JTBは、日本で最大かつ世界規模の事業を行っている旅行会社です。
旅行をするとき、一度は利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
JTBはかなり認知度の高い旅行会社ということもあり、人気な企業です。企業HPで中途採用を行ってはいるものの、転職難易度は高いでしょう。
この記事では、JTBの基本情報から、転職方法まで詳しく解説しています。
記事の最後では、JTBへの転職におすすめな転職エージェントも紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
目次
各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する。
「JTB」転職に向けた企業研究はこれでOK!
転職したいときには何かと時間をかけてしまう「企業研究」。JTBのことが一目でわかるよう、企業や事業の概要をまとめました。
JTBの会社概要
JTBは、旅行会社として日本で最大かつ世界規模の事業を行っている株式会社になります。
JTBは1912年3月12日に創業されました。既に創立から106年以上経っている、旅行業界では老舗の企業ですね。
主に日本国内やヨーロッパを中心にパッケージツアーを展開しています。最近では、海外の富裕層やアジア諸国のニューリッチに向けて新たな旅行販売を発掘しています。旅行業界だけでなく、商品企画や出版といった幅広いジャンルの事業も展開しているのが特徴です。
JTBの転職需要は?
JTBの転職需要としては、様々な職種で募集されているので比較的中途採用に関してもチャンスがあるといえるでしょう。
JTBへの転職を考えている方は、豊富に転職のチャンスが存在すると考えられます。「JTBに転職したい」と少しでも考えている人は、この機会に挑戦してみてください。
JTBのスローガンは?
「感動のそばに、いつも。Perfectmoments,always」私たちJTBグループの全社員が、胸に刻んでいるブランドスローガンです。
ーお客様に、感動を提供するため、近しい存在であり続けること
ーお客様が、感動で満ち足りたとき、その傍らには私たちがいること私たち自身がお客様と向き合う全ての瞬間に、真摯に全力を注ぐという意志を込めています。
JTBは、お客様に寄り添って、お客様に感動を与えるという企業のミッションが存在しています。
また、社会貢献活動も活発に行い、お客様との交流や、地球環境の保全に努めている企業でもあります。
その他にも、グローバル事業や、法人向けソリューション事業、地域活性化事業など、旅行業界の枠組みを超えて文化交流事業までも手がけています。
職場環境としては、非常に働きやすいと評判の企業です。
JTBの仕事内容
JTBの仕事内容として思い浮かぶのは「旅行の企画」や、「ツアーコンダクター」ではないでしょうか。
ツアーコンダクターとは、JTBの企画した旅行に動向して、お客様をサポートするのが主な業務になります。旅行するお客様が安全で楽しい旅にできるように心配りが必要な仕事です。
ツアーコンダクターだけでなく、JTBの中途採用は多岐に渡っています。
現在募集されている職種としては、
- 企画営業
- マーケティング
- 社内SE
- ウェブディレクター
- 人事
- 総務
- 法務
- リスク管理
- ライター
など、様々な業務で募集がかけられています。このように、ツアーコンダクターだけでなく様々な分野で募集があるため自分がやりたい業務があるか確認してみてください。
それぞれの求人ごとに「実務経験は必須」となっております。求人職種ごとに応募条件の内容が違うので注意が必要です。
また、英語、中国語など語学スキルを求められる求人もあるので確認しておきましょう。
JTBに転職して後悔しない?会社の社風・雰囲気・給与を徹底調査
ここでは、JTBの社風・雰囲気を紹介していきます。
JTBの社風
JTBの社風としては、社員を成長させるために優れた研修制度を導入しているのが特徴です。
「人材を輝かせる」ことをテーマにしているため、社員の定着率が比較的高くなっています。「JTBユニバーシティー」という研修制度を行い、約90種類もの充実した研修制度を展開しています。
JTBの雰囲気
JTBの社内の雰囲気は良好だと評判です。労働環境も、年間休日が多く、有給取得率が高くなっています。
そのため、ワークライフバランスが整いやすくプライベートの時間も確保することができるでしょう。
有給休暇については、取得率が決まっており、年間で一定以上取得することが義務付けられています。
JTBでは残業の管理をしっかりしており、深夜まで働くようなことはないでしょう。
プライベートを充実させたい人にとって、JTBへの転職は魅力的な環境だといえます。ただし、事業会社ごとに雰囲気や社風は大きく違っているので、一概に社風を言い表すことは難しいです。
特徴としては、旅行が好きな社員が多くいることです。明るく前向きな社員が多く働いていますが、体育会系な気質の会社が多いという口コミもみられます。
JTBの教育制度は?
JTBでは教育制度が整っており、社員の成長に力を入れています。人材育成のため、社内教育制度がとても充実しているのです。
社員一人一人の適性や勤務年数、役職などに合わせた研修制度を行っています。研修制度の内容としても、長期にわたって活躍できるような骨太なスキルを教育してくれます。
若手社員には、仕事の基礎力やコミュニケーション能力を付けるような研修、勤務年数が長い社員には、企画力や指導力を磨く研修など、それぞれの状態に合わせて研修制度を取り入れているのです。
「旅のスタイリスト」というJTBならではの研修制度も存在しています。このように、JTBは非常に研修制度が整った企業だといえます。
入社してから成長していけるので、未経験で入社したとしても全く問題がありません。旅行好きな社員も多く、価値観も近いので非常に働きやすい環境だといえるでしょう。
JTBの給与は?
旅行会社の給料としては、JTBの給与は比較的高いです。しかし、旅行業界の以外の大手企業と比べると低い傾向にあります。
大企業にふさわしい給与水準かといわれると、給与は低めのため、給与に不満を持っている社員もいるようです。
基本給の昇給は入社数年でストップします。そのため、その後の給料の上昇は難しくなります。
成果を重視されており、成果によって年収が決まってくるのがJTBの給与の特徴です。
JTBの福利厚生は?
福利厚生面では、社員の満足度はとても高いものになっています。福利厚生がとても充実しており、旅行関係の福利厚生はトップクラスに充実しています。
長期旅行の補助制度などもあり、旅行が好きな人にとってはメリットがある企業だといえるでしょう。長期休暇も推奨されており、旅行に出かけて、旅行することでスキルアップを望めるのが魅力的です。
また、JTBは有給休暇が取りやすくプライベートな時間を充実させることができます。有給消化率は56.4パーセントもあり、有給消化の環境が整えられているといえるでしょう。
JTBに転職する前に確認したい、やりがいや働きやすさは?
ここでは、JTBのやりがい・働きやすさを紹介していきます。
JTBの仕事のやりがいは?
旅行好きな人ならJTBに転職することでやりがいを感じることができるでしょう。
旅行に関連する業務でお客様から感謝されることで満足して働くことができます。JTBはグループ企業をたくさん抱えているため、グループ企業への転籍も可能です。
旅行業以外も幅広く取り扱っているので、他業務でも活躍できる土壌が広がっています。また、研修旅行として各地に出向くことも多いです。
そのため見識が広がり、業界の専門知識を身に付けることができます。社内制度が充実しているので、スキルアップが図りやすくキャリアの見通しが立てやすいのも特徴です。
そのことがやりがいに繋がっており、社員の定着率も高いものになっています。
JTBは女性も働きやすい企業
JTBは女性社員がとても多く、女性の働きやすさも重要視されています。
家庭と仕事が両立しやすいので女性からの支持も高いです。女性社員が大半を占めているため、女性が働きやすい環境を取り入れているのが特徴です。
女性が無理なく働けるように、福利厚生を整えています。男女でで昇進の差が設けられておらず、女性でもキャリアアップを目指していくことができます。
女性の役職者も多く、上昇志向がある女性にもオススメできる企業です。福利厚生としては、産休や育休はもちろんのこと、子育てに関する交流会も年に2回ほど開かれています。
産休中や育休中でもスムーズに仕事に戻れるように様々な工夫がなされているのです。
育休は最大で2年半取得することができます。また、復職後には同じポジションにスムーズに戻ることが可能です。
子育てをしながらでも十分に働いていけるのがJTBの魅力でしょう。女性の働き方を随時見直し改善してくれているので、女性にとって働きやすい環境が作られています。
子供がいるからといって、キャリアをあきらめないといけないということはなく、むしろ子供がいても充実しながら働いていける環境があります。
そのため、女性の離職率は比較的低い傾向にあります。その他福利厚生にもこだわっており、各地に宿泊できる施設が設けられています。
この施設は、プライベートの旅行でも利用することができます。このように、女性の働きやすさを考えられているので、女性にとってJTBはとても働きやすい企業だといえるでしょう。
JTBに転職するのはおすすめできるか?
現在「JTBに転職したい」と考えている人は、JTBの働きやすさや職場環境に興味を持っているはずです。
JTBへの転職は、十分に魅力的な転職先だと言えるでしょう。JTBは社員を大切にする社風であり、福利厚生や研修制度も充実しています。
そのため、待遇面で不満を持つようなことはないでしょう。プライベートの充実も、有給休暇を高い取得率で取得することができます。
残業も少なく休みが取りやすい環境です。業務内容は多岐に渡っていますが、旅行業界で活躍したい人にとってはおすすめできる企業だといえます。
家庭と仕事を両立したい人にもピッタリの会社です。社員のことを大切に考えてくれる雰囲気があるので、特に女性からの人気が高いようです。
JTBに転職したいと考えているなら、ぜひ他の企業にも目を向けてみましょう。
競合他社と比較検討することで、JTBの転職の魅力がさらに深まることもあります。JTBに転職したいと考えている人は、以下の企業も比較検討してみることをおすすめします。
- 株式会社H・I・S
- 近畿日本ツーリスト株式会社
- 株式会社日本旅行
- 株式会社阪急交通社
JTBへ転職するために必ずやるべきこと
ここではJTBへ転職するために必要なことを紹介していきます。
転職エージェントを利用する
JTBの転職を考えているなら、転職エージェントを利用することをお勧めします。
転職エージェントを利用すれば、旅行業界やJTBに特化した職務経歴書、面接などの対策を行ってもらうことが可能になります。
また、年収アップの交渉も転職エージェントに全て任せることができます。面接の方法や職務経歴の書き方など、1人では不安なことも転職エージェントに相談できるので、転職活動がぐっと楽なものになるでしょう。
JTBに転職したいと考えている人にとって、転職エージェントはとても便利な転職サービスになります。
転職エージェントは、あなたの希望をヒアリングして希望にマッチした転職のサポートを行ってくれる心強い存在です。
利用するのにお金はいりません。「完全に無料」で利用することができるので転職者にとってはとてもありがたい転職サービスになります。
それでは、転職エージェントを利用するメリットを以下にみていきましょう。
非公開求人を利用できる
転職エージェントに登録すると、一般には公開されていない「非公開求人」を利用することができます。非公開求人は、転職サイトや企業の採用ページには載っていない求人も扱っていることが多くあります。
非公開求人というのは、独自のポジションや、企業が秘密裏に求人を募集したい際に依頼する求人になります。最初から良いポジションに就けたり、給料が高く待遇が良い非公開求人を紹介してもらえたりするのが特徴です。
あなたが転職エージェントを使ってJTBに転職したいなら、大手の転職エージェントを利用しましょう。大手の転職エージェントなら、JTBの非公開求人を保有している可能性が高くなります。
たとえJTBの非公開求人を持っていなくても、あなたのスキルを客観的に評価して、希望にマッチした待遇の良い求人を紹介してくれます。転職エージェントに登録して非公開求人を探すことで、あなたの転職活動の質が飛躍的に向上するのです。
業界や企業に特化した書類の添削、面接対策を行ってくれる
転職エージェントは、これまでたくさんの転職者を転職成功に導いていきました。そのノウハウが蓄積されているので、個別企業に特化した書類の書き方や、面接対策を行ってくれるのです。
大手の転職エージェントであれば、「どのような人が受かって、どのような人が落ちたのか」を詳細に把握しています。
質問内容や、良い回答例など大量のデータを保有しているのです。そのデータを元にして、模擬面接行ってくれたり、面接官に刺さる自己PRなどを教えてくれます。
また、書類の選考突破率を上げるために、企業に直接あなたの魅力をアピールしてくれます。転職エージェントを利用すれば、あなたは他の転職者に比べて圧倒的に有利に転職活動を進めることができるでしょう。
年収アップや面接日の交渉などは全て転職エージェントにお願いできる
1人で転職活動していても、年収アップを企業にお願いするのは勇気がいることです。年収交渉は非常に難しく、「いつ言えばいいんだろう」などタイミングがとても図りづらいもの。
年収交渉といってもどうすればいいかわからない人が大半でしょう。そんな難しい年収交渉も、転職エージェントに任せてしまえば解決します。
年収アップの交渉をお任せできるので少しでも良い条件で転職したいと考えている人は、ぜひ転職エージェントに登録してください。
あなたが忙しくて転職活動をする時間を確保することが難しい時も、転職エージェントを利用すれば様々な面倒なことを肩代わりしてくれます。今よりも良い条件で転職したいと考えている人は、転職エージェントを利用することを強くおすすめします。
JTBへの転職で登録すべきエージェント3選!口コミもチェック
あなたはここまで読んで、「JTBへの転職で登録すべき転職エージェントが知りたい」と思っているはずです。
転職エージェントを選ぶについて、確認しておくべきポイントが3つあります。それは、
- 転職サポートが充実している転職エージェント
- 大手企業の転職に強い転職エージェント
- 大量の非公開求人を保有している転職エージェント
これらの条件を満たす転職エージェントを利用することです。それでは、JTBへの転職に際して、おすすめの転職エージェントを以下にご紹介していきます。
サポート力が高評価のパソナキャリア
パソナキャリアでは、JTBなどのホテル・旅行・観光系の求人を180件扱っています。
ただ、JTBは知名度も非常に高く、難易度も非常に高いため、サポート力に定評があるパソナキャリアを利用しましょう。
対面でのカウンセリングから始まり、各書類の添削、企業ごとの面接対策、そして退職交渉まで、丁寧にサポートしてくれます。
実際にパソナキャリアを利用した人は、
25歳 女性 ITエンジニア
36歳 男性 金融関係
など、アドバイザーによるサポートの質の高さ、交渉力の高さについて評価していました。
パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果様々な転職者におすすめのリクルートエージェント
リクルートエージェントでは、JTBなどの旅行代理店の求人を128件扱っています。
転職を成功させる上で不可欠な情報を豊富に扱っており、JTBの社風や、内部情報、転職に成功した人の特徴や、成功させるポイントなど、情報収集としても活用できるでしょう。
リクルートエージェントを利用した人は、
30歳 男性 商社
34歳 女性 金属部品商社経理課
など、扱っている求人数の多さや、提案力の高さについて評価していました。
リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果外資系やグローバル企業転職に強いランスタッド
ランスタッドでは、JTBなどの旅客・ホテル系の求人を165件扱っています。
ランスタッドは、ハイクラス転職にも対応した高レベルなコンサルティングに強みを持っており、難易度の高いJTBへの転職に役立ちます。
実際に利用した人は、
29歳 男性 営業
28歳 女性 ライター
など、サポートや求人の質の高さについて評価していました。
パソナキャリアとリクルートエージェントと、合わせて利用してみてください。
ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ランスタッドの評判は?500人の口コミ調査の結果転職エージェントを活用して、JTBへの転職成功を勝ち取ろう!
JTBは社員を大切にしてくれる社風をもった企業です。
女性からの人気も高く、女性の転職先としてはおすすめの企業になります。
研修制度や福利厚生が充実しており、プライベートの時間を確保することができるでしょう。
転職エージェントに登録すれば、JTBの求人を扱っている可能性が高いので転職エージェントを味方にして転職活動に臨んでください。
JTBに転職したいなら、最低でも3社の転職エージェントに登録するようにしましょう。
複数の転職エージェントに登録することで、あなたの転職活動がスムーズに進むはずです。