのまま面接に進めることも多い。
  • 障害者雇用を目指している方は、興味なくてもクローバーナビに登録しておくと、障害者雇用の求人誌が年4回もらえますよ。ネットで求人探すよりも、情報がまとまってて探しやすいです

クローバーナビの悪い評判①学歴や高い能力が必要な求人がほとんど

クローバーナビに掲載されている求人は大手企業の正社員の案件が中心です。大手企業は給料が良く労働環境も整っているため、競争率が高くなります。

大卒やコミュニケーション能力の高い人がライバルとして集まってくるため、クローバーナビから就職を成功させるのは余程優秀な人でないと難しいようです。

下記、実際に利用した方の口コミです。

  • クローバーナビに載っている求人は、基本正社員なので、やはり学歴が必要で、大学か高専以上が必要な会社がほとんどだった。
  • クローバーナビみたいな大手企業しかいないとこはもう諦めてきてる。書類選考で落ちまくってるし。やっぱ倍率高そうだから違うサービスで中小企業狙おう。
  • クローバーナビで障害者雇用の説明会に行ったのですが、全部不採用でした。向こうがほしいのは高学歴、新卒のエリート障害者みたいですね。
  • クローバーナビの説明会に参加すると健常者と変わらない感じの人達がたくさんいるし、あの人たちより優位に立てる気がしない。

クローバーナビの悪い評判②精神障害者向けの求人が少ない

「障害者のための就職情報サイト」と謳っていますが、実際に掲載している求人は、障害の種別によって偏りがあるようです。

下記のように、身体障害者向けの求人が圧倒的に多く、精神障害者がエントリーできるものはごくわずかという旨の口コミが多く見られます。

  • クローバーナビ主催の企業説明会に行きましたが、高学歴、新卒、身体の障害者が欲しいみたいですね。精神障害者、既卒は対象外みたいな雰囲気でした。
  • クローバーナビの冊子を読んでるけどお呼びじゃない感がすごい。載ってるのは同じような面子の大企業、障害者のインタビューはほぼ身体障害の例。
  • どうしても身体障害者の方の体験談が多いですね。なかなか精神障害の方の情報が少ないのが寂しいです。
  • クローバーナビに実際に働いてる人のインタビューが載っているけど、ほとんどが身体か内部障がいの人。精神障がい者はほんとに稀だと思う。過去に一度ADHDの人が載っていた記憶があるけど、発達障害以外の精神障がい者の人って載ってたことないんじゃないかなぁ?

クローバーナビの悪い評判③検索がしづらく、有益な企業情報も得られない

検索の際に条件を選択できますが、給与や業務日数などの項目はなく、欲しい求人情報を得られない利用者が多いようです。

また他の転職エージェントとは異なり、企業が欲しがっている人材や社内の雰囲気を伝えてくれる支援サービスがクローバーナビには無く、企業と就職者のミスマッチが発生しやすいようです。

下記、口コミです。

  • 求人検索が使いづらいです。給与等、希望条件からの検索ができず、希望勤務地からの検索しかできなかったので。
  • エージェントのクローバーナビ登録した。履歴書作成、修正してPDFに出力できる機能が秀逸。ただし、電話して聞いたところ、求人のオファーが来ることは滅多にないので、自分で検索して応募してくださいとのこと。しかし、この検索が条件指定検索ができないので、ほとんど使い物にならない。
  • クローバーナビのスマホサイト初めて見たけど、とてもわかりづらいUI
  • クローバーナビだと、企業がどういう人が欲しいのかの情報がないので、対策が立たない。50社100社受けても、手ごたえが無いという人もいると思います。

【結論】クローバーナビは使うべき?

クローバーナビは障害者雇用の求人情報を掲載していますが、ここまで紹介してきたように求人内容に偏りがあり、検索もしづらいなど、クローバーナビで就職を成功させるのは難しいことがわかりました、

このため、転職支援サービスが受けられる他のエージェントの利用をおすすめします

クローバーナビに掲載されている求人は大手企業のものが多く競争率が高い上、求人検索もしづらいデメリットがあります。

求人探しや面接練習を支援してくれるコンサルタントはおらず、応募書類の準備や面接対策はすべて自分で行う必要があります。

企業の詳細情報も仕入れられないため、対策が立てづらく、苦労して受けても不採用となり消耗する可能性が高いです。

これに対し、転職エージェントでは就職者一人一人に合った求人紹介、有効な応募書類の書き方、面接練習、入社後のサポートなど、クローバーナビにはない様々な支援サービスを受けられます。

エージェントごとに扱う求人や保有する企業情報が異なるので、複数登録して求人内容やサービスの質を比較するのがおすすめです。

クローバーナビよりおすすめ!障害者雇用案件のある転職エージェント

これから紹介するおすすめのエージェントはすべて無料で利用できます。

エージェントはそれぞれ非公開求人を保有しています。非公開求人は、応募者の殺到を避ける、募集している事実を知られたくない、などの事情で限られた求職者にしか案内されない求人す。

企業は非公開求人の情報を各エージェントに伝えており、各エージェントに登録すると見られるようになります。

①パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは現在39,723件の求人が掲載されている大手転職エージェントです。

会員登録後、カウンセリングを経て、専任のキャリアアドバイザーによる求人紹介や、企業への推薦面接日程調整面接対策入社後のサポートまでを無料で行ってもらえます。

自分では難しい企業との年収交渉の代行や、不選考となった場合の企業からの評価をパソナキャリアを通して知ることもできます。

これらのサービスはクローバーナビにはなく、パソナキャリアなら転職成功をグッと引き寄せられます。

パソナキャリアを運営するパソナグループは、社会貢献活動の一つとして障害者支援を掲げている企業です。「障がい者採用」で検索をすると求人が84件ヒットします。

ただし、パソナキャリアの扱う求人の80%が非公開求人のため、上記の件数はほんの一部であり、登録するとさらに多くの障害者雇用案件が閲覧できます。

登録する(無料)

②ランスタッド

ランスタッド

ランスタッドはオランダ発の転職エージェントで、求人件数10,000件以上、外資系やグローバル企業への就職支援、ハイクラス層の転職を得意としています。

障害者雇用専用ページを設け、障害のある求職者一人一人にきめ細かいサポートしています。精神障害者に対しては、精神保健福祉士による専門的な就労支援サービスを提供すると明記されています。

担当コンサルタントに障害の内容や悩みを相談しておくと、無理なく働き続けられる環境を考慮した求人紹介が受けられます。応募書類の添削や面接トレーニングなどのサポートもあります。

自身の障害や体調に合った求人紹介を受けられ、入社後のミスマッチを防げるため、クローバーナビから自分一人で就職先を決めるよりも安心です。

現在の障害者雇用の公開求人数は394件です。ランスタッドも全体の80%を非公開求人としているため、会員登録後にはより多くの障害者雇用案件を検索できます。

登録する(無料)

③doda(dodaチャレンジ)

doda

dodaチャレンジは障害者のための転職支援サービスに特化したエージェントで、障害者雇用の公開求人数は1368件です。非公開求人は「多数」と記載されています。

障害(身体、精神、発達、知的)の特性に合わせた専門チームが組まれ、会員登録後は専任のキャリアアドバイザーによるカウンセリング、求人紹介、書類や面接のアドバイスなどの支援を受けられます。

障害別の支援に加え、年収500万円以上のハイキャリア転職や、新卒・第二新卒者向け就職支援にも力を入れており、様々な条件の人に対応可能です。

ハイキャリア転職を希望する場合、クローバーナビでは年収別で求人を絞り込めないため検索から手こずってしまいますが、dodaチャレンジを利用すれば高年収かつ自身の個性に合う求人紹介を受けられるためスムーズです。

dodaチャレンジの運営は、人材派遣業を行うパーソルグループの特例子会社パーソルチャレンジが行っています。

自社でも障害のある方を雇用し、日々の業務で培ったノウハウを転職支援サービスとして還元しています。

登録する(無料)

クローバーナビに関してよくある質問

クローバーナビの利用方法や、新卒・インターンシップ案件の有無など、クローバーナビを利用する人からの疑問が多い項目をまとめました。

クローバーナビの利用に障害者手帳は必要?

クローバーナビは障害者手帳を持っていないと会員登録ができません。ただし手帳を申請中または申請予定の人は登録可能です。

※「身体障害者手帳」「精神障害者福祉保健手帳」「療育手帳」の種類に関係なく利用できます。

クローバーナビは2021年新卒向けの求人案件もある?

クローバーナビでは検索の際に「2021新卒情報を検索する」「2020新卒情報を検索する」「中途採用情報を検索する」から希望の求人を選択できます。

2021年新卒向けの求人検索をすると、117件ヒットします。同時に2020新卒や中途採用も募集している企業もあります。

企業によって「新卒のみ」「既卒○年以内可」などバラつきがあります。既卒可の場合、許容年数は1〜3年以内です。

ちなみに2020新卒向け求人は33件と、大幅に減少します。中途採用募集は89件です。中には新卒は採らず、中途のみ募集している企業もあります。

クローバーナビではインターンシップも募集している?

クローバーナビにインターンシップの募集が掲載されるのは、毎年6月から2月にかけてです。そのため現在はインターンシップの募集は見られません。

インターンシップには様々なタイプがあり、企業によって異なります。下記は主な3つのタイプです。

  • 大人数制で見学や体験、講義を行うタイプ
  • 企業の事業に1週間程度の短い期間関わるタイプ
  • 社員の一員として1ヶ月以上業務を担うタイプ

インターンシップに興味のある方は、6月に入ったらサイトをチェックしましょう。

クローバーナビのアプリの使いやすさは?

クローバーナビのアプリは、iOS、Androidのスマートフォン及びタブレット向けに無料配信されています。

App Storeでの評価は5点中2.1点と低評価です。「アプリを起動しようとしても落ちてしまう」「会員登録がうまくできない」「使用中処理落ちする」という声が見られ、総じて使いづらいようです。

特にアプリ版では「会員登録画面で情報を入力し終えても最初の画面に戻ってしまいループする」現象が報告されています。

この場合、アプリではなく一旦ブラウザからクローバーナビのサイトを開き、会員登録を済ませておけば、それ以降はアプリからでもログインできるとのことです。

煩わしさを考え得ると、最初からアプリではなくブラウザでクローバーナビのサイトを閲覧した方が、結果的に使いやすい可能性があります。

クローバーナビの退会方法は?

退会をする場合は、自分のアカウントでログイン後、マイページを開き、「登録内容の編集」より「退会」ボタンをクリックします。その後、表示に従ってクリックずれば、退会完了となります。

WEBで完結するため簡単に退会可能ですが、マイページが削除されるので、企業への応募履歴ややり取りの記録などはすべて見られなくなります。

「クローバーナビの説明会に参加してから知らない転職サイトからの連絡が止まらない」「クローバーナビから毎日電話が来る」という口コミも見受けられます。

このため、サイトを完全に利用しなくなった場合は、退会処理を行うほうが良いでしょう。

クローバーナビのメリット・デメリットまとめ

クローバーナビを利用するメリットは、「無料で気軽に143件の求人情報を閲覧できる」「就職フォーラムに参加できる」「冊子を定期購読できる」点です。

すでに述べたように、難易度の高い大手企業の求人がメインのため、学歴や自己PRなどに自信があり、面接対策なども自分でできる方には利用価値があります。

デメリットは「転職支援サービスが受けられない」「企業ごとの対策が立てられない」「求人が検索しづらい」「求人内容に偏りがある」などが挙げられます。

就職・転職活動には困難や苦労が付き物です。手厚い転職サービスを受けて、十分な求人情報を得たいなら、転職エージェントに登録するのが最善の方策です。

就職・転職活動に取り組む障害者の方は、上に挙げたエージェントに複数登録し、専任コンサルタントと共に活動することをおすすめします。

人気企業への就職・転職にはコツが要ります。転職エージェントを効果的に使い、転職活動を成功させてください。