「転職初日は、どんな流れになるの?」「どんな準備をしていけば良いの?」と、不安な方はいませんか?
この記事では、転職初日の流れや、着ていくべき服装、挨拶・持ち物について詳しく解説しています。
ぜひ一つ一つチェックして、間違いのないように準備しましょう。
目次
各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。

転職初日の流れを一気に確認!
出社したその日から、いきなり仕事を任された!なんてケースは少ないでしょう。
挨拶をしたり、各部署にあなたを紹介したり、会社の中の設備を紹介されたり、入社手続きなどで一日があっという間に過ぎていきます。
そこで、転職初日は一体どんな流れなのか、転職経験のある元キャリアコンサルタントが解説します。
- 出社
- 挨拶
- 入社手続きの書類などを確認
- 各部署への紹介
- 会社設備の紹介
- メール設定など
- 歓迎会
出社
会社の人事担当者から出社時間を言われるケースもありますが、言われないことも考えられます。
前もって、人事担当者に電話やメールで聞いて確認しておくのが望ましいです。
しかし、その言われた時間通りに行くのではなく少し早めに会社に出社しておきましょう。
例えば就業時間の10分前と言われた場合は、それよりも早い15分から30分前には出社しておきましょう。
社内の廊下などですれ違った際は、積極的に挨拶をしましょう。
挨拶
他の社員が出社し就業時間になると、まずは会社の上司から所属する部署の社員にあなたを紹介するでしょう。
それから、あなたが社員の方々に挨拶をします。
明るく元気にハキハキとした口調で挨拶をしましょう。
挨拶の文言は後で紹介しますので、参考にしてください。
入社手続きの書類などを確認
入社手続きは、主に事務担当の方とすることが多いです。
あなたが持ってくる書類も多いので、忘れずに用意しておきましょう。
後で、あなたが初出社する際の持ち物を紹介します。
各部署への紹介
大きい会社であれば、事務的なことが終わると、各部署を回って挨拶をしに行きます。
明るく元気にハキハキとした口調で挨拶をしましょう。
会社設備の紹介
休憩室やトイレなど会社設備の紹介を、各部署への紹介で会社を回る時に一緒にすることも多いです。
何がどこにあるのか、目で見て確認しておきましょう。
メール設定など
一人に一台パソコンの貸与があるところがほとんどですので、メールの設定などを先輩社員もしくは事務員とするでしょう。
時間があれば、電話の出方や取り次ぎ方、パソコンの社内機能の確認など細かいところまで教えてくれます。
夜は、あなたの歓迎会へ
転職初日にあなたの歓迎会をする会社も多いです。
ここが、先輩社員と距離を縮めるチャンスです。
積極的に話しかけ、どんな先輩がどのような仕事をしているか把握するのが良いでしょう。
お酒が入ることによって、コミュニケーションが円滑になります。
その先輩の人なりがわかり、また仕事をする上での大切な心構えなど教えてくれるかもしれません。
転職初日の服装・挨拶・持ち物
転職初日は気を付けるべき点がたくさんあります。
今後のあなたの期待値が転職初日で左右されるかもしれません。
事前にできることはしっかりやっておき、仕事ができる人だという印象を残しましょう。
服装・身だしなみ
基本は、面接時で着用したようなスーツが良いでしょう。
会社によっては、普段は作業服や制服、私服勤務の場合もあるので、前日までに人事担当に転職初日の服装はどれが良いか聞いておきましょう。
家の鏡で、シワや汚れがないかしっかり確認しましょう。
転職初日は挨拶に回ることがほとんどですので、誰にでも好印象を与えるような服装を選びましょう。
ポイントは「清潔感」です。
男性
【スーツ】
色は紺色、濃いグレーなどを選びましょう。
クリーニングに出しておきましょう。
【ネクタイ】
スーツの色との相性で選び同じ系統のものがスッキリとした印象になります。
【靴】
綺麗に磨き、靴の先端がとがりすぎていないビジネスシーンで使用するものを選びましょう。
【髪型】
ハネやくせがある場合は、ヘアワックスなどで整えましょう。
匂いの強いヘアワックスがあるので、注意しましょう。
女性
【スーツ】
紺色、グレー、ベージュなど自分に合ったものを選びましょう。
スカートとパンツタイプの2種類ありますが、どちらでも良いでしょう。
営業系であれば、パンツタイプの方が活動的に見えるのでお勧めです。
クリーニングに出しておきましょう。
【インナー・シャツ】
特に規定がない場合は、シャツでなくても構いません。
スーツの色との相性を考え、白色や紺色、黒色などシンプルな色で無地を選びましょう。
【髪型】
長い髪の場合、そのままでも結ってもどちらでも大丈夫ですが、パサパサしていたり枝毛が気になる場合は、結った方が印象が良いでしょう。
髪色は、明るすぎない程度で、付け根が伸びてきている場合は染め直しておきましょう。
【ネイルやアクセサリー】
透明のネイルは問題ないですが、他の色味に関しては職種や職場の雰囲気によります。
わからない場合は、転職初日は控えておく方が無難です。
アクセサリーも同様で職種や職場の雰囲気によります。
控えめなものであれば、問題はないでしょう。
挨拶(自己紹介)
挨拶は事前に考えて練習しておきましょう。
名前と前職での経験、今後の意気込みが基本的な挨拶の構成です。
少し付け加えるだけで好印象となるようなポイントがありますので、紹介します。
【例文】挨拶(自己紹介)の基本はコレ!
おはようございます。本日より入社いたしました〇〇と申します。前職では、△△△△△をしていました。
一日でも早く仕事を覚え、戦力になれるよう頑張りますのでご指導の程よろしくお願い致します。
ポイント① 年齢や出身地を言うと親しみがわく
名前を言う際に、年齢や出身地を言うとあなたの人なりが伝わりやすく、話しかけてもらえやすくなるでしょう。
また、出身地の前に〇〇で有名な、○○がおいしいなどど少し情報を付け加えると更に良いでしょう。
ポイント② 意気込みは「やる気」「謙虚さ」が伝わるとベスト
「即戦力になれるように」
「一日でも早く仕事を覚え」
「会社に貢献できるように」
「先輩社員に必死でついていく」
「ご指導よろしくお願いします」
など、やる気や熱意をアピールすると同時に、謙虚さが伝わるとより良いでしょう。
持ち物
事前に「これを用意しといてください」と通知がある会社が多いですが、まれに何も通知がない会社もあります。
心配であれば、前日までに会社の人事担当に持っていくものの確認をしておきましょう。
絶対に必要なものと持ってきた方が良いものを紹介します。
絶対に必要なもの
1.筆記用具 |
2.メモ帳 |
3.印鑑(実印) |
4.マイナンバーカードもしくは通知書 |
5.雇用保険受給資格者証 |
6.源泉徴収票 |
7.年金手帳 |
8.通帳(本人名義) |
9.住民票記載事項証明書(会社による) |
4と5に関しては、前職を退職した際に受け取っているものです。
6に関しては、配偶者を扶養したい場合、配偶者の年金番号も必要となりますので、準備しておきましょう。
7に関しては、履歴書との住所に相違がないか確認するためのものです。会社によっては、必要のないところもあります。
持ってきた方が良いもの
- 手帳
- クリアファイル
- 名刺入れ
- 大き目の紙袋もしくはマイバッグ(作業服や制服がある場合)
転職初日に関するよくある質問
転職初日に感じることは人それぞれです。
転職初日に関する気になること、聞きにくいことを元キャリアコンサルタントがここで解決します。
Q. 転職初日に菓子折りは必要?
結論から言うと、必要ではありません。
自分が所属する部署にどれくらいの人数がいるかわからないことも多いですし、菓子折りを配る雰囲気の会社かどうかもわかりません。
Q. 転職初日で緊張する…。どうしたら良い?
誰しも初めての場所で、初めての人ばかりに会う時は緊張するものです。
笑顔と挨拶だけは忘れず過ごせば一日はあっという間に過ぎていきます。
そもそも難関の中途面接をクリアしているので、そこは自信を持ってもらい、仕事を覚えることに集中して一日を乗り切りましょう。
Q. 転職初日だけど、もう辞めたい…。
雰囲気が合わないと感じても、転職初日で辞めるのはよくありません。
あなたがその会社のことを一日では理解できないことも多いからです。
今後のことを考えても、「転職初日で辞めた人」というレッテルを貼られるので、転職活動が難しくなります。
ただ、聞いていた仕事内容とあまりにも違う場合や、転職初日から何時間も残業をさせられたり、いきなり勤務地の変更をさせられたりした場合は、1週間ほど様子をみましょう。
それでもこの会社はおかしいと感じた場合は、すぐに辞めるのではなく誰かに相談するのがベストです。
社内の人ではなく、転職エージェントに相談するのが良いでしょう。
おすすめの転職エージェント
あらゆる転職の悩みを解決してくれます。電話相談を受けているところがほとんどですので、まずは登録して相談してみるのもお勧めです。
その業界の特性を理解している人が多いので、的確な答えをもらうことができるでしょう。
サポート力が高評価のパソナキャリア

パソナキャリアは、利用者からの支持と、転職実績が豊富な転職エージェントです。
転職先の会社に違和感を感じたら、真っ先に相談すべきエージェントだと言えます。
パソナキャリアは、サポート力が非常に高いので、もし再度転職することになっても、スムーズに転職活動を行うことができます。
もちろん、退職フォローも行ってくれるので、安心して転職活動を行えるでしょう。
実際に利用した人も、
など、サポート力の高さ、交渉力の高さについて評価していました。
パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
様々な転職者におすすめのリクルートエージェント

リクルートエージェントも、豊富な転職実績を有する転職エージェントですが、それと合わせて求人数などの情報量も非常に豊富です。
転職したけど、思っていたのと違ったというケースや、初日で辞めたいと思った時の対処法など、いろいろなケースの転職に詳しいです。
サポート体制も整っているので、転職成功率も高いと言えます。
リクルートエージェントを実際に利用した人は、
など、求人数の多さ、サポートの充実さについて評価していました。
リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
外資系やグローバル企業転職に強いランスタッド

ランスタッドは、世界中で人材紹介を行っている転職エージェントで、転職実績が他の転職エージェントの比になりません。
売上高は、世界第2位で、正社員からハイクラス、派遣、短期バイトまで、あらゆる転職に対応しています。
転職ノウハウなども豊富で、転職初日で問題が起きた際の対応なども整っていると言えるでしょう。
ランスタッドを実際に利用した人は、
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ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
- 名前
- 年齢
- 出身地
- 趣味
- 前職の業種や職種
- 意気込み
- 「清潔感」を第一に、シミやシワのないスーツを着る
- 筆記用具
- メモ帳
- 印鑑(実印)
- マイナンバーカードもしくは通知書
- 雇用保険受給資格者証
- 源泉徴収票
- 年金手帳
- 通帳(本人名義)
- 住民票記載事項証明書(会社による)
転職初日は不安なことが多いと思います。
転職初日に慌てないためにも、1週間前までには持ち物、挨拶、身だしなみの確認は済ませておきましょう。