楽天株式会社は、日本ひいては世界のインターネット業界で活躍する企業として有名です。
また、インターネットだけでなく、クレジットカード産業に参入したり、仙台で楽天球団を立ち上げたりと、今までの常識を打ち破ってきた企業でもあります。
そんな楽天に転職したいという人も多いと思いますが、かなり人気な企業なので、選考倍率も高いです。そのため、しっかりと企業分析をしないと内定率はグッと下がってしまいます。
この記事では、楽天への転職を考えている方に向け、楽天の基本情報から選考の傾向、内定を取るための秘訣まで詳しく解説しています。
記事の最後には、楽天への転職を成功させるのに不可欠な転職エージェントも紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
目次
各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。
転職する前に確認したい!楽天の基本情報
楽天への転職を考える際に、まずは楽天の基本情報について知りましょう。楽天がどのような会社なのか、どんな事業を行っているのか、どのような理念を持って働いているのか、
そのようなことを知ることで、自分が本当に楽天に転職したいか、自分に合っているかが分かります。それでは早速見ていきましょう。
会社概要
最初に楽天の会社概要について見ていきます。
社名 | 楽天株式会社 |
---|---|
代表 | 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史 |
本社所在地 | 〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号楽天クリムゾンハウス |
設立 | 1997年2月7日 |
株式店頭上場 | 2000年4月19日 |
資本金 | 205,924百万円(2017年12月31日現在) |
従業員数 | 単体:5,831名 連結:14,845名 (2017年12月31日現在) |
平均年齢 | 34.0歳 |
平均年収 | 700万円 |
事業内容 | Eコマース インターネット フィンテック プロスポーツ |
楽天株式会社は1997年に設立され、圧倒的なスピードで成長し、2000年には東証一部上場を果たしています。
従業員数は単体で5,831名、グループ連結だと14,845名と多く、現在ではいわゆる大企業となっています。
企業理念
『イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする』が楽天のミッションとして掲げている理念です。
グローバルイノベーションカンパニーとして、ユーザーや取引先企業へ満足度の高いサービスを提供し、多くの人々の成長を後押しすることで、社会を変革し豊かにしていくことを目標にしています。
グローバルイノベーションカンパニーとは、世界中の人々が夢を持ち幸せに生きられるために知力と創造力と想いを集結し、何事も成し遂げていく企業のことです。
楽天は、この理念のもと、世界の常識を覆すようなイノベーションを起こしていく企業になります。
事業内容
楽天グループの事業は楽天市場を中核に、世界中の人に向けた多岐に渡るサービスを展開しています。大きく分けると
- Eコマース
- メディア&スポーツ
- コミュニケーション&エナジー
- インベストメント&インキュベーション
- フィンテック
の5つの事業を行っています。
Eコマース
Eコマースでは、ショッピングや旅行、レジャーなどの日々の生活に関するものを、インターネットサービスを通じてより楽しく便利にする様々なサービスを提供しています。
主なサービスは、
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- 楽天ブックス
- 楽天ラクマ
- Rakuten BRAND AVENUE
- 楽天ペイ etc…
などがあります。
メディア&スポーツ
メディア&スポーツでは、動画や電子書籍などのデジタルコンテンツから、オンラインメディア、マーケティングソリューション、スポーツを展開しています。
主なサービスは、
- Rakuten TV
- 楽天infoseek
- 楽天レシピ
- 楽天みん就
- 楽天データマーケティング
- 東北楽天ゴールデンイーグルス etc…
などがあります。
コミュニケーション&エナジー
コミュニケーション&エナジーでは、携帯事業をはじめとする情報通信や、電力・エネルギーのソリューション開発などのサービスを展開しています。
主なサービスは、
- 楽天Mobile
- 楽天コミュニケーションズ
- 楽天エナジー
- Viber
- Rakuten Aquafadas
などがあります。
インベストメント&インキュベーション
インベストメント&インキュベーションでは、世界中のコーポレート・キャピタル・インベストメント事業を運営し、さらに新サービスの開発および提供もしています。
主なサービスは、
- 楽天キャピタル
- Rakuten Ragri
- 楽天ドローン
- 楽天Air Map
- Rakuten Super English
- 楽天超ミニバイト
などがあります。
フィンテック
フィンテックでは、クレジットカードなどの決済サービスを中心に、ポイントプログラム、インターネット銀行サービス、証券取引サービスなどのフィンテック(金融)系のサービスを提供しています。
主なサービスは、
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天Edy
- 楽天生命
- 楽天インシュアランス etc…
などがあります。
福利厚生
楽天の基本的な福利厚生は以下の通りです。
- 各種社会保険完備(厚生年金保険、健康保険、労災保険、雇用保険)
- 通勤交通費
- 育児休暇
- 結婚休暇
- 有給休暇
- 従業員持株会制度
- スポーツ クラブ法人会員
- ビザサポート
- リロケーションサポート
- 仕事と育児の両立支援サポート(社内託児所、授乳室の設置)
一般的な福利厚生制度は整っていると言えるでしょう。
また、社内に無料で利用できるカフェやライブラリ、サロンやジムを設備しているなどの特徴もあります。
楽天の特徴
楽天を一言で表すなら、楽天市場などのEコマース事業を中心にオンライン金融サービスなど様々な事業を手掛けるグローバルIT企業と言えます。
数々のイノベーションを遂げる楽天ですが、様々な特徴を持っています。
社長が魅力的である
楽天の創業者であり、現在の代表取締役会長兼社長は言わずと知れた三木谷浩史社長です。
一代でこれほど大きい会社を築いたエリート実業家ですが、実は中学時代から煙草を吸うような不良だったようです。
しかし、両親から「本質を見抜くこと」の大切さを教えられてきたため、高校から猛勉強を始め、一橋大学に入学。
卒業後は、日本興業銀行に就職し、楽天を立ち上げました。
三木谷社長は、日本ではEコマースは根付かないという世間の評判の中、本質を見抜き、ここまで楽天市場を大きくしてきました。
社内公用語は英語
2010年より、楽天での社内公用語が英語になりました。普段の会話はもちろん、会議やメールなどもすべて日本語ではなく英語で行っています。
現在、楽天では70か国以上の国から社員が集まっており、全社員の中の20%超が外国人となっています。
つまり、5人に1人が外国人となっており、会議などにおいても外国人がいることがしばしばあるため、必然的に英語を使用する状態になっています。
早い段階から世界に目を向け、海外の優秀な人員を確保し続ける楽天ならではの特徴と言えます。
入社する際にも、TOEICの点数が800点以上の保有者でなければ入社できないことからも、楽天がいかに英語に力を入れているのかが分かります。
楽天経済圏
楽天は、Eコマースやフィンテック、通信、コミュニケーションサービスなど多岐にわたる70以上のサービスを展開しており、
現在世界で12億人以上のユーザーに楽天のサービスを利用されています。
そして、これらのサービスを関連付け、「楽天経済圏(楽天エコシステム)」を形成しています。
この楽天経済圏では、楽天会員は共通のIDで複数のサービスを利用でき、さらに利用時に獲得できる楽天スーパーポイントを共通して貯める・使用することができます。
生活からお金・レジャーなど、幅広くカバーすることで、顧客の楽天経済圏への流入拡大を狙っており、利便性の高いサービスで顧客満足度を上げています。
現在の楽天会員数は約1億人にもなり、楽天経済圏内のサービスを複数利用している会員は約70%と、ユーザーを非常にアクティブに活動させることができています。
売上1兆円企業
もう一つの特徴として、楽天は間もなく売上高1兆円規模の企業に成長するということです。
過去3年間の楽天の売上高及び、当期利益を見てみましょう。
2015年 | 2016年 | 2017年 | |
---|---|---|---|
売上収益(百万円) | 713,555 | 781,916 | 944,474 |
当期利益(百万円) | 44,280 | 38,435 | 110,488 |
この数字を見ると、楽天がいかに成長しているかが分かると思います。2017年の売上収益では9,445億円となっておりもうすぐ1兆円規模の企業になります。
また、楽天の国内流通総額では、2017年で3.4兆円となっており、楽天がもたらす影響力の大きさが分かります。
因みに流通総額とは、楽天の売り上げだけでなく、楽天市場などの楽天サービスの加盟店が、楽天のサービスを経由して得た売り上げを含めた総売り上げのことを指します。
楽天の収益はEコマース事業とフィンテック事業
楽天は様々な業界に進出しており、それに伴い様々な事業を行っていますが、楽天の売り上げはEコマースとフィンテックの二つに分けられます。
内訳は、2018年度の第二四半期では、64.2%がインターネット事業で35.8%がフィンテック事業となっています。
日本ではEコマースはなじまないと言われてた時に、見事に楽天市場を成功させ、さらに、Eコマースと相性の良いクレジットカードなどのフィンテック、
この二つを会社の両輪とし、好循環で成長を続けていると言えます。
楽天の転職情報
これまで楽天の会社情報や、主な事業や特徴について説明してきましたが、そんな楽天はどのような採用を行っているのでしょうか。
詳しく見てみましょう。
募集職種
楽天のキャリア採用では役割ごとに別々で募集しています。楽天には主に4つの役割があります。
ビジネス
ビジネスでは、営業やマーケティング、経営企画など楽天のビジネスの最前線に立ち、積極的に利益を追求する役割になります。
募集職種は以下の通りです。(※時期によっては募集していない職種もあります。)
- 戦略・経営企画
- 新規事業企画・サービス企画
- 営業・コンサルタント
- マーケティング・PR
- データサイエンティスト・データアナリスト
- 金融専門職
- 物流・SCM
- カスタマーサポート・運用管理
プロダクト開発/エンジニア
楽天サービスを支えるシステム運用・開発の役割を担い、ただの開発という枠に捕らわれず、サービスを進化させるエンジニアです。
募集職種は以下の通りです。(※時期によっては募集していない職種もあります。)
- プロダクトマネージャー
- アプリケーションエンジニア
- インフラエンジニア
- セキュリティーエンジニア
- データサイエンティスト
- リサーチャー
- テクノロジーマネジメント
- 開発サポート
クリエイティブ
映像制作やWEBデザイナー、プロデューサーなど楽天のデザイン面やブランディングの役割を主に担っています。
募集職種は以下の通りです。(※時期によっては募集していない職種もあります。)
- プロダクトマネージャー・プロデューサー
- プロジェクトマネージャー・ディレクター
- UX
- デザイナー
- フロントエンジニア
コーポレート
人事や総務、財務など楽天グループ全体を管理する役割を担っています。
募集職種は以下の通りです。(※時期によっては募集していない職種もあります。)
- 人事・総務・コーポレート
- コミュニケーション
- 法務・知的財産・内部監査
- 財務・経理
平均年収
楽天の平均年収は、600~700万円で、IT業界の中では比較的高い給与となっています。
しかし、給与は半年に一度の社内におけるランク付けによって変動しており、安定性には欠けると言えます。
また、給与には月40時間の見込み残業代が含まれてます。ちなみに『カイシャの評判』の口コミをまとめると、楽天の平均残業時間は月40時間程度で、部署によって残業時間が大きく異なります。
平均して20時には帰れる場合が多いようです。
楽天の評価制度
楽天では、仕事において社員が発揮した能力と成果をもとに、半年に一回ランクの評価を行っています。能力によって給与が決まり、成果によって賞与が決まる仕組みになっています。
能力の評価には、楽天主義の中の本質的な個所11個の項目から定義されており、その評価でグローバルで共通された6段階(B~AAA)のランク付けを行います。
このように楽天では、社員の勤続年数に関わらず、入社が浅い社員でも能力や成果に対して正当な評価を受けることができる環境を用意しています。
育成方法
楽天では、常に学び続けるイノベーションカンパニーを目指しているため、人材教育にも力を入れています。
「個人」「組織」「グローバル」に関するスキルアップを重視しており、大きく分けて3つの研修制度を取り入れています。
階層別研修
組織で大きく活躍していくための知識を学ぶ研修制度です。
階級別に分かれており、新卒研修から、メンター研修、コンピテンシー開発、マネジメント研修まで様々なステップがあります。
ビジネススキル研修
階層別研修で知識をインプットするだけでなく、組織で発揮するためにチームで学ぶ研修です。
種類別に分かれており、思考系トレーニング、ビジネスの定石系トレーニング、リーダーシップ系トレーニングがあります。
Englishnization Next
読み書きだけの英語ではなく、スピーキングなどの実践的な英語教育を学ぶ研修です。
English Skill、Cross-culture Management、グローバルリーダー育成などがあります。
楽天で働く魅力
楽天で働くことには、様々な魅力があります。
今まさに成長を続け、社会に影響を与えている会社ですから、そこで働く経験は仕事に対するやりがいや成長を感じられるでしょう。
大きな案件に携われる
楽天で働くやりがいは、楽天経済圏で大きな案件に関われることでしょう。
楽天経済圏とは、生活からお金・レジャーなど、人々が生きていくうえで欠かせないモノをより便利にしていくためのものです。
そして楽天の社員にはこの楽天経済圏を拡大していくという役目を与えられています。
つまり、特定の分野や固定概念にとどまらず、世界中でイノベーションを起こし、社会貢献をしていく。
今あるサービスを他業種・他分野に組み合わせていくことで、今の楽天をさらに大きくしていくことに直接かかわることができます。
自身のキャリアを成長させる
楽天は非常に優秀な方が多いです。
そのような人たちと働くことは、自身の成長に繋がり、キャリアプランに大きな選択肢を与えてくれる企業だと思います。
また、職場環境も充実しており、働きやすい環境を整えております。
実際に、楽天出身の社長も多く存在し、楽天で働くことは、今後の自分の大きな力になると言えます。
転職成功のポイント
楽天で転職する際に、内定率を上げるポイントは転職エージェントを活用することです。
転職エージェントを活用するべき理由は大きく分けると下記の3点です。
- 転職エージェントならではの非公開求人をもらえる可能性がある
- その企業に特化した対策・情報収集をしてくれる
- 企業に直接、年収アップなど待遇の交渉をしてくれる
転職エージェントの非公開求人をもらえる
転職エージェントには、一般的な転職サイトや企業採用ページには載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
実はこういった非公開求人情報のほうが多いといわれています。大手転職エージェントには、楽天の非公開を持っている可能性は十分にあります。
さらに、競合他社に知られずにスキルのある人だけを採用するために、非公開求人を出すこともあるため、より条件の良い求人に巡り合うかもしれません。
その企業に特化した対策を行ってくれる
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そういった情報をもとに、面接の対策を行ってくれるため、一人で対策を行うよりもより有利に対策を行うことができます。
企業に年収アップの交渉を行ってくれる
せっかく企業からの内定がもらえそうでも、企業に直接年収の交渉を行うことは中々やり辛いところがあります。
中には、切り出すタイミングが分からず、交渉すらさせてもらえないケースもあります。
しかし、転職エージェントを活用すれば、転職希望者と企業との間に立ち、正当な年収の交渉を行ってくれるため、個人で転職活動を行うよりも条件が良くなる可能性が上がります。
楽天に転職するなら登録すべき転職エージェント
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転職エージェントに実際に登録してからの流れはどうなっているでしょうか。実際に登録してから、内定までの流れを見てみましょう。
① 転職エージェントに登録する
まずは、転職エージェントのホームページから登録します。
転職エージェントによって項目は異なりますが現在の職業や年収、希望する職種や勤務地、基本的なプロフィールなどを記入すればすぐに登録を行うことができます。
② 転職エージェントから連絡が来る
登録後、1週間程度で担当のキャリアアドバイザーから電話かメールで連絡が来ます。希望する転職先の条件の確認や、面談日の調整などを行います。
③ 担当のアドバイザーと面談
面談日の調整を行った後、実際に来社して担当のキャリアアドバイザーと面談を行います。
転職希望者のスキル・キャリアの棚卸から、希望する企業の条件までヒアリングを行い、早ければその場で求人情報を紹介してくれる場合もあります。
※来社が難しい場合は、電話での面談も受け付けている転職エージェントもありますので、しっかりと確認しましょう。
④ 書類・面接対策
ヒアリングを行った後に、希望に合った求人情報の紹介を行ってくれます。その中にはもちろん非公開求人も含まれています。
そこに、行きたい企業があれば、早速申し込み、キャリアアドバイザーが手続きを進めてくれます。
その後、その企業の傾向・特徴をもとに、転職希望者と共に職務経歴書などの書類や面接対策を一緒に行ってくれます。
また、企業に応募する際には、担当のキャリアアドバイザーが推薦状を書いてくれます。
推薦状とは、なぜその企業に応募することになったのかが書かれており、面談でアドバイザーと話した内容がもとになっております。
この推薦状が選考で有利に働くケースも多々あるので、推薦状もしっかりと確認するようにしましょう。
⑤ 面接・内定
実際に応募したら、面接が行われます。面接日などの調整も、キャリアアドバイザーが間に入り、転職希望者の代わりに調整を行ってくれます。
また、自分では聞きづらい年収や入社日の調整などもすべてキャリアアドバイザーが行ってくれるため、面接対策にだけ集中して取り組むことができます。
楽天転職におすすめな転職エージェントを上手に活用するコツ
転職を成功させたいと誰もが思っているはずです。そこで、転職に失敗しないためのコツを紹介します。
複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントには、一つではなく、複数社に登録するようにしましょう。なぜなら、
- 転職エージェントによって抱える求人が異なる
- 担当のキャリアアドバイザーとの相性が異なる
- 強い業界が異なる
といったような理由があるからです。
転職エージェントに登録すると、基本的にまず担当のキャリアアドバイザーが付きますが、会社によってキャリアアドバイザーとの相性が違います。
一方のキャリアアドバイザーとはうまくいかなかったのに、もう一方のキャリアアドバイザーとはうまくいったというような話はよくあるため、
1つで満足せずに、必ず2社以上の転職エージェントに登録するようにしましょう。
担当とうまくいかないようだったら申し出る
担当のキャリアアドバイザーとかみ合わない様だったら、恐れずに変更を申し出るようにしましょう。
転職エージェントによっては、担当のキャリアアドバイザーを変更してくれるところがあります。
転職活動において、キャリアアドバイザーの存在は非常に重要なので、遠慮せずに自分に合った担当に出会えるように変更を申し出ましょう。
定期的にログインを行う
中には、転職をしたいけど忙しくて今すぐに転職活動を行えるわけではない。といった方も多いでしょう。
そういった方でも、転職エージェントに定期的にログインするようにしましょう。
なぜなら、転職エージェントには日々新たな求人情報が入ってきます。そういった求人の案内を転職希望者に連絡するわけですが、
連絡をする優先順位が、最終ログインや更新日が近い人に優先的に送るようにしている会社が多いからです。
最終ログインが昔になればなるほど、もう転職活動が終わったとみなされ、求人の案内を送る頻度が少なくなってしまいます。
忙しくても、最低週に一回は転職エージェントの会員ページにログインを行い、最新の求人情報を獲得するようにしましょう。
楽天への転職方法まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、楽天の転職に関する情報を紹介してきました。
紹介した内容を簡潔にまとめると、
楽天は、楽天市場などのEコマース事業を中心にオンライン金融サービスなど様々な事業を手掛けるグローバルIT企業です。
グローバルで活躍していくために、社内での公用語を英語にし、外国人の採用も積極的に行っています。
そのため、入社にはTOEIC800点以上のスコア保有者でないと入社できず、楽天への転職には英語の対策は必須と言えます。
また、大きな案件に携われること、優秀な社員が多いことからも自身の大きな成長に繋がるため、選考倍率は高くなっています。
内定率を上げるためにも、複数の転職エージェントに登録することが重要になってきます。
自分のキャリアを広げたい、起業してみたいといった方は、良い経験ができると思うので、是非楽天に転職できるよう頑張ってください。