「仕事が辛い」と感じている日本人は、6割以上もいます。
この記事を読んでいるあなたも「仕事が辛い」と感じているのではないでしょうか。
仕事が辛いと感じたら、原因を突き止め、対処することが大切です。
この記事では、仕事が辛いと感じる8つの理由と、乗り越える5つのコツについて紹介しています。
記事の最後には、仕事が辛いときの良き相談相手になってくれる転職エージェントも紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
目次
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日本人の「6割以上」が仕事が辛いと感じている
Wrikeが2018年11月29日~30日、全国の18~64歳の男女1,034名を対象にインターネットで実施した調査によると、
(引用:https://news.mynavi.jp/article/20190301-779964/)
日本人の6割以上の人が、仕事に対してストレスを感じていることが分かりました。
つまり、「みんなストレスを感じている」ということです。
そして、会社の規模が大きく、従業員数が多いところで働いている人ほど、ストレスを感じていることが分かりました。
仕事が辛いと感じる理由8つ
では、仕事が辛いと感じている6割以上の人は、どんなことが原因でストレスを感じているのでしょうか?
- 1位 給料が少ない
- 2位 上司や同僚との人間関係が上手く行かない
- 3位 仕事内容に不満がある
- 4位 働き詰めで労働時間が長い
- 5位 社風が自分に合わない
- 6位 頑張っても評価してもらえない
- 7位 結婚・出産するから家庭に収まりたい
- 8位 単純に働くことがイヤ
① 給料が少ない
仕事が辛いと感じる理由として最も多かったのは、毎月もらう給料が少ないということでした。
ちょっと少ないくらいなら「こんなものか…」といった程度ですむ話ですが、労働力と給料が見合ってない程の給料であれば、働く側は不満を抱くのは当然でしょう。
また、現状は少ない給料でも、いずれアップしてもらえるのであれば、まだやる気を出すことができるものです。
しかし、会社によってはボーナスや賞与がない、または給料や年収のアップが見込めないといった場合は、仕事が辛いと感じる方が多いようです。
② 上司や同僚との人間関係が上手く行かない
大人になれば人間関係に悩むことが増えるものですが、会社で上司や同僚との人間関係が上手くいかない方は仕事が辛いと感じるようです。
頭ごなしに怒鳴る上司や、自分のいない場所で陰口をいわれるなど、そういった人間関係がつらくなってしまい、仕事を辞めたいと思うようになるようですね。
または、どれだけ手をかけても全く仕事を覚えてくれない、同じミスを繰り返すなど、後輩との関係性が苦痛に感じる方もいるようです。
人によっては「それくらいのことで」と思うかもしれませんが、この辛さは本人にしかわからないものです。
③ 仕事内容に不満がある
「ノルマをなかなか達成できない…」「そんな簡単に商品は売れない…」など、仕事内容に対する不満から仕事が辛いと感じてしまうようです。
営業マンに多い理由となっていて、中には高齢者への商品販売が心苦しいという意見もあり、仕事だからと割り切れないことから不満に感じてしまうのでしょう。
また、営業マンだけでなく専門的な職種で働く方も、仕事内容による不満から仕事が辛いと感じることがあるようです。
例えば、「毎日同じことの繰り返しで嫌気がさす」「命を預かる仕事は責任が重い」など、専門職にしかわからない辛さがあるようですね。
④ 働き詰めで労働時間が長い
働き詰めで労働時間が長い方は、疲労回復が間に合わず、毎日の疲れから仕事が辛いと感じているようです。
最近では残業をなくす取り組みを行なっている会社が多いですが、職種によっては残業を求められることもあるでしょう。
また、メディアに関わる仕事をされている方の中には、会社での寝泊まりが続くこともあるといわれています。
さらに、同僚から食事や飲み誘われても断る頻度が増えてしまい、結果的に人間関係で悩むことにも繋がります。
仕事とプライベートの両立ができず、来る日も来る日も仕事ばかりだと、疲れ果ててしまい仕事を辞めたくなる気持ちが芽生えてしまうものです。
⑤ 社風が自分に合わない
入社する前はやる気に満ち溢れていた方でも、いざ社員として働いてみると社風が合わず、退職を考える方も少なくありません。
「このままここで働いて良いのか?」「将来的には大丈夫なのか?」と不安を感じるようになり、仕事が辛いと感じてしまうのでしょう。
また、社風が合わないことから、職場に自分の居場所がないと感じてしまう方もいるようです。
いてもいなくても良いような状況では、無力感を感じるため、誰でも辛いと感じてしまうのではないでしょうか?
⑥ 頑張っても評価してもらえない
一生懸命頑張って成果を上げたのにも関わらず、上司から評価してもらえないという方は、仕事へのやる気がなくなり、最終的には頑張ることが辛いと感じてしまうようです。
また、上司に気に入られている社員はちょっとしたことでも評価されているのに対し、自分がいくら頑張っても何も変わらないというのもやる気がなくなってしまうものです。
また、実力主義で仕事をされている方は、年功序列制の会社にはむいていないようです。
年功序列制の会社では、仕事で成果を出しても評価をされず、給料をアップしてもらえないため、仕事に対するやる気がなくなるそうです。
⑦ 結婚・出産するから家庭に収まりたい
女性の方は結婚や出産がきっかけで家庭に収まりたいと考える方も多いでしょう。
しかし、上司に退職の相談をすると嫌な顔をされ、それ以上相談することもできず、嫌々仕事を続けることになったという方もいるそうです。
出産を控えている場合は、ある程度の期間で退職することができるでしょう。
ですが、結婚というだけではなかなか退職できず、仕事が辛いと感じるようになるようですね。
また、転職を考えたとしても、女性は結婚や出産によって退職をする方が多いことから、なかなか受け入れてくれる企業が少ないといわれています。
そのため、転職活動さえも嫌になり、仕事を探すことさえも辛いと感じてしまうかもしれません。
⑧ 単純に働くことがイヤ
仕事が辛いと感じている方の中には、「単純に働くことがイヤ!」と考えている方もいます。
そもそも働くことが嫌なので、自分がやってみたいと思った仕事に就いても、最終的には「仕事が辛い…」と感じてしまうようですね。
英米の人も同じように仕事が辛いと感じている?
Wrikeが2018年6月25日にUS/UK在住の18~60歳の男女1,102名を対象に実施した調査によると、
(引用:https://news.mynavi.jp/article/20190301-779964/)
仕事が辛いと感じている人は、3割程度しかいないことが分かりました。
そして、「どちらとも言えない」が4割を占め、「ストレスを感じない」という人も3割弱いました。
英米の人は、すぐに職場を変えている!?
「仕事上のストレスが原因でどのような行動を起こしたことがあるか」という質問に対して、
(引用:https://news.mynavi.jp/article/20190301-779964/)
英米の人の6割以上が「新しい仕事を探した」ことが分かりました。
上図を見てみると、日本人は「ストレスを抱えながらも、同じ職場に居続ける」傾向にあり、英米人は「仕事がしやすい環境を積極的に探しに行く」傾向にあることが分かります。
仕事がつらい状況を乗り越えるためにすべきこと
ここでは、仕事が辛い状況を乗り越えるためにすべきことをご紹介します。
仕事が辛いと思う理由を考える
仕事が辛いと感じたときは、辛いと思う理由について考えてみましょう。
何に対して不満や悩みを抱えているのか、それは自分に原因があるのかなど、辛いと思う理由を考えることで、原因や改善策が見つかるかもしれません。
よく考えた上で、今後も続けていけるのか、転職をするべきなのかを自己判断できるのであれば、周りに相談する必要もないでしょう。
また、自分に何かしらの非があるのであれば、仕事が辛いと感じているのは自分に原因があるかもしれません。
仕事が辛いという現状を改善できる方法の一つなので、まずは理由を考えてみてください。
「自分の市場価値を把握する」習慣をつける
皆さんは「自分の市場価値」を把握していますか?
おそらく、「転職を考えた時にだけ把握する」という人が多いと思います。
しかし、仕事が辛いとあまり感じていない英米の人は「常に自分の市場価値を把握」しています。
その理由は大きく2つあります。
- ① より良い職場があれば、転職するため
- ② 他のどの職場よりも、今の職場が一番良いと納得するため
理由① より良い職場があれば、転職するため
当たり前ですが、今の職場よりも条件が良いところや、自分に合ったところがあれば、転職するためです。
「仕事が辛い」と感じてから転職活動を行うのではなく、「常にベストな仕事環境を探す」ようにしましょう。
理由② 他のどの職場よりも、今の職場が一番良いと納得するため
今の職場に何かしらのストレスや、不満を抱えている人は、「ここよりももっと良い職場があるだろう」と思っているはずです。
つまり、自分の職場が良いのか悪いのかというのは、他の職場と比較して初めて分かるのです。
例えば、今の職場でもらっている給料が、自分の市場価値における最高額であった場合はどうでしょうか。
また、他の職場のほうが労働条件が悪く、勤務時間も長かった場合はどうでしょうか。
「今働いている職場が、現在のベストなんだ」と腹落ちすれば、ストレスや不満は、かなり軽減されるはずです。
ミイダスで市場価値を知る
自分の市場価値を知るために便利な「ミイダス」というツールがあります。
「常に自分の市場価値を知るなんて大変!」と思った方も、ミイダスを利用すれば、簡単に自分の市場価値を知ることができます。
しかも、利用料は「無料」なので、安心して利用することができます。ぜひ登録してみてください。
転職する
ミイダスで自分の市場価値を知って、今よりも良い条件の転職先が見つかったら、転職することも考えましょう。
今の職場でストレスの対処法を探すよりも、心機一転転職してしまった方が、早いことは多いです。
信頼できる人に相談する
一人で悩んでいても良い解決策はなかなか思い浮かばないものですし、ストレスが溜まる一方です。
ですが、信頼できる人であれば口外されることもありませんし、良いアドバイスをもらうことができるかもしれません。
また、自分の悩みを人に話すことでストレスの解消にもなりますし、前向きな考え方ができるようになるでしょう。
仕事が辛く退職を考えてときは、信頼できる人に相談してみてください。
心理カウンセラーに相談する
精神的に限界を感じている方は、専門家である心理カウンセラーに相談してみましょう。
あなたの悩みや相談を親身になって聞いてくれるだけでなく、今後も仕事を続けていけるのかを、あなたの精神状態から的確に判断してくれます。
精神的に限界を感じ、「耐えるべきか、辞めるべきか」と悩んでいるのであれば、一度心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
ちなみに、心理カウンセラーへの相談は、会社のあらゆる悩み・相談・愚痴を話したとしても、守秘義務があるため誰かに知られるといったことがないという安心感もあります。
そのため、「信頼できる人はいるけど相談しづらい…」という方にも、心理カウンセラーはおすすめかもしれません。
仕事が辛いと感じて、新しい職場を探したい人におすすめしたい転職エージェント
「今の仕事が辛いから転職したい!」「自分にあった仕事をしたい!」そう考えている方におすすめの転職エージェントをご紹介します。
サポート力が高評価のパソナキャリア
まず、仕事が辛いと感じている人におすすめなのは「パソナキャリア」です。
仕事が辛いと感じている場合には、まず誰かに相談をして、客観的な視点も入れながら、解決策を探していく必要があります。
パソナキャリアは、親切・丁寧なサポート力に強みを持っているので、仕事が辛く感じるときの相談相手として、最適です。
また、転職実績も豊富なため、提案力が非常に高いです。
その人に合った職場・企業を紹介してくれるので、納得して転職活動を行うことができるでしょう。
パソナキャリアを実際に利用した人の評判
29歳 女性 事務員
45歳 男性 製造業
様々な転職者におすすめのリクルートエージェント
次に、仕事が辛いと感じている人におすすめなのは「リクルートエージェント」です。
リクルートエージェントの最大のメリットは、扱っている情報量が多い点です。
求人数は公開求人だけで17万件を超えており、新しい職場を探すにはうってつけです。
さらに、登録者が約87万人、転職決定者が約4万人のデータがあるので、どういった解決策が自分にとってベストなのか、非常に見つけやすいです。
リクルートエージェントでは、そういったさまざまな解決策を見つける場として利用するのが良いでしょう。
リクルートエージェントを実際に利用した人の評判
35歳 男性 通信会社営業
26歳 女性 団体職員
外資系やグローバル企業転職に強いランスタッド
最後に、仕事が辛いと感じている人におすすめなのは「ランスタッド」です。
ランスタッドは、海外やハイクラスの転職に目を向ける上で、最適な転職エージェントです。
仕事が辛いと感じている原因を解決するために、海外の企業に転職する場合は、ランスタッドがおすすめです。
ランスタッドのアドバイザーとも話をして、どういった解決策がベストなのか、探してみてください。
ランスタッドを実際に利用した人の評判
22歳 男性 ライター
29歳 女性 事務員
まとめ
- 日本人の6割以上が仕事が辛いと感じている
- それに比べて、英米人は3割程度しか仕事が辛いと感じていない
- 日本人は「ストレスを抱えながらも、同じ職場に居続ける」傾向にある
- 英米人は「仕事がしやすい環境を積極的に探しに行く」傾向にある
- 常に自分の市場価値を知り、転職に備える
- 信頼できる人に相談したり、心理カウンセラーに相談するのもあり
日本は非常に働きにくい国なので、仕事が辛いと感じてもある意味仕方ありません。
仕事が辛いと感じたら、転職エージェントを利用して、より良い職場を探してみましょう。