手術室看護師が辛い…8大ストレス要因と対処法

手術室看護師は「看護師の花形」とも言われる仕事で、ドラマや映画などによく出てくるため、憧れる人は多いです。

一方、手術室看護師は常に緊張感を持って仕事をしなければならず、大きなストレスがかかります。

手術室看護師は一般病棟の看護師と比べて、器械出しなど求められるスキルや能力が異なり、業務のギャップに悩まされることもあります。

今回は、手術室看護師がストレスを感じる要因と対処法について解説します。「辛い」と思っている手術室看護師の方は参考にしてください。

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手術室看護師が辛い!オペ室看護師あるある&ストレス要因8つ

手術室看護師は業務そのものに加え、人間関係や体力など多岐にわたるストレス要因に直面しています。

手術室看護師特有のストレスや、「オペ室看護師のあるある話」を実際に働く人たちの声を元に8つご紹介します。

手術室看護師が辛い理由①給料が業務に見合わない

手術室看護師は、命の危機に直面している患者を相手にすることが多いのにも関わらず、給料が見合わないなどの意見が多いです。

手術中は常に張り詰めた空気が漂っています。器械出しは医師と呼吸を合わせなければならず、長時間にわたる手術でも一切気を抜けません

緊急搬送されてきた重篤な患者の対応をすることも多く、高度なスキルと冷静な態度が求められます。

手術室の業務に加え、手術室看護師は「外回り業務」も担当します。術後の患者の経過観察や薬剤の補充など、業務の幅が広く覚えることも多いです。

外回りと手術室の2つの業務をこなすのに、他部署の看護師と同じ給料なのはおかしいと感じる手術室看護師は多いようです。

手術室看護師が辛い理由②性格悪い人が多い

手術室では、看護師・医師ともに「性格が悪い人が多い」との意見が多く、耐えることでストレスを抱える人もいます。

性格の問題もありますが、緊張感の張り詰めた手術室では、その場にいる看護師も医師もシビアになるものです。

手術を素早く進めなければ患者への負担が増すため、オペには正確さと迅速さが求められます。

周りのペースについて行けない手術室看護師を厳しく叱責する医師・同僚看護師もおり、怒られた方は「あいつは性格が悪い」と思ってしまいます。

手術室看護師が辛い理由③拘束時間が長い

手術室看護師は、長時間のオペに入ることも多く10時間を超える手術もあります。拘束時間が長く、ストレスを感じる看護師も多いです。

オペに入ったら別の疾患が見つかり予想外に長くかかる、搬送患者の緊急手術に入る、など予定外の長時間拘束もたびたび発生します。

食事・睡眠は取れるときに取っていかないと、飲まず食わずで仕事を続けなければならない事態もあります。予定のキャンセルも頻繁です。

「常に構えていなければならない」と極度の緊張が続くため、私生活のリズムも崩れ、ストレスを感じる手術室看護師もいます。

手術室看護師が辛い理由④腕力や体力が足りない

手術室看護師には長時間拘束や緊急対応、スピード感が求められるので、体力的に辛いと感じる人も多いです。

手術中は基本的に立ちっぱなしで、腰痛や足のむくみ、肩こりは日常茶飯事です。他にも胃痛など、体に不調が出る看護師もいます。

器械を支える作業で長時間同じ姿勢をキープしなければならないなど、腕も酷使してパンパンになることもあります。外回り時や緊急搬送の患者の介助でも、腕力が試されます。

緊急搬送や患者の急変などの際には走らなければならないこともあり、手術室看護師は他の看護師に比べて体力が必要な仕事です。

これに加えて手術室の緊張感から来る精神的ストレスも重なり、1日の仕事が終わった後にはグッタリすることがあるようです。

手術室看護師が辛い理由⑤医師とのコミュニケーションが難しい

医師とのコミュニケーションがうまく取れず、ストレスを感じる手術室看護師も多いです。

手術中の緊張感あふれる空気が精神的ストレスになるだけでなく、器械出しのやり方を注意する医師がいるなど、ストレス要因は多いです。

特に器械出しは執刀医との意思疎通が大事です。スピード・タイミングを合わせ、時には先回りして医師をフォローことが必要です。

このため、普段から医師とコミュニケーションを取っておかないと、手術の際に呼吸が合わなくなります。

執刀医のほかに、麻酔科医や臨床工学技士、同僚・先輩看護師などともコミュニケーションを取る必要があります。

手術中は特にみんな気を張っているので、当たりがどうしても強くなります。萎縮してコミュニケーションを取りづらいと感じる手術室看護師は多いです。

手術室看護師が辛い理由⑥誰からも感謝されないと感じる

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手術室看護師は患者と接する機会が少ないため、感謝されることが少なく、やりがいを感じなくなることもあります。

術前・術後に患者と会話することはありますが、病態がよくなれば一般病棟に移るため、患者とは一期一会の状況です。

手術に入っていない時間は、手術の準備が主な仕事のため、他の看護師に比べて患者と接する機会は圧倒的に少ないです。

病棟で患者と触れ合いながら元気になっていく姿を夢見ていた人にとっては、こうした状況はストレスがたまります。

感謝されるどころか、術前は不安や緊張を抱えた患者から暴言を吐かれることもあり、やりがいを無くす看護師も多いです。

手術室看護師が辛い理由⑦自己研鑽が大変

手術室看護師は、勉強しなければいけないことが多く、負担に感じる人もいます。

看護学生時代には手術室での具体的な業務について教わることはあまりありません。病院実習でも、手術は患者の命を左右するので、直接見学ができることはほとんどありません。

このため、手術室配属後に勉強しなければいけないことが多く、特に配属1~2年は覚えることだらけです。

特に手術中に使う麻酔など薬の作用や、長時間同じ体勢でいる患者の耐圧など、一般病棟では馴染みの薄い知識を付けなければなりません。

一方、勉強時間を十分に確保できる病院は少なく、業務内で覚えるOJTがほとんどです。いつまでも業務が覚えられず、医師に怒鳴られることもあり、辛いと感じる手術室看護師もいます。

手術室看護師が辛い理由⑧業務の段取りが大変

手術に向けて段取りを組むのも手術室看護師の仕事で、執刀医の癖に合わせた器械の配置や、薬剤の補充、患者の処置の準備などを行わなければなりません。

手術は正確さとスピードが命です。段取りが少しでも悪いと厳しく注意する執刀医もいます。厳しく怒られて萎縮し、何をどう準備して良いかわからないと悪循環に陥ることもあります。

特に緊急手術に対応するには、事前の段取りが特に重要です。人員が揃っていない中で、オペ室や器具の準備などを進めなくてはなりません。

計画を組むのが苦手だったり、マイペースだったりする人は、手術室看護師の段取り業務にストレスを感じてしまうことも多いです。

手術室看護師が辛いときの対処法2つ

ここまで、手術室看護師が辛いと思うパターンを紹介してきました。辛いと感じでも業務に慣れるまで耐えるしかないのでしょうか。

ただ、出口が見えない辛さをずっと耐えるのは難しく、心身を病む心配があります。

ここからは、手術室看護師が辛いと感じたら、採るべき対処法を紹介します。

①手術室看護師の仕事そのものは続けたい場合

手術室看護師は厳しい仕事ではあるものの、患者の命を助ける重要な場面に関われるなど、仕事内容にやりがいを感じる看護師も多いでしょう。

業務そのものには満足しており、医師や先輩看護師との人間関係や給与などの待遇面に不満がある場合は、職場を変えて手術室看護師を続けることをおすすめします。

人間関係や雇用条件の良い職場を自力で見つけるのは難しいので、看護師専門の転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーに希望条件を伝え、新たな職場を見つけてもらいましょう。

初めての転職の場合でも、履歴書の書き方や面接などをフォローしてもらえるので、転職活動に伴う不安を払拭できます。

②手術室看護師から転職したい場合

手術室看護師は1日中手術室で業務をこなすなど、患者と向き合う機会が少なく「手術室看護師を辞めて、一般病棟の看護師として働きたい」と考える人も多いでしょう。

もっと患者に寄り添って働きたいと考えるなら、手術室以外の職場で看護師として働ける環境に移ることをおすすめします。

この場合も、転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーに希望を伝えて求人を探してもらいます。

手術室以外で働いたことがなく、業務経験を活かせる職場がわからない場合も、担当のキャリアアドバイザーに相談しましょう。

手術室看護師が辛い場合におすすめの転職エージェント

それでは、手術室看護師が転職をする際に、利用すべき転職エージェントにはどんなものがあるのでしょうか。

転職エージェントは数が多く、どこに登録したらいいのかわからない人も多いです。ここでは、おすすめの看護師専門転職エージェントを紹介します。

看護ルー(看護roo!)

看護ルー

看護ルーは転職へのサポートが手厚いと評判で、初めて転職活動する人におすすめです。

手術室看護師求人は約1000件で、病院の特徴や給与などの情報が細かく記載されています。

自分で求人を探すこともできますが、自分のプロフィールを登録すると、希望に合った求人を無料で紹介してもらえます。

特に以下の独自サービスに定評があります。

  1. 病院の内部情報を教えてくれる
  2. 退職交渉や給与アップのサポート完備
  3. 的外れな求人を紹介しない(別の求人をすぐに紹介してもらえる)

面接対策も充実していると評判です。本番の面接がうまくいかなかった場合、病院に代わりに交渉もしてもらえます。

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看護のお仕事

看護のお仕事

看護のお仕事は、求人数業界No1をうたい、たくさんの求人の中から転職先を選びたい方におすすめです。

運営はレバレジーズ株式会社で、看護師以外の転職サポートにも実績があります。面接対策や、面接後の病院へのフォローなど、幅広くサポートしています。

正社員・パートの求人が全国12万件もあり、自分の希望に合った職場を見つけやすいです。手術室看護師求人は約1500件あります。

こだわり条件を細かく設定して検索でき、休日や福利厚生も詳細に条件を指定できます。看護師の派遣求人も5000件以上あり、雇用条件なども希望にも合わせた転職活動ができます。

キャリアアドバイザーとの面談は基本的には電話で行いますが、全国に支店があるため近くの店舗で直接相談も可能です。

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マイナビ看護師

マイナビ看護師

マイナビ看護師は、アルバイトや新卒の就職サイトで知られるマイナビが運営しています。転職エージェント大手で、看護師の求人媒体で3年連続認知度No1になっています。

マイナビ看護師は、離職率の低い質の高い求人が多いと評判です。求人数は約37000件で、マイナビブランドを活かした質の高い非公開求人も多く扱っています。

公開されている手術室看護師の求人は約800件です。登録をすると非公開求人も全て開示されます。

ホームページでは様々な観点から求人特集が組まれ、希望の職場や条件が定まっていない人に特におすすめです。

マイナビのノウハウを活かした転職支援も、質が高いと評判です。

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手術室看護師に関するよくある質問

手術室看護師は看護学生時代にあまり関わることがなく、患者と接する機会も少ないので、なかなか生の声が聞くことができず、よく疑問が出てきます。

手術室看護師を巡る、よくある疑問をご紹介します。

手術室看護師に転職した人の志望理由は?

配属先の希望を聞いてもらえず、希望していないのに手術室看護師になることもあります。逆に、自らの希望して手術室看護師になる人もたくさんいます。

希望する理由は主に3つです。

看護師の中でも給料が良い

手術室看護師は長時間拘束されるケースが多いので、一般病棟と比べると給料は高めです。お金を使う暇もない場合があり、「お金が貯まる」と希望する人がいます。

体力のあるうちに経験しておきたい

重い器械を運んだり、走り回ったりすることが多く、体力勝負の手術室看護師は、若いうちに経験しておいた方がいいと考える人もいます。

勉強することも多く、どうせ異動になる可能性があるなら、「体力の余裕ががあるうちに」と考えるのです。

命の危機にある患者を助けたい

手術を受ける患者は命の危機にあることも多く、手術室看護師はまさに「命の最前線」にいます。その分、大変ではあるものの、患者を助けている実感がわきます。

手術室看護師の実態がわかるブログって?

看護師によるブログ更新をしている病院があります。実際に働いている人たちのブログを見ると、手術室の中身や病院の雰囲気などがわかります。

よく更新している看護師ブログは以下の通りです。

手術前の準備の様子など、詳しく出てきます。

なぜこの病院を選んだのかなど、看護師の実態を知れます。

病院を紹介するブログだけではなく、実際に日常で起きていることをブログで発信する看護師もいます。

中堅手術室看護師の仕事の実態を見られます。看護師のプライベートも書いています。

ICUで働く看護師として学んだことを書いています。

手術室看護師はどんな個人目標を立てている?

手術室看護師はどのような目標を立てているのでしょうか?よく手術室看護師が掲げる目標を2つ紹介します。

○年経験する

手術室看護師は立ちっぱなしで長時間の拘束があったり、力仕事が多かったりと、体力勝負が多く、年々辛くなってくる人が多いです。

このため「あと○年やったら、卒業しよう。それまでに○○をできるようになろう!」とゴールを定めて仕事をしています。

資格をとる

手術室看護師は「手術看護認定看護師」の資格が取得できます。すぐに誰でも取れるわけではなく、基準が定められています。

  • 通算3年以上、手術看護分野で実績を積む
  • 手術看護における器械出し・外回り看護師の実績を有する
  • 現在、手術看護部門で勤務していることが望ましい

転職の際も資格は役立つため、手術看護認定看護師の資格取得を目標にする看護師も多いです。

手術室看護師・病棟看護師・クリニック看護師、どれが一番つらい?

手術室看護師、病棟看護師、クリニック看護師の中で、辛いと言われる順番に並べました。

手術室看護師

手術室看護師は体力的・精神的に最も辛いと言われます。通常業務にプラスして、緊急搬送の患者や急患の対応をしなければならず、業務負担が大きいです。

病棟看護師

病棟看護師は、患者や先輩看護師とのコミュニケーションがうまく取れていれば、手術室看護師よりはつらいと感じる人は少ないです。

クリニック看護師

夜勤はなく、決まった時間に休憩でき、休日も多いので、看護師の仕事の中で最もつらくないと言われています。

ただ、職場が小規模なので、周囲の医師・看護師との人間関係がうまくいかないとつらいと感じることがあります。

手術室看護師がつらいならまずは転職のプロに相談を

手術室看護師は花形といわれますが、ここまで述べたようにストレスの多い仕事です。

「憧れて手術室看護師になったものの、働いてみるとギャップがあり過ぎてつらい」と考える人もいるのではないでしょうか。

現状から脱却したいと考える手術室看護師の方は、まずは相談だけでも転職エージェントを利用するのがおすすめです。

担当のキャリアアドバイザーから現状を打破するアドバイスをもらうだけでなく、必要であれば希望に沿った転職先を紹介してもらえます。

「つらい」と感じたら1人で悩まず、転職エージェントに相談してみましょう。どのような働き方をしていきたいのか、キャリアプランを一緒に考えて解決策を見いだしてくれるでしょう。