日本航空(JAL)へ転職は可能?中途採用・難易度・年収は?

JAL(日本航空)は、日本を代表する航空会社で、定時到着率アジア・パシフィック地域で第1位を獲得しています

2010年に経営破綻したものの、V字回復を行い、東証一部に再上場しました。

JAL(日本航空)は、企業HPにて中途採用を行っているものの、数が少なく、企業のレベルも高いため、転職難易度は高いです

この記事では、JAL(日本航空)の基本情報から、転職方法まで詳しく解説しています。

記事の最後では、JAL(日本航空)への転職におすすめな転職エージェントも紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

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日本航空(JAL)の事業内容(サービス内容)

日本航空株式会社(JAL)は、ご存知の通り国際航空輸送事業を行う企業です。
会社概要は以下の通りです。※HPより抜粋

設立1951年8月1日
本社所在地東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル
代表取締役社長執行役員赤坂 祐二
従業員数12,127人 /連結従業員数 33,038人(2018年3月現在)

単体でも1万人を超える大企業であり、グループ会社を入れると3万人を超えてきます。「日本のおもてなしを世界に」というキャッチフレーズを掲げながら、航空運輸事業のほかにも、パッケージ旅行の販売やクレジットカード事業なども手掛けています。

事業の8割は航空運輸事業を占めており、国内線143路線/国際線571路線をすべて管理運営しています。

航空運輸事業について

連結子会社5社と関連会社1社にて旅客と貨物を運んでいます。
※関連企業(日本航空/日本トランスオーシャン航空/日本エアコミューター/ジェイエア/北海道エアシステム/琉球エアコミューター)

下記6つの仕事内容に分類されます。

(1) 空港旅客サービス
空港を利用するお客様の搭乗手続きや案内業務、地上からのオペレーション業務に加え、お客様の持ち込んだ貨物のコントロール業務も担当します。

(2) グランドハンドリング
お客様の手荷物や貨物を乗せること、航空機を滑走路で誘導する作業に加え、客室内の清掃業務や空港内地上サービス全般に携わります。

(3) 整備
航空機、エンジンや飛行機に関わる部品を整備する業務です。部品管理や、機体を美しく保つ塗装業務まで幅広く担当します。

(4) 貨物
国際貨物、郵便の取り扱いや、運んできた貨物を置いておく施設の管理業務です。

(5) 空港周辺事業
機内食の提供、荷物の宅配業務、スマートフォンのレンタルなどさまざまな付帯サービスの提供を行います。

(6) 旅客販売
国内、海外の旅行の企画販売を行います。航空券の手配、販売、電話による予約内容の問い合わせ対応の業務です。

これら1~6の業務は、各関連会社が複数関わりながら運営しています。そのため、一口に「日本航空(JAL)に転職したい!」と言っても、もしかしたらJALのグループ会社・関連会社への転職を目指すことになるかもしれませんね。

まずは、自分がどの分野の業務に就きたいのか、しっかりと業務内容を理解することが重要です。

日本航空(JAL)の経営破綻から直近の業績について

日本航空(JAL)と言えば、2010年に経営破綻したことが有名です。2008年のリーマン・ショックも影響し、需要と供給のバランスが崩れ多くのリストラを実施せざるを得ない状況となりました。

パイロットのハイヤーで送迎は廃止され、給与はANAより2割程度低い額へ下がりました。社会に大きなインパクトを与えた経営破綻・経営改革から8年経った今、ようやくJALは再生の軌道に乗り、再上場を果たしました。

今後の業績の見通し

2017年4月の日本航空(JAL)の連結業績発表によると、営業利益は前年比3.6%減の1兆2889億円となりました。これは、8年前の経営破綻の余波ではなく、昨今の国内線における燃油サーチャージの収入減少や円高の影響、国内線におけるLCCとの競争激化によるものと言われています。

しかし、過去5年間のスパンで業績を振り返ると、営業利益は1800億円台・営業利益率は14%と非常に高い水準を保っていると、JAL代表取締役社長の植木義晴氏が述べていることから、次のオリンピックに向けての収益改善は可能性があると言われています。

今後、日本航空(JAL)に転職を検討している方は、このような航空業界全体の動きにも着目するようにしましょう。

日本航空(JAL)へ転職した人の評判

ここからは実際に日本航空(JAL)へ転職した人の口コミ、評判を見ていきましょう。

法令順守意識が非常に高い真面目な文化

大手転職口コミサイトVorkersより、日本航空(JAL)へ転職した方の口コミを紹介します。

あくまでも各部署の全体平均となりますが、
平均残業時間:17.9時間(月間)
有給消化率:67.9%
となっています。

その他、会社の評価に関するランキングは以下の通りです。
※5ポイントがマックス値とする

1位:法令順守意識…4.7ポイント
2位:社員の相互尊重…4.2ポイント
3位:社員の志気…3.6ポイント
4位:人材の長期育成および20代成長環境…3ポイント
5位:人事評価の適正感および待遇面の満足度…2.7ポイント

これらとあわせて口コミを見ていくと、社員数が多く昔ながらのルール、上下関係、教育体制がしっかりしているという評価が多いです。

その一方で、航空業界は24時間稼働のため、夜勤・早朝と不規則な生活スタイルの割には、給与の上がり幅が少ないというネガティブな意見も散見されています。航空業界は日本航空(JAL)と全日空(ANA)の2強となるので、両者の交流は日頃盛んに行われていますが、やはり待遇面ではANAの方が上でしょう。

例えば、整備士業務に関しては、ANAは夜勤中に仮眠をとれるがJALは仮眠時間がない、という待遇・働き方面での格差はあるようです。(2018年10月現在)

有給消化は可能だが、夏休みなど旅行シーズンは休めない

有給消化率を見てみると、60%台後半となっており、全く消化できない風土ではないようです。基本的にシフト勤務制の部署が多いので、冠婚葬祭や土日に休みを取得したい時に、順番に消化しています。

ただし、旅行シーズン(ゴールデンウイーク、お盆休み、シルバーウィーク、年末年始)は有給消化が非常に困難になるため、転職を考えている方は心得ておきましょう。

世界へと発信するブランド力がある

日本航空(JAL)へ転職して、航空業界ならではの恩恵を感じる点といえば、JALブランドを世界に発信できる点です。冒頭でも述べた通り、日本航空(JAL)は「日本のおもてなしを世界に」というキャッチコピーをかかげています。

世界の人々が行き交う日本の玄関で、人々と接点を持ち、JALという唯一無二のブランドを背負っていることがやりがいになる方もいるでしょう。

グランドスタッフやキャビンアテンダント職であれば、顧客折衝のあるフロント職であるため、英会話力、中国語、韓国語など多国の語学を伸ばす機会にもなります。外国語を活かしていきたい方には魅力的な職場でしょう。

サービス力・接遇力を極める

グランドスタッフやキャビンアテンダントにおいては、サービス職のTOPのノウハウが身に着きます。それだけ厳しい教育を受けるので、覚悟を持って臨まなければなりません。

また、同職種は女性社会になるため、少なからずお局的存在はいるでしょう。営業職や経営職のように、自分たちの仕事を数字で測りづらいため、評価に対して曖昧になる可能性も高いです。そのため、人事評価については上司との相性に大きく左右されるようです。

しかしながら、評価・待遇が追い付かなくとも、国際便であれば世界各国の土地を踏むという貴重な経験を積むことができ、多様な価値観の人々が行き交う空港で、貴重な経験がつめる点が、転職後のやりがいとなるようです。

日本航空に転職した人の年収事情

実際に転職した方の年収事情の実例を、職種ごとに見ていきましょう。(参照元Vorkers)

客室乗務員(在籍5年以上)年収450万円/年収内訳:基本給360万円+賞与90万円基本給に乗務手当、ステイ代、深夜手当を入れて上記水準となるため、不規則な生活のわりに合わないと言う声があります。
総務(在籍4年以上)年収450万円5年目ごろまで一律で昇給しますが、その後上がり幅が非常に少ない
企画(在籍3年以上)年収450万円/年収内訳:基本給312万円+賞与130万円)
客室乗務員(在籍3年以上)年収510万円/年収内訳:基本給264万円+賞与90万円+その他150万円 基本給が安く、夜勤やステイ代の手当で年収を底上げしています

これらは2015年以降に入社した方の給与を参考にしていますが、特徴として基本給は安く、手当で年収をUPさせていく構造です。10年以上勤務している方の中には1000万円近い年収を手にしている方もいますし、客室乗務員の中には500万円~600万円と高収入の方もいます。

この上がり幅は、勤続年数が影響するのではなく、職位によって大きく左右されるとのこと。すなわち、上のポジションが空いていない場合は、給与が上がりにくくなってしまうようです。

日本航空に転職する前に退職理由を知ろう

ここからは少しネガティブな話題になりますが、日本航空(JAL)へ転職を決める前に、社員がなぜ退職していったのか理由を見ていきましょう。

不規則な勤務のため、ライフイベントに対応しづらい

・夜勤があるので、結婚後は続けるイメージがない。
・不規則すぎて体調を崩してしまった。

人間関係は良好だけれど、体力の限界を感じてやむを得ず離職してしまう方が非常に多いです。私の知り合いの整備士の男性は、50代になるまで夜間勤務のある部署にいました。

年齢とともに、不規則なシフト勤務がつらくなることは避けられないため、日本航空(JAL)へ転職をするさいは自分自身の体力・健康状態をしっかり確認するようにしましょう。

給与が上がりにくい、評価が納得いかない

先にも述べましたが、どうしても社員数が多いため、ポストが空かない限りは昇格が難しくなります。また、過去の経営破綻の影響から、基本給は少し控えめに設定されています。

どの職務についても、日本を代表する質の高いサービスを身に付け、人の命を預かり機体をコントロールし、人々や貨物を安全に運ぶという責任ある仕事を考えると、もう少し給与にあがり幅があると良いでしょう。

しかし、実際はLCC参入の影響もあり、外資の方が、処遇が良いケースもあります。
転職後の給与も重視したい方は、日本航空(JAL)以外の転職先も必ず比較検討すると良いでしょう。

子育てをしづらい

客室乗務員は女性が多く花形の職務ですが、子供が小学生になると夜勤の免除がなくなってしまいます。小学生は、まだまだ手のかかる時期であるにもかかわらず、夜勤勤務体制になることがたえられず、離職を選ぶ方もいるそうです。

・保育園の活用以外にベビーシッターが必要
・子育てに集中できない
子供を産んで、子供との時間を長く過ごしたい方には難しい職場と言えるしょう。

極度のプレッシャー下で働けない

特に航空整備士の職種に言えることですが、不規則な勤務の中、専門知識を習得し続けなければならず、精神的に追い詰められて離職してしまうケースが多いです。

試験に関しては、社内試験が非常に多く、暗記物の筆記と実技試験をひたすら繰り返していきます。

・整備士は一生資格勉強を続けなければならず、気が休まらない
・航空整備士の資格は非常に難関であり、試験を受ける過程でパートナーと別れてしまったり、離婚になる方も多い。
・試験勉強で常に追い詰められており、ひどい場合は自殺まで追い込まれた人もいる。

この現実を理解した上でも、「飛行機が好き」「人の命を預かる使命を持って働きたい」という強い意思のある方は、転職をしても大丈夫でしょう。

ここまで、現実的な日本航空(JAL)の勤務体系ややりがいについて見てきました。ネガティブな実情もご説明しましたが、これを理解した上で日本航空(JAL)に転職したい!と思う方のために、現在の募集職種や応募のフローなどをまとめていきます。

日本航空(JAL)の採用事情

日本航空(JAL)は多くのグループ会社をもつ巨大企業です。採用窓口が複数あるため、まずは自分がどの会社、どの職種にエントリーしたいのか決めていきましょう。

7つの採用窓口と5つの募集職種

日本航空(JAL)のHPを見ると、下記7つに採用の窓口が分かれています。

・JAL新卒、既卒採用
・JALグループ採用
・JALグループ障がい者採用
・海外スタッフ採用
・パートタイム契約社員採用
・嘱託社員採用
・JALブランドパートナー採用

この中の既卒で採用を行っているのは下記5つのポジションです。

① 業務企画職(地上職、事務系)
② 業務企画職(地上職、数理、IT系)
③ 業務企画職(地上職、技術系)
④ 自社養成パイロット
⑤ 客室乗務職

次の章で1つずつご紹介していきます。

業務企画職(地上職、事務系)

募集要項:※2018年10月現在

・2016年4月~018年3月までの間に4年制大学または大学院を卒業・修了されている方
・2018年4月〜2019年3月までの間に4年制大学または大学院を卒業・修了見込みの方
・学部学科等の指定なし/国籍・性別は問わず
・採用予定人数50名
・勤務地 国内、海外の各事業所
・初任給 22万7千円(大卒)
・昇給 年1回 /賞与 年3回(夏、年末、期末)
・通勤費 規定支給
・完全週休2日制(土日)祝日、年末年始、年次有給休暇

主な仕事内容

<売上最大化>
① 路線便数計画…今後の路線ネットワークの展開やお客様の需要動向を常に把握し収益最大化のための路線計画を立てます。
② 国際提携…複数の航空会社が同一の便を各々の便名で販売するコードシェアの管理をします。
③ 旅客販売(営業)…企業や自治体とのコラボレーションを企画したり、1席でも多く販売するための戦略を練ります。
④ 貨物販売(営業)…運ぶものは医療機器、美術品、温室度管理が必要なものまで多種多様です。貨物運搬の総合管理を担います。
⑤ 新規事業戦略…最先端テクノロジーを取りれながら、JALの強みを伸ばせる新規事業を立案します。

<品質の強化>
① 商品企画・サービス企画…機内食や座席の開発、便利な搭乗システムの開発などさまざまな商品に関わる企画を行います。
② 現業サポート・マネジメント…パイロット、客室乗務員、空港旅客スタッフなどお客様と触れ合う最前線、現業部門のサポートコントロールを実施します。
③ 運航管理…地上から指揮をとる運行管理者は国家資格が必須です。乗客や貨物の重量、気候、飛行機の状態などを24時間365日監視し安全な運航を支えます。
④ 安全管理…JALグループの安全管理をすべてつかさどるブレーン的存在です。

<確実な事業運営>
① 経営管理…JALグループにおける年次経営計画を取りまとめます。
② 財務・経理…JALグループの資金調達、資金運用、管理業務を行います。
③ 人事・人材育成…原典であるJALフィロソフィ教育をはじめ人財教育のエキスパートとして下支えします。
④ 調達…航空機から燃油、文房具のような小物まですべてのものを調達する部門です。
⑤ ブランド…航空機を利用されないお客様にも、JALブランドを伝える為の広告戦略を実施します。

このように、事務系といえども業務範囲は非常に多岐に渡ります。日本航空(JAL)に転職するというと、客室乗務員のようなイメージを持つ方も多いですが、 業務企画職こそが日本航空(JAL)を支えるポジションでしょう。

キャリアパス

1~3年目は、空港・貨物・予約・運航管理などコーポレート部門を中心に複数の職場で経験を積んでいきます。4年目以降はゼネラリストの視点を持ちながら売り上げの最大化をミッションとし、確実な事業運営の柱となっていきます。

業務企画職(地上職、数理、IT系)

募集要項:※2018年10月現在
・2016年4月~018年3月までの間に4年制大学または大学院を卒業・修了されている方
・2018年4月〜2019年3月までの間に4年制大学または大学院を卒業・修了見込みの方
・学部学科等の指定なし/国籍・性別は問わず
・採用予定人数50名
・勤務地 国内、海外の各事業所
・初任給 22万7千円(大卒)
・昇給 年1回 /賞与 年3回(夏、年末、期末)
・通勤費 規定支給
・完全週休2日制(土日)祝日、年末年始、年次有給休暇

主な仕事内容

<売上の最大化を目指す>
① 路線収支管理…一便一便のフライトにおける売上と費用を分析し収益を最大化させます。

<品質強化>
① マーケティング分析…新しい商品を作り導入したのち、満足度を測り分析するポジションです。データ分析から顧客満足を目指します
② デジタルイノベーション…IT、IoT、AIなどのデジタル技術を活用しイノベーションを創出していきます。

<確実な事業運営>
① IT企画・システム刷新推進…運行システム、整備システム、旅客システムなどさまざまなシステムの企画、開発、運用管理を実施します。

キャリアパス

1~3年目は、業務企画職の事務系と同じく、空港・貨物・予約・運航管理などコーポレート部門を中心に複数の職場で経験を積んでいきます。

数理・IT系部門では情報通信技術や統計学といった知識を活かし、JALグループの持つビックデータを分析して収益の最大化を目指していくポジションです。

業務企画職(地上職、技術系)

安心・定時・快適なフライトを保つために整備を行うポジションです。エンジニアとして1日1000便の運航を通じて得られた知見を国内外の航空機・部品メーカーにも共有し、次世代航空機の開発にも寄与しています。

募集要項:※2018年10月現在
・2016年4月~018年3月までの間に4年制大学または大学院を卒業・修了されている方
・2018年4月〜2019年3月までの間に4年制大学または大学院を卒業・修了見込みの方
・学部学科等の指定なし/国籍・性別は問わず
・採用予定人数50名
・勤務地 国内、海外の各事業所
・初任給 22万7千円(大卒)
・昇給 年1回 /賞与 年3回(夏、年末、期末)
・通勤費 規定支給
・完全週休2日制(土日)祝日、年末年始、年次有給休暇

主な仕事内容

① 整備技術…飛行機に不具合を発生させないような事前改修、最新の客室を導入する改修等の指示・管理などを行う技術集団です。

② 整備現業…いわゆる整備士としての職務です。空港や格納庫で航空機の整備を行うShip部門と専用の工場でエンジンや装備品の整備を行うShop部門に分かれます。

③ 品質保証…航空機の品質を常にモニターして品質向上施策に取り組みます。

④ 生産管理…整備計画の立案・管理の部門です。

⑤ 整備企画…整備本部全域に渡る中長期的な施策を計画・実施する部署です。

⑥ 部品管理…Jエンジンから機体のリベットに至るまで何百万個ともいわれる航空機の構成部品について、購入管理する業務です。

⑦ 整備受委託…国内の各空港における他エアラインの運航整備や航空機部品の整備受託を行います。

⑧ 運航技術…パイロットが使用する操縦マニュアルの作成、飛行状況の解析、飛行試験など運航を支える技術業務を行います。

⑨ 海外駐在、関連航空出向…海外にある航空機製造メーカーやエンジンメーカーに駐在し、航空機の機材品質を製造時から管理します。

自社養成パイロット

日本航空(JAL)は日本で初めて国際線に就航した運航ノウハウがあります。運航乗務員訓練生として先進の訓練を重ね、強い責任感と高いプライド意識をもつパイロット集団です。

募集要項:※2018年10月現在
・2015年4月~018年3月までの間に4年制大学または大学院を卒業・修了されている方
・2018年4月〜2019年3月までの間に4年制大学または大学院を卒業・修了見込みの方
・学部学科等の指定なし/国籍・性別は問わず
・採用予定人数70名
・身体条件:各眼の矯正視力が1.0以上、各眼の屈折度が―6.0~+2.0ジオプトリ―内(オルソケラトロジーを受けていないこと)心身ともに健康で航空機の常務に支障がないこと。
・2019年度入社募集は1回のみ。過去の飛行適正検査含む選考段階以降で不合格となった方は再受験できません。
・初任給 21万7千円
・昇給 年1回 /賞与 年3回(夏、年末、期末)
・通勤費 規定支給
・土日含む変則勤務、月間10日休み、年次有給休暇

選考フロー

パイロットに転職するには複数の試験を突破しなければなりません。

・書類選考/エントリーシート(WEB上で提出)
・1次試験 心理適正検査(受験地は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)
・2次試験 集団面接(受験地は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)
・3次試験 個人面接
・4次試験 飛行適正検査
・5次試験 英会話面接、身体検査
・6次試験 最終面接

キャリアパス

パイロットは日本航空(JAL)に転職する中でも、特殊なキャリアパスとなっています。転職、入社に至るまでは6次試験まで突破しなければならず、入社後は地上業務実習の後に26~30か月の期間を副操縦士昇格訓練に費やします。

副操縦士昇格訓練は、委託訓練としてアメリカで各種訓練を行い、知識スキルを身に付けていきます。

客室乗務職

客室乗務職としての業務は大きく2つあります。ひとつは、「保安要員としてお客様を安全に目的地まで送り届けること」。もうひとつは、「お客様にとって最高のサービスを創り上げること」です。

募集要項:※2018年10月現在
・2018年4月〜2019年3月までの間に専門学校、短期大学、高等専門学校、4年制大学または大学院を卒業・修了見込みの方
・TOEIC600点以上、または同程度の英語力を有する方
・呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、眼球、脊髄などが航空機の常務に支障なく、必要な体力を有し心身ともに健康な方。コンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上の方。
・採用予定人数500名
・土日祝日、年末年始を問わず、早朝および深夜を含む交替制勤務が可能な方。
・初任給 18万7千円
・昇給 年1回 /賞与
・通勤費 規定支給
・乗務便に応じたシフト勤務(変形労働時間制)年次有給休暇、産前育児休暇制度、配偶者転勤同行休職制度など

キャリアパス

日本航空(JAL)の客室乗務職に転職するための既卒者採用枠は、常時設けられています。採用予定人数は多く、未経験からでも十分にチャレンジすることが可能です。

キャリアパス例としては、1年目に同期と初期訓練に励み、2~3年目は国内線乗務でスキルを磨きます。3~4年目からは国際線やファーストクラス訓練を重ね、昇格訓練に挑みます。

その後、リードキャビンアテンダント、チーフキャビンアテンダントと昇格訓練を重ね試験に突破していき、7年目前後で管理職を目指すのが典型的なキャリアプランとなります。

人によっては、客室乗務員としての視点を活かした地上勤務に切り替わる方もいます。地上では、訓練インストラクター、サービス企画、広報、宣伝、採用など幅広いフィールドにてチャレンジが可能です。

2年目以降の国際線移行訓練では、食事の出し方やアルコールの知識、入国管理や税関処理に至るまで知識の幅がぐっと広がります。また、国内線よりも国際線の方が、フライトの時間が長く、お客様と触れ合う時間が増えることから、客室乗務員としてのやりがいを実感するようです。

日本航空(JAL)の転職を成功させるために

ここまで、職種別の募集要項や担当業務、キャリアパスについてご紹介してきました。日本航空(JAL)への転職を成功させるために、ポイントをまとめていきます。

選考フロー(よくある質問、面接やSPIの内容)

選考フローは、職種によって異なりますが、基本的には下記項目になります。

・書類選考
・1次~3次面接
・身体検査
・学力、適正試験
・SPI
・最終面接

特に、パイロットと客室乗務員は身体検査の基準が厳しく、視力は矯正で1.0以上となっています。英会話能力は客室乗務員だけですが、どの職種にも共有して言えることは、書類選考でかなりの数は落とされると言うことです。

航空業界は非常に人気があるため、書類選考から気を抜かずにしっかりと対策をしましょう。
また、面接で聞かれることはそこまでひねった問題はなく、書類選考に基づいた質問が多いでしょう。

面接で聞かれたことのある項目例を見ていきましょう。
・志望動機
・今まで苦労したこと
・JALは経営破綻をしているのに、なぜ志望をしたのか

一度、経営破綻をしている日本航空(JAL)になぜ入社を希望したのか、なぜ全日空(ANA)ではないのか?という質問には、自分なりに回答を用意しておくべきでしょう。

SPIの難易度については、かなり高いためSPI教材で準備をしてから望むようにしましょう。中には、読書感想文を作成した方もいるそうなので、一般的な算数を解くSPIとあわせて、日本語読解能力・作文能力はバランス良く訓練しておく必要があります。

全日空ANAとの違い

改めてですが、日本航空(JAL)と全日空(ANA)へ転職する際、比較すべきポイントは何でしょうか?

・日本航空(JAL)は経営破綻している
航空業界に就職すれば一生安泰という時代は過ぎ去り、当時は1万6000人もの方がリストラされ、再上場までにたくさんの人々の力を借りて復帰しました。

・実は、利益率は日本航空(JAL)の方が高い
直近の業績を比較すると、ANAの方が増収増益を続けているものの、利益率はJALが上回っています。

・給与減額幅がJALの方が高い
実は、10数年前はパイロットの年収は2000万円、客室乗務員は600万円と高額水準となっていました。ここ数年のLCCの追い上げなどを背景に、ANAもJALも給与は減額となっており、減額幅はJALの方が大きくなっています。

ここで分かることは、JALの方が堅実経営をしており、その分利益率は高いが、給与には反映されづらいということでしょう。

転職エージェントを活用する

JALのような人気企業へ転職するためには「転職エージェント」を最大限に利用することが不可欠です。

こちらの記事で利用したい転職エージェントはまとめているので、ぜひ活用してみてください。

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まとめ

今回は日本航空(JAL)への転職について、各職種の情報をまとめてきました。憧れの航空業界への第一歩を踏み出せるよう、応援しています。