パワハラを受けたら即退職を考えるべき!損しない手続きをプロが解説

パワハラで退職を考えています。退職前に相談できるところはありますか?
あります。パワハラの問題についてのアドバイスを法的な観点から貰えるところと、転職を検討しているならハローワークや転職エージェントもお勧めです。

キャリアコンサルタント

わかりました。パワハラのことで転職活動が上手くいくか不安ですが大丈夫でしょうか?
大丈夫です。ここでは、後悔しない退職の方法と、不利にならない転職活動のやり方を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

キャリアコンサルタント

昔に比べてパワハラという言葉を耳にすることが多くなりました。パワハラとは、仕事上での無理な押し付けや嫌がらせ、暴力など、上の立場の人がその地位や権力を利用し、部下に対してする精神的・肉体的苦痛を与えることを指します。

近年、このパワハラは社会的な問題にもなっています。パワハラを受けた自分が悪いと思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。

パワハラを受けた人が、悔いのないように退職する方法と、パワハラで退職した人が不利にならない転職活動の方法を、元キャリアコンサルタントが詳しく解説します。

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STEP3
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パワハラで退職したい!誰に相談すべき?

パワハラを受けたけど、どこに相談して良いかわからない人も多いのではないでしょうか。ここでは、社内と社外を含め5つの相談できるところを紹介します。

まずは、退職を決める前に誰かに相談されることをお勧めします。

①会社の人事部

まずは、社内の人事部もしくは上司にパワハラを受けていることを相談しましょう。中~大規模の会社だと社内の規定が整っているので、しっかり対応してくれることが多いです。

しかし、小規模の会社や、社長からパワハラを受けている場合などは社外の人に相談することをお勧めします。

②法テラス

法的なトラブルを解決するために国が設立した総合案内所です。相談内容により、解決に向けての糸口を見つけてくれます。

法律的なことは全然わからないという人でも安心して問い合わせることができます。

さらに、法的な対策を講じたいけど、お金がない・・・という方でも無料法律相談や弁護士費用の立て替えなども行っています。

電話やメール、窓口で相談ができます。

③総合労働相談コーナー

厚生労働省が運営する職場のトラブルを解決に導くための相談ができます。各都道府県に設置されているので、最寄りの場所に直接行って相談ができます。

予約不要で無料で利用できるので、お勧めです。

④弁護士事務所

一番コストがかかりますが、何が何でも裁判して、慰謝料を請求したいという気持ちの人は、弁護士事務所に行って相談されることをお勧めします。訴えると、時間とお金、労力も思った以上にかかります。

そのことを十分理解した上で、訴えるかどうか判断しましょう。

⑤ハローワークもしくは転職エージェント

パワハラを受けて転職を検討しているなら、ハローワークもしくは転職エージェントに相談に行くのもお勧めです。

法的なことは専門外ですが、できるだけ早く転職先を決めてから退職をしたい人などは行って損はないでしょう。

パワハラで退職後、訴える?黙って転職する?損しない方法を解説

パワハラで退職を決めた人に、転職するか訴えるかで退職前にとるべき行動は異なります。自分の将来をよく考えたうえで判断しましょう。

また、損しない退職届の書き方を例文付きで紹介しているので、参考してみてください。

パワハラで退職後、訴える場合

パワハラを受けた証拠を必ず残しておく

「いつ、どこで、誰に、どのような」パワハラを受けたかをスマートフォンのカメラや動画、ICレコーダーなどで記録しておきましょう。

ただし、それができない場合も多いので、ノートなどに細かく記録しておくことが望ましいです。その際も、「いつ、どこで、誰に、どのような」を意識して書きましょう。

うつなどの精神疾患を患った場合は、病院の通院記録なども保存しておきましょう。

同僚や会社の人に証言してもらうようにお願いする

パワハラを受けているところを見ていた社内の人がいる場合は、証言してもらうのも一つの手です。ただし、面倒なことに巻き込まれたくない、証言したら社内にいづらくなりそうなどの理由で、証言を断れることも少なくありません。

パワハラ退職での慰謝料はどのくらい?そもそも慰謝料が取れるのか

確実な証拠があれば、慰謝料を取ることは可能です。一般的には、50~100万程度と言われています。

パワハラの実態やパワハラをした人の立場、悪質性などで慰謝料の金額は変わってきます。

しかし、パワハラによりうつ病を発症し働けなくなったり、退職に追い込まれたような損害がなければ、慰謝料を取ることはできません。

一方、パワハラにより自殺といったケースになると数千万の慰謝料が支払われた裁判もあります。

訴えることで弁護士費用が50~100万程度かかります。コストと時間、労力の観点から言えば実際の損害がなければ裁判を起こすのは止めておいた方が良いでしょう。

また、着手金や弁護士に支払う報酬金、その他にも面談料、書類の作成費用や交通費など、例え慰謝料を取れたとしても、訴えた自分自身が負担する額が大きくなる可能性もあります。

まずは、先ほど紹介した無料で相談できるところへ行き、話を聞いてもらい気持ちを整理しましょう。社内の相談窓口に話にいったのに、パワハラがおさまらないといった場合は、すぐにでも社外の相談できるところへ行くことをお勧めします。

総合労働相談コーナー(労働基準監督署)に相談をすることで、パワハラの企業に対して助言や指導をする対応をとってもらえます

退職届を提出する

パワハラの場合、通常は退職理由を「会社都合」にできます。

しかし、その場合だと退職届を受理してもらえないケースがあります。郵便局の内容証明などのサービスを利用し、確実に受け取ってもらえるようにしましょう。

その場合、パワハラを受けての退職だということを明記しておき、退職理由を会社都合にしておくと、失業している間の失業保険の給付額が多くなります。

ただし、退職届を提出してからの出勤がきまずくなる可能性があるので、最終手段として利用しましょう。

また、一旦、自己都合の退職として退職届を提出し、退職後、ハローワークにて異議を申し立てることも可能です。

退職届の例文
  1. このたび、パワハラに伴う身体的・精神的疲労により、来る平成(令和)○○年〇月〇日をもって退職いたします。
  2. このたび、パワハラを受けてうつ病を発症したことにより、来る平成(令和)○○年〇月〇日をもって退職いたします。

パワハラで退職後、訴えずに転職する場合

退職する意思を速やかに示すとともに、転職活動を行いましょう。

退職する意思は、口頭で伝える他、退職願を提出する方法もあります。ただし、退職願は「退職したいです」という気持ちを伝えるもので、必ずしも提出しなければいけないという義務はありません。

退職届を提出する

パワハラの場合、通常は退職理由を「会社都合」にできます。しかし、会社ともめずにすぐに退職したい、または転職先がすでに決まっている人は、退職届を自己都合とした方が、スムーズに退職できます。

履歴書や職務経歴書を書く

履歴書には、パワハラを受けた事実は書かなくて良いです。「会社都合の退職」とだけ記載し、面接で質問された場合は、全てを伝える必要はありませんが、事実を伝えましょう。

ただし、伝え方は非常に大切です。

パワハラという言葉に、非常にマイナスなイメージがあるので、できればそれ以外の言葉を使って伝えた方が良いでしょう。自分一人で考えるのが難しい場合は、転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談しましょう。

悩みやすい職務経歴書の書き方や、面接対策など、「どう書けば(どう言えば)よりアピールできるか」を長年の経験からそしてプロの視点から教えてくれます。

転職エージェントに相談しに行く

先ほど、履歴書や職務経歴書のところでもお伝えしましたが、パワハラを受けたことをどう伝えるかは非常に重要なので、面接対策は欠かせません。転職のプロからアドバイスをもらうのが一番です。

さらに、パワハラを受けた後の転職活動では、会社選びで失敗しないためにも、その会社を良く知ることと正しく理解することが大切です。

自らインターネットなどで調べることもできますが、転職エージェントの場合、キャリアコンサルタントが直接取材に行ってリアルな情報を得ています。

仕事をする上でのやりがいや大変なこと、さらには人間関係などを取材した転職エージェントのキャリアコンサルタントに聞けば、その会社の表も裏もしっかり理解した上で、転職先を決めることができます。

パワハラを受けたら退職をお勧めする3つの理由

パワハラを受けて、退職をしようかどうか悩んでいる人に、元キャリアコンサルタントが退職をお勧めする3つの理由を解説します。

①パワハラが起きている会社にも問題がある場合が多い

パワハラをした人がもちろん一番悪いのですが、パワハラが起きてしまう会社の状態も考える必要があります。

そもそもパワハラを容認しているブラック企業である場合も多いですし、昔からこうやって人を育ててきたという会社の在り方に問題があったりと、会社全体に問題があるケースも多いです。

さらに、小規模の会社でパワハラをしている人物がある程度の地位がある場合、なかなか現実は思ったようには変わりません。社内の他の人に相談しても、被害が自分に及ぶのではないかと心配し、取り合ってくれない可能性もあります。

そのような場合は、すぐにでも退職を決め次の転職先を決める行動をした方が良いです。

②自分を責めてしまい、心身ともに疲れる

パワハラを受けていると、自分自身を責めることも少なくありません。どうすればパワハラをやめてくれるのか・・・といったことを常日ごろから考えてしまい、自分のやり方がおかしい、自分の性格がおかしい、など自分自身を否定することをはじめてしまいます。

うつ病を発症してまともに働けなくなったり、次の転職先でもパワハラを受けたらどうしようと不安障害になったりと、長期間嫌なことをされ続けると、心身ともに悪影響が出ます。

社会には、働くところはたくさんあります。一つの会社に固執するのではなく、自分がより働きやすい会社を見つけることが重要です。

③パワハラのことよりも自分の明るい将来について考える方が有意義である

特に訴える場合は、パワハラを受けた証拠を集めることに必死になるでしょう。もちろん、訴える上では大切なことですが、良い転職先を見つけて早く働きたいと思うならば、さっさと退職して、よりよい人生について考える時間を多く持ちましょう。

パワハラのことについて、頭を抱えて悩むよりも、その悩みを一刻も早く退職という形で打ち消し、スッキリさせた方が、身も心も楽になれるのではないでしょうか。

また、転職活動をすることによって、多少の不安は感じるものの、希望やワクワクすることも同時に考えることができるでしょう。

気持ちを明るくするためにも、転職活動を行いながら、退職のための手続きも行うことをお勧めします。

パワハラを受けた後の転職活動で最も大切なこと

それは、転職先を失敗しないために転職先の会社のことを正しく理解することと、パワハラで退職したことをどう伝えるかということです。

どちらも、転職のプロの視点が必要です。一人で行うよりもはるかに効率的で失敗しないのが、転職エージェントをを通じて転職活動を行うことです。

転職エージェントに相談に行こう|退職届の書き方や書類・面接対策もサポートOK

サポート体制が手厚いパソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは特にサポート面での評価が高い転職エージェントです。

業界最大手のリクルートエージェントやdodaと比べると求人数は少なめですが十分な量がありますので、転職先に迷っているという方にもおすすめだと言えるでしょう。

パソナキャリアはキャリアアドバイザーによる親身なサポートが人気です。

パソナキャリアを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

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履歴書から職務経歴書の添削を大変丁寧に教えて頂きました。事務所以外に自宅パソコンでやり取りができるのも良かったです。面接対策も私に合った的確なアドバイスがあったと思います。

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様々な転職者におすすめのリクルートエージェント

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転職活動を行う上で企業との交渉や転職エージェントとしっかり連携して転職活動を行いたい方は登録しておくとよいでしょう。

しかし、より幅広い求人をチェックするという意味でも他の転職エージェントと併用することをおすすめします。

大手転職エージェントのマイナビエージェント

マイナビエージェント

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面談には回数制限がありませんし、利用者の都合に合わせて夜間や土曜日の面談も可能です。

もちろん、拠点が遠くて面談に参加できない場合には、これらのサポートを電話で受けることができますので、地方在住者や忙しい主婦にも便利です。

マイナビエージェントを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

24歳女性

面談が充実しており、希望の求人条件をしっかり共有した上で転職活動を行えました。面接対策が充実してました。

21歳女性

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マイナビエージェントでは、再就職までのサポートはもちろんのこと、就職後の不安なことを相談できるといったアフターフォローも充実しています。

主婦の再就職の場合、内定を貰うまではもちろんのこと、就職後も何かと不安が多いものです。

そんな不安を解消できるアフターフォローは、まさに主婦の味方と言えます。

パワハラで退職後の転職活動はプロからしっかりサポートを受けるのがベスト

パワハラを受けても不利にならないようにするには、一人で転職活動をしないことです。転職エージェントのキャリアコンサルタントと二人三脚で転職活動を進めていくことで、本当に働きやすい会社を見つけだしてくれます。

また、退職前の相談にものってくれる他、退職届の書き方や、書類・面接対策などもしっかりサポートを受けられます。一人ではなかなか聞くことのできない応募先企業での大変なことや人間関係なども詳しく教えてくれます。

まずは、先ほど挙げた転職エージェント2~3社程度登録してから、転職活動を始めましょう!