初めまして!松井英子と申します。
私は看護師になってからスノーボードに本気になり、某国立病院を2年弱で退職。その後、半年だけの期間限定で派遣会社をフル活用して、10回以上転職した経験があります。
おかげでスノーボードを全力でできる環境を整えることができ、プロスノーボーダーとして活動しています。現在、好きなことと看護師の仕事を両立しています。
いろんな職場を経験した私が「働きやすい」と思う職場の探し方を、独自の見解で解説します。
目次
各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。
働きやすい職場って?転職にあたって私が整理したこと
あなたにとって「働きやすい職場」と私にとって「働きやすい職場」は全然違います。なぜなら仕事に対して求めることやスタンスが一人一人違うからです。
人によっては「定時で帰れること」が最重要であったり、「給料が高いこと」が最重要であったり、「向上心があり常に勉強できる環境であること」を最重要にする人など様々だからです。
もちろんそれ以外にも、人間関係が良好であることや、時間の自由が利くフレックス制を取り入れているところがいい、など仕事に求める条件は人それぞれです。
子育てをしていたら残業が少ない、時短で働けるなども条件になりますよね。
どんな職場があなたにとって働きやすいのか、具体的に考えるお手伝いができるよう、私自身のことも例に出して伝えて行きます。
自分が働く上で大事にしていることを明確にしよう
派遣会社に初めて登録した時のこと。仕事を探すための面接の際、「職場を選ぶ上でどのような条件がありますか?」と聞かれました。
その時に初めて、仕事を探すときに「自分が働く条件」ってなんだろう?とかなり悩みました。
私は国立病院の付属の看護学校に通い、国立系の病院の見学にも行きました。結果、実習先で働きたいと思った職場があったのでそのまま付属であった国立病院に就職することにしました。
その時点での条件は「その病棟でもっと勉強したい」だったのです。
いざ、仕事を辞めて働くときに「自分が働きたい条件」ってなんだろう、と自分が仕事する上で大事にしていることを改めて考える機会になったのでした。
私が考えた「働きやすい条件」
- 通勤時間
- 働きたい科目、急性期、慢性期、療養、介護、在宅
- 働きたくない科目
- 夜勤をするかしないか
- 決まった休みが取れるのか
- 有給の取得率が高いところ
- 残業が少ない、定時で帰れる
- 介護的な仕事が少ない(身体的な負担が少ない)
- ユニフォームや靴は支給か
- 時短で働ける、フレックス制など時間の融通がきくか
- 手当が充実しているか
- 1ヶ月の休みの回数は(4週8休、完全週休二日制など)
- 離職率はどうか
- 給料はいくら欲しいのか
- 施設が新しい
などなど。挙げればかなり出てきますよね。
求人票を見たり、面接の時に話すうちに自分自身の「譲れない条件」というのが明確になってきます。残念ながら「全部該当しないとやだ!!」というのは正直難しいです。
譲れない条件とある程度妥協する条件が自分の中で整理されると、仕事が探しやすくなるでしょう。
私にとって「働きやすい」職場はこんなところ
では具体的に、私自身にとって働きやすい職場はどんなところなのかをお伝えします。ちなみに条件というのはその時々で変化して行きます。
看護師の世界って「3年」の病院での実務経験があると大概の病院はウェルカムになるのは事実です。だから看護学校の先生は「とりあえず3年は頑張れ!」と言いますよね。それはそういうことだからです。
一番はじめの転職の際は、国立病院をやめて経験年数が2年弱だったので、選べる職場が少なかったです。そこで、転職の条件を以下に設定しました。
- 経験年数が少なくても雇ってくれるところ
- 通勤時間30分以内
- 8ヶ月ぐらいしか働けないことを了承してくれる
- 稼ぐのが目的なので夜勤専従で働けるところ
そして慢性期の病棟に勤めることになりました。
こんなに良い条件ってあるの?!私が見つけた素敵な職場
確かに経験年数が少ないと「この人はちゃんと働けるのか?業務を任せられるのか?」と相手は心配に思いますよね。
派遣=即戦力 を求められるので、教育することは極力少なく即戦力でバリバリ仕事して欲しいのが雇う側の本音。実際働いたところは、人間関係も良好で比較的ゆったりと働かせてもらえたのがありがたかったです。
その翌年はたまたま繁忙な病院で、経験年数3年以上の方を求めていましたが、私が勤めていた国立病院がたまたま募集していた病院の看護部長さんの古巣であり、勤められるよう配慮してくれたのです。
その時の条件は
- 給料が高いこと
- 4週8休以上休みが確保できること
- 超過勤務も残業代が出ること
- 半年の期間で働けること
でした。
本当に忙しくて人手が足りていなかったので、なんと寮費無料でした。寮といってもレオパレスだったので結構快適でした。
仕事は本当に忙しかったですが、忙しいことを病院サイドもわかっているので超過勤務の申請を断られることがなかったのはかなりポイント高かったです。
混合病棟だったので色々と経験でき、自分のスキルもアップ。
癖のあるスタッフが2人ほどいましたが、素敵な同僚に助けられたのは言うまでもないです。
このように転職の際、求めている条件はその時の状況で変化して行くのです。
看護師が働きやすい職場に出会うためにすべきこと
現在、私はスノーボードをライフスタイルにするために田舎に移住して看護師として働いています。そんな私が仕事を探す上での条件は
- 時給、夜勤手当、通勤手当は出るのか
- 働く時間、日数
- 希望がどのぐらい通るのか
- 社会保険に入れる、パートでも産休、育休が取得できる
でした。
妊娠、子育てを考えているのなら、同じような年代の人が職場にいるのかもわかるといいですね。実際に、子どもが体調不良の際に休んだり、妊娠中の体調不良も考慮してくれるか?の対応を見れるところもいいですね。
実践!働きやすい職場を見つけるためのステップ
ここまで読んだらある程度、自分が仕事をする上での条件について具体的になってきたのではないでしょうか。最重要なこと、このぐらいは妥協できるところ、ここは重要視しない、などと優先順位が決まってきたと思います。
ステップ①求める条件をメモに書きだす
文字に書き出したり、言葉にすることで整理できるので、自分の求める条件をメモにでも書き出してみましょう。
世代によっても条件は変わりますよね。
- とにかく貯金したいからお給料重視!
- プライベートな時間を大事にしたいから残業の少ないところ!
- 子育てや家族を大切にしたいから休みが週末で残業が少ないところ!
など、あなたの選ぶ条件はなんでしたか?
ステップ②転職エージェントに登録し、転職する
私は、嫌なら辞めていい!看護師ほど転職のハードルは低い職業はない、と思っています。看護師という仕事を選んで、某国立病院を退職してから、自由な働き方ができることを知りました。
何度も転職しましたが、看護師ほど仕事を探しやすい職業はないでしょう。職探しには本当に困ったことがありません。
なので、今の職場に不満がある方は我慢せずに転職という手段を選んでもいいですよ。あなたを受け入れてくれる場所はたくさんあります!
転職することで堪え難い辛さから解放されることもあります。ストレスを溜め込んで体や精神を壊す前に。。
転職、という方法を取りましょう。
仕事場も、病院、クリニック、介護老人保健施設、デイサービス、在宅看護、企業などなど仕事の幅も選べます。
「〇〇科の経験しかないけど、、、」というあなたも大丈夫です!ほとんどの職場は慣れるまでちゃんとフォローしてくれます。私が行った病院、施設はどこもちゃんと仕事を教えてくれました。
経験したことがない科目なら、ある程度の勉強は必要となります。慣れないうちは大変です。でもその経験は間違いなく自分の財産になります。
どんな科目でも「トータルで人間を看る」ということ自体は同じです。
どこに行っても、あなたのこれまでの看護経験は宝であることは間違いがないですよ。自信を持ってください!
キャリアコンサルタント
自分が求める条件を整理し、最高の職場を見つけるためには、転職エージェントの助けが必須です。自力で求める条件に合う職場を見つけるのは難しいでしょう。
あなたの求める条件を探してくれる転職エージェントは、以下の記事で詳しく紹介しています。参考にしてください。