退職代行は弁護士に相談すべき?依頼のリスクとおすすめ対処法2つ

退職代行は弁護士に相談するのが最も良いのでしょうか?

弁護士は法律の専門家です。退職代行の相談を弁護士に相談しても構いませんが、弁護士に退職代行を直接依頼するのは、いくつかのデメリットがあります。

この記事では、退職代行を弁護士に依頼することのデメリットを解説し、おすすめの対処法を2つご紹介します。

退職代行はいくつかの方法がありますので、ご自分に合う適切な方法を見つけてください。

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退職代行は弁護士に直接依頼すべき?知っておくべきデメリット3つ

弁護士に退職代行を依頼すると、法律の専門知識を活かして、退職の手続きを代行してもらえます。

しかし、退職代行を弁護士に直接依頼するのは3つのデメリットがあります。

では、退職代行を弁護士に依頼するデメリットについて解説します。

退職代行を弁護士に直接依頼するデメリット①費用が高額!安い弁護士っている?

弁護士の報酬は日本弁護士連合会(日弁連)が定めた「弁護士の報酬に関する規程」に基づいた上で、弁護士が自由裁量で決定します。

退職代行の費用も弁護士が個々の裁量で決定するので、費用は弁護士によって違ってきます。

一般的に退職代行の費用は高額で、50,000円程度の費用がかかります。

50,000円はあくまでも相場であり、50,000円よりも安い費用で退職代行を依頼できる弁護士も存在しますが、実際にかかる費用は相談してみないとわかりません。

弁護士は相談するだけでも費用がかかり、初回の相談料は無料の場合がありますが、弁護士の相談料の相場は1時間10,000円(税抜)です。

いずれにしても、退職代行を弁護士に依頼したい場合は、費用を事前に確認したうえで依頼しましょう。

退職代行弁護士フォーゲルでかかる費用は?損害賠償請求対応は?

弁護士はそれぞれ得意とする専門分野があり、消費者問題に強い弁護士や交通事故に強い弁護士などが存在します。

フォーゲル綜合法律事務所は労働問題の分野に強く、全国対応で退職代行の業務を行っています。

フォーゲル綜合法律事務所は「情報ライブミヤネ屋」や「あさパラ」などのテレビ番組によく出演している嵩原安三郎(たけはら・やすさぶろう)弁護士が所属し、賃金トラブルやパワハラ・セクハラなどの労働問題の解決が得意です。

退職代行弁護士フォーゲルに退職代行を依頼した時にかかる費用は30,000円(税抜)で、追加費用はかかりません。

損害賠償請求にも対応しており、退職代行に加えて損害賠償請求を依頼する際の費用は50,000円(税抜)です。

逆のケースとして、退職を申し出た際に「会社に損害が発生した」と言い掛かりを付けられ、損害賠償訴訟を仕掛けられることがあります。

俗に「スラップ訴訟」と言いますが、フォーゲル綜合法律事務所はこうした損害賠償訴訟にも対応しています。

退職代行を弁護士に直接依頼するデメリット②即日の対応が難しい場合も

先に紹介したフォーゲル綜合法律事務所は即日対応が可能ですが、全ての弁護士が即日対応しているとは限らず、退職代行手続きに着手するまでに時間を要する場合があります。

特に多くの仕事を抱えている弁護士は即日対応が難しい場合が多く、急いで退職代行を依頼したい方には向いていません。

即日退社をしたい方は、依頼する弁護士が即日対応しているかを必ず確認したうえで、依頼することが必要です。

なお、24時間対応をしている弁護士事務所は非常に少なく、一般的に弁護士事務所の受付時間は9時~19時で、土日祝日は受付をしていません。

夜間や休日に退職代行を弁護士に依頼するのは困難です。、急いで退職代行を依頼したい方は別の方法を使うしかないでしょう。

退職代行を弁護士に直接依頼するデメリット③退職後のフォローは手薄

退職代行を弁護士に依頼すると、会社への通知や訴訟対応、他社の条件交渉などが可能で、万一、訴訟に発展した場合は、弁護士に訴訟を対応してもらえます。

多くの場合は会社に通知するだけで退社できるケースが多く、会社への通知が終わると弁護士の退職代行は終了です。

退職後のフォローはなく、退職手続きや転職先探しなどは自分でやらないといけないため、退職後は速やかに複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。

退職を決意した時点で転職エージェントに登録するのが最も望ましく、退職前に転職エージェントに登録しておくと、円満退職できる可能性が高まり、退職後の仕事も見つかります。

退職代行を弁護士に依頼するよりおすすめの方法2つ

会社側が強硬姿勢で、会社との交渉や訴訟が必要な場合は弁護士に退職代行を依頼するのが一番ですが、多くの場合は会社への通知だけで退社できることが多いです。

ここでは、退職代行を弁護士に依頼するよりおすすめの方法を2つご紹介します。

方法①退職代行業者に依頼する

退職代行は弁護士だけでなく、退職代行を専門に行っている退職代行業者に依頼することも可能です。

退職代行業者は弁護士よりも費用が安いケースが多く、ほとんどの退職代行業者は即日対応しています。安い費用で早く依頼したい場合は、退職代行業者に依頼すると良いでしょう。

会社への通知だけであれば弁護士でなくても行えますし、万一、交渉や訴訟が必要な場合は、退職代行業者の顧問弁護士が対応してくれます。

使用者よりも労働者の方が立場が弱く、労働者から退職を切り出すのは難しい面があります。その点、退職代行業者を利用すれば、不要なプレッシャーから解放されます。

ただし、退職代行業者への依頼は注意が必要

退職代行業者を選ぶ際には注意が必要です。間違った業者を選ぶとトラブルに発展することがあります。

退職代行業者ができる業務は「会社への通知」だけで、「交渉」や「訴訟」ができるのは弁護士だけです。

退職代行業者が本人に代わって会社側と交渉した場合、弁護士法で禁止する「非弁行為」と呼ばれ、懲役2年以下または300万円以下の罰金刑に処せられる恐れがあります。

退職代行業者に顧問弁護士がいて、顧問弁護士が交渉や訴訟を担当する場合は問題ありませんが、顧問弁護士がいない退職代行業者は注意が必要です。

顧問弁護士がいなくても、退職代行業者が交渉を絶対にしない場合は大丈夫ですが、交渉や訴訟の必要性が出てきた途端、逃げ出す悪徳業者もいます。

顧問弁護士がいる退職代行業者を選びましょう。

質の悪い退職代行業者を使用した人のトラブル体験談

実際に退職代行業者を使って大きなトラブルが発生したという体験談はありませんでしたが、次のような体験談が2chにありました。

「僕、退職代行を使うも会社から着信が30件近くある」(2chから引用)

詳細はわかりませんが、退職代行業者が本人に代わって会社に退職の意思を通知しても、すんなりと承諾されなかった可能性があります。

この場合、会社側との交渉が必要になるため、顧問弁護士がいない退職代行業者だと対応できません。

「退職代行を使うも緊急連絡先のママ携帯に電話され無事死亡」(2chから引用)

退職代行業者を使ったところ、上司がお母様の携帯に電話をしたみたいで、トラブルに発展したようです。

この場合も会社側との交渉が必要になるため、弁護士に依頼するか、退職代行業者の顧問弁護士に交渉を依頼するしかありません。

退職代行業者の選び方・3つのポイント

退職代行業者を選ぶ際は「顧問弁護士がいること」が最も重要で、顧問弁護士がいる退職代行業者だと安心して利用できます。

顧問弁護士がいる退職代行業者だと、会社に退職の意思を通知する際に、「訴訟に発展する場合は当社の顧問弁護士が対応する」と圧力を加えられるため、通知だけですんなりと退職できることが多いです。

ブラック企業に勤務していて、1日でも早く退職したい場合は、即日対応してくれる退職代行業者を選びましょう。

即日対応が可能だと、退職代行業者に依頼をしたその日のうちに退職できる可能性があります。

万一、通知だけでは退職できなかった場合に備えて、返金保証がある退職代行業者を選んでおくと、退職に失敗した場合はお金が返金されるので安心です。

編集部厳選!一番おすすめの退職代行業者:退職代行Jobs

退職代行Jobs

退職代行業者は選び方が大切ですが、どの業者を選べば良いのか迷ってしまいます。

編集部では、数ある退職代行業者を徹底的に調査し、退職代行業者の中では「退職代行Jobs」が最も信頼できるという結論に達しました。

退職代行Jobsをおすすめする理由は、「顧問弁護士がいること」「即日対応してくれること」「返金保証があること」の3つの条件を満たしており、料金も29,800円(税込)と適正で、追加費用は一切かからず安心して利用できるからです。

退職代行Jobsの顧問弁護士は西前啓子さんで、西前弁護士は傷ついた心を優しくケアをするセラピストでもあります。

退職代行Jobsを利用すると、セラピストの西前さんによる心理カウンセリングが無料で受けられ、傷ついた心が癒やされます。

退職代行Jobsの評判

退職代行Jobsを実際に利用した人の体験談は見つからなかったですが、YouTubeに退職代行Jobsを実際に利用した人の動画が公開されています。(https://youtu.be/6H6Xw8FJOxQ)

利用者は福岡在住のフリーランスエンジニアで、退職代行Jobsを利用して勤務先を円満退職し、有給休暇もすべて消化できたようです。

退職代行Jobsを利用してストレスなく退職し、今は念願のフリーランスエンジニアになって活躍しています。

この方は顧問弁護士が顔と名前を公表している点を高く評価しており、円満退職ができたことで、退職代行Jobsにとても感謝しているようです。

退職代行Jobsに依頼してから円満退職できるまでの経緯がわかりますので、興味のある方はリンク先の動画をご覧ください。

方法②転職エージェントに相談する【無料!】

昔は退職代行サービスはなく、ほとんどの方は自分で会社に退職の意思を伝えて自力で円満退職をしていました。

自力で退職をすると料金はかかりませんし、想像以上に簡単に円満退職ができる場合があります。

しかし、「どうやって退職の意思を伝えれば良いのかわからない」「会社の辞め方の本を読んだけど、よくわからない」という悩みを抱えている人は多いでしょう。

そのような場合は、転職エージェントに登録することをおすすめします。

転職エージェントに登録すると、経験豊富なキャリアアドバイザーから円満退職をするための具体的な方法を無料でレクチャーしてもらえます。

転職エージェントに登録すると、円満退職するためのコツがわかるので、自力で円満退職できる可能性が高まるでしょう。

退職しづらくて困っている人におすすめの転職エージェント

退職を言い出せなくて困っている人は、転職エージェントに登録すると自力でお金をかけずに円満退職できる可能性が高まりますし、退職後はすぐに新しい職場で働けるようになります。

では最後に、退職しづらくて困っている人におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。

①パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは大手人材派遣大手のパソナグループが運営する転職エージェントで、在籍しているキャリアアドバイザーの質が高いと評判です。

パソナキャリアに登録するとカウンセリングが無料で受けられ、専任のキャリアアドバイザーから勤務先を円満退職する方法をわかりやすく教えてもらえます。

パソナキャリアには延べ25万人分の転職ノウハウがあり、これまでの豊富な経験に基づいて、自分に合った最も良い退職方法をレクチャーしてくれます。

退職後の転職先も50,000件以上の求人の中から最適な仕事を紹介してくれるので、転職先もスムーズに見つかるでしょう。

勤務先を円満退職して、すぐに新しい職場で働きたい方は、今すぐパソナキャリアに登録しましょう。

パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果

②リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは長年の実績があるリクルートグループの転職エージェントで、登録すると無料でキャリアアドバイザーの支援が受けられます。

リクルートエージェントは30年以上の実績があり、どのようにすれば勤務先を円満退職できるのかを知り尽くしています。

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーに相談すると、退職を言い出せなくて困っている人も、勇気を出して退職を申し出ることができるようになるでしょう。

退職後の転職先は20万件以上の非公開求人の中から、希望に合致する企業を紹介してもらえます。

転職先が見つかると何の不安もなく退職を言い出せるようになりますので、勤務先を早く退職したい人はリクルートエージェントに登録しましょう。

リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果

③ランスタッド

ランスタッド

ランスタッドは世界第2位を誇る外資系の転職エージェントで、キャリアアップ転職やハイクラス転職に強いことが特徴です。

ランスタッドは万全のスタッフフォロー体制を構築しており、労働関連法に精通しているスタッフから、勤務先を円満退職する方法を無料で教えてもらえます。

ランスタッドは事務・オフィスワークの仕事が多く、営業や接客が苦手で事務職を希望する場合は、自分の適性を活かせる事務職に転職できる可能性が高いです。

ランスタッドはハイクラスの優良求人が多いので、ブラック企業に勤務していて上司からのパワハラなどで大変な目に合っている方は、ランスタッドに登録してハイクラス転職を目指しましょう。

ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ランスタッド ランスタッドの評判は?500人の口コミ調査の結果

退職代行は弁護士に相談する前に代行業者や転職エージェントに相談してみよう

勤務先がかなりのブラック企業で簡単には辞められず、訴訟も視野に入れた交渉が必要な場合は弁護士に相談するしかありません。

また、退職を申し出た際に「会社に損害が発生した」と言い掛かりを付けられ、損害賠償訴訟をすると会社に脅される場合もあります。この場合も、弁護士に依頼するしかありません。

ただし、多くの場合は通知をするだけで退職できるケースが多く、問題は「退職を申し出る勇気が出ない」ことでしょう。

弁護士に退職代行を依頼すると50,000円程度の費用がかかります。安い費用で退職代行を依頼したい場合は、退職代行業者に相談すると良いでしょう。

退職代行業者は退職代行Jobsがおすすめで、料金は安いですし、顧問弁護士がしっかりしているので安心して利用できます。

自力で退職したいけど、どうすれば良いのかわからない場合は、転職エージェントに相談すると無料で円満退職をするためのノウハウを教えてもらえます。

自力で円満退職をしたい方は、この記事で紹介した転職エージェントに複数登録すると、自力で円満退職ができるようになり、退職後の転職先もすぐに見つかるでしょう。