エンワールドはしつこいと評判?500人の口コミ調査の結果

エンワールド

エンワールドは外資系企業への転職に特化した転職支援サービスです。外資系への転職を目指している方の中には、エンワールドの利用を考えている人もいるでしょう。

しかし、インターネットでエンワールドを検索すると、「エンワールドの担当者はしつこい」といった良くない口コミも見つかります。

口コミの評判は本当なのでしょうか。この記事ではエンワールドのリアルな口コミや評判などを紹介します。ぜひ参考にしてください。

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エンワールドの特徴・サービス内容

エンワールドは転職支援サービスの「エン転職」を運営するエン・ジャパン株式会社の子会社が運営しています。

ここではエンワールドを利用する前に知っておくべきエンワールドの特徴や、具体的なサービス内容について解説します。

エンワールドとは

エンワールドは外資系企業や管理職などのハイクラス人材に特化した転職サポートを手掛けるサービスです。

エンワールドは、親会社のエン・ジャパンが構築した人材情報ネットワークやバイリンガル人材に関するデータベースなどを活用し、外資系企業への転職希望者と企業のマッチングを行っています。

エンワールドの前身は外資系企業のため、外国籍のコンサルティングスタッフも複数所属している特徴があります。

タイやベトナム、インドに展開している日本企業向けの現地採用サービスも提供しており、海外の採用事情に詳しいコンサルタントを配置しています。

エンワールドの運営会社・拠点(東京/名古屋/大阪)

エンワールドの前身は「ウォールストリートアソシエイツ株式会社」という外資系企業で、グローバル人材と企業を支援するために、1999年に人材派遣サービスを開始しました。

2010年にエン・ジャパンの連結子会社になり、2012年に「エンワールド・ジャパン株式会社」に社名変更すると同時にオーストラリアに拠点を構えました。

海外拠点は現在、オーストラリア、シンガポール、タイ、ベトナム、インドにあります。

国内拠点は東京本社の他に、東京オフィス、名古屋オフィス、大阪オフィスの3か所があり、国内外の拠点と連携して企業と転職希望者のマッチングを行っています。

エンワールドのサービス①グローバル企業への転職支援

エンワールドは多国籍企業とグローバルに活躍したい人材のマッチングに特化した転職エージェントです。

コンサルタントは幅広い言語をカバーし、各分野のトップ企業と提携しています。

国際的な企業ブランドランキング「Best Global Brands 2017」に掲載されているトップ100社のうち、93社で採用支援を手掛けた実績があります。

エンワールドは1999年の人材派遣サービス開始から20年にわたり、多くのグローバル企業と信頼関係を築き、外資系企業で働きたい人材と外資系企業との橋渡しを担ってきました。

エンワールドにはどんな求人がある?

エンワールドが取り扱う公開求人の中で、「テクノロジー・デジタル・通信」と「ライフサイエンス・ヘルスケア・医療機器・製薬」の分野は求人件数が100件以上あります。

具体的には、以下の求人がありました。

  • 外資系スキンケアブランドの社内ITサポート
  • 外資系IT企業のエンジニア
  • 医療機器メーカーのセールス
  • ソフトウェア会社のシステムアナリスト
  • 外資系製薬会社のITインフラプロジェクトマネジメント

応募条件としてTOEIC600点以上を必須とする求人も多く、基本的にビジネスレベル以上の英語力を求めています。

エンワールドのサービス②ハイクラスの派遣

エンワールドは人材紹介だけでなく、「コントラクト・プロフェッショナルズ」という派遣事業も行っています。

「コントラクト・プロフェッショナルズ」は従来の事務職が中心の派遣ではなく、財務や経理、IT、製薬や医療機器などの高いスキルを持つ人材に対し、ハイクラスのポジションを派遣という形で提供するサービスです。

スキル次第では時給5000円以上の案件もあり、一般的な派遣よりも高い収入が得られます。勤務形態は派遣社員なので、私生活と仕事のバランスも良好に保てるでしょう。

「コントラクト・プロフェッショナルズ」は、スペシャリストを求める企業とワークライフバランスをを重視する人材双方の希望がかなうサービスです。

エンワールドではヘッドハンティングもやっている?

エンワールドには現在165名のヘッドハンターが在籍し、優秀な人材を引き抜く「ヘッドハンティング」をしています。

ヘッドハンティングの際には、企業が求める人材をビジネス系のSNSなどの媒体から探し出し、本人に直接スカウトメールを送ります。

人材のキャリアやスキルを見た上でヘッドハンティングをするため、あっせんする案件は厳選されたものが多く、採用に至る可能性も高いと言われています。

ヘッドハンティングを受けたい場合は、ブログやエンジニア向けの開発プラットフォームなどを利用して、知識やスキルなどを含めた自分の情報を公開すると良いでしょう。

エンワールドの評判は?しつこくて迷惑したという口コミは本当?

転職支援サービスを利用する場合は、事前に利用者の口コミをチェックしましょう。

エンワールドがしつこくて迷惑したという口コミは本当なのでしょうか。ここではエンワールドの評判について、利用者のリアルな口コミをご紹介します。

エンワールドの良い評判:外資系だけでなく国内企業の求人も扱っている

ちなみに私が使ってよかった転職エージェントはJACとエンワールドですね。どっちも外資に強いところですが内資も(たぶん)それなりに扱っているかと。

これは、外資系企業に特化した転職支援サービスで転職活動をした人の口コミですが、日本企業の求人もある程度扱っている印象を受けたようです。

エンワールドは外資系求人を中心に扱っているイメージが強い一方、日本企業のハイクラスの求人も取り扱っています。

キャリアやスキルに自信があり、外資系にこだわらない方は、年収アップを目指してエンワールドを利用するのも良いでしょう。

エンワールドの悪い評判①エンワールドから連絡が来ない

エンワールドに登録したのに担当者から連絡が来ないといった悪い口コミも見つかりました。

エンワールドは、転職者のキャリアやスキルにマッチした外資系企業やハイクラス向けの転職サポートを行っているため、紹介できる求人がないケースもあるでしょう。

ただ、現在紹介できる求人がないからといって連絡をしないのは問題です。

転職エージェントを利用した転職活動では、担当コンサルタントの能力・資質が転職成功を左右します。この意味で、連絡が滞るコンサルタントがいるエンワールドはあまりおすすめできません。

エンワールドの悪い評判②コンサルタントからのLinkedin申請がしつこい

Linkedinは世界中で利用されているビジネス特化型のSNSです。

エンワールドのヘッドハンターはLinkedinなどを活用してヘッドハンティングしており、ヘッドハンティングのための申請もしくは企業経営者へのアプローチが執拗に行われていることを示唆していま。

別の口コミでも「会ったことのないエンワールドのヘッドハンターがFacebookでFriend申請してくる」との内容もあり、「エンワールドの担当者はしつこい」という噂は間違いではないようです。

【結論】エンワールドは使うべき?

結論から述べると、エンワールドの利用はおすすめできません。

上記で見たエンワールドの悪い口コミの中に、連絡をくれないコンサルタントがいるとの情報がありました。

連絡をくれない理由には「紹介できる求人がない」というケースが考えられます。

エンワールドの公開求人は現在635件(2020年4月13日時点)で、保有案件が非常に少ないです。

元々案件が少ないだけでなく、突出したスキルが必要なポジションや管理職などのハイクラス求人に絞られるため、どうしてもマッチする求人は減ってしまいます。

エンワールドよりも外資系、国内企業両方のハイクラス求人を幅広く取り扱う転職エージェントなら他にも多くあり、そちらを利用する方が良いでしょう。

エンワールドよりおすすめの転職サイト・転職エージェント

エンワールドは外資系やハイクラスに特化した転職サポートサービスですが、他にも外資系やハイクラスに強みを持つ評判の良い転職エージェントはあります。

ここではエンワールドよりもおすすめの転職サイト、転職エージェントをご紹介します。

①パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは人材派遣業界ではNo.2のパソナが運営する転職エージェントです。求人件数は非公開求人を含めて50,000件以上保有し、取引実績は延べ16,000社以上を誇ります。

パソナキャリアが公開している外資系企業の求人は1115件(2020年4月13日時点)で、エンワールドと比較しても豊富です。

パソナキャリアはオリコン顧客満足度調査でも転職エージェントで1位の成績を残しており、特に高い利用者満足度や丁寧な転職サポートサービスに定評があります。

優秀なキャリアコンサルタントによる充実した転職サポートを受けて転職を成功させたい方に、おすすめの転職エージェントです。

パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果

②リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは転職業界最大級の求人数を誇る転職エージェントです。

非公開求人だけでも20万件以上あり、他の転職エージェントと比較しても圧倒的な求人を保有しています。幅広い業界・業種の求人から自分にマッチする求人を見つけたい人に最適です。

非公開求人の中には一般的には求人を出していない大手優良企業も含まれ、外資系企業の求人も公開求人は2861件、非公開求人は9174件とエンワールドよりも豊富です。(2020年4月13日時点)

外資系や国内企業などの国籍にこだわらず、リクルートエージェントだけが保有する求人を転職先の候補にしたい人にもおすすめです。

リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果

③ランスタッド

ランスタッド

ランスタッドはオランダに本拠を置く総合人材サービス会社で、世界39カ国で人材サービスを展開しており、外資系の転職支援に強みがあります。

ランスタッドで公開されている正社員や契約社員の求人数は9059件、ハイクラス求人は1403件です。

さらに求人の約80%は非公開求人で、エンワールドよりはるかに多くの選択肢から希望の求人を探し出せます。

非公開求人の中には他の転職エージェントでは取り扱っていない大手企業の優良求人も多く、ランスタッドなら条件の良い外資系企業の求人やハイクラス求人にも出会えるでしょう。

外資系企業や高収入案件が多いため、年収の大幅アップを目指している方に最適な転職エージェントです。

ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ランスタッド ランスタッドの評判は?500人の口コミ調査の結果

④ハイクラスなら!リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトはリクルートが運営するハイキャリアに特化したヘッドハンティングサービスです。

求人数は40,241件(2020年4月13日時点)、このうち約8割が年収1000万円以上の求人で、求人数が635件のエンワールドよりも非常に多くのハイクラス求人を扱っています。

リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンティングサービスなので、登録後はヘッドハンターからのスカウトを待つ形になります。

転職エージェントとは異なり、コンサルタントの転職サポートは受けられません。積極的に転職活動をしたい場合は、別の転職エージェントと併用する必要があるでしょう。

厳選されたハイキャリア求人を紹介してもらいたい人や、働きながらじっくり転職先を見つけたい人に適した転職サービスです。

リクルートダイレクトスカウトの公式サイト

エンワールドに関するよくある質問

転職支援サービスを利用するときには、そのサービスの詳しい内容を事前に確認しておきたい方もいるでしょう。

ここではエンワールドに関するよくある質問と回答を紹介します

エンワールドで年収アップできる?

エンワールドは外資系に特化した転職支援サービスですが、エンワールドを利用すれば必ず年収アップできる保証はありません。

エンワールドはリクルートダイレクトスカウトとは異なり、年収別に求人検索ができないため、実際にどの程度の年収水準の求人を持っているのか不明です。

このため、転職しても現在の年収とほとんど変わらない可能性もあります。

外資系企業は日本企業と比較して年収が高い傾向にありますが、外資系に転職すれば必ず年収アップできるわけではありません。

見合った成果を上げなければ減給され、場合によっては解雇されるケースも考えられます。

年収の高い外資系に特化した転職支援サービスだからという理由だけでエンワールドを利用するのは避けた方が良いでしょう。

エンワールドのコンサルタントはどんな人?

エンワールドにはさまざまな分野に精通したコンサルタントが所属しています。

山本翔子氏はIT部門のアソシエイトコンサルタントや、産業機械部門のソーシングスペシャリストとして活躍しています。

下田由紀氏はシニアコンサルタントとして活躍しており、ビズリーチの2018年度の「ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー」で金融部門のMVPを受賞しました。

藤浪百花氏は優秀な人材をヘッドハントしつつ、社内教育を担当するシニアキャンディデートアドバイザーとして活躍しています。

青木春秋子氏はエンジニアになるために学生時代から多くのプログラミング言語を習得してきた経験から、エンワールドのNIKKEI部門のIT/NETコンサルタントとして活動しています。

エンワールドには海外支社もある?

エンワールドは国境を超えて日本語を話せる人材を採用する「クロスボーダーリクルートメント」に特化した企業で、タイやベトナム、インド、オーストラリア、シンガポールに拠点を持っています。

海外のネットワークを活かすことで、日本だけでなく海外の人材も含めて、より企業が求める人材とのマッチングを手掛けています。

また、タイやベトナム、インドで採用活動を行っている日本企業向けに、現地コンサルタントによる採用サービスも提供しています。

エンワールドのメリット・デメリットまとめ

エンワールドは外資系やハイクラス人材の転職に強みを持つ転職支援サービスです。外資系に加え日本企業の求人も保有しています。

ただし、保有する求人数は他の転職支援サービスと比較して非常に少なく、紹介できる求人がなければ連絡が滞るケースもあるようです。

エンワールドに登録していなくても、ビジネス向けのSNSでエンワールドのヘッドハンターがしつこく申請してくることもあり、あまり評判はよくありません。

ハイクラス転職を目指すなら、この記事で紹介したパソナキャリア、リクルートエージェント、ランスタッド、リクルートダイレクトスカウトなどのおすすめの転職エージェントを利用しましょう。