資生堂へ転職は可能?中途採用・難易度・年収をデータから徹底分析

資生堂は、化粧品メーカーとして最大手企業のひとつです。

それゆえ、転職者からの人気も高く、転職難易度も高いです。

この記事では、資生堂の企業情報から、転職を成功させる方法について紹介しています。

記事の最後では、資生堂への転職におすすめな転職エージェントも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

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転職の成功確率を劇的に上げる3つのSTEP
STEP1
ランキングの上位3社に登録する
STEP2
転職意欲をアピールする

各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。

STEP3
最も相性の良かった1社に絞る

担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する

転職エージェントマニュアル 転職エージェントとは?最高の転職を実現するための完全マニュアル

資生堂への転職は可能?データから難易度を検証

資生堂への転職は可能ですが、欠員補充程度の求人が出る程度なので、難易度は高いものと思っていた方が間違いありません。

職種によって難易度に違いはあるものの、どの職種も未経験では難しく、業種を問わず職種に関する経験が必要となる場合が多いようです。

例えば、総合職の求人の場合、

  • 経理を担当する場合、管理会計が行えることや財務会計伝票の計上など会計や経理業務の経験があることが必須
  • 物流を担当する場合、受発注や購買などの業務の経験があることが必須

という風になっています。また、美容職の場合は、大卒ではなくても化粧品の販売経験が3年以上あれば応募条件を満たしているので資生堂への転職も可能です。

資生堂への転職の難易度が高い理由は?

資生堂への転職の難易度が高いと噂されているのには、いくつかの理由があります。その理由について説明していきたいと思います。

転職を希望する人が多いため倍率そのものが高い

資生堂は人気・知名度共に高い有名な大企業のため、転職したいという人が多く求人が発表されると多くの人が応募することとなるため、そもそもの倍率が高いことから難易度は当然高いものとなってしまいます。

求人数が少ない

資生堂から出る中途採用の求人そのものが少ない傾向が強く、特にマーケティングや人事などの管理系の職種の場合、欠員補充のみという場合が多く、求人が出たとしてもすぐに決まってしまうと言われています。

経験や高い専門性を求められる

求人に出ている職種に対する経験や高い知識・スキルを持っていないと、書類選考の時点で不採用となってしまう可能性が高く、未経験からの採用は残念ながらほとんどありません。

ただし、化粧品販売の経験が3年以上ある場合は、ビューティコンサルタントとしての美容職の転職は、高卒でも採用される傾向が強いです。

資生堂への転職を現実に!採用までの流れは?

資生堂の求人に応募し、選考から採用までの一般的な流れについて説明します。

まず、資生堂の求人へ応募すると書類選考が行われます。書類選考に通過すると面接が行われますが、面接は1回のみではなく、2回~4回程度、資生堂のオフィスのある汐留エリアもしくは、ビデオ面接(スカイプ)で行われます。

面接の内容は、履歴書・職務経歴書からこれまで携わってきた仕事に関することや、今後のキャリアプランなどとなっていて、この数回の面接にクリアすると、無事採用内定となります。

面接で聞かれることの多い質問

資生堂の書類選考を通過し、面接を受けることができるようになった場合、どのようなことを聞かれるのか気になりますよね。

資生堂の面接では、資生堂という企業に関する理解がどの程度されているのかといった内容のものが多くあるようです。例えば、

  • 資生堂の商品の中で好きな商品はあるかどうか。ある場合はその理由は?
  • 資生堂へ入社した場合、どんな風に貢献していきたいと思っているのか

と言った内容のものとなっていて、さらには、

  • これまで苦労したと思えることは何か?その苦労をどのようにして乗り越えてきたのか?
  • これまで経験した成功体験は?

ということも聞かれることが多いようです。また、研究職の転職を希望する場合は、これまで大学・大学院でどのような研究に携わってきたのかということも聞かれることが多いと言われています。

資生堂の事業内容や職場環境は?

資生堂といえば化粧品という風に知名度は抜群ですが、資生堂の事業内容や職場環境はどういうものとなっているのでしょうか。少し詳しく説明していきたいと思います。

資生堂の本社(オフィス)はどこにある?

資生堂の本社は、汐留(東京都港区東新橋1-16-2)に2003年に移転しています。この移転となるまでは、20ヶ所以上にオフィスとして分散していましたが、現在は汐留に集約されています。

汐留にある本社は、そこで働く社員がより良い環境で働くことができるようにと、偶数階と奇数階をセットにし、フロアの中央部分を吹き抜けにして開放感を演出、ワークスペースとなっている場所の中央には「オフィスガーデン」という休憩スペースを設置しています。

また、社員食堂も充実しており、1フロアをカフェテリアとしています。カフェテリアでは、著名なシェフの料理が出る曜日や有名店の出張店舗が出る日などを設定するなどの趣向を凝らしていて人気があります。

資生堂の社風は?

資生堂の社風は、ここ数年でグローバル化が急速に進んでいます。そのため資生堂では2018年10月から第二の公用語として英語が使われるようになっています。

資生堂では、日本国内だけではなく海外の売上も過半数を占めていることと、外国籍の社員も多くいるため、日本という国に限定することなくコミュニケーションを円滑にとることができる環境を目指しているようです。

そのため、年功序列という日本企業独特の風習の変革も起こっており、部署によっては仲間意識の強い社風というよりは、お互いが常にライバルという意識の中で緊張感を持って仕事をする傾向があると言われているので、少しでも向上していきたいという人にとってはやりがいを感じる環境でもあります。

資生堂での労働時間や残業時間は?

資生堂での残業時間は、月平均で約20時間~30時間程度と言われており、資生堂と同じ業種である花王やコーセー、ポーラなどと比較すると若干少ない傾向にあります。

ただし、配属先の部署によっては違いがあり、残業が多く、休みを取りづらい雰囲気のところもあるようですが、女性社員が多いという部分では、結婚や出産があっても働きやすい環境を整えていることも事実です。

資生堂の福利厚生は?

資生堂の社員として受けることのできる福利厚生はとても充実しています。特に社員の健康管理には力を入れており、年に一度の健康診断だけではなく、季節ごとに行われる健康管理、部署ごとに行われる健康管理などいくつも用意されています。

また、社員同士のコミュニケーションの場として部活動も盛んなので、共通する趣味を通じて社員同士の交流を図ることができます。

このほかには、

  • 自社商品割引購入制度
  • 自社株投資会制度
  • 財形制度
  • 住宅手当、寮・社宅制度の充実
  • 健康保険組合
  • 企業年金制度、積立型総合福祉共済制度
  • 産前産後休暇、育児休暇、介護休暇制度
  • 育児時間制度

などもあります。

資生堂の平均年収は?

資生堂で働いている人の平均年収は、「会社四季報」によると平均年齢41.7歳で約734万円となっており、同じ大手の化粧品業界では平均的な金額となっています。

転職した場合の平均年収は、約500万円~850万円と幅があり、職種や経験、年齢などによって違いがあるようです。

資生堂では、福利厚生のひとつとして家賃補助がとても充実しており、自己負担が数万円となるような設定となっています。また、残業代もしっかりと支給されるので安心して働くことができます。

ただし、営業職は営業手当として一律の支給となり残業手当の支給はありません。

資生堂への転職を成功させる方法

資生堂への転職を成功させるためにできることは、これまでの経験を活かすことのできる職種へチャレンジすることと、数少ない求人をいかに早く手に入れることができるかにかかっています。そのためにできることをいくつか紹介していきます。

転職エージェントをフル活用することに尽きる!

転職エージェントを複数社フル活用することによって、難易度が高く、なかなか求人に出会うことのない資生堂の求人と最短で出会う可能性が広がります。

非公開求人を手に入れる

資生堂はとても人気の高い企業のため、求人が出されてもすぐに決まってしまう場合がほとんどです。また、専門性の高い職種の場合は、一般的な求人として公開されずに、転職エージェントが非公開求人として保有している場合が多いです。

非公開求人を手に入れるために、転職エージェントを利用するようにしましょう。

書類選考に通過するための履歴書・職務経歴書の添削を受ける

資生堂などの大手企業への転職を実現させるためには、その企業の選考基準というものを熟知している転職エージェントで行われている履歴書や職務経歴書の添削を受けることがとても重要です。

採用を勝ち取るためには、まずは書類選考に通過しなくてはなりませんので、そのためには転職エージェントを利用して徹底的に対策をすることが重要となります。

面接で採用となるためのコツを得る

書類選考に通過すると、資生堂では複数回の面接にチャレンジすることとなります。質問に対する適切な回答方法や、どのような人が選ばれるのかといったデータを持っている転職エージェントの面接対策を受けることで、有利に面接を進めていくことができるようになります。

資生堂への転職で必ず登録すべきエージェント・サイト3選

資生堂への転職を現実のものとするために絶対利用しておきたい転職エージェントをいくつか紹介していきます。

転職エージェントは厳選して1社を選ぶのではなく、まずは2社~3社同時に利用しながら、資生堂の求人を扱っているかどうか、担当となるエージェントとの相性はどうかを見たうえで、メインで利用する転職エージェントを選ぶと、効率よく資生堂への転職活動を行うことができます。

サポート力が高評価のパソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアでは、資生堂などの化粧品メーカーの求人を423件扱っています。

資生堂などの人気企業への転職は、サポート力に強みを持っているパソナキャリアがおすすめです。

パソナキャリアを実際に利用した人は、

45歳 男性 製造業

履歴書から職務経歴書の添削を大変丁寧に教えて頂きました。面接対策も私に合った的確なアドバイスがあったと思います。

30歳 男性 機械メーカー営業

企業と直接交渉しなくて良い点はメリットだと思います。希望年収なども直接でないので素直に伝えることが出来ます。

など、アドバイザーのサポート力の高さについて評価していました。

パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果

様々な転職者におすすめのリクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、国内最大級の転職エージェントと言われており、公開求人だけで170,829件扱っています。

リクルートエージェントは、求人などの転職に関わる情報を豊富に扱っており、資生堂への転職活動時の、情報収集として活用できます。

リクルートエージェントを実際に利用した人は、

35歳 男性 通信会社営業

求人の量の豊富さがメリットだと感じます。他のエージェントには無い情報が多いため、転職市場の情報収集や動向を把握をする際は有効活用できました

31歳 女性 介護

求人の量がとても多いので、比較しながらどの仕事がいいのか選ぶことができるところがいいなと思いました。

など、扱っている求人の量について評価していました。

リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果

外資系やグローバル企業転職に強いランスタッド

ランスタッド

ランスタッドは、オランダで設立された、世界最大級とも言われる転職エージェントです。

扱っている求人の中には、外資系やグローバル企業、ハイクラス転職に対応したものが含まれています。

ランスタッドを実際に利用した人は、

29歳 女性 出版業界

企業として大きいので信頼度は高いと思います。またこまめに連絡があるため、就職活動時も安心していられます。

29歳 女性 マスコミ関係派遣社員

質の良い求人を自分に合った条件で紹介してくれました。その企業の特徴やどういう対策をすればいいのかも教えてくれます。

など、扱っている求人の質の高さや、全体的なサービスの質の高さを評価していました。

ぜひチェックしてみてください。

ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ランスタッド ランスタッドの評判は?500人の口コミ調査の結果

最後に

転職エージェントを有効活用しつつ、資生堂の求人が出たらすぐに応募できるように履歴書や職務経歴書の準備も万全にしておくことで、転職も現実のものとなる可能性が広がっていきますので、難易度が高いからと諦めずにチャンスをしっかり活かしてチャレンジしてみましょう!