年収3000万の生活レベルは?貯金・税金・住宅ローン金額などを徹底調査!

国税庁の「民間給与実態統計調査(令和元年)」によると、日本の給与所得者の平均年収は436 万円です。年収3000万円は、日本人の平均年収の7倍近くです。

同調査の給与階級別分布をみると、年収2500万円以上の給与所得者割合は0.3%(151千人/5,255万人)と極めて少なく、全給与所得者のトップに位置するといえます。

本記事では、年収3000万円の生活レベル、貯金、税金、住宅ローン金額などを徹底的に調査します。年収3,000万円を稼ぐ方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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年収3000万円の暮らし・生活レベルを徹底解剖!

年収3000万円の生活レベルを、単身・既婚・子供の有無などケース別に徹底解剖します。

手取り月収や各種費用などを一覧にするので、自身の生活レベルと比較してみてください。

年収3000万円もらっている人の年齢は?

下表は、大手転職サイトdodaの調査結果を基に、年収1000万円以上の給与所得者の割合を年代別にまとめたものです。

年代年収1000万円以上の割合
20代0.2%
30代1.5%
40代4.6%
50代以上13.4%

上記結果は年収1000万円以上を対象としているため、年収3000万円をもらっている人はさらに低い割合でしょう。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(令和元年)」より、年収1,200万円以上の年代別割合は以下の通りです。

年代割合 ※男性のみ
20代前半(20歳~24歳)0%
20代後半(25歳~29歳)0%
30代前半(30歳~34歳)0.1%
30代後半(35歳~39歳)0.2%
40代前半(40歳~44歳)0.3%
40代後半(45歳~49歳)0.4%
50代前半(50歳~54歳)0.6%
50代後半(55歳~59歳)0.6%
60代前半(60歳~64歳)0.6%
60代後半(65歳~69歳)0.2%
70歳~0.2%

上記2つの調査結果より、年収3000万円の人の年齢は50代前半~60代前半です。20代・30代で年収3000万円に到達する人はほとんどいません。

冒頭で説明したとおり、年収3000万円の人の割合は全体の僅か0.3%程度です。つまり、年収3000万円に到達すれば富裕層の仲間入りです。

【単身世帯】年収3000万円の収支構造

ここでは「年収3000万円・単身世帯」の収支構造を紹介します。手取りボーナスは、手取り月収の4か月分として試算しています。収支構造は一例のため、参考値として考えてください。

【収入】

項目金額
額面収入30,000,000円
手取り収入17,878,000円
手取り月収1,117,000円
手取りボーナス4,468,000円

【支出】

項目金額(月額)
所得税643,000円
住民税219,000円
社会保険(厚生年金・健康保険・雇用保険)148,000円
食費100,000円
日用品費50,000円
水道・光熱費40,000円
通信費10,000円
自動車関連費100,000円
家賃250,000円

年収3000万円の手取り収入は1700万~1800万円程度で、税金・社会保険料で1200万円以上差し引かれます。

2019年の総務省「家計調査」によると、単身世帯の月平均消費支出は約16万円です。年収3000万円は、月平均消費支出を遥かに上回るレベルです。

仮に、家賃を含めた消費支出が100万円(国内平均の約6倍)だったとしても、10万円以上の余裕があります。

一般的に、家賃相場は手取り年収の25%以内とされています。年収3000万円の家賃相場は、年間450万円(月38万円程度)のため、都内一等地の高級賃貸マンションにも手が届きます。

単身世帯の場合は外食中心の生活も可能で、交際費や趣味に十分な額を割くこともできるでしょう。

上記の収支構造のように、家賃25万、食費10万程度で、その他の支出を最低限に抑えると月々50万円以上(ボーナス別)の貯金も可能です。

【夫婦二人暮らし】年収3000万円の収支構造

「年収3000万円・夫婦二人暮らし」の収支構造について説明します。手取りボーナスは、単身世帯同様に月収の4か月分を想定しています。

妻の年収を配偶者控除の対象となる年収103万円未満で試算しています。

【収入】

項目金額
額面収入30,000,000円
手取り収入18,063,000円
手取り月収1,129,000円
手取りボーナス4,516,000円

【支出】

項目金額(月額)
所得税630,000円
住民税217,000円
社会保険(厚生年金・健康保険・雇用保険)148,000円
食費150,000円
日用品費60,000円
水道・光熱費50,000円
通信費20,000円
自動車関連費100,000円
住居費500,000円

夫婦二人暮らし(配偶者控除あり)は、単身世帯に比べて税金の控除額が大きいため、手取り収入が年間19万円程度増えます。

総務省の「家計調査(2020年10月分)」によると、2人以上の世帯の月平均消費支出は約28万円です。単身世帯の月平均消費支出と比べると、約1.8倍(プラス12万円)です。

当然ながら、世帯員数が増えば食費などの支出が増えます。ただし、年収3000万円の場合は、支出が増えたとしても、生活水準を落とすことなく十分に余裕のある生活が送れます。

夫婦二人暮らしの世帯は、賃貸ではなくマンションや戸建てを購入し、住宅ローンを支払っているケースも多いです。

単身世帯よりも食費や住居費が増えると想定しても、月々20万円程度(ボーナス別)の貯金が可能です。

【夫のみ収入あり・子供2人】年収3000万円の収支構造

「年収3000万円・夫のみ収入あり・子供2人」の収支構造について説明します。手取りボーナスは、月収の4か月分を想定しています。

妻と子供あわせて扶養家族3名で試算しています。

【収入】

項目金額
額面収入30,000,000円
手取り収入18,433,000円
手取り月収1,152,000円
手取りボーナス4,608,000円

【支出】

項目金額(月額)
所得税605,000円
住民税211,000円
社会保険(厚生年金・健康保険・雇用保険)148,000円
食費200,000円
日用品費60,000円
水道・光熱費60,000円
通信費30,000円
教育費60,000円
自動車関連費100,000円
住居費500,000円

配偶者と子供2人で3人扶養する場合、子供がいない世帯よりも手取り収入は37万円増えます。16歳未満の場合でも児童手当が月5000円支給されます。

手取り収入・月収は増えますが、単身や夫婦二人暮らしの世帯に比べて食費や日用品費などの支出が増えるだけではなく、教育費などの新たな支出も加わります。

ただし、手取り収入1800万円以上(手取り月収115万円以上)のため、世帯員数が増えても、生活水準を落とさず、月々10万円以上(ボーナス別)の貯金が可能です。

【共働き・子供2人】世帯年収3000万円の収支構造

「年収3000万円・共働き・子供2人」の収支構造について説明します。賞与4か月分、夫の年収2,000万円、妻の年収1,000万円の前提で試算しています。

【夫の収入】※16歳以上の扶養家族あり(子供2人)

項目金額
額面収入20,000,000円
手取り収入13,293,000円
手取り月収831,000円
手取りボーナス3,324,000円

【妻の収入】

項目金額
額面収入10,000,000円
手取り収入7,220,000円
手取り月収451,000円
手取りボーナス1,804,000円

【世帯収入】

項目金額
額面収入30,000,000円
手取り収入20,513,000円
手取り月収1,282,000円
手取りボーナス5,128,000円

【支出】

項目金額(月額)
所得税355,000円
住民税180,000円
社会保険(厚生年金・健康保険・雇用保険)256,000円
食費220,000円
日用品費60,000円
水道・光熱費60,000円
通信費30,000円
教育費90,000円
自動車関連費100,000円
住居費500,000円

共働きの世帯は夫のみが稼ぐより税金が低く抑えられ、手取り収入が増えます。手取り収入は2000万円以上となり、「夫のみ収入あり・子供2人」よりも200万円上回ります。

手取り月収は13万円増えるため、食費や外食費、教育費や交際費が増えたとしても、かなり余裕のある生活を送ることが可能です。

年収3000万円をもらっている人は、世帯員数に関わらず贅沢な生活を送れますが、世帯年収で3000万円の場合はさらに余裕のある生活が送れます。

共働きで年収3000万円世帯は月々20万円以上(ボーナス別)の貯金が可能です。

年収3000万円の実態をさらに詳しく!職業・住宅ローン・年金は?

「年収3000万円の人って何をしているの?」「サラリーマンでも年収3000万円は目指せる?」など、さらに詳しく知りたい人は多いのではないでしょうか。

ここでは、年収3000万円が稼げる仕事・職業を紹介します。気になる住宅ローン金額や年金額、購入可能な車についても説明します。

年収3000万円稼げる仕事・職業は?サラリーマンでも可能?

年収3000万円を稼げる仕事・職業として、社長などの経営者や企業家、医者・弁護士などの職業を想像する人は多いのではないでしょうか。

全給与所得者のうち、僅か0.3%しかいない年収3000万円は、一般的なサラリーマンが稼ぐには非常にハードルが高いです。

ただし、サラリーマンでも年収3000万円に到達可能な仕事・職業はあります。

2020年1月に東洋経済新報社が発表した「平均年収全国トップ500社ランキング」より、上位5社は以下の通りです。

  1. M&Aキャピタルパートナーズ(平均年収2,478万円)
  2. キーエンス(平均年収2,110万円)
  3. GCA(平均年収2,063万円)
  4. ヒューリック(平均年収1,636万円)
  5. 三菱商事(平均年収1,607万円)

平均平均年収3000万円超の企業はありませんが、コンサルティング会社や大手総合商社などが上位にランクインする傾向がみられました。

年収3000万円を稼ぐために、外資系企業で働くことも選択肢の1つです。以下は、高年収の一方、就職・転職難易度も高いとされる外資系企業です。

  • 外資系投資銀行:ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー
  • 外資系コンサルティングファーム:マッキンゼー、アクセンチュア
  • 外資系大手製造メーカーのエンジニア:コンティネンタル、オートモーティブ
  • 外資系IT企業のシステムエンジニア:グーグル、アマゾン

大手転職サイトのマイナビが発表した「2020年職種別モデル年収平均ランキング」によると、システムアナリスト(ITエンジニア)が1609万円で、4年連続1位に輝いています。

続いてモデル年収が高いのは、コンサルタント(経営戦略)やアセットマネージャーなど、コンサルティング・金融業界の職種がランクインしています。

あくまでもモデル年収ではありますが、ITエンジニアやコンサルタントは年収3000万円を稼げる可能性のある職業といえるでしょう。

年収3000万の人が組める住宅ローン金額は?

住宅ローン金額は、年間のローン返済額が年収の20~25%以内が好ましいと言われています。

年収3000万円の場合、住宅ローンの限度額は2億1000万円~2億6300万円程度です(借入期間35年で試算)。

下記は、実際に住宅ローンを組んだ際の返済シュミレーションです。借入期間35年、金利2.0%の固定金利、ボーナス返済を年間300万円(20年分)として試算しています。

住宅ローン借入額月々の返済額総返済額
1億円98,618円103,573,900円
1億5000万円221,891円155,348,482円
2億1000万円369,818円217,477,974円
2億6300万円500,487円272,359,037円

「年収3000万円の暮らし・生活レベルを徹底解剖!」で紹介したとおり、年収3000万円の世帯は、住居費に月40万円を支払っても毎月一定額を貯金に回す余裕があります。

この計算では、2億円程度の住宅ローンなら問題なく組めることが分かります。

ただし、車の購入や子供の教育費など、住宅ローン以外の必要経費を考えた上で、無理のない範囲でローンを組むことが重要です。

年収3000万の人の年金額は?

厚生労働省の「令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」より、令和元年度末時点における国民年金と厚生年金の平均年金月額は、以下のとおりです。

種類対象者平均年金月額
国民年金自営業、専業主婦56,000円
厚生年金(国民年金含む)会社員、公務員146,000円

厚生年金は、現役時代の年収や納付期間によって変動します。以下の表は、年収3000万円で60歳まで働き続けた場合の年金額を試算した結果です。

就労タイプ家族構成国民年金・老齢基礎年金(月額)厚生年金(月額)合計(月額)
会社員または公務員夫のみ収入あり64,000円149,000円277,000円
64,000円0円
会社員または公務員共働き(夫2000万円・妻1000万円で試算)64,000円149,000円426,000円
64,000円149,000円

生命保険文化センターによると、老後に必要な生活費の目安は以下とされています。

老後の生活レベル必要な生活費(月額)
最低限の生活221,000円
一般的な生活265,000円
ゆとりのある生活361,000円

共働きの場合は、夫婦ともに厚生年金が支給されるため、十分にゆとりのある生活が送れます。

一方、収入が夫のみの場合は、平均以上の生活は送れるものの、ゆとりのある生活にはあと一歩届きません。

夫のみの収入でゆとりのある老後生活を目指す場合は、退職前までに計画的な資産形成をしておくとよいでしょう。

年収3000万の人におすすめの車は?

年収3000万円ともなると、現金一括購入、もしくは頭金を出して何千万、何億もする高級車を購入する人もいるのではないでしょうか。

年収が高いゆえに高額なマイカーローンを組むことも可能ですが、車の購入額は年収の半分を目安とするとよいでしょう。年収と同額以上の車の購入はおすすめしません。

車は購入して終わりではなく、駐車代や保険代などの維持費が発生します。住宅ローンや教育費など、その他の支出によっては車に充てる予算を抑えた方が良いケースもあります。

年収3000万円の場合、車の購入額は1500万円が目安です。以下は、1500万円前後の価格帯の車(新車)です。

メーカー車種価格帯
ポルシェ911 Carrera 41504万円
メルセデスベンツS-Class Coupe1566万円
レクサスLS500h “version L”1493万円

年収3000万円を稼ぐ人は、ポルシェやベンツなどの高級車を新車かつハイグレードの車種で購入できます。

年収3000万円夫を持つ妻の暮らしぶりは?

夫の年収が3000万円を超えている場合、妻はどのような暮らしを送っているのでしょうか。実際に以下のツイートがありました。

月100万円もの生活費をもらっている妻は、家計簿をつける必要が一切ない生活が送れるでしょう。

金額を気にせずに好きなものを購入し、趣味や習い事に十分な額を充てることも可能です。ほかにも、以下のツイートがありました。

年収1000万円程度では贅沢な生活を送るのは難しく、贅沢をしつつも金銭的な余裕を持つためには、年収3000万円が必要という声が多くみられました。

年収3000万円を稼ぐ夫の妻は、高級レストランでの食事が日常となり、毎年のように海外旅行をするなど、誰もが羨む贅沢な生活が送れます。

年収3000万円稼ぐには

年収3000万円を貰う人は、全給与所得者の僅か0.3%しかいません。多くのビジネスパーソンにとっては現実味が無く、端から諦めている人も多いのではないでしょうか。

年収3000万円は非常に難しいですが、実現する方法はあります。ここからは、年収3000万円以上を稼ぐ方法を説明します。

そもそも現在の年収は適正?

自身の適正年収を知るには、MIIDASの市場価値診断を活用するとよいでしょう。

MIIDASとは「dodaエージェントサービス」などを運営するパーソルグループが展開する転職支援アプリです。

これまでの経験やスキルを登録すると、7万人の転職データより算出された市場価値や適正年収が表示されます。登録時間はたった5分で、完全無料で利用可能です。

市場価値診断の他に、コンピテンシー(行動特性)診断、パーソナリティ(性格)診断なども無料で受けられます。

MIIDASの特徴は、簡単な登録で市場価値や適正年収を知れるだけでなく、登録内容に興味を持った企業から面談確約のオファーが届くことです。

170,000以上の優良企業がMIIDASを利用しているため、年収3000万円以上を提示する企業のオファーも受け取れる可能性もあります。

会社で昇進を目指す?

現職で昇進を目指すことは、年収を3000万円以上にする方法の1つです。昇進で年収3000万円を目指す主なメリットには、以下の点が挙げられます。

  • 年収アップに伴い、権限が増える
  • 会社内外のステータスが上がる

一方、会社で昇進を目指すデメリットは以下のとおりです。

  • 昇進に時間が掛かる
  • 昇進することが保障されていない
  • 昇進しても年収3000万円に達しない場合がある

仮に年収3000万円に達する会社で働いていたとしても、厳しい社内競争を勝ち進む必要があります。昇進のタイミングを自分でコントロールすることもできません。

会社内で昇進を目指すことは、昇進する時期、昇進後の年収に確証がないため、特に若年層で年収3000万円を目指す人にはおすすめしません。

転職する?

転職で年収3000万円を目指すことは、会社で昇進を目指すよりも確実性が高いといえるでしょう。実際に、以下のメリットがあります。

  • 年収や待遇など、具体的な希望を提示できる
  • 労働環境を自分で選択できる
  • 経験やスキルを十分に活かせる仕事を選択できる

転職で年収3000万円を目指すことは、現職で昇進するよりも確実性が高く、早いタイミングで実現可能です。一方、デメリットには、以下の点があげられます。

  • 現在の仕事と転職活動との両立が難しい
  • 企業との年収・待遇交渉に失敗する可能性がある

転職は年収3000万円を稼ぐのに有益な方法の1つですが、自力で対応するには困難なことも多いです。

転職で年収アップを実現するためにも、転職のプロにサポートしてもらうことをおすすめします。

年収を3000万円以上にしたい人におすすめの転職エージェント

「そもそも年収3000万円の求人紹介は受けられる?」「スカウト方式とは?」など、転職エージェントや転職支援サービスについて疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。

ここからは、転職で年収3000万円以上を目指す人におすすめの転職エージェント・転職支援サービスを3社紹介します。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、業界最大手のリクルートキャリアが運営するハイクラス向けの転職支援サービスです。

ハイクラス求人を扱う転職支援サービスの中では、国内トップクラスの規模を誇ります。

2021年1月時点の公開求人数58,360件のうち、年収3000万円以上の求人を26,913件も保有しています。登録後は非公開求人の紹介も受けられます。

ヘッドハンティング型のサービスのため、ヘッドハンターからのスカウトを待ちながら転職活動を進められます。一般的な転職エージェントと同様に、自ら求人を探すことも可能です。

下記は、年収3000万円以上の求人例です。

企業名仕事内容想定年収
非公開(IT・インターネット関連)経理(CFO候補)1800万~3000万円
非公開(不動産関連)不動産金融事業部長1000万~5000万円
非公開(金融関連)M&Aコンサルタント1200万~3000万円

リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンターのサポート力にも定評があります。ヘッドハンターを自分で選ぶことも可能です。

ハイクラス転職に特化し、サポート力の高いリクルートダイレクトスカウトであれば、年収3000万円以上の転職成功確率を高められるでしょう。

ビズリーチ

ビズリーチ

ビズリーチは、エグゼクティブポジションやグローバル人材など、ハイクラス転職に特化した国内最大規模の転職サイトです。

企業側からスカウトされて応募する「ダイレクトリクルーティング」を導入しており、登録者は企業やヘッドハンターから直接スカウトを受けることが可能です

2021年1月時点で保有する公開求人数は46,851件で、非公開求人も多数取り扱っています。

年収3000万円以上の求人数は正確に把握できませんでしたが、下記の求人が掲載されていました。

企業名仕事内容想定年収
PwCコンサルティング合同会社経営戦略コンサルタント800万~3000万円
株式会社東亜産業法人営業800万~3000万円

スカウト方式は好条件が提示されることが多いため、転職で年収アップやキャリアアップの可能性が高まります。

さらに、ビズリーチでは専門性の高いヘッドハンターによる面接対策や年収交渉などのサポートも受けられます。

無料会員では一部のスカウトにしか返信できず、応募可能な求人も限られてしまうため、有料会員への登録をおすすめします。

登録する(無料)

クライスアンドカンパニー

クライスアンドカンパニーは、マネージャー以上のハイクラス転職で豊富な実績をもつ転職エージェントです。エグゼクティブポジションやポストコンサル転職を得意としています。

2021年1月時点の求人数は、公開求人2,827件、非公開求人6,321件です。登録後は、独占求人や非公開求人の紹介を多数受けられます。

年収3000万円以上の求人数は正確に把握できませんでしたが、年収2000万円以上に条件を絞って求人を検索することは可能です。

下記は、実際の公開求人例です。

企業名仕事内容想定年収
ガートナージャパンコンサルタント(ディレクター~マネージングパートナー)1600万~4000万円
ファーストリテイリングアプリケーションエンジニア960万~3000万円
コーン・フェリー・ジャパン組織・人事コンサルタント1750万~4000万円

クライスアンドカンパニーのキャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングの国家資格を保有しており、全員が転職経験者であることも特徴のひとつです。

ハイクラス転職の実績を豊富に持ち、専門性の高いキャリアコンサルタントが在籍するクライスアンドカンパニーなら、安心して転職活動を進められるでしょう。

年収3000万円以上になるには独立も選択肢に

独立しフリーランスとして働く最大のメリットは、報酬の高さです。年収3000万円以上の高年収を得るために、独立を選択肢に入れている人も多いのではないでしょうか。

ここからは、フリーランスにおすすめの転職エージェント・転職支援サービスを2社紹介します。

BTCエージェントforコンサルタント

BTCエージェントforコンサルタントは、株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングが運営する転職支援サービスで、主にフリーコンサルタントの営業活動を支援しています。

2021年1月時点の公開案件数634件のうち、月収100万円以上は538件保有しています。

独自案件や非公開案件を多数保有しており、月収200万円以上の案件紹介も受けられます。下記は、公開されている案件の一例です。

募集内容報酬/月期間
【流通】財務会計業務刷新におけるSAP導入、IERS対応支援~215万円中長期

保有案件の平均報酬単価は147万円/月で、平均継続契約期間11.5ヵ月です。BTCエージェントforコンサルタントは、高年収と安定した収入が見込めます。

顧問税理士の無料紹介サービスなど、フリーランス向けのサポートも充実しているため、これから独立を目指す人にもおすすめです。

BTCエージェントforエンジニア

BTCエージェントforエンジニア

BTCエージェントforエンジニアは、IT・web業界のフリーランスエンジニアの案件紹介に特化した転職支援サービスです。

Java、PHP、RPA、AWSなどのエンジニアやプログラマーをはじめ、プロジェクトマネージャーなどのハイクラス案件の紹介を受けられます。

運営会社のBTCエージェントforコンサルタントは、SIer系のシステム受託開発も行っているため、取引先企業にSIer系が多いことも特徴のひとつです。

利用者の案件満足度は97.8%を誇り、月収200万円以上の案件成約実績もあります。

2021年1月時点で保有する公開案件数は689件です。下記は、公開されている案件例です。

募集内容報酬/月期間
官公庁 AI開発基盤におけるセキュリティ検証~150万円長期
クラウドプラットフォームを利用した企画支援~150万円長期

上記以外にも、非公開案件を多数保有しているため、登録後はより高単価の案件紹介を受けられる可能性があります。

BTCエージェントforエンジニアは、専門性の高い職種や重要なポジションの案件に参画できるので、年収3000万円以上も望めるでしょう。

年収3000万円の生活レベルまとめ

年収3000万円は日本の平均年収の約7倍で、全給与所得者の0.3%しかいません。年収3000万円に到達することは、富裕層の仲間入りともいえるでしょう。

年収が高いゆえに税金や社会保険料の額も大きく、手取り収入は1700万~1800万円程度(単身世帯の場合)です。

ただし、手取り月収で100万円以上、ボーナスがある場合は年間400~500万円程度もらえ、十分に余裕のある生活が送れます。

年収3000万円以上を目指すには、今の会社で昇進・昇格を目指すことも方法の1つですが、実現可能性が高いのは転職することです。

本記事で紹介した転職エージェント・転職支援サービスは、ハイクラス転職に豊富な経験と実績をもつため、年収3000万円の望みも叶えられるでしょう。

「自分には無理」と諦める前に、信頼できる転職エージェントのサポートを借りて年収3000万円を目指しましょう。