アマゾンジャパンは、今や我々の生活には欠かせないサービスの一つになっています。
企業HPにて、中途採用を行っていますが、英語が堪能でなければいけなかったり、求められるレベルが高かったりと、転職難易度はかなり高いです。
この記事では、アマゾンジャパンの基本情報から、転職方法まで詳しく解説しています。
記事の最後では、アマゾンジャパンへの転職におすすめな転職エージェントも紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
目次
各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。
アマゾンジャパンへの転職は可能?データから難易度を検証
アマゾンジャパンへの転職を考える際に一番気になるのは、やはりアマゾンジャパンへの転職難易度ではないでしょうか。
皆さんもご存知の通り、アマゾンジャパンは、アメリカに本社を置く世界で最大のECサイトを手掛ける企業になります。
そのため、選考倍率・選考難易度共に高いことが予想されます。
この章では独自に調査したデータをもとに、アマゾンジャパンの転職難易度を解説していきます。
アマゾンジャパンの選考フロー
まずはアマゾンジャパンの選考の全体の流れを知りましょう。
アマゾンジャパンの選考フローは以下のようになっています。
となっています。
基本的には上記のような流れで選考が行われ、職種によってはSPIなどのWEBテストやタイピングテスト、グループディスカッションなどが入ります。
応募・書類選考
アマゾンジャパンの応募は、『勤務地』『部門』『職種』の3つから絞り込んで応募することができます。
勤務地は、
- 北海道・東北エリア(2カ所)
- 関東エリア(10カ所)
- 中部エリア(1カ所)
- 近畿エリア(6カ所)
- 中国エリア(1カ所)
- 九州エリア(2カ所)
から選択することができます。
部門では、
- フルフィルメントセンター
- サプライチェーンマネジメント
- トランスポーテーション
- カスタマーサービス
- 人事
- 経営管理・ファイナンス
- オペレーション技術開発
から選択することができます。
職種では、
- オペレーション
- メンテナンス
- アナリスト
- 人事
- IT
- エンジニア
- プロジェクトマネジメント etc…
など、12の職種を越える職種の中から選択することができます。
これらの中から自分の希望する項目を選び、エントリーシートと共に応募します。
また、応募人数が非常に多いことから、この書類選考で多くの方が足切りされることが予想されます。
面接
アマゾンジャパンの面接では基本的に、一次、二次、最終面接の3回が行われ、主に『リーダーシップ経験』を問われる質問が多いようです。
というのも、Amazonでは全員がリーダーであることを求めており、『Our Leadership Principles』という全社共通の信条の中でもリーダーシップを発揮する内容が書かれています。
一部抜粋すると、
- Customer Obsession:リーダーはカスタマーを起点に行動する
- Ownership:リーダーにはオーナーシップが必要である
- Invent and Simplify:リーダーはチームにイノベーションとインベーションを求め、常にシンプルな方法を模索する。
- Learn and Be Curious:リーダーは常に学び、自身を成長させる
といったような、リーダーに求められる条件が計14項目あります。
アマゾンジャパンでの面接は、この『Our Leadership Principles』に基づき、リーダーにふさわしいかどうかの質問をされることが多いようです。
アマゾンジャパンの就職難易度
アマゾンジャパンの選考自体は、他の企業とあまり変わらない一般的な選考内容になっています。
しかし、AmazonCEOのジェフ・ベゾス氏が『たとえ50人面接したとしても、不適切な人を採用するくらいなら、1人も採用しない方が良い』と語っているように、
アマゾンジャパンへ就職することは難しいといえるでしょう。
また外資系企業であるため、部署によっては英語力を求められるようです。採用後も勉強を怠らずに行う必要がありそうです。
アマゾンジャパンに転職するなら確認したい!事業内容や職場環境は?
アマゾンジャパンは世界最大のECサイトを手掛けていますが、主な事業内容や基本的な企業情報などもしっかりと把握しておきましょう。
企業概要
アマゾンジャパンの企業概要は以下のようになっています。
社名 | アマゾンジャパン株式会社 |
---|---|
代表 | 代表取締役社長 ジェスパー・チャン |
本社所在地 | 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1丁目8番1号 |
設立 | 1998年9月 |
資本金 | 非公開 |
売上高 | グループ総売上 1,779億ドル (2017年 12月期実績) |
従業員数 | グループ総数 341,400名 (2016年 12月期時点) |
平均年齢 | 35.7歳 |
平均年収 | 800万円 |
事業内容 | 多種多様な商品を取り扱う総合オンライストア(Amazon.co.jp)の運営サポート。 |
アマゾンジャパンは、アメリカに本社を置くAmazon.comの日本法人で、1998年に東京都で設立されました。
同社は、日本最大のECサイト『Amazon.co.jp』を運営しています。
『Amazon.co.jp』では、開発当初は書籍のみの取り扱いでしたが、今では書籍以外にも
CD、DVD、PCソフトウェア、ゲーム、おもちゃ、スポーツ、ヘルス&ビューティー、時計、アパレル&雑貨、食品&飲料、、文房具・オフィス関連商品、など、多種多様な商品を取り扱っております。
また同社は2016年5月に、株式会社から合同会社へと移行しています。
企業理念
アマゾンジャパンは『地球上で最もお客様を大切にする企業』を目指しており、そのために『Amazon.co.jp』において地球上でもっとも豊富な品揃えにすることを目標としています。
事業内容
アマゾンジャパンの主な事業内容は、『Amazon.co.jp』に付随するサービスです。
様々な商品を取り扱う総合オンラインストアを運営しており、日本でもECサイトのシェアの20.2%を獲得し、日本の企業別シェアでトップとなっています。
また、『現状に満足することなく、常に今よりも上を目指す』という事業戦略をもとに、世界最大の河川であるアマゾンのようにあらゆるものが流通するプラットフォームへと進化を目指しています。
また、アマゾンジャパンが提供する商品以外に、一般の法人の方でも『Amazon.co.jp』に出品できるマーチャント@amazon.co.jpを開始し、品揃えの拡大をより一層高めています。
さらにクラウドコンピューティングサービスAWS(Amazon Web Service)や、Amazonモバイルサービスなど、EC事業以外の新たな事業領域にも進出しています。
採用情報
アマゾンジャパンでは、新卒採用とキャリア採用(中途採用)の2つの採用を行っています。
キャリア採用では、『勤務地』『部門』『職種』から自分の希望を選択することができ、随時採用を行っています。
平均年収
アマゾンジャパンの平均年収は役職・職種によって年収は大きく異なり、
- mba取得者:1000万円以上
- マネージャー:800~1000万円
- 営業:400~1000万円
- バイヤー:800~1000万円
- 工程管理:400~600万円
となっています。
また、新卒の初任給は32万円となっています。
アマゾンジャパンでは、新卒・中途等関係なく、実力主義で評価され、会社のレベル評価制度で年俸が決まります。
同業他社の平均年収は600~700万円が多いため、年収は高い水準にあります。
平均年齢
アマゾンジャパンの平均年齢は35.7歳です。職種別にみると、
- 営業:35.1歳
- 企画・マネージャー:35.4歳
- 販売・サービス:34.6歳
- 医療・福祉:44.0歳
- エンジニア:36.2歳
- クリエイティブ:31.8歳
- 運搬・物流:37.0歳
となっています。
アマゾンジャパンへの転職を成功させる方法
アマゾンジャパンへ転職を考えるときは、まず難易度が高いということを知っておいてください。
その中で、よりアマゾンジャパンへの転職を成功させる方法は最適な転職エージェントに登録することです。
転職エージェントに登録することで、以下のようなメリットを得られます。
- 一般的には公開されていない非公開求人がもらえる
- 過去にアマゾンジャパンを受けた人の面接データから対策を行ってくれる
- 面接微調整や年収交渉などのやり取りを代わりに行ってくれる
- 上記のようなサービスを無料で受けることができる
などがあります。詳しく見ていきましょう。
一般的には公開されていない非公開求人がもらえる
転職エージェントに登録することで、企業のホームページや求人サイト、求人雑誌には公開することのできない『非公開求人』を紹介してくれる場合があります。
実は、一般的に公開されている求人よりも、この非公開求人の方が多く存在しています。
企業が非公開求人にする理由は様々あり、主に
- 企業に応募が殺到しすぎないようにするため
- ライバル企業に自社の求人状況を知られないようにするため
- 転職エージェントのフィルターをかけて、マッチする人だけを募集するため
などがあり、他社に知られることなく質の良い志望者を募るために非公開求人にしています。
また、大企業ほど非公開求人を利用する傾向があるため、アマゾンジャパンのような外資系トップ企業では、好条件の求人は非公開求人である場合がほどんどです。
非公開求人の量は、転職エージェントによって異なりますが、大手の転職エージェントであればアマゾンジャパンの非公開求人を数多く持っている可能性があります。
過去にアマゾンジャパンを受けた人の面接データから対策を行ってくれる
転職エージェントでは、過去に同じ企業の選考を受けた人のデータを蓄積しています。
そのため、自分が企業の選考を受ける際は、過去のデータをもとに
- どんな人を採用する傾向にあるか
- 面接ではどんな質問が来るか
- どんな人が落ちやすいか
などの分析を行い、選考の対策を行ってくれます。
一人で対策を行うよりもはるかに効率よく、効果的に選考の対策ができるため、転職エージェントを利用したほうが内定率がグッと上がります。
また、選考の際には転職エージェントが企業に対して推薦状を送ってくれます。
推薦状には、その志望者がどんな人なのかから、どうして志望しているのかが記載されており、その推薦状が内定に大きく貢献することもあるので、しっかりと活用しましょう。
面接微調整や年収交渉などのやり取りを代わりに行ってくれる
転職エージェントに登録すれば、基本的に担当のキャリアアドバイザーがマンツーマンで付いてくれます。
そのキャリアアドバイザーが求人の紹介から選考の対策を行ってくれるのですが、その他にも面接日の調整や、年収の交渉、入社日の調整なども行ってくれます。
転職希望者にとって面倒であったり、企業に言いづらいことを、キャリアアドバイザーが代わりに行ってくれるため、面接対策だけに集中することができます。
上記のようなサービスを無料で受けることができる
転職エージェントは、上記のようなサービスを基本的に全て無料で受けることができます。
というのも、転職エージェントは登録した転職者の方が企業に採用された場合、その企業から紹介料として成功報酬を得ているためです。
また、転職エージェント経由で入社したした人が半年以内に退職した場合は、その成功報酬を返金するという制度もあるため、報酬欲しさに無理やり企業を紹介するという心配もありません。
無料で、企業の紹介、非公開求人の応募、スキルの棚卸、書類・面接対策、年収の交渉などを行ってくれるため、転職エージェントを利用して損はないといえます。
アマゾンジャパンへの転職で必ず登録すべきエージェント・サイト3選
それでは、アマゾンジャパンへ転職をする際にどの転職エージェントを利用すればよいのでしょうか。
ここでは、アマゾンジャパンへの転職、及び関連企業・業界・外資系への転職に強い転職エージェントを5社紹介します。
サポート力が高評価のパソナキャリア
パソナキャリアでは、アマゾンジャパンなどのEC・Webサービス関係の求人を1,181件扱っています。
アマゾンは、世界で最も大きいECサイトを運営しており、世界中の精鋭が集まっています。
アマゾンジャパンもその例外ではないため、転職難易度は非常に高いです。
パソナキャリアの手厚いサポートを最大限活用して、転職活動を行いましょう。
実際に利用した人も、
29歳 女性 事務員
51歳 女性 コールセンター
など、アドバイザーの対応の良さ、交渉力の高さについて評価していました。
アマゾンジャパンに関する求人例
パソナキャリアでは、アマゾンジャパンに関する求人を56件扱っています。
まずは登録して、専任のアドバイザーに相談してみてください。
パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果様々な転職者におすすめのリクルートエージェント
リクルートエージェントでは、アマゾンジャパンなどのEC関係の求人を16,705件扱っています。
パソナキャリアと比較しても、扱っている求人の量の多さは歴然です。
アマゾンジャパンのような難易度の高い企業へ転職する場合、情報収集が大事になってきます。
リクルートエージェントでは、求人数の他にも、アマゾンジャパンの社風などの内部情報、業界の転職市場に関する情報など、あらゆる情報を扱っています。
実際に利用した人は、
30歳 女性 スポーツインストラクター
35歳 男性 通信会社営業
など、さまざまな情報量の多さについて評価していました。
リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果外資系やグローバル企業転職に強いランスタッド
ランスタッドでは、アマゾンジャパンなどのIT・インターネット系の求人を1,180件扱っています。
ランスタッドは、オランダを起点に世界中の人材紹介を行っているため、アマゾンジャパンのような外資系かつハイレベルな企業への転職には、最適です。
一度相談して、どのように活動していけば良いか、聞いてみましょう。
実際に利用した人は、
29歳 女性 接客業
38歳 女性 主婦
など、サポートの充実度や、対応のスムーズさを評価していました。
ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ランスタッドの評判は?500人の口コミ調査の結果アマゾンジャパンの転職には欠かせない転職エージェントを上手に活用するコツ
転職エージェントを利用しても、そのエージェントを上手に活用できなければ転職を成功させることは難しいです。
そこで、実際に転職エージェントを利用する際にどのようにすれば上手に活用できるのか。そのコツを紹介いたします。
転職エージェントには複数登録する
転職エージェントを利用する際は、一社だけに絞らずに複数社に登録することをおすすめします。
時間に余裕があれば、大手転職エージェントに2社以上、専門的な転職エージェントに1社以上登録しておくと良いでしょう。
転職エージェントに複数登録しておけば、様々なメリットが得られ、特に
- 求人案件の偏りを無くし、より広い範囲をカバーできるようになる
- 自分と相性の良いキャリアアドバイザーと巡り合う可能性が高まる
の2点が大きなメリットとなります。
転職の際に、転職エージェントは大きな役割を果たし、その中でも求人案件とキャリアアドバイザーは特に重要になってきます。
この2つのミスマッチを起こさないためにも、転職エージェントには必ず複数社登録するようにしましょう。
担当とそりが合わない場合には申し出る
もし担当のキャリアアドバイザーとうまくいかない、そりが合わないと感じるようだったら我慢せずに転職エージェントに申し出ましょう。
転職エージェントによっては、担当のキャリアアドバイザーを変えてくれます。
担当の存在は非常に重要で、カウンセリングから求人の紹介、書類・面接の対策、推薦文の作成まで全て担当のキャリアアドバイザーが行ってくれます。
その担当が自分に合わない人であったら、その後の転職活動全てがうまくいかない可能性があります。
それを避けるためにも、担当のキャリアアドバイザーとの相性が良くない場合には、しっかりと申告しましょう。
週に一回はログインをする
転職エージェントへの専用サイトには、どんなに忙しくても最低でも週に一回はログインを行うことをおすすめします。
というのも、転職エージェントが転職者に求人情報を紹介する時は、最終ログイン順に紹介を行う会社が多いからです。
転職エージェント側は、登録した転職者の転職状況を全て把握しているわけではなく、転職に意欲的かどうかをログイン頻度で推測することが多いです。
つまり、最終ログインが遠いと転職活動が終わった、意欲的ではないとみなされ、
最終ログインが近いと転職活動中、転職に意欲的とみなされます。
転職エージェント側も、転職活動を行っている人や意欲的な人に求人情報を多く渡したいと思っているため、ログイン頻度はとても重要になってきます。
定期的に求人情報をもうためにも、週に一回はログインを行うようにしましょう。
担当へのレスポンスを早くする
転職エージェントで転職活動するときは、担当のキャリアアドバイザーと進捗共有を行います。
その進捗共有を怠っていると、担当に転職活動に意欲的ではないと思われてしまいます。
また、連絡を怠っていると、最悪の場合、自分の希望していた求人が定員に達し、応募できなくなるケースもあります。
そのため、遅くても担当のキャリアアドバイザーへの連絡は24時間以内に返信するようにしましょう。
推薦文は必ず確認する
転職エージェント経由で企業に応募する場合、担当のキャリアアドバイザーが企業に対して推薦文を書いてくれます。
この推薦文は、主にキャリアカウンセリングで聞いた話をもとに、その志望者がなぜ志望しているのか、どんな能力があるのか、などが記載されていることが多いです。
推薦文の出来によって、内定率が大きく変わったり、推薦文に記載されてある内容をもとに面接で質問をするケースもあります。
自分の思っていることと違うことが書かれていないように、担当のキャリアアドバイザーが書く推薦文には必ず目を通すようにしましょう。
複数の転職エージェントを利用して、アマゾンジャパンの転職成功率を上げよう!
いかがだったでしょうか。
今回はアマゾンジャパンの企業情報や就職難易度、求人情報、アマゾンジャパンに適した転職エージェントを紹介してきました。
アマゾンジャパンの就職難易度は高いため、自分一人で行うよりも転職エージェントを上手に活用する方が内定率はぐんと上がります。
是非、転職エージェントを活用してみてください。