2020年版・ビジネス書おすすめ50選!2000冊以上から本当の良書を厳選

ビジネス書は、ビジネスパーソンとしてもう一段階ステップアップするためには欠かせません。ですが、正直役に立たないものも数多くあります。

ある転職エージェントの調査によれば、ビジネスパーソンが1年間に読むビジネス書の平均は3冊だそうです。興味深いのが、年収が高い人ほど、1年間に読むビジネス書の冊数が多いということです

この記事では、2000冊以上のビジネス書を読破した私が厳選する、本当におすすめできるビジネス書をご紹介します

【年代別】や【目的別】にまとめているので、自分に当てはまるところから読んでみてください。

目次

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転職の成功確率を劇的に上げる3つのSTEP
STEP1
ランキングの上位3社に登録する
STEP2
転職意欲をアピールする

各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。

STEP3
最も相性の良かった1社に絞る

担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する

転職エージェントマニュアル 転職エージェントとは?最高の転職を実現するための完全マニュアル

ビジネス書のおすすめ|全てのビジネスパーソン必読ベストセラー10選

後ほど、年代別・目的別に細かく分類したおすすめビジネス書を紹介しますが、まずは「全てのビジネスパーソン必読」の良書を紹介します。

ビジネスパーソンの間で話題になることも多い書籍なので、読んでおいて損はないでしょう。

必読!ビジネス書 ①「嫌われる勇気」

仕事をしていて、「悩みがない」という人はほとんどいないのではないでしょうか。心理学会の3大巨匠の1人、アルフレッド・アドラーは「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言しています。

対人関係の改善こそが、仕事の悩み、ひいては人生の悩みを解決する…その考え方と具体的な方策が、本書「嫌われる勇気」にはわかりやすくまとめられています。

35歳男性・経営コンサルタント

私たちが普段何気なく過ごしている中で感じる、「違和感」や「生きづらさ」を、深い部分から読み解くことで理解・咀嚼できる本です。

人生におけるすべての場面に適用することができ、何度も読みかさねるほど、新たな考え方が得られると思います。

必読!ビジネス書 ②「7つの習慣」

多くのビジネス書が「今すぐに実践できる」ことをまとめているのに対し、「七つの習慣」は正反対の性質を持つビジネス書と言えるでしょう。

すぐに使える知識ではないのに、これまで1,000万部以上を売り上げている理由は、「物事の見方・行動への移し方」を本質的に転換するために知っておくべきことが書かれているからでしょう。

日頃「迷うこと」「後悔すること」が多い人には特におすすめです。ビジネスシーンや家庭における、さまざまな状況における考え方や行動法が具体的に書かれています。

38歳女性・人事課長

初めて読んだ時は目から鱗で、これを全て実践したら、当然成功するだろうなと感じました。

ビジネスパーソンとしてはもちろん一個人としても、自分自身が自分のリーダーとなって、ゴールを決めて達成していくための個人的スキル・社会的スキル・考え方が学べます。新人研修にも七つ習慣を活用しています。

必読!ビジネス書 ③「人を動かす」

「他人を変えるのは無理、問題が起きたら自分を変えるべき。」そう割り切っている方は多いでしょう。確かにそのほうが人間関係のストレスは減りますが、さらに高い結果を出したいなら、やはり人を変えることも考えるべき。

日本で500万部以上のベストセラーとなった「人を動かす」は、人間関係を変える原則が、実例を交えてわかりやすく書かれています。人に好かれ、人を説得する技術を身につけることで、さらなる成功体験が得られるでしょう。

32歳男性・事務職

私の会社では、この本を営業職の人に読ませたところ、売上が5倍になったという逸話があります。

私自身は事務職ですが、現場の方に書類を提出を求める際、仕事の協力を求める際などに、この本に記載されているテクニックが非常に役立っています。

人を動かす極意とは、「相手の承認欲求を満たす」ことであり、その為の手段が場面・状況ごとに詳しく解説されています。約100年前にアメリカで書かれた本ですが、今でも通用するテクニックばかりです。

必読!ビジネス書 ④「コトラーのマーケティング3.0」

コトラーのマーケティングシリーズは、種類が多いのでどれから読んだらいいのか迷う、という方も多いのではないでしょうか。そんな方には、まず「コトラーのマーケティング3.0」を読むのがおすすめです。

ソーシャルメディアの台頭で、これまでのマーケティング理論が通用しないケースが多く見られるようになりました。

しかし、今やどんな業界・どんな企業でも、SNSを無視することはできないでしょう。SNSを活用したマーケティングと言っても、何から始めていいかわからない、という方には必読の書です。

現在、「コトラーのマーケティング4.0」も発売されていますが、3.0から読み始めるとより理解がスムーズです。

29歳女性・マーケティング

マーケティングのトレンドの歴史、今のトレンドが分かりやすく解説されています。

消費者の意識がどのように変化していったのか、今のトレンドの背景にどのような世界の動きがあるのか、などが丁寧に説明されているため、自分の何気ない最近の関心事がどうして生まれたのかを理解できるようになります。

何かを売り込みたいときに、意識すべき点を体系的に学ぶことができるので、マーケティング職の方はもちろん、営業・販売など幅広い職種の人におすすめできる本です。

必読!ビジネス書 ⑤「話す技術・聞く技術」

相手に気持ちが伝わらない、会話がかみ合わない…そんなストレスを抱えた経験の多い方には、「話す技術・聞く技術」が役に立つでしょう。

会話で失敗してしまう根本原因に加え、「部下への解雇通知」「上司からの仕事依頼の断り方」など、身近によくありそうな、さまざまなシチュエーションの会話例が研究されており、コミュニケーションで生じるストレスをなくすのには最適な一冊です。

36歳男性・コンサルタント

主に人間関係のトラブル、例えば「報告・連絡・相談」などの食い違いから生じたトラブルを事前に防ぐ話し方、あるいは実際に起こった際の収拾方法などが書かれています。

私もこの本のテクニック、つまり「人の話をよく聞く技術」を学んだことで、ビジネスがスムーズに進行するようになったほか、社内の人間関係で悩まされることも減りました。

必読!ビジネス書 ⑥「僕らが毎日やっている最強の読み方」

ここまで、歴史あるベストセラーを紹介してきましたが、読んでも身につけるのは難しそう、と感じた方もいるのではないでしょうか。どんな良書も、読んで自分のモノにできなければ意味がありません。

ビジネス書を最大限活用するためには、「僕らが毎日やっている最強の読み方」を読んでおくと良いでしょう。

月平均300冊という多読のコツも書かれており、これから腰を据えて読書に励もう、と思う方は必見の書です。

40歳女性・経営企画職

池上彰氏、佐藤優氏の2人が普段どんな風に新聞、雑誌、書籍を読んでいるのか対談形式で語られています。

2人の会話は大変興味深く、硬い内容にもかかわらずどんどんページが進みました。そして「新聞読もう」が読後感。紙の質がよく、手にした時の重み、手触りも重要なおススメポイントです。

必読!ビジネス書 ⑦「道は開ける」

道は開ける」は、「人を動かす」に並ぶカーネギーのベストセラーです。「人を動かす」が、相手との交渉力を高める内容であったのに対し、「道は開ける」は「今が辛い」と感じているすべての人におすすめできる本です。

本書を読めば、仕事・プライベートのあらゆる悩みの解決策が見えてきます。「今日、一日の区切りで生きよ」「恩知らずを気にしない方法」「死んだ犬を蹴飛ばす者はいない」など、すぐに気持ちを切り替えられるメソッドが満載です。

28歳男性・メーカー研究職

さすがロングセラー。プライベートも仕事もうまくいかず、悩んでいた時期に読みました。読後はなぜかとても勇気付けられて、元気になりました。

経験談や例えが巧みで、情景が浮かびやすく書かれているので、シンプルなのに深く理解できます。

必読!ビジネス書 ⑧「ドラッカー 365の金言」

自己啓発はしたいけれど、重たいビジネス書を手に取る勇気が出ない…という方におすすめなのが、「ドラッカー 365の金言」です。

日めくり式なので、寝る前や朝に毎日1ページ読むだけでも、1日の始まりの心意気が変わってくるでしょう。ドラッカーの考え方を端的に幅広く知ることができるので、ドラッカー初心者はまずこちらを読むのがおすすめ。

1日1ページ読んで、その日の計画や目標を立てるなど、自分で活用法をさまざま工夫できるのも素晴らしいポイント。1日をモチベーション高く過ごしたい方は、持っていて損はない1冊です。重たく、持ち運びに向いていないのでKindle版もおすすめ。

39歳女性・会計事務所

この本を読み始めてから、1日の過ごし方が変わりました。

今日はこんなことを実践してみよう、と具体的な目標を立てられるようになります。あえて1日1ページのペースを守ることで、内容がしっかり頭に残ります。余白が多いので、ちょっとした日記としても活用しています。

必読!ビジネス書 ⑨「道をひらく」

ある程度のレベルのビジネスパーソンであれば、松下幸之助の著書は、最低1冊は目を通しておかないと恥をかくこともあるでしょう。一般常識として、まず読んでおきたいのがこちらの「道をひらく」です。

短編集で、平易な言葉で書かれているのであっという間に読むことができます。それでいて、読後はとても勇気づけられる一冊です。なんだかやる気が出ない、物事がうまく進まない、という時に、どんな立場の人であっても鼓舞される言葉が書かれています。

「素直に生きる」「志を立てよう」など、生き方の基礎の基礎が丁寧にまとめられています。

25歳男性・営業職

会社の先輩にすすめられて読みました。

仕事上はもちろん、人生観にも大きな影響を与えてくれました。とても分かり易い文章なので、ビジネス初心者でも手にしやすいのも魅力です。

必読!ビジネス書 ⑩「ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?」

ファスト&スロー」の著者である、ダニエル・カールマンはノーベル経済学賞を受賞した心理学者。人間の意思決定の基準を合理的に知りたい方、説明したい方にとって役立つ考え方が書かれています。

いつも自分がとった行動に後悔してしまう、という人には、目からうろこの「意思決定基準」を知ることができるでしょう。消費者心理を大局からとらえる必要のある、マーケティング職の方にもおすすめです。

46歳女性・リサーチャー

自分自身でも気が付いていなかった、物事の決定プロセスを読み解けたことが爽快でした。

東大生協で最も売れた本にランクインしたこともあるそうで、多少アカデミックな人向きな内容かもしれません。

ビジネス書のおすすめ|20代向け良書10選

ここからは、年代別のおすすめビジネス書を紹介していきます。社会で数多くのことを学び、キャリアアップにつなげていく必要のある20代が読んでおくべき良書を厳選しました。

20代向けおすすめビジネス書 ①「メモの魔力」

Amazonのレビューでは、高評価と低評価が真っ二つに分かれ、購入を迷ってしまう人が多いであろう「メモの魔力」。仕事のやり方、タスク管理は人それぞれで、一度決まった習慣はなかなか変えることができないので、読むのであれば若手のうちをおすすめします。

タスク管理がうまくできない、思考が整理できない…とお悩みの20代にとっては、明日から使えるメモ技術が満載なので、一読の価値があるでしょう。巻末の「自己分析1000問」も、仕事のやり方を考えるうえでとても参考になります。

25歳男性・SE

ここまで、自分の本質を見極めようとしたことはありませんでした。

後半部に自分への質問の項目がありますが、それを全部こなしたら、人生が変わると思います。メモをとったことがない人はいないと思いますが、もっと深いメモの取り方、考え方を学ぶことができました。著者の人柄も伝わってきて、胸に残る一冊でした。

20代向けおすすめビジネス書 ②「教養力 心を支え背骨になる力」

教養とは、一朝一夕で身につくものではなく、年を取るほどに身に付きづらくなるものです。先が長い20代だからこそ、「教養力」は必読の一冊です。

「教養を付けよ」とはよく言われることですが、どうやって?そもそも教養って何?と疑問に感じることも多いでしょう。その疑問がクリアになり、読書の楽しみを増すことができます。

24歳女性・一般事務

自分の中の「精神文化」を磨くためにはどうすればいいか?心に奥行をつけ、内面を森のように豊かにする術のひとつに読書が挙げられています。

「これまで自分の頭の中にあったけれど、言葉に表せなかったこと」を整理して代弁してもらったような気持ちになる1冊でした。

20代向けおすすめビジネス書 ③「仕事が速い人はどんなメールを書いているのか」

メールやグループウェアのメッセージが多すぎて、四苦八苦している20代の方は多いでしょう。目上の人・取引先など、気を遣う場面が多く、メールだけでかなりの時間を費やしてしまう、とお悩みの方は必読の書が「仕事が速い人はどんなメールを書いているのか」です。

著者は、さまざまなビジネスパーソンを分析して、「仕事が速い人=メールが速い人」であることに気が付いたそう。メールを速く、的確に送るポイントが具体的に書かれており、即実践することができます。

27歳・営業

仕事上、メールでのやりとりがほとんどだったので試しに読んでみたところ、的確なメールを送れるようになりやりとりが減って楽になれました。

やるべきことが明確なので、メールを工夫して送ることが楽しみになります。

20代向けおすすめビジネス書 ④「大人の語彙力ノート」

20代のうちは、上司や取引先へのメールの文章や話し方で、注意されてしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。間違った言葉遣い、貧弱な語彙力は、それだけで印象を悪くしてしまいます。

言葉遣いは、年齢を重ねるほど直しづらくなります。20代のうちに、ただしい表現を覚えておきましょう。大人の語彙力ノート」は、ビジネスシーンにおける言葉遣いを正しく美しくするための言い回しが多数紹介されています。

言葉遣いに自信がない、という方は、一読の価値ありです。

24歳・秘書

目上の人に連絡する機会が多いので、手元において活用しています。

ビジネスの場における様々な場面で使っている言葉について、他の多様な言い回しを学習することができます。ビジネスメールや会話で大いに役立ちました。人前で読んでいると「貸してほしい」と言われます。

20代向けおすすめビジネス書 ⑤「新! 働く理由」

dodaの調査によれば、20代のうちに転職を経験する人は35%もいるそうです。20代は、「本当にこの会社でいいのか?」「自分は何のために働いているのか?」を自分に問うことが多い時期です。

そんな悩みを持ったときは、偉人の名言がヒントになるかもしれません。新! 働く理由」は、自らも仕事をする意味を見失いかけた著者が偉人の名言を厳選。仕事が辛くなった時、転職活動を考えている時に是非読んでもらいたい一冊です。

27歳・研究職

好きで続けてきた研究ですが、世の中にどう役立っているか感じることができず、もやもやとしながら働いていました。

この書籍を手に取り「20代はいろいろ試してみる」という章が、特に今の自分に響きました。とりあえずこのままでいいんだ、と気分がスッキリ。今の仕事に疑問を感じている人には、特におすすめです。

20代向けおすすめビジネス書 ⑥「10年後の仕事図鑑」

今後一度は転職を経験するであろう20代なら、是非読んでおきたい一冊。転職先がいくらホワイト企業でも、衰退産業であれば意味がありません。自分が今後も安定した仕事にありつけるのか?見極めるために「10年後の仕事図鑑」が役に立つでしょう。

今後もなくならない仕事が何かわかることはもちろん、前向きになれる言葉が数多く書かれているのも特徴。「今この一瞬に全力で向き合い、心の底から楽しむことが、命を与えられた私たちの使命なのではないだろうか。」など、堀江氏の一言一言に重みがあります。

28歳女性・事務職

ビジネス書籍に馴染みのない方でも非常に読みやすい構成になっています。

AIやロボティクス、フィンテックなど、今後の時代の流れとそれに伴う働き方や稼ぎ方の変化、求められる人物像など、自分のキャリアを考える上でも読んでよかったです。

20代向けおすすめビジネス書 ⑦「するどい『質問力』!」

「わからないんだけど、何がわからないかわからない」という若手の方はとても多いです。仕事が進まない様子だが、上司もどうアドバイスしていいのかわからない。

的確な質問をして、仕事をどんどん覚えていきたい!という方や、ビジネスでの会話についていけない、と困っている20代の方におすすめなのが「するどい「質問力」! 」。

あなたが求めている「答え」を導くための、33種類もの質問のパターンがわかりやすく解説されています。ロジカルシンキングのトレーニングを積みたい人も必見。

25歳男性・メーカー営業

交渉ごとで優位に立つ(主張を通すなど)においては、自分が話すことより聞くことが大事だとよく理解できました。

主張の前に相手の話を理解していることや、そもそも論をまず整理すること・5W1Hの型で質問するなど、コミュニケーションをスムーズにするコツがわかりやすくまとまっています。

20代向けおすすめビジネス書 ⑧「ビジネスマンのためのメンタル・タフネス」

上司に叱られて、もうやる気が失せてしまった・会社に行きたくなくなってしまった…。数多くの転職者を見てきた立場から言えば、20代のメンタルタフネスは弱まってきているように感じます。

毎日をもっとポジティブに生きたい!という方は必携といえるのが、こちらの「ビジネスマンのためのメンタル・タフネス」。物事のとらえ方だけでなく、食事療法などの生活習慣にまでアドバイスがあり、実践的だと評判です。

著者は、松岡修造をはじめとした一流アスリートの指導を行った、スポーツ心理学の権威であり、説得力も抜群。

24歳・MR

思考法・マインドフルネスといったものに限らず、ダイエット(油っこい食事は避ける)、日頃から笑う癖をつける、効果的な入浴方法など、多くの視点からメンタルタフネスを身に付ける方法が紹介されており、とても参考になりました。

著者が言うには、「幾つかテクニックを紹介したが、人によって向き不向きがあるため、簡単に実践できるものを挙げた。読者で試行錯誤してほしい」とのこと。事実、本を読み終えた瞬間から実践できそうな、テクニックばかりだと感じました。

20代向けおすすめビジネス書 ⑨「今まで誰も教えてくれなかった人前で話す極意」

「人前で話すとき、どうしても緊張してしまう」「PowerPointのプレゼンは、どこをどうしゃべったらいいのかわからない」そんな悩みを持っている方はとても多いです。

今まで誰も教えてくれなかった人前で話す極意」は、人を惹きつける話し方のテクニックが余すことなく紹介されています。YouTubeで、著者が実際にスピーチする様子を合わせて「話し方」を学べるのもポイントです。

29歳男性・コンサルタント

今まで、堂々と話すためにプレゼンの事前準備にばかり時間を割いていましたが、それではいつまでたってもよいプレゼンができないことがわかりました。

スピーチというものは運動である、と語られています。コツを学ぶのではなく、日常会話で実践していくことが重要だそうです。日々の会話にも、気を配るようになりました。

20代向けおすすめビジネス書 ⑩「会社に行きたくないと思った時に読む本―心が軽くなる言葉90」

「今日会社行きたくないな」そう思ったことがない人なんて、皆無でしょう。会社に行きたくないとき、もう辞めてしまいたいと思ったとき、衝動的に行動する前に是非「会社に行きたくないと思った時に読む本―心が軽くなる言葉90」を読んでみましょう。

さまざまな偉人・著名人の格言と解説が書かれており、今のご自身の気持ちにぴったり合ったアドバイスが見つかるはずです。下手に誰かに相談してお説教をされるよりも、心が晴れるでしょう。

28歳女性・営業

仕事が楽しくないわけではないし、成績が悪く目標を達成できないわけでもないんです。

ただ、急に会社に行きたくない気持ちに支配されることがあります。

そんな時に手に取ったこの本は、そんな気持ちを否定せず、偉人の説得力のある名言や、考え方を少し変えてみるアドバイスが満載でした。

押し付けがましくないので、心に余裕がなくても素直に受け取れる内容です。今でも疲れたときは手に取っています。

仕事が辛い…という方は、以下の記事もヒントになるかもしれません。

仕事が辛いと感じる8つの理由と5つの乗り越えるコツ

ビジネス書のおすすめ|30代向け良書10選

責任ある仕事を任され、スキルアップ・自己啓発に役立つビジネス書を数多く読む必要が高まってくるのが30代。同時に、中間管理職としての辛さや長時間労働など、悩みも深くなってきます。

そんなときに役立つ、ビジネス書を10冊厳選しました。

30代向けおすすめビジネス書 ①「LIFE SHIFT」

「全世代の必読書」と書かれている本書「LIFE SHIFT」ですが、30代こそ読むべき良書。100年以上生きる現代において、今どんな資産を形成していくべきなのか、豊かな人生を送るための方法とケーススタディが非常に役に立ちます。

今のままでいいのか?もっと挑戦すべきなのか?自分の進むべき道に迷っている方は、この本の考え方が役に立つでしょう。寿命が100年になることを見越した生き方とはどんなものか、知っておいて損はありません。

32歳・通信営業

人生100年時代と言われる象徴の本の一つだと思います。

自分の価値を高めることが重要だと教えてくれ、新しい道に行くか悩んでいる方へ背中を押してくれる一冊です。

30代向けおすすめビジネス書 ②「未来に先回りする思考法」

30代では、部下への指示や新たな企画の提案など、ゼロから物事を作り出す機会が増えてくるでしょう。そんなとき、先見性を欠いた提案ではあなたの評価は上がりません。

斬新でありながら、説得力の高い企画を考えたいなら「未来に先回りする思考法」は必読の書。

日本ではFacebookが流行らないといわれたこと、赤外線通信ができないiPhoneは不便といわれたことなど、誤った見通しをケーススタディとした思考法は是非取り入れていきたいものです。

36歳・個人事業主

先を読む力というのは、この先ずっと必要になってくると思います。

しかしそれは難しいことではなく、パターンを認識する力だと、わかりやすく記述されています。早速取り入れていきたい考え方でした。

30代向けおすすめビジネス書 ③「会社を使い倒せ!」

ある程度会社に長く勤めた30代は、「この会社では成長できない」「やりたいことができない」など、見切りをつけ始める時期でもあるでしょう。「やりたいことをやる」ために、転職か起業の2択しかなかった方にとっては、一読の価値がある一冊。

そもそも、会社は豊富なリソースを持っています。やりたいことの実現に向けて、それを活用しないのは損。「会社を使い倒せ!」では、会社のリソースを使って、自己実現にも会社の利益にも貢献できた方法が書かれています。

34歳・広告代理店

今の仕事にやりがいを感じられず、転職するかどうか悩んでいる人におすすめです。

転職せずとも今の会社で輝く方法、自分の価値を高める方法を教えてくれます。

30代向けおすすめビジネス書 ④「ストレングス・ファインダー2.0」

転職活動でも就職活動でも、必ず伝える必要がある「自分の強み」。自分では気づいていないような強みを明らかにし、説得力ある形で「言語化」できるようになるのが、本書「ストレングス・ファインダー2.0」。

自分の強みを見つけるのは、アピールするためだけではありません。自分自身では「欠点」だと決めつけていたことが、実は強みになる、とわかることもあります。自分の能力や性格に悩みがある人に、広く薦めたい一冊です。

37歳・営業企画

この本では自分の強みが何かをテストによって知ることが出来ます。

本の中のIDでPC、スマホで診断します。この本のおかげで自分の強みが分かりました。また行動するときのアイデアなどもわかるのも利点です。

30代向けおすすめビジネス書 ⑤「スタンフォード式 最高の睡眠」

20代のころは無理がきいたのに、30代になったら徹夜も無理になった…そんな方は多いのではないでしょうか。一方、30代になると忙しさも増し、20代の頃よりさらに「時間が足りない!」と感じるようになります。

そんな時、真っ先に削られるのが「睡眠時間」でしょう。でも、睡眠時間をやみくもに削ったところで、かえって眠くなり効率が悪くなることも。そんな方に是非読んでほしいのが「スタンフォード式 最高の睡眠」です。

編集者は、「忙しいビジネスパーソンでも実行できる対策」にこだわったそうで、「寝る前の90分間にすべきこと・すべきでないこと」にフォーカスされています。

31歳・webマーケター

入眠の質>睡眠時間とのこと。入眠時は脳への刺激を抑えた方がいいとのことで、この本を読んでからスマホのラジオを聞く習慣から、別の習慣へ切り替えました。

また、本にある通り「入眠の90分前に入浴する」習慣をつけてみたところ、驚くほど朝が楽になりました。

30代向けおすすめビジネス書 ⑥「営業マンは『プレゼン』するな!」

さまざまな書籍を読んだ中でも、かなり実践的だと感じたのがこちらの「営業マンは「プレゼン」するな!」です。プレゼンするな!というと若干語弊があるように思いますが、要は顧客の心をつかむ具体的なテクニックの解説本です。

どんなことを質問すべきなのか、アポの取り方はどうすべきなのか…など具体例が豊富です。人によっては、小手先のテクニックだな…と感じるかもしれませんが、知っておいて損はないノウハウです。モチベーションアップにも効果的。

34歳女性・不動産営業

今までは数を回ることによってなんとか成績を保っていましたが、この本の内容からお客様の心理を相手の立場になって考えるということを実践出来るようになりました。

今まではすぐに諦めて次に行っていたのが、戦略的に考えることにより取りこぼしが減り成約率が上昇。モチベーションも上がってきました。

30代向けおすすめビジネス書 ⑦「困った部下が最高の戦力に化けるすごい共感マネジメント」

30代になると、新人教育や部下のマネジメントといった業務を持つことも多くなるでしょう。でも、どうやっても話が通じない、思うように動いてくれない…と「困った部下」に悩む中間管理職はたくさんいます。

そんな方のために書かれたのが「困った部下が最高の戦力に化けるすごい共感マネジメント」です。部下を動かし、最高のチーム作りをする6つのSTEPが詳しく書かれ、この通りに実践してみるだけでチームが変わりそう、と思わせる内容です。

38歳・コンサルタント

前職が営業で、部下がいたので買った本。

若い部下が多かったので手を焼いていたが、この本を参考にして共感することで上手くマネジメントができるようになりました。

30代向けおすすめビジネス書 ⑧「『謝り方』の技術」

仕事で大きな失敗をしたときや、上司・部下を怒らせてしまったとき…落ち込んでいる暇はありません。そんなときこそ、あなたの評価を上げるチャンス。失敗したときは、今すでに「マイナス」なので、後は浮上するだけです。

ただし、浮上するためにはコツが必要。間違った謝り方で、余計相手を逆上させる…なんてことのないよう、失敗が多い人こそ読んでおくべきなのが「「謝り方」の技術」です。

「負けるが勝ち」という言葉もあるように、人を怒らせてしまったら、まずは謝ることを考えるのが吉。

39歳・カスタマーサポート

クレームが出た時など謝っているのにも関わらず、余計に怒らせてしまったり、無茶な条件での契約を強いられることがありました。

この本を読んで分かったのが、自分が今までやって来たのは謝罪ではなく言い訳だったということです。

そりゃ怒りますよね、説明もせず言い訳ばっかりしてるんですもの。 謝ってるんだから許せという態度も出ていたのかもしれません。 現在少しずつ実践しており、クレームが新たな契約のきっかけになった事例も出てきたので、私のような怒られ方をされる人はぜひ読んで欲しいです。

30代向けおすすめビジネス書 ⑨「スイッチ! ──『変われない』を変える方法」

Amazonレビューで評価5.0と高評価を獲得している「スイッチ! ──「変われない」を変える方法」。変わりたいのに変われない、その理由は「理性」がストップをかけているから。じゃあ、どうしたら考え方を変えることができる?

そんな、人間が持つ普遍的な悩みを、物語と具体例でわかりやすく読み解いたのが本書。とにかく物語が面白く、説教じみていないところがポイント。

37歳男性・経理

物語と事実が交互に出てきており、読みやすく理解しやすい。思い描いた生活を送る上で何が大切か気づかされました。

30代向けおすすめビジネス書 ⑩「エッセンシャル思考」

断捨離が流行っていますよね。ものを持たないことで、効率的な暮らしを送ることができます。「エッセンシャル思考」は、まさに時間版・断捨離メソッドと言えるでしょう。

あれもこれも、と手を付けて、結局何もできなかった…なんていうことは、仕事はもちろん、日々の生活にもよくあること。「世の中の大多数のものは無価値」であるという著者の考え方に触れれば、本当に必要なことだけに集中できるようになるでしょう。

37歳・マーケティング

現代の情報が氾濫した状態の指針となる一冊だと感じました。特に中間層は読んでおくと良いでしょう。おすすめ。

ビジネス書のおすすめ|40代向け良書10選

多くのビジネス書では、「40代は働き方を変えること」を指南しています。そんなビジネス書の中で、特に納得感の高かった良書を厳選して紹介します。

40代向けおすすめビジネス書 ①「40代でシフトする働き方の極意」

40代なら、会社においてベテランのポジションになり、そのまま保守的に過ごそうとする方が大半です。ただ、その路線はいつ崩されるかわからないものです。

少しでも「このままで本当に大丈夫なのか」と自らの進む道に疑問を持っている40代必読なのが「40代でシフトする働き方の極意」です。

「管理職に就けなかったらどうすべきか」「これまでの人脈をどう整理すべきか」など、実は考えるべき論点が山積みであることを気づかせてくれる一冊です。

41歳・管理職

著者の波乱万丈な実体験に基づいた指南書なので、非常に説得力がありました。

40代前半で出会うことができてよかった。漫然と50代に突入することなく、やるべきことに後悔なく取り組める気がしました。

40代向けおすすめビジネス書 ②「30代40代本気の転職完全ガイド」

40代は転職の最後のチャンスでしょう。かつて言われた「35歳転職限界説」はもはや気にしなくてよいものとなりました。かといって、40代が転職して成功するケースは、実は稀なのです。

40代でも転職して年収を上げたい、最後によりよい職場に巡り合いたいのなら、「30代40代本気の転職完全ガイド」は必読です。最新の転職市場や、中高年が転職に成功するためのノウハウが集結しています。

43歳・経営管理部長

女性で独身、40代…。転職でもプライベートでも辛酸をなめて途方に暮れたとき、ラストチャンスと思い手に取りました。

これまでと同じやり方では、絶対に転職できないことが分かり、もっと早く読んでおくべきだったと後悔。

40代向けおすすめビジネス書 ③「GIVE & TAKE 『与える人』こそ成功する時代」

自分は、何だかいいように使われているのではないか…?重鎮でもなく、中堅よりもベテランである40代は、上からも下からも「使われている」と感じることが多いようです。

そんな生き方に疑問を感じ、居心地の悪さを少なからず持っている人には是非読んでもらいたいのが「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 」です。著者は世界No.1ビジネススクールの最年少教授で組織心理学者のアダム・グラント。

結局、どういう人が最終的に成功するのか。人から利益を受けることばかり考えて行動している人がなぜ損をするのか。データに基づいて、普遍的な原理が分かりやすく書かれています。人のために動くことが、苦にならなくなる一冊。

45歳・人事課長

気が付いたら、自分にしかできない仕事がどんどん多くなっていた。

上司にも部下にも頼られる状況は悪くはなかったが、なんだか馬鹿にされてないか?と人知れず悩むことも。しかし、この本を読んで見方が変わった。情けは人の為ならず、そのことが非常に腑に落ちるケーススタディが豊富だった。

40代向けおすすめビジネス書 ④「最高の体調」

40代が最も気を付けなければいけないのは、実は体調です。45歳男性の死亡率は、1,000人に対し1.52人。決して低い数値とは言えません。

仕事で高いパフォーマンスを発揮するのも、健康が第一。これまで、健康管理を二の次にしてきた方は、「最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~」に目を通すことをおすすめします。

本書の斬新なところは、「自己啓発」「ビジネススキルアップ」「心理学」「家庭医学」と、普通ならそれぞれ別々の書籍に解を求めるところ、全ての問題解決につながる本質的な方法が書かれている点でしょう。

即・実践できる現実的な対策ばかりである点も、本書が優れているポイントです。

48歳・建設業

先日、同僚が仕事中に突然倒れた。どんなに努力しても、健康がなければ何も意味がないと再認識させられた出来事だった。

本書は、食生活と生活習慣を改める非常に良いきっかけとなった。食物繊維の摂取、睡眠時間のコントロールなど、早速今日から試してみようと思っている。

40代向けおすすめビジネス書 ⑤「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」

40代が読むべきビジネス書のカテゴリとして、偉大なる経営者のノンフィクションが挙げられます。メジャーどころの自己啓発本では、30代までと読書レベルが変わりません。より高い視座からアドバイスし、戦略を練っていくために、大成功した偉人のストーリーを知っておきましょう。

ジェフ・ベゾス 果てなき野望」は、中でも得られるヒントが多い良書。物流システム、AWS、Kindleなど、新規事業を次々と一般的なインフラにまで昇華したその手法と意思決定のプロセスは必見。

48歳・会計系コンサルタント

主にクライアントのトップに提案する仕事をしているので、経営者の視点を読み解けるこの手のノンフィクションは多読しています。

大規模な投資に二の足を踏む中小企業の経営者への説得材料としても活用しています。

40代向けおすすめビジネス書 ⑥「リーダー・管理職のための 心を成長させる名経営者の言葉」

リーダー・管理職が、部下を鼓舞するため・説得力を身につけるために最適なのが本書「リーダー・管理職のための 心を成長させる名経営者の言葉」。経営者系のノンフィクションは読む時間が取れない…という忙しい方にも、エッセンスだけを短時間で得られるおすすめの一冊です。

カリスマ経営者たちが残した名言ばかりが収録され、その言葉を教えるだけでも部下を動かすことができるでしょう。社内ミーティングのアイスブレイクにも最適。

41歳男性・介護施設長

毎日の朝礼で活用しています。

緊張感とエネルギーが必要な仕事なので、心に刺さる名言で職場全体のモチベーションを醸成しています。「〇〇さん(私)、いつも素敵な言葉を知っていますね!と部下からも尊敬されています。

40代向けおすすめビジネス書 ⑦「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」

これまで以上に、「時間管理術」を意識すべきなのが40代。家族のため、自分の体のため、本気で「仕事時間を短くする方法」を考えてみてください。

アメリカのビジネスパーソンは皆、夕方には颯爽と帰路につきます。にもかかわらず、結果はしっかり出している。そんな様子を目の当たりにし、工夫に工夫を重ねた著者。

「午前中だけで、1日の仕事を終えられる」という、著者が40年続けてきたメソッド満載の「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」必読です。

43歳男性・プログラマー

未だに、長時間残業、時として徹夜も免れない状況にあり、藁をもつかむ思いで本書を手に取りました。

自分の人生をどう送りたいのか?そのために時間をどう使うべきなのか?著者と同じプログラマーである私には、特に参考になりましたが、どんな職業の人でも活用できるノウハウだと思います。

40代向けおすすめビジネス書 ⑧「なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則」

中小企業の経営者はもちろん、マネジメント層必読なのが「なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則」。どんな判断が、組織を破綻に導くのか、意思決定をする立場にあるビジネスパーソンであれば、そのパターンを知っておくことはとても重要です。

成功事例を真似することは一朝一夕には難しいことですが、失敗事例を避けることのほうが現実的に取り組みやすいのではないでしょうか。意思決定を誤りやすい、環境変化の具体例も必見。

47歳男性・自営業

会社員時代の元同僚にすすめられて読破。小説のような感じて読みやすかった。

40代向けおすすめビジネス書 ⑨「40代から人として強くなる法」

小手先のテクニックではなく、本質的に自分を強くしたい、生き方を変えたい…と考えている40代におすすめなのが「40代から人として強くなる法」。Amazonレビューも★4.8と、高評価の一冊。

本書の柱となっている「東洋思想」は、スティーブ・ジョブズをはじめ、世界の一流ビジネスパーソンがこぞって学ぼうとしている概念です。儒教や神道など東洋の考え方を統合し、内なる自分と向き合う思想のことを言います。

東洋思想とは何か…について論じると抽象的過ぎてわかりにくいですが、著者の伝える言葉 「家庭が円満な人間は、例外なく強い」 「信頼を得たいなら、常に言行一致でゆく」などを聞けば、重みや説得力を実感できるでしょう。

48歳・会社役員

当たり前のようで、改めて言われるとハッとさせられる言葉が多かった。

50歳目前となり、残りの人生を消化試合のようにとらえていたが、これからまだ挑戦できる!と勇気づけられた。

40代向けおすすめビジネス書 ⑩「40代を後悔しない50のリスト」

忙しくて時間がない、予定していたことを全然こなせなかった…そう思うのは、あなただけではありません。40代とは、常に忙しい年代なのです。30代とはまた、違った忙しさがあります。

だからこそ読みたい、「40代を後悔しない50のリスト」。40代からは、時間をどう使うべきなのか?「7つのルール」「50個のリスト」でわかりやすく整理されているので、自分ができることから始められます。

42歳・個人事業主

やるべきこと、捨てるべきことが明確になった。

40代からは「いかに捨てるか」が、効率化への最大のカギであることが再認識できた。

2018年Amazonベストセラーの中で読むべきビジネス書5選

2018年12月に、Amazon年間ランキング大賞が発表されました。「ビジネス」「自己啓発」カテゴリのベストセラーを一通り読んだ結果、本当におすすめできると判断したビジネス書を10冊紹介します。

ビジネス書ベストセラー(ビジネスカテゴリ第2位)①「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」

いかなる業界に属するビジネスパーソンでも、必携の1冊が「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」。本書にあるデータを知らないでいると、あらゆる中期計画、マーケティングを誤る可能性があります。

これからの日本を憂えてしまうデータばかりですが、逆に言えばビジネスの種も本書から数多く見出すことができるでしょう。

34歳・経営コンサルタント

クライアントへの中期経営計画提案の際、こちらのデータをフル活用しました。

インパクトのある、かつ危機感を持たせる数字ばかりで、提案にはかなり説得力を持たせられたと自負しています。

ビジネス書ベストセラー(ビジネスカテゴリ第3位)②「1分で話せ」

プレゼンにはもちろん、転職の面接対策にも必読の一冊。話し方が苦手な人でも、パターンさえ覚えれば必ず短くわかりやすく伝えることができます。

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術」では、話す技術はもちろん、ロジカルに考える技術も身につきます。

28歳・販売員

話すことが苦手で、いつも自分の思うことを伝えられずにいました。

この本で勉強してから、話し方に自信が付き緊張もしなくなりました。転職面接も無事に突破。これからお客様とのトークにも活用していこうと思います。

ビジネス書ベストセラー(ビジネスカテゴリ第18位)③「起業の科学 スタートアップサイエンス」

あなたは、情報収集にどの程度の時間を割きますか?どの程度の資料に目を通しますか?

本書「起業の科学 スタートアップサイエンス」は、成功した起業家の共通点を探るため、1000人以上への取材・300冊以上の書籍、500本以上のブログを熟読・1000本以上の講演動画を解析した結果をまとめた、文字通りのサイエンス本です。

恐らく、これ以上の情報収集や解析を自分で行うことは困難でしょう。新しい事業の立ち上げに携わるなら、まず読んでおきたい一冊です。

31歳・企画職

起業とまではいきませんが、新事業の開発に携わっています。

新事業の開発では「なぜイケると思うのか」を上層部に説得することが肝ですが、その際の情報収集のやり方や伝え方、判断基準が徹底的にわかりました。

ビジネス書ベストセラー(自己啓発カテゴリ第12位)④「世界一やさしい問題解決の授業」

「世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく」というタイトルから、新人向け?と思われがちですが、侮ることなかれ。元マッキンゼーのコンサルタントである著者が、初心者からハイキャリアのビジネスパーソンまで、幅広く通用する普遍的なスキルをわかりやすくまとめています。

確かに「簡単すぎる」「当たり前」と感じる内容が多いかもしれません。しかし、それが実践できているかは別の話。本書を片手に、自分の提案資料を見直してみると、実践できていない点に数多く気づくかもしれません。

本書の内容を確実に実践できるようになることが、問題解決のファーストステップです。全ての人におすすめ。

30歳・営業

新卒の時に課題図書として読まされ、当時はフーンと思っていましたが、プレゼン機会が増えてきた最近になって大活躍しています。

とにかく、この本の通りに考え、資料を作るとわかりやすいと評判。後輩の指導にも役立っています。

ビジネス書ベストセラー(自己啓発カテゴリ第15位)⑤「自動的に夢がかなっていく」

自動的に夢がかなう」と聞くと、ちょっとうさんくさい印象をうけますが、これは翻訳がそうなっているだけで、「The Answer」が原題です。「話を聞かない男、地図が読めない女」の著者と聞けば、思い出す方も多いのではないでしょうか。

これまで「話を聞かない男、地図が読めない女」「嘘つき男と泣き虫女」などの書籍が話題になったことからもわかるように、著者は人間関係の持つ問題点を徹底的にあぶり出し、分かりやすい解決策を提示する名人。

本書はでは、「心から望む人生にするにはどうしたらいいのか?」という方法が脳科学をもとに具体例を交えて解説されています。

27歳・webデザイナー

仕事もプライベートもうまくいかず、ふさぎ込んでいた時に職場の先輩にすすめられた本。

どん底を味わった著者のエピソードが参考になり、話もとても面白く引き込まれました。この本の通りに動いたら、実際に目標が1つ達成できました。

楽天ブックスランキングの中で読むべきビジネス書5選

楽天ブックスのランキングは、Amazonとはまた少し毛色が違い興味深いです。本を買うときは1冊から送料無料の楽天ブックスを利用している、という方も多いでしょう。そんな方のために、楽天ブックスのランキング上位書籍も読み込みました。

ランキング上位!おすすめビジネス書 ①「ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則」

ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則」税込3,456円と、ビジネス書の中でも高価格帯であるにもかかわらず、楽天ブックスランキングでは常に上位にあります。人気が衰えないその理由は、圧倒的な実用性にあります。

コピーライティングの書籍は数多くありますが、その大多数は小手先の「消費者を煽る」方法に終始しています。本書がそれらと異なるのは、著者が言葉を「収益を生むかどうか」常に科学的に検証し続けた偉人だからなのです。

コピーライティングの方法はもちろん、広告の作り方までを事細かに解説。広告関係者のみならず、営業マン、マーケター、広報など、「言葉」で仕事をするすべての人にすすめたい一冊。

36歳・販売促進

広告代理店と、自社広告出稿についてやり取りする立場です。

広告代理店の提案の良し悪しが、この本を読んでよくわかるように。受け身だった広告出稿業務が戦略的になり、任される仕事の幅が広がりました。

ランキング上位!おすすめビジネス書 ②「『数字で考える』は武器になる」

普段から「かなりの」「やや」といった程度を示す表現を多用する人は要注意。話を聞いてもらえているようで、その実「ちっとも参考にならない」「適当だな」と聞き流されている可能性大です。

提案する時はもちろん、報連相の時にも常に「数字で考える」癖をつけておくことは、社内外から信用を得るうえで非常に重要です。

そうは言っても、どんなふうに数字を活用したらよいかわからない、慣れていない…という方には、本書「数字で考える」は武器になるがおすすめです。

「因数分解」「フェルミ推定」ビジネスシーンで当たり前に使うべきこれらの考え方を知らない方は、必読です。

25歳・経営企画

毎回、報告のたびに「具体的にどれくらい?」と聞き返されることばかりでした。

データがないのでわからない!と頭を抱えていましたが、この本を読んで「フェルミ推定」の考え方を知ってから、報告が楽しくなりました。

ランキング上位!おすすめビジネス書 ③「ビジネスフレームワーク図鑑」

思考がどうもまとまらない、検討事項のモレを指摘される…そんな場合に、手元に置いて損はないのが本書「ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70」です。

いかなるフレームワークも、万能ではありません。その時の状況によっては使いづらかったり、適切な主張に繋がらなかったりします。だからこそ、「70」もの圧倒的な選択肢を提示している本書は、末永く活用できます。

ロジカルシンキングの基礎的な書籍を読んでピンとこなかった方でも、具体的なフレームワークにご自身の考えをまとめる作業ならイメージがしやすいでしょう。

29歳・新事業開発

提案って、「何を言うか」より「誰が言うか」が重視されることも多いですよね。

そんな時、有名フレームワークを活用して「〇〇のフレームによれば…」と解説するだけで、納得されることもあります。重箱の隅をつついてくるような、面倒な上司を持つ若手におすすめ。

ランキング上位!おすすめビジネス書 ④「小さな会社の売上を倍増させる最速PDCA日報」

「なんか今日、仕事が何も進まなかったな…」「バタバタしていたけど、結局何ができたんだろう?」そんなモヤモヤを抱えて退社する日が多い、という方は、日々作業計画・実績を記録することで改善が期待できます。

作業が改善する日報の付け方にも、コツがあります。そのノウハウが凝縮されているのが本書「小さな会社の売上を倍増させる最速PDCA日報」です。

毎日続けることなので、あまりに煩雑なルールがあると日報を作成する時間が大きな負担となってしまい、本末転倒です。本書では「朝5分・夜7分」でPDCAを回せる秘訣が紹介されています。

31歳・品質管理

これまでは細かいスケジュール帳にびっしりと書き込み、予定を細かく管理していましたが、ある時それで満足していることに気が付きました。

PDCAはもっとシンプルに、もっとわかりやすくできる!と目から鱗でした。

ランキング上位!おすすめビジネス書 ⑤「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」

世の中の面白いことは、必ずしも緻密な分析の積み重ねから生まれたわけではありません。むしろ、単なる思いつきのほうが大輪を咲かせることが多いでしょう。

しかし実際は、単なる思い付きは社内で一蹴されてしまうことがほとんど。ロジカルシンキングが持てはやされる今だからこそ、余計にその傾向は高まっているかもしれません。

面白いアイデアが、説得力不足で埋もれていくのは本末転倒です。仕事をより面白く、高付加価値にしていくため、あなたの思い付きを形にする術を学べる「直感と論理をつなぐ思考法」を是非読んでみてください。

34歳・広告代理店

思い付きこそがビジネスの種だと気づかされ、勇気を与えてもらった。

データ分析からメッセージを見いだす仕事にばかり没頭していたが、もっと直観的に仕事をしていいんだ、と新鮮な気持ちになれた。

以上、年代別のおすすめビジネス書からベストセラーまで、本当に読むべき50冊を紹介してきました。あなたのステップアップに少しでも役立てば幸いです。