公務員看護師を6年経験した私が、仕事内容・驚きの夜勤手当を紹介

「公務員」というと好待遇なイメージがあります。看護師でも、公務員は安定しているのでしょうか?
私は、公務員看護師を6年間経験しました。職場の雰囲気や仕事内容、報酬体系について詳しく紹介します。特に夜勤事情は民間と大きく異なるので要注意です。

筆者は、民間総合病院から公務員看護師に転職し、約6年間働いた経験があります。ここでは、地方公務員(市町村や県立の病院で働く場合)について、筆者の体験から書いていこうと思います。

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公務員看護師って何?

市町村や県立病院、国立病院で働く看護師です。

採用は公務員試験ではなく、病院の試験・面接で決まり、募集は4月から採用であることが多いです。途中入職募集もありますが、その場合は、非正規雇用ということも多いです。

途中入職の場合は、翌年4月に試験を再度受けて正規採用となるなどの方法がありますが、採用の詳細については病院によるので確認しておく必要があります。

県立病院の場合、県内にいくつかの県立病院があると思います。面接では、転勤が可能かなども面接で聞かれると思います。転勤は希望や管理職でないとめったに転勤はないと思うのですが、県立病院の場合は、県内の違う県立病院に転勤になる可能性も0ではないと考えたほうがいいと思います。

公務員看護師の給与は?

筆者は、経験年数6年目で民間病院からの転職でした。その前提でご紹介します。

年収

当時の年収は500万程度で、給与は基本給25万、手当がついて手取り26万円程度でした。その後4年程度働き、経験年数10年目で年収は550万程度でした。(残業はほぼなし)

ボーナス

ボーナスは年2回6月、12月支給でだいたい2回で4掛けぐらいでした。これは景気と関係しているので、変動はしますが、基本給25万で、夏のボーナスの手取りが43万円、冬が47万円程度だったと思います。

夜勤はキツイ?回数や手当の実態を紹介!

以前、民間病院に勤務していた時は、夜勤は準夜、深夜合わせて12回ぐらいしていました。準深夜勤務1回で14000円の手当があり、1か月の夜勤手当が74000円程度でした。

それが公務員看護師になり、夜勤は8回になりました。夜勤回数は準夜、深夜合わせて8回(準深夜勤務なら4回)と決められていたので、それ以上夜勤をしたことはなかったですね。

驚愕の夜勤手当

夜勤手当は、8回して、12000円でした。

これには正直、驚きました(笑)。1回分の間違いかと思いましたが、違います。準夜、深夜各4回ずつの月の夜勤手当です。単純計算で1回の準深夜勤務の夜勤手当は3000円程度ですね。

これには驚愕。これなら、夜勤やらないほうがマシですよね。体もしんどくないし、つらい夜勤を頑張ってするモチベーションも持てない。夜勤するメリットないですよね。

でも日勤のみという雇用形態では雇ってもらえないので、しないという選択はできません。

それでも人気が高い公務員看護師

公務員看護師は長く働いている人も多いので、ママさん看護師には外来が人気で、なかなか欠員がでないので、希望をだしても通らないことがほとんどです。

でも、夜勤回数が8回と決められていたので、身体面では楽になりました。

民間病院で、夜勤12回をこなしていたときは、日勤→深夜→深夜→準夜→準夜というパターンの勤務が続くので心身ともにしんどかったですね。

公務員看護師になってからは、日勤→深夜というシフトもなく、深夜入りの前日は休みとなっていました。身体的には楽ですが、患者さんの情報収集が大変などのデメリットもあるので一概にメリットとは言えないかもしれないですね。

公務員看護師は、長く勤めるとメリットがある

新人~5年目程度までは夜勤手当が安い分、民間病院に勤める同じ経験年数の看護師と比べると、給与が低いかもしれません。しかし、40歳過ぎると、民間病院に勤めている看護師と給与が逆転してきます。

公務員看護師は基本給が高いですが、夜勤手当は薄給です。

経験年数6年目で公務員看護師に転職した時に、給与は2万円程度低くなりました。でも基本給は以前より高いのでボーナスは高かったですね。年収としてはあまり大差はなかったと思います。

公務員看護師のデメリットは?

業務内容は民間病院のときと何も変わりませんが、公務員であるという社会的立場が加わります。社会の奉仕者として公共のために仕事をすることを求められます。

公務員の役割などを勉強する研修などがあり、そこは民間病院との違いですね。通勤手当をきちんと使っているかなどのチェックも厳しかったです。

そして通勤手当の嘘の申請をしていたら、懲罰などもありましたし、悪質な場合は懲戒免職で新聞にのったりもします。

社会の模範として生活しなければいけないという厳しさはありましたが、普通に生活していたら大丈夫です。

公務員看護師のストレス

それは、準夜帰りや、深夜入りのタクシーが乗合だったこと。細かいことですが、私にはストレスでした。

準夜終わりに、病院のホールに集合して、家が近くのもの同士の組み合わせで、一緒に3~4名が同乗して帰っていました。(事前に同乗メンバーが決められていました。)

深夜入りは、電車で病院の最寄駅まで行く(電車が0時すぎでも運行されていたので)。そこで同じ深夜入り看護師同士で同乗して病院まで行っていました。

民間病院時代は、一人一人にタクシーチケットが配布されていたので、最初は驚きました。

同乗なので、途中でコンビニ寄ったりもできない。集合時間に間に合わせようと必死で仕事を終わらせないといけないことや、頑張って集合時間に間に合っても、平気で遅れてくる同乗者がいたり…。とてもストレスを感じました。

公務員看護師のメリットは?

散々デメリットを書いてみましたが、やっぱりメリットも多いです。なんといっても福利厚生は手厚い!一番のメリットです。

育児休暇は3年利用可能ですし、夜勤回数の制限もしっかりと決められていました。夜勤代はめちゃくちゃ安いですが、夜勤回数はきちんと決められていたので、身体的には楽でした。

毎年、基本給はしっかりと上がっていくので、長く勤めることで給与も増えていきます。職場の人間関係が良好であれば、長く勤めようと思っている人には最適な職場だと思います。

公務員看護師といっても病院・部署によって勤務条件、忙しさ、人間関係はそれぞれなので、事前のチェックはしっかりとしてくださいね。

公務員看護師がおすすめなのはこんな人!

仕事内容は看護師なので業務自体は変わりないと思います。あくまで私の主観ですが、とても真面目で正義感が強い方が多い印象です。そして看護師としてもレベルも一定以上ある方が多かったですね。

マニュアルなどがしっかりしているので、きちっと仕事したい方には合っている職場かなと思います。カルテやカンファレンスなど様々なことが、しっかりとマニュアル化されているので、最初はそれをしっかり読み込み、実践する真面目さが必要だと思います。

逆に、おおらかで臨機応変に仕事をしたい方には、真面目すぎる!と息苦しい環境かもしれません。

やっぱり民間の総合病院とは違ったことも多いので、転職組は戸惑うことも多いと思います。転職した当時は、転職組同士で病院の愚痴をよく言っていました。

特に「前の病院では~だったからおかしい、変えるべきだ」とずーっと言っていた人は、早々に辞めていく人も多かったですね。まあ私も散々、不満・不平はありましたし、愚痴も沢山言いましたけど、それから約6年間、夫の転勤が決まるまで公務員看護師として働き続けました。

それはやっぱり公務員看護師のメリットがあったからです。

キャリアコンサルタント

公務員看護師の体験談、とても参考になりました。

安定したポジションにつき、夜勤回数が少なくてもきっちり稼ぎたい人にはおすすめです。公務員看護師に興味を持った方は、是非一度転職エージェントに相談してみてください。

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