転職希望者は住宅ローンをいつ組むべき?3つのタイミングを徹底解説

住宅ローンを転職活動中に組むのは、おすすめできません。

転職するタイミングを間違えてしまうと住宅ローンを借りられなくなってしまったり、ハウスメーカーに違約金が発生してしまうことがあるからです

この記事では、住宅ローンを転職活動中に借りることについて詳しく解説しています。

ぜひ参考にして、間違いのないようにしましょう。

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転職の成功確率を劇的に上げる3つのSTEP
STEP1
ランキングの上位3社に登録する
STEP2
転職意欲をアピールする

各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。

STEP3
最も相性の良かった1社に絞る

担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する

転職エージェントマニュアル 転職エージェントとは?最高の転職を実現するための完全マニュアル

住宅ローンの審査中に転職するのはOK?

まずは最初のタイミング「住宅ローンの審査中」についてみていきましょう。住宅ローンの審査には事前審査と本審査があります。

事前審査は銀行が申し込み者に返済能力があるのか調べる調査のことです。銀行によってチェックする項目は異なりますが、多くの銀行が年収や健康状態、借り入れ状況などをみます。

事前審査が通ると、今度は本申し込みをして、本審査へという順番です。本審査では保険会社による審査になります。

事前審査と本審査ではチェック機関が違いますから、事前審査で合格していても本審査で不合格になったり、融資額が下がる、条件が付されるということはあります。

ここでは事前審査から本審査の間までのタイミングについてお話します。

住宅ローンの審査中の転職は大丈夫?

ずばり答えはNO!住宅ローンの審査中の転職はおすすめできません。

なぜなら勤務先の情報は住宅ローンの申告内容に含まれているので、審査中の場合は初めから審査をやり直す必要があるからです。もちろん転職をしたから絶対に住宅ローンが通らなくなるというわけではありません。

しかし住宅ローンが通りにくい、希望した額より低い金額しか借りられないということは大いにあります。また連帯保証人をたてるなどの条件がつくことも考えられます。

銀行は「勤続年数」に注目している

国土交通省が発表している「平成29年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」を見てみると、融資をする際の考慮する項目として「勤続年数」は「健康状態」や「借入時の年齢」、「年収」と共に上位10位以内に入っています。

融資を行う際に考慮する項目

  1. 完済時年齢
  2. 健康状態
  3. 借入時年齢
  4. 担保評価
  5. 融資可能額(融資率)
  6. 年収
  7. 連帯保証
  8. 勤続年数
  9. 金融機関の営業エリア
  10. 返済負担率

一般的に勤続年数が長い方が、安定的に収入があると考えられているためです。実際、勤続年数が1年~3年未満の人は審査基準に達していないとしている銀行も多くあります。

転職を申告しなければバレない?

審査中に転職してもこちらから申告しなければバレないと思い、黙っている人もいます。でも銀行にはすぐにバレてしまいます。

それは銀行は「健康保険証」をチェックしているからです。住宅ローンの場合、仮審査、本審査、さらにローン締結の時に健康保険証の提示を求める銀行があります。

健康保険証には資格取得日、つまり入職した日が記載されています。そのため勤続年数がすぐに分かってしまうのです。

また転職をすると健康保険証が変わってしまうので、たとえ仮審査でバレなかったとしてもいずれかのタイミングでバレてしまいます。そうなると分かってしまったタイミングからやり直しということになります。

さらに言えば、銀行への心象も悪くなってしまいますよね。住宅ローンの審査中の転職はおすすめできませんが、どうしてもそのタイミングで転職しなければならない場合はトラブルを避けるために正直に銀行に申し出るようにしましょう。

住宅ローンを組んだ後(本審査後)の転職はOK?

住宅ローンを借りる時に一番多くの人が気にするのがこの「本審査」と言われるものです。ここでOKが出れば基本的には何の問題もなくローンを借りることができるようになります。

そのため多くの人が本審査さえ通ればもう大丈夫と勘違いしてしまっているのです。でもそれは間違い!なにがいけないのでしょうか?

本審査後がどういう状態なのか、転職とどう関係するのか、注意点を見ていきましょう。

本審査が通れば転職はOK?

本審査が通ったらもう大丈夫と安心してしまってはいませんか?本審査が通った状態というのは、あくまでも審査時の条件が何も変わっていなければこの金額を貸しますよと銀行からの約束を取り付けたに過ぎません。

そのため転職をするなどして条件が変わってしまう場合、本来は再審査が必要になります。そうすると転職直後はローンの借入金額が下がってしまったり、借りることができなくなったりする可能性があるので、やはりおすすめの時期とは言えません。

しかもこのタイミングで最も気をつけなければいけない点は、売買契約は済んでいるということです。つまり転職したことでローンが借りられなくなっても売買契約は有効なので、新しい家を購入できないばかりか、ハウスメーカーへ違約金が発生してしまいます

ちなみに住宅ローンには特約があって、ローンが通らなかった場合のみ売買契約を無条件で解除できるというものが付いています。しかしあくまでこの特約は自己都合での転職や退職するなどの理由がないのにも関わらず通らなかった場合なので、転職をしたなら特約を使うことはできません。

転職活動を始めても大丈夫?

転職活動をすることは自由です。しかしどこまでの転職活動をしていいかについてはよく考える必要があります。

というのも、ローンの審査の1つとして会社へ在籍確認をする銀行がほとんどです。在籍確認をするタイミングは銀行によって違い、本審査後でも金銭消費貸借契約を交わす前やローン実行直前に確認する場合もないとは言い切れません。

その時に会社の人がうっかり「もうすぐ退職予定なんですよね」と漏らしてしまう可能性があると心配です。そうなると銀行側としては転職予定の事実を確認しなければならくなり、審査も通らなくなってしまうこともあります。

個人レベルで転職活動をするのは問題ありませんが、会社と退職時期を話し合うようなものは避けておいた方がベターです。さらに万全を尽くすのであれば、同僚など会社関係の人にも漏らさない方がより安心です。

どこから転職を希望しているということが広まってしまうか分かりませんからね。

住宅ローン実行後(金銭消費貸借契約後)の転職はOK?

最後に金銭消費貸借契約も終わり、ローンが実行された後のタイミングを確認しておきましょう。ローンが実行されたタイミングというのはローンの契約が正式に結ばれた状態のことを言います。

このタイミングで気を付けることはあるのでしょうか?注意すべきポイントについてお話します。

ローンが実行された後すぐのタイミングでの転職は大丈夫?

ローンが実行された後は、契約通りに返済をしていく必要があります。逆に言えば、それ以外に必要なことはないです。

そのためローンが実行された後すぐのタイミングで転職をしても問題ありません。銀行側としては約束通り返済してくれるかどうかというのが一番大事なのです。

ローンが実行された後、転職したかどうか、今どこの会社に勤めているのかを銀行側からわざわざ確認されることはありません。

たとえ転職ではなく、退職しても返済さえ滞りなく行われていれば銀行から連絡が入ることはないです。

ローン実行後の転職について報告は必要?

基本的に転職に関して銀行に報告する必要ありません。先ほどお話したようにどこに勤めているかよりちゃんと返してくれるかの方が銀行は大事だからです

また転職したことを銀行に報告しても特に問題にはなりません。それによって条件が変わったり、ローン契約が破棄されたりすることもないでしょう。

しかしもし転職することによって返済が滞るようなら話は別です。返済ができなくなると担保になっている住宅を取り上げられてしまいます。

住宅ローンを組んでいる以上、転職をするにおいても返済が可能であることを前提に仕事は探すべきでしょう。しかしもし後、転職を含めて返済が難しくなりそうなら、返済計画を見直すためにも銀行側に正直に相談しましょう

返済期間を長くして月々の支払いを減らす、まとまった金額を入れて月々の返済額を減らすなど何らかの策を提案してもらえるはずです。

住宅ローンの転職直後の借り換えは可能か?

ローンの金利はそれぞれ金融機関によって違います。より安い金利の銀行からお金を借りることができれば、借りるお金が一緒でも返済総額を抑えることができますよね。

ローンの借り換えというのは今の銀行とは別のより条件の良い銀行と新しいローン契約を結び直し、現在契約しているローンを一括で返すというものです。こうすることで返済総額を減らすことができるので、一般的にはとても賢い方法と言えます。

ただしあなたが転職直後なら必ずしも良い方法とは言えないんです!なぜならローンの借り換えにも審査があるからです。

ローン借り換えの審査条件は住宅ローンを新規で借りるのとあまり変わりません。つまり転職したばかりでは審査が通らない可能性や通っても借りられる額が少ない可能性があります。

転職したから絶対に住宅ローンが通らないはウソ

借り換えも含め、住宅ローンを申込む時、転職直後はおすすめできないとお話してきました。やはり条件として厳しくなるのは間違いないからです。

しかし絶対に住宅ローンが通らないわけではありません。金融機関が住宅ローンの審査をする項目には「年収」も含まれています。

つまり今後の転職によってキャリアアップにつながる、年収UPが明らかな場合は転職がマイナスなものにならないということです。

ただし未経験の分野への転職や年収が下がる可能性が大きい転職の場合は厳しいと言わざるを得ません。

転職エージェントに相談してみよう

もし転職活動中に住宅購入を考えているなら、一度転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか?転職エージェントは転職のプロです。

転職と住宅ローンについての知識を少なからず持ち合わせているはずです。

これからの転職がキャリアアップになるのか、年収UPの見込みがあるのか、客観的な意見を聞くことはいい事です。

転職エージェントに相談する時は2、3社に登録することがおすすめです。セカンドオピニオンを聞くことはとても大切な事だからです。

また住宅ローンの検討などタイミングが難しい場合は、多くの案件を手掛けてきた大手の転職エージェントに相談するのがいいでしょう。

転職エージェントの中でも最大手の1つと言われる「パソナキャリア」が相談先として非常におすすめです

気になる場合は、一度登録して相談してみましょう。

パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果

住宅ローンと転職はタイミングを間違えないで!

新しい家を購入することはとても胸が躍るすてきなことですよね。それは転職活動中でも同じことだと思います。

ただしこの「転職」と「住宅ローン」という2つ事柄はタイミングを間違えてしまうと大変なことに!住宅は人生の中でも1、2を争うほど大きな買い物です。

順番を間違えれば、最終的に家が手に入らないだけではなく、ハウスメーカーに違約金が発生してしまうなど「間違えた!」の一言で済まない事態になってしまいます。基本的に「転職をするのはローンが始まってから」と覚えておきましょう。

転職も住宅購入も計画的に行って、楽しいマイホームライフを送ってくださいね。