JR西日本は、誰もが知る大手鉄道会社です。安定した事業や福利厚生の手厚さなどから「JR西日本に転職したい」と考えている人は多いでしょう。
しかし、JR西日本へ中途採用で転職するのは難しく、さらに正社員として働く道は非常に狭いと言えます。
この記事では、JR西日本への転職をめざす人に向けて、事業や仕事の内容、働く人からの評判や平均年収など、転職前に知っておきたいことについて解説しています。
記事の最後では、JR西日本への転職におすすめな転職エージェントも紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
目次
各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。
JR西日本への転職で知っておくべきこと
西日本エリアの鉄道インフラを支える西日本旅客鉄道(JR西日本)。「地域を支えたい」「鉄道事業に関わりたい」という思いから転職を考えているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、JR西日本が公式サイトで出している中途採用の募集は少なく、正社員として転職する難易度は非常に高いと言えます。
また、募集されている職種は鉄道関連3職種+産業医となっているため、別の仕事をしたい方は中途採用以外の採用形式での応募となるかもしれません。
ここからはJR西日本へ転職する前に知っておくべきことについて3つ解説していきます。応募前にぜひご一読ください。
正社員転職の難易度は高い
JR西日本に正社員として転職するには、公式サイトから「既卒採用」で申し込む必要があります。しかし公式サイトを確認するとキャリア登録できる職種は
- 鉄道施設技術者(保線・土木・建築・機械)
- 鉄道車両技術者
- 鉄道電気技術者
- 産業医
の4つのみとなっています。
さらに、産業医以外の職種では「正社員登用あり」という説明があり、既卒採用から申し込んでも採用後、そのまま正社員になれるかどうかは分かりません。
途中からの正社員登用の場合、最初は専門社員(契約社員)として入社することになります。
そして希望や適性に応じて採用後1年で正社員となり、技術職の社員として活躍することができるようになっています。
しかし正社員登用制度も「自動的に正社員になれる」というものではなく、「実績があれば正社員になれる」というものです。制度があるからといって100%正社員になれるわけではありません。
実力やスキルがあれば採用後すぐに正社員として働けるよう交渉することも可能かもしれませんが、既卒採用に応募してすぐ正社員になれるとは限りません。
加えて、もともとJR西日本は転職市場でも人気があるため、既卒採用に合格するのも簡単ではないでしょう。
求められるスキルや経験をしっかり持っている方でないと、JR西日本への転職は厳しいと言えます。
第二新卒:時期によっては募集がない
JR西日本への転職をお考えの方の中には「第二新卒として転職したい」と考えている人もいるでしょう。しかし現在、第二新卒の募集はなく鉄道事業の経験者採用についてしか募集がありません。
第二新卒募集自体は無くなっていないため職員が足りなくなればその都度募集が出るものと考えられますが、いつ募集が出る時期については不明です。
JR西日本に第二新卒で転職したい、という場合は採用について直接問い合わせをする必要があります。
既卒採用:鉄道事業・産業医募集のみ
ここまでの記事で何度かお伝えしているように、現在既卒採用(経験者採用)については鉄道事業の3部門(車両・施設・電気)と産業医の募集しかありません。
そのため「転職して関連施設の運営に携わりたい」という方や「事務系のスタッフになりたい」という方は経験者採用以外の道を探すことになるでしょう。
後で詳しく説明しますが、契約社員としてなら事務スタッフや駅スタッフの募集があります。「契約社員という形でも構わない」という方であればそちらへの応募を検討してみるとよいでしょう。
一方既卒採用のページには、「鉄道技術を担うプロフェッショナルの仕事やスタッフ業務において、既卒採用を実施しております」という言葉があります。
その言葉から考えると、時期によっては既卒採用でスタッフ部門の募集が行われる可能性は十分あるといえるでしょう。
鉄道事業・産業医以外の既卒採用としてJR西日本に転職したいという方は今後の採用を待つか、JR西日本へ問い合わせをすることをおすすめします。
JR西日本に転職したい!会社概要と事業
ここからは、JR西日本の会社概要と事業について見ていきます。JR西日本はトップクラスの知名度を誇る鉄道会社。西日本に住む人であれば一度は利用したことがあるでしょう。
一方JR西日本はショッピングセンターの運営、ホテルの経営、不動産の賃貸・販売など、鉄道以外の事業にも積極的に取り組んでいます。
こうした鉄道以外の事業は「創造事業」と言われており、最近は創造事業についても力を入れているようです。
応募前に、JR西日本の理念や事業についてぜひ知っておいてくださいね。
JR西日本の概要と理念
ここからは、JR西日本の会社概要と理念についてです。長年西日本の鉄道インフラを支えてきたJR西日本には、「多くの人の生活を支える」という責任があります。
特に理念については転職前にしっかりと理解しておき、面接の際は理念に沿った自己アピールを心掛けましょう。
JR西日本の会社概要
まずはJR西日本の基本情報について押さえておきましょう。
社名 | 西日本旅客鉄道株式会社 |
---|---|
本社 | 大阪市北区柴田2丁目4-24 |
設立 | 1987年 |
資本金 | 1000億円 |
社員数 | 28,383人 |
子会社数 | 153社 |
JR西日本は国鉄の解体と共に生まれた会社で、担当は主に関西、中国、北陸地方となります。
もともと国の会社だった背景を知っている方だと「積極的に利益を求めない」というイメージがあるかもしれませんが今のJR西日本は株式会社として業務を行っています。
一般の上場企業と同じように業績で株価が変動するため、利益の獲得はJR西日本の急務です。
JR西日本の理念
JR西日本は「安全の確保こそ最大の使命」として、企業理念と安全検証を発表しています。企業理念と安全検証は公式サイトから確認できますので、応募前に一度読んでおくとよいでしょう。
JR西日本は福知山線の脱線事故を起こした会社。だからこそ「今後決して事故を起こさない」という意識の高い会社だといえるでしょう。
既卒採用での転職であれば鉄道に関わる仕事をすることになります。
あなた自身が安全に対してどれだけ高い意識を持っているのか、面接などでしっかりアピールすることが大切です。
JR西日本の事業
JR西日本の事業は大きく「鉄道事業」と「創造事業」に分かれています。既卒採用として関わるのは鉄道事業のみかもしれませんが、関連の事業についても知っておくことで企業研究にもつながります。
事業の売上は鉄道が約6割、創造事業が約4割。鉄道事業が売り上げの中心となっていますが、今後創造事業はますます成長していくでしょう。(参考→会社概要)
鉄道事業
鉄道事業は主に鉄道の運行とそれに関連する事業から成り立っています。
毎日安全に電車や新幹線に乗ってもらうことはもちろん、より快適に電車を利用してもらうために「駅や電車内でのサービス」「技術開発」などの業務も行います。
また電車自体の運行に加え、交通系ICカードICOCAに関係する事業や観光列車「瑞風」企画、電車で行く旅行のキャンペーンなど、鉄道と言ってもその事業は広範です。
創造事業
JR西日本の創造事業とは、鉄道の運行に直接関係しない事業のことです。JR西日本は駅ナカの開発やショッピングセンターの建設、ホテル運営など、西日本エリアで多彩な事業を行っています。
創造事業は利益獲得にもつながるため、JR西日本は今後さらに創造事業を拡大しようと考えているようです。
JR西日本への転職は魅力的?平均年収から検証
JR西日本への転職をめざす方にとって、転職後の年収は非常に気になるところですよね。
JR西日本では雇用形態によって年収が大きく変わりますが、既卒採用として申し込める職種ではどれくらいの給与がもらえるのでしょうか。
ここからはJR西日本全体の平均年収、既卒採用の方の給与について見ていきます。
JR西日本の平均年収
有価証券報告書によると、JR西日本全体の平均年収は674万円でした。鉄道業界では平均的な年収と言えますが、月額の給与は少なく、賞与やボーナスが比較的多いのが特徴です。
技術職の場合、年収はおおよそ550~650万円ほどになります。
口コミによると「給与は年功序列で上がっていく」という声が多いので、入社時の年収は少なくても仕事を続けていけば給与は順調に上がっていくと考えられるでしょう。
鉄道事業で働く人の年収
既卒採用が現在行われている3職種(施設・車両・電気)についての正確な年収は不明ですが、どの職種も初任給が15万円~となっています。
賞与が年2回あるため、年収自体は必ず15×12=180万円を超えるでしょう。
経験や学歴によってはこの初任給以上の金額が貰える可能性も十分ありますので、転職時に待遇について交渉を行うことが大切です。
JR西日本に転職するなら見過ごせない!評判から分かる仕事内容と社風
JR西日本の概要や事業について見てきましたが、実際に働くうえでは仕事や社風が非常に大切です。
転職後のミスマッチを防ぐためにも、JR西日本での勤務経験がある方の話を事前に聞いておく必要があるでしょう。
ここからは複数の口コミサイトをもとにJR西日本の職場環境について解説していきますので、転職を考えている方はぜひチェックしてくださいね。
仕事と研修
JR西日本の仕事は社会貢献度が高く、多くの人が仕事内容に満足して働けているようです。
- 「多くの人の生活を支えているという意識を持てる」
- 「使命感があり、やりがいを持てる」
などの声が多く、「人の役に立ちたい」という気持ちを持つ人には向いている仕事と言えるでしょう。
一方で
- 「仕事が特殊なので、鉄道会社以外に転職できない」
- 「他で生かせるキャリアを積めない」
という意見もありました。
転職後、鉄道関係の仕事を長く続けていくなら大丈夫ですが、JR西日本での経験を生かしてキャリアアップを考えている場合、仕事内容に満足できない部分もあるかもしれません。
福利厚生
JR西日本は2万人以上の従業員を抱える大企業。福利厚生に関してはおおむね高評価でした。
詳しい福利厚生制度については求人を確認する必要がありますが、独身の方は社員寮に入ることも出来ますし、住宅補助制度もあるようです。
また、JR西日本の電車に格安で乗ることができるという特典もあり、正社員、契約社員共に利用できる制度はたくさんあります。
ワークライフバランス
JR西日本はワークライフバランスに関しても高評価で
- 「残業時間を減らすよう努力している」
- 「有給はほぼ消化できる」
という声がほとんどでした。
一方で、
- 「古い体制が残っている」
- 「休日も会社のイベントでつぶれる」
- 「部署によっては残業が多い」
という意見もあります。
担当のエリアや仕事内容によって働く時間やシフトが大きく変わりますので、希望の勤務時間がある場合には面接時に伝えておきましょう。
女性の働きやすさ
転職を検討している女性にとって、「女性が働きやすい職場かどうか」は非常に気になるポイントですよね。
JR西日本の職場環境についてはおおむね高評価ですが、女性の働く環境については賛否が大きく分かれています。
「育休などの制度をきちんと利用できる」という声もある一方で
- 「現場で女性が働くのは厳しい」
- 「福利厚生制度はあるが、多くの女性が仕事を辞めていく」
というネガティブな意見も目立ちました。
鉄道運行の現場で働くとなると勤務時間も不定期になりますし、災害などのトラブルが起きると家に帰れないこともあります。
鉄道という仕事の性質上仕方のない部分もありますが、現場の人手不足なども相まって女性が働くには厳しい環境となっているかもしれません。
しかし現在も多くの女性が鉄道事業で働いていますので、やはり働く環境は職場によるところが大きいと考えられます。応募の前に、「女性が働ける環境なのか」きちんと聞いておく必要があるでしょう。
会社の雰囲気
JR西日本では時短勤務制なども導入されており、性別年齢問わず働きやすい環境が整っていると言えます。無理に残業をさせようという雰囲気もあまりなく、休日もしっかりと休むことができるでしょう。
しかし、実際に便利な制度を利用できるかどうかは働いている部署次第。会社の雰囲気についても上司によるところが大きいようです。
- 「面倒見のいい上司が多い」
- 「社員の仲が良い」
という声も多い一方で、
- 「上司が高圧的で、態度が悪い」
- 「派閥があり、社員同士の仲が良くない」
という意見もあります。
全体的には社員を大切にする会社と言えますが、人によっては「会社の雰囲気になじめない」という場合もあるでしょう。
可能であれば転職前に挨拶などに行き、自分の働く環境を知っておくことが必要かもしれません。
JR西日本への転職がおすすめな人は?
転職後、自分の生活のうち大半を職場で過ごすことを考えると「自分がその会社に合っているか」は非常に重要なポイントです。
いくら自分のスキルと仕事がマッチしていても、会社の理念や働き方になじめなければせっかくの能力も十分に生かせません。
ここからはJR西日本へ転職すべき人について解説していきますので「転職後のミスマッチを防ぎたい」「転職しようか迷っている」という方はぜひチェックしてくださいね。
責任感のある人
鉄道の仕事をするうえで最も大切なのが、責任感です。自分の仕事をやり遂げなければ多くの人の生活に影響が出てしまいますし、最悪の場合人命を奪うことにもなります。
JR西日本は安全を第一に掲げている会社。事故が起きないよう、社員一人一人が安全に対する高い意識を持つことが必要です。
一度でも無断欠勤、遅刻があると正社員登用してもらえないという口コミもあり、会社が社員に求める責任感は非常に高いと考えられます。
仕事に対する責任感こそ、JR西日本において最も必要な力だといえるでしょう。
指示を実行できる人
新しいサービスなどを考える際は自由な発想力が必要となりますが、列車の運行に直接かかわる仕事に関しては「指示を実行できる」力が大切です。
もちろんすべての指示をそのまま実行に移すのは、非常に危険な場合もあるでしょう。
しかし運行や保守に関する仕事についてむやみに自分勝手な行動をとったり、指示を待たず勝手に判断することは事故につながる危険な行為です。
トラブルを防ぐため、基本的には受けた指示をきちんと実行できる人がJR西日本に向いているといえます。
学習意欲のある人
JR西日本では正社員登用ため試験を受けることが必要です。
試験の勉強のため、勤務時間外に社内勉強会が開かれていることもあり、JR西日本での正社員登用をめざすなら入社後も勉強する意欲が求められるでしょう。
また、正社員登用後は社内資格を手に入れることで人事評価を上げることができます。JR西日本でより高いキャリアをめざすためには、常に学習意欲を持ち、自ら新しいことを学ぶ姿勢が必要です。
JR西日本へは転職できる?中途採用情報から検証
ここからは、JR西日本の中途採用情報について見ていきます。
JR西日本では既卒採用が〇〇年度に○○人、という形で募集されます。
本年度の募集開始の日程についてはまだ明らかになっていませんが、公式サイトからキャリア登録をしておくことで募集開始の案内メールを受け取ることができます。
募集対象の職種
現在募集対象は経験者採用のみとなっています。
募集職種は
- 鉄道施設技術者(保線・土木・建築・機械)
- 鉄道車両技術者
- 鉄道電気技術者
- 産業医
の4つです。産業医募集に関してはこちらからチェックできますので、産業医希望の方は公式サイトをチェックしてくださいね。
ここからは鉄道関係の職種それぞれの仕事内容と募集人員について見ていきます。
鉄道施設技術者
鉄道や駅などの施設についている設備や機械の保全、管理などを行う仕事です。平成30年度の募集人数は15名となっています。
土木、建築、機械、保線で担当する施設や仕事が分かれていますが、主な仕事は施設のメンテナンスや設計、工事管理です。
土木・建築・機械分野の経験者であれば応募可能なので、鉄道会社での勤務経験が必須ではありません。資格についても必須のものはないので、経験さえあれば申し込み可能です。
鉄道車両技術者
新幹線や電車の車両のメンテナンスを行う仕事です。また、より安全で快適な電車を作るため、リニューアル工事なども行っています。
平成30年度の募集人数は15名となっています。
社員のメンテナンス技術を測るための競技会も定期開催されているので、自分の技術を磨きたいという方に良い環境が整っていると言えるでしょう。
鉄道車両技術者に関しても「動くもの」に関するメンテナンス経験があれば応募可能です。
鉄道電気技術者
架線や送電線、踏切など鉄道にまつわる電気設備の保守・管理をする仕事です。平成30年度の募集は5名と、他の職種より少なめの募集となっています。
鉄道設備について詳しく学べるため、「鉄道業界でキャリアを積みたい」という方におすすめです。入社後の研修もしっかりしているため、経験が浅い方でも仕事について学ぶことができるでしょう。
この職種についても必要な資格などはなく、電気設備関連の経験者であれば誰でも応募できます。経験の浅い方も歓迎していますので、意欲のある方はぜひ応募してくださいね。
鉄道事業以外の仕事に転職するには?
現在、JR西日本で募集されているのは鉄道に関係する3つの職種(施設・車両・電気)のみです。しかし転職希望者の中には「駅スタッフとして働きたい」「関連の施設で働きたい」という方もいるでしょう。
もちろん時期によっては駅スタッフの既卒採用などが行われる可能性はありますが現段階で募集の予告は出ていません。
今すぐ、鉄道以外の職種に転職するにはどのようにすればよいのでしょうか?
おすすめの方法は
- 派遣社員として働く
- グループ会社で働く
の2つ。
まず、「派遣社員として働く」に関して、派遣社員であればエリアを決めて働くこともできますし、未経験からでも応募可能です。
派遣社員の募集に関してはJR西日本公式の契約社員採用情報をご覧ください。
本人の希望や実績によっては正社員登用の可能性もありますので、「今すぐJR西日本で働きたい」という方は応募するとよいでしょう。
鉄道以外の仕事をするにはもう一つ、「グループ会社で働く」という選択肢があります。
グループ会社からJR西日本の社員となるケースは非常に少ないのですが、JR西日本関連の仕事に就きたい、という方はグループ企業の正社員をめざすのもおすすめです。
グループ企業の求人については各公式サイトや転職エージェントに掲載されていますので、気になる会社がある場合はぜひチェックしてください。
勤務地・勤務時間
既卒採用として紹介した鉄道関係3職種の場合、勤務地はJR西日本のエリアすべてとなります。
もちろん配属について希望を出すこともできますが、「全く縁の無い土地への配属」「勤務開始後数年で異動」という可能性もあると考えておいた方が良いでしょう。
JR西日本の鉄道が走るエリアは広く、公式サイトでは「北陸から北九州まで」となっています。特に正社員登用後は遠方への異動も十分考えられるでしょう。
勤務時間についてはどの職種も9:00~17:45となっています。勤務地により若干異なることもありますが、基本的な勤務時間は一般的です。
しかし、電車や機械のトラブルが起これば突然の長時間勤務もあり得ます。
実際どれくらいの頻度で残業などがあるのか、行きたい部署の職員から話を聞いておいた方が良いでしょう。
JR西日本への転職を成功させるために必要な3つのこと
ここからは、JR西日本への転職を考えている方に向けて、転職成功のために必要なポイントを解説していきます。
JR西日本は転職市場で高い人気となっていますが、既卒採用の募集人数は年に35人程度です。転職を成功させるためには高い自己アピール力が必須となるでしょう。
求められている人材を知る
どの職種に転職するとしても、求人情報をよく読み込み「求める人材」「歓迎する人物像」などについて理解しておくことが大切です。
各職種によって求められている人材が異なりますので、まずは公式サイトの職種紹介から求人をチェックしてください。
職務履歴書の作成や面接などでは、なるべく「求める人物像に合った自分」をアピールするよう心がけましょう。
時間や期日を必ず守る
JR西日本は時間に対して高い意識を持った会社です。
電車の運行ではお客様の迷惑にならないよう可能な限り定時通りに運行することが大切になりますし、トラブルの際には一刻も早くその解決を行うことが必要です。
そのため、JR西日本では新しく入ってくる社員に対しても時間や日程の管理能力を求めています。
期日道理に書類が提出できない、面接の時間に遅れて行く、などの行為はNG。転職前から時間に対する高い意識を持つよう心がけましょう。
転職エージェントを利用する
JR西日本への転職を成功させたいという方は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントを利用するメリットとして
- 面接・履歴書のアドバイスがもらえる
- あなたに代わって応募・交渉をしてくれる
- 非公開求人を紹介してもらえる
という3つがあります。まずはこのメリットについて見ていきましょう。
1.面接・履歴書のアドバイスがもらえる
まず1つ目の理由についてです。
転職エージェントに登録するとあなた専用のアドバイザーが付き、応募から入社まであなたの転職をサポートしてくれます。
面接の練習や履歴書の書き方に関するアドバイスも行ってくれますので、「転職が初めて」という方も安心です。
過去JR西日本への転職を成功させたエージェントなら「JR西日本向け」の履歴書の書き方などのノウハウも持っています。
第三者目線からのアドバイスはとても貴重なものですので、転職に慣れているという方もエージェントへの登録はしておいた方が良いでしょう。
2.あなたに代わって応募・交渉をしてくれる
2つ目の理由について、転職エージェントにもよりますが忙しいあなたに代わって転職先への応募手続きや待遇交渉を行ってくれるところもあります。
JR西日本では経験やスキルによって給与が変動しますので、応募時にどれだけ待遇交渉できたかが年収アップへの鍵。
転職経験の少ない人が自分一人で交渉するのは大変ですので、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
3.非公開求人を紹介してもらえる
最後に、3つ目の理由についてです。転職エージェントはサイトなどで見ることができる公開求人の他に、好待遇・高収入な「非公開求人」を持っている場合があります。
転職エージェントに登録すればあなたに合った非公開求人を紹介してもらえますので、「今より好待遇で転職したい」という方はエージェントを利用してみましょう。
JR西日本へ転職したい人におすすめのエージェント3選
JR西日本への転職には、転職エージェントの利用がおすすめです。
JR西日本への転職に向けて選ぶべきエージェントは
- サポートの手厚いエージェント
- 大手企業への転職に強いエージェント
- 非公開求人の多いエージェント
です。ここからは転職成功のために利用すべきエージェントを3つ紹介していきます。
転職エージェントには複数登録がおすすめですので、エージェント選びでお悩みの方はぜひチェックしてください。
サポート力が高評価のパソナキャリア
パソナキャリアでは、JR西日本などの航空・鉄道系の求人を6件ほど扱っています。その他、非公開求人を豊富に扱っているので、心配はいりません。
JR西日本などの鉄道会社への転職は、かなり難易度が高いですが、パソナキャリアを利用することで、より転職成功に近づくことができます。
書類添削や想定問答、内定後の交渉や迅速な対応など、サポート力に強みを持っています。
実際に利用した人も、
25歳 女性 受付
30歳 男性 経理
など、強みとしているサポート力の高さについて評価していました。
転職活動を始めた際の、転職サポートはパソナキャリアにお願いしましょう。
パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果様々な転職者におすすめのリクルートエージェント
リクルートエージェントでは、JR西日本などの鉄道関係の求人を277件扱っています。
パソナキャリアでは「サポート力」でしたが、リクルートエージェントは求人などの「情報量の多さ」を強みとしています。
JR西日本の内部情報や社風、実際に転職した人の特徴などについての情報を豊富に扱っているので、転職活動の際の情報収集として利用しましょう。
実際に利用した人も、
36歳 男性 証券会社
27歳 女性 アパレル
など、情報量の多さや、転職サポートの質の高さについて評価していました。
リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果外資系やグローバル企業転職に強いランスタッド
ランスタッドでは、JR西日本などの鉄道関係の求人を73件扱っています。
JR西日本などの鉄道会社は、非常に転職難易度が高いですが、転職エージェントを活用すれば不可能ではありません。
特に、ランスタッドはエグゼクティブ転職にも対応しており、高レベルなコンサルティングに強みを持っています。
難易度の高い企業に転職を考えているときこそ、ランスタッドの利用がおすすめです。
実際に利用した人も、
29歳 女性 接客業
29歳 女性 編集
など、アドバイザーの提案力の高さや、対応の良さについて評価していました。
ぜひ、上で紹介した2社と合わせて利用してみてください。
ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ランスタッドの評判は?500人の口コミ調査の結果転職エージェントを最大限活用して、JR西日本転職の成功を勝ち取ろう!
いかがでしたでしょうか。
転職してすぐにJR西日本で正社員となるのは非常に難しいことですが、「JR西日本で働きたい」という強い気持ちを持っていれば正社員登用の可能性も十分あります。
転職を成功させるには自分のスキル、何より責任感とやる気をアピールすることが大切です。
未経験からでも転職は可能ですので、キャリアに自信のない方もエージェントを味方につけて転職活動を始めてみましょう。
転職エージェントを利用する際は複数登録がおすすめですので、転職成功への第一歩としてまずはこの記事でご紹介したエージェントへ登録してみてくださいね。