転職して受け取る退職金で損しないために知っておきたい全知識

転職を考えているのですが、退職金が支払われるのか、心配です…。「知っていればもらえた」なんて嫌なので、退職金に関して詳しく教えてください!
退職金の制度は、変化し続けているので、理解するのが大変ですよね。そこで、退職金に関する全知識をこの記事でまとめました。

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これさえ読めば、退職金で損することなく、転職することができます。ぜひ参考にしてみてください。

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転職しようと思った時には色々なことを考えると思いますが、その中のひとつとして「退職金って支払われるのだろうか?」と思ったりしますよね。特に勤続年数が10年以上と長かったり少ない場合、支給されるかどうかが気になるという人もいると思います。

転職が決まっていない段階では会社の人に聞くに聞けないという人もいると思います。そこで、まずは退職金制度や退職金の相場など知っているようで実は知らないことがたくさんあると思いますので基礎知識としての情報を得てみることをおすすめします。

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転職時に受け取れる退職金の目安は?

まずは、定年退職を迎えるのではなく別の企業へ転職する人の退職金から見ていきましょう。東京都産業労働局の調査報告によると、

勤続年数大学卒高専・短大卒高卒
1年87,00068,00065,000
3年236,000183,000163,000
5年440,000359,000321,000
10年1,148,000959,000912,000
15年2,251,0001,862,0001,747,000

 

この金額はあくまでも一般的な調査なので、現在勤務している会社の退職金の金額とは大きくかけ離れてしまうこともあり、勤続年数が短いと退職金の支給自体を行っていないところもあります。

公務員の退職金事情は?

公務員と言っても地方公務員と国家公務員があり、給与体系はもちろん退職金の扱いにも違いがあります。

地方公務員の退職金は?

定年退職する人の退職金の平均額は、自治体別に見てみると、

都道府県約2,296万円
指定都市約2,337万円
市区町村約2,144万円

となっており、2,000万円台ではあるものの同じ地方公務員でも違いがあります。転職する人は、当然定年まで勤めた人の退職金と比べると少ない金額となります。

国家公務員の退職金は?

国家公務員の場合は地方公務員と違い職種によって退職年齢が変わるため退職金も違います。

50歳~54歳約1,944万円
55歳~59歳約2,500万円
60歳約2,200万円

となっており、地方公務員とそれほど大きな違いはありません。また、途中退職者の退職金は約1,100万円が平均で、かなりの減額となります。

退職金の詳細を調べるには?

退職金を受け取ることができるかどうか、どのくらいの金額が支給されるのかといったものを調べるには、会社の就業規則にどのように書かれているのかをチェックしてみましょう。

  • 退職金支給の基準
  • 支払われる金額
  • 支払日

といったものが書かれています。退職金の詳細は、企業の経営状況や世間の状況に合わせて定期的に変更となり修正が加えられることもあるので、定期的にどう変化しているのかの確認をしておくと安心です。

退職金の計算方法は?

どのくらいの金額の退職金が支給されるかの計算方法は、

  • 基本給や退職理由に関係なくどのくらい在籍していたかの勤続年数によって金額が固定している定額制
  • 基本給、勤続年数、退職理由を支給率に換算して算出する基本給連動型

のどちらかの場合が多いです。退職金はこのどちらかの計算方法を使用し、その企業の考え方によって退職する人たちへ支給されます。

退職金にも税金が!どのくらいの税金がかかる?

毎月のお給料に対して当たり前のように税金は発生しますが、退職金に対しても税金は発生します。

退職金の金額が大きい場合、かなりの税金がかかるのでは?と不安に思うかもしれません。しかし国税庁では、退職所得控除というものを設け一般的な所得とは別の基準に基づいたものとなっています。

また、「退職所得申告書」と言われる所得税法第203条1項各号に定められた申請書を会社に提出する義務があり、この書類に基づいて税金を差し引いた金額が退職金として支給されることとなります。

転職時に受け取れる退職金は今後はどう変化する?

退職金制度は、会社に雇用されその会社を辞めるもしくは定年退職を迎えることで支払われる制度として、年功序列や終身雇用が当たり前だった時代から当たり前に支給されるものとして捉える人が多くいました。

雇用に関するこれまでの常識が大きく変化を遂げる中で、退職金制度も変化しているのです。そしてその変化は今後ますます加速し、形を変えていくことになるのかもしれません。

そこで退職金制度の現状とどのように変化をしていくのかについて少し説明していきたいと思います。

退職金ってそもそも法律では定められていない?!

退職金の支給は、法律で定められている制度ではないため、退職金を支給するかどうかは企業の理念や経営状態によって決めることができ、支給方法や金額などの基準も企業によってバラバラです。

通常、退職金に関する情報は企業の就業規則の中に記載し、その記載内容に基づいて退職金に関する手続きが行われますが、一度決められた退職金についての取り決めは、企業の経営状態などによって変更することも可能となっています。

もともと退職金として企業が支給を始めたのは、長い期間企業で働き貢献した社員が定年退職を迎えることに対する労をねぎらう意味で行われ、その流れが現在も続いているのです。

退職金には、退職一時金制度以外にも複数の制度や仕組みがある

退職金の支給に関する法的なルールというものはありませんが、企業は社員に対して退職金の支給の基準というものを設けています。

大きく2つに分類される以下の制度のどちらかを選択するのか、または両方の制度とも活用するのかを決めたうえで、さらに企業ごとに細かな基準が設けられることもあります。

退職一時金制度

この制度は、従来からの制度です。退職一時金制度は、企業の経営状況などの影響を受けることはありません。

「退職一時金制度の利用」とは就業規則の中に書かれてはいませんが、退職金は一括支給となっていた場合、この制度を利用しているものと思っておくとよいでしょう。

企業年金制度

退職後、分割された退職金を毎月決まった日時、金額でお給料のように振り込まれていくものです。

会社を退職してもまだ在籍しているかのように毎月一定額が支給されるので、在職中と変わらない生活を過ごしたいという人に人気があります。

勤続年数の長い人や、定年退職を迎えたという人の場合は、年金のように支給される制度は、実際に支給か開始されると思った以上に良いもいう評価が高いです。

一方で、数年で転職するという場合や退職金を使用して新しい何かを始めたいという人はやはり退職金は一括で欲しいという思いになるようです。

これまで当たり前だった退職金制度。しかし・・・

厚生労働省の調査によると、退職金制度のある企業は、2013年では75%となっており、5年前の2008年の調査では87%という数値が出ています。5年という期間で、10%以上も退職金制度の導入を取りやめている企業があるというのは、気になるところです。

なぜ退職金制度が減少しているのか、その一番の理由は景気の減退によるところが大きくついで、人口減や団塊世代と言われる人たちが定年退職を迎えることで、退職金制度の維持が難しくなっているという現状が背景にあると言われています。

退職一時金制度ではない退職金制度「退職年金制度」へ

退職金一時金制度は、退職者に多額の退職金を支給しなくてはいけないため企業側の負担がとても大きいことがわかります。

それに備えて企業側は社員の退職金の積立を行っているものですが、これまではその積立金に対して優遇税制を導入していたものを2002年に全廃することになり、さらに企業にとっては厳しい状況となっています。

また、万が一企業が倒産という形になってしまった場合、退職金自体支払うことができなくなってしまうことも考えられます。

このような事態を回避するために導入されはじめているのが「退職年金制度」というもので、生命保険会社や信託銀行などの外部機関を利用した積立タイプのものが今後は主流となっていくと予想されます。

この制度の導入により将来的には、退職金として一度に多くのお金をもらう形ではなく、一定金額を長く受け取る年金のような形になっていく可能性が高まります。

転職の回数が多ければ退職金も期待できないというものでもない

退職金を考えた場合、転職をむやみにすることはあまり良いことではないと考える人もいると思います。

もちろん退職金制度がきちんとしている企業に勤めることができた場合、在職年数によって退職金の金額に反映されてしまうため、転職の回数は少ないほうがいいですし、少しでも長くその企業に勤めることは大切です。

しかし、転職の回数が多ければ退職金も期待できないかと言ったら決してそうとも言い切れません。

退職金のない会社からの転職なら転職も有利に!

現在、退職金制度を導入している企業は全体の約75%と言われており、約4社に1社の割合で退職金制度はないのです。そう考えた場合、転職することは退職金に悪影響を与えるとは言い切れません。

もしも今働いている会社に退職金制度がなかったり、一般的な相場と比べて少ない金額設定となっていた場合は、それよりも条件の良い企業に転職できたら転職を理由に退職金が期待できないということはなくなり、逆に有利になることも考えられるのです。

年収アップでの転職は、退職金そのものもアップする可能性が

転職によって年収アップができた場合、当然ですが退職金の金額もこれまで勤めてきた会社と比べれば、高くなることが予想されます。年収がアップするということは、月々支払われるお給料の基本給が高くなるということですし、それに伴いボーナスもアップすると思います。

ボーナスも退職金もベースとなるのは勤続年数と基本給なので、年収アップできる転職は、たとえ転職の回数があったり、勤続年数が少なめだったとしても、退職金が期待できないということはないはずです。

転職して退職金制度が充実している職場で働くには

転職を考えているけれど、退職金のことなどを考えた時に少し迷ってしまってという場合は、今よりも少しでもお給料のよいところ、退職金制度のあるところなどを目指して転職活動をしてみてはどうでしょう。

同じ職種でも企業によって待遇は様々ですし、自分のやりたい仕事の中で少しでも条件の良いところへ転職したいと思っているのは転職を希望する人にとっては当然のことです。

そこで転職をよりよいものにするために活用したいのが転職エージェントです。給料アップや退職金制度のあるベストな転職におすすめしたい転職エージェントをいくつか紹介していきます。

サポート力が高評価のパソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは特にサポート面での評価が高い転職エージェントです。

業界最大手のリクルートエージェントやdodaと比べると求人数は少なめですが十分な量がありますので、転職先に迷っているという方にもおすすめだと言えるでしょう。

パソナキャリアはキャリアアドバイザーによる親身なサポートが人気です

パソナキャリアを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

30歳 女性

転職に必要になる履歴書の添削をしてもらい記入例も教えてくれるので分かりやすかったです。

転職しようか悩んでいる人は、一度登録して面談をしたほうが、自分の不満やこれなら大丈夫という部分が分かってくるのでおすすめです。

30歳 男性

企業と直接交渉しなくて良い点はメリットだと思います。希望年収なども直接でないので素直に伝えることができます。

など、特に転職エージェントの履歴書や面接に関する添削や対策に対して評価する声が多数ありました。

履歴書や職務経歴書と言った必要書類の作成や、面接が不安な方は登録しておくとよいでしょう。

サポートをしっかりしてもらったうえで転職活動を行いたいという方は登録をしておくとよいでしょう。

様々な転職者におすすめのリクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手とも言われる大手転職エージェントです。

求人数は全国トップクラスで幅広い年代、キャリアに対応しており、全国各地で転職の相談をすることができます。

また、求人の90%が非公開求人となっていますので、好待遇な求人をチェックしたいという方には特におすすめです。

リクルートエージェントを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

31歳 男性

人との会話の中で相談に乗ってくれます。相談した中で求人を探してくれるので、自分では気付かない求人を探してくれるのはすごく助かりました。

24歳 女性

転職時の仕事がなかなか不規則で直前まで予定がわからないような状態の時もあったので企業とうまく交渉をしていただかなければ悪印象になってしまったと思い1番メリットだったと思います。

など、特に転職エージェントのスキルや求人に対して評価する声が多数ありました。

転職活動を行う上で企業との交渉や転職エージェントとしっかり連携して転職活動を行いたい方は登録しておくとよいでしょう。

しかし、より幅広い求人をチェックするという意味でも他の転職エージェントと併用することをおすすめします。

外資系やグローバル企業転職に強いランスタッド

ランスタッド

ランスタッドは、ハイクラスの転職を強みとしている転職エージェントです。

日本国内だけでも60近くの拠点を有しており、地方の求人にも強いのが特徴です

従業員数は、世界も含めると3万人を超えており、非常に信頼できる会社が運営していると言えるでしょう。

一般の転職エージェントに比べ、外資系やグローバル企業の求人が充実しており、“世界最大級の人材紹介会社”とも言われています

一方で、国内の求人数は国内最大の転職エージェントより劣るので、パソナキャリアリクルートエージェントと併用するのが良いでしょう。

スキルアップをしたい人、英語を使った仕事を探している人は、ぜひ登録してみてください。

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転職は退職金で決めるものでもない!

転職をしようと思った時にふと頭をよぎるのが退職金ですが、退職金をもらうことができるかどうか、またどのくらいの金額になるのかという部分だけで転職を考えずに、自分にとってベストな転職を考えることが大切です。

法律で定められていない退職金制度は、あった方が絶対に良いものですが、会社の経営状況によっては変動する可能性もあるため、退職金の部分だけを見て転職先を選ぶのではなく、トータル的に見て選ぶようにしましょう。