税理士の転職で失敗しないために。有利に進める方法をプロが徹底解説

税理士です。転職を考えているのですが、転職を成功させる方法について教えてください。
はい。まずは税理士が活躍できるキャリアフィールドを確認しましょう。その後、転職エージェントを最大活用しながら、転職活動を進めていくのが効果的です。

キャリアコンサルタント

そうなんですね。税理士が活躍できるキャリアフィールドやおすすめの転職エージェントも教えてください!
はい。この記事では、税理士が活躍できるキャリアフィールドをはじめ、税理士の転職活動の流れや、有利に進める具体的な方法について詳しくご紹介しています。

キャリアコンサルタント

ぜひ参考にしてみてください。

キャリアコンサルタント

ここ数年、税理士の転職市場が活気づいているのはご存知でしょうか。その大きな理由の一つに、「税理士を目指す人が年々減少傾向にある」ことが挙げられます。

また、転職市場全体が売り手市場ということもあり、税理士の転職市場では良い求人も多く出ている状況です。

そんな状況の中で、「より賢く有利に進められる転職活動の方法」を元キャリアコンサルタントが解説していきます。

転職の成功確率を劇的に上げる3つのSTEP
STEP1
ランキングの上位3社に登録する

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STEP2
転職意欲をアピールする

各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。

STEP3
最も相性の良かった1社に絞る
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する
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税理士の転職をするための心構え

税理士での転職を考える時に、あなたの仕事観が影響してきます。大きく分けると3つ挙げられますが、ここではその仕事観を明らかにしながら、今後のキャリアプランを考えていきましょう。

年収をアップさせたい・キャリアアップを図りたい

税理士としての勤続年数、経験にもよりますが、一般的な税理士(5科目以上)の年収は500万以上が妥当です。ここから差が付くのは、成果や役職、貢献度によって変わってきますが、一番はその事務所の給与体系です。

まずは、今現在の会社の給与体系やキャリアプランを確認した上で、「もっと貰っても良いはず」「更に専門性を高めたい」と思う人は、転職を考えましょう。

残業なし・土日祝日休みなどの待遇面を重視したい

ずっとこの忙しい生活が続くのは嫌だ・・・家族ができて家族との時間も大切にしたい・・・と年齢やライフスタイルが変わる中で、今までとは違った働き方を求める人もいるのではないでしょうか。

大手の税理士法人なら、夜遅くまで仕事をすることが当たり前・休日出勤も当たり前という環境の人も多いかもしれません。

仕事は好きだけどそんな状況を変えたい、もっと待遇面を良くしたいという人は、これから紹介するキャリアフィールドを見て、活躍できる場を一度検討し直すことをお勧めします。

将来、独立したい

独立するためには、経験やノウハウ、お金などいろいろ必要ですが、まずはいつまでに独立するかという目標設定が大切です。

その上で、どんなことを経験しなくてはいけないか、どんな力が身についていないといけないか、逆算すると見えてくる課題があるでしょう。

昨今は、経営が厳しい事務所も多く、独立したい人を受け入れない事務所もあるので、注意が必要です。

税理士の転職で活躍できるキャリアフィールド

税理士が活躍できるフィールドは意外にもたくさんあります。転職先の候補に入れて検討してみてはいかがでしょうか。

税理士法人

世界規模のBIG4の税理士法人

世界規模でも活躍しているBIG4の税理士法人といえば、デロイト トーマツ税理士法人・PwC税理士法人・KPMG税理士法人・EY税理士法人です。

大型案件や外資系の案件が多く、どの案件も非常にレベルが高いのが特徴です。複数のチームで担当することが多いです。

平均年収も高いことで有名ですが、残業も多いのが特徴です。

国内の大手税理士法人

代表的なのは、辻・本郷税理士法人と税理士法人山田&パートナーズの2社が挙げられます。

中規模の税理士法人

相続税に特化した税理士法人レガシィや、中小企業に特化した税理士法人古田土会計などがあります。他にも多数存在します。

特化型会計事務所

医療系や芸能系など、その業種に特化した会計事務所もあります。

個人会計事務所

日本で最も多いのが、この個人会計事務所と言われています。日商簿記3級または2級程度の資格や知識を持っていれば、採用されるケースが多いです。

社長一人、もしくは少数精鋭で行っているところが多く、社長との相性が良ければ、有給休暇や育児休暇など待遇面や福利厚生面も期待できるでしょう。

一般企業

上場企業や中小企業での転職を望む方も多くいるでしょう。ただ、専門性の高い税務のスペシャリストというよりは、会計としての専門性や他の仕事にも対応できる能力が必要です。

銀行や証券会社などの大手金融機関では、直接雇用と会計事務所からの出向者の2つの選択肢があります。

コンサルティング会社

税理士としての能力はもちろん、コミュニケーション能力や交渉力といった様々な能力が必要です。その分、一般的な税理士法人よりは年収は高くなるケースが多いです。

税理士が転職で成功するためのポイント

税理士の転職活動は、通常の転職活動と比べて時期に注意が必要です。確定申告の時期を避けるのが通常、良いとされていますが、応募する先の求人情報により詳細は変わってくるので、細かくチェックしましょう。

税理士ならではの転職活動の進め方を元キャリアコンサルタントが解説します。

税理士の転職活動の流れ

応募~面接~内定までの流れにおいて、応募した会社が繁忙期でなければ、一般的な会社よりも早く結果が出るのが特徴的です。

一般企業の場合

  1. 書類選考
  2. 面接2~3回
  3. 内定(20~30日)

税理士法人や個人事務所の場合

  1. 書類選考
  2. 面接1~2回
  3. 内定(10~20日)

履歴書や職務経歴書は細かく正確に

  1. 担当クライアント
  2. 担当件数
  3. 担当業務

この3つを中心に書いていきます。

科目合格者2つ程度の人でも、より経験を重視する会社も多いので、経験した案件でアピールできそうな業務は特に細かく記載しましょう。

税理士にとって、書類作成業務も大きな仕事の一つなので、「正確さ」と「緻密さ」は求められます。

なかなか書類が通過しないと悩んでいる人は、書類添削を転職のプロにしてもらった方が良いでしょう。税理士ならではの履歴書や職務経歴書の作成方法を詳しく知っているからです。

面接

大手を除く中小規模の税理士法人や個人事務所など、面接1回で合否を決めてしまうことも少なくありません。ですので、書類が通過して初めて行く面接が最終面接だという風に理解した方が良いでしょう。

それだけ、その1回の面接が大事になってきます。特に、コミュニケーション能力が大事で、いかに自分をアピールすることができるか、それにはその会社に合った表現の仕方が重要です。

もちろん、自分で練習するのも良いですが、税理士業界に精通しているプロに面接対策をしてもらった方が、効率的と言えます。

内定(入社準備)

内定を承諾してから、入社日までにかかる期間は、おおよそ2~3か月となっています。一般的な企業と比べると1か月ほど長くなるのが特徴です。

在職中の場合、しっかり引継ぎをしてから退職するようにしましょう。

税理士の転職で欠かせない転職エージェント活用術

それは、転職エージェントを利用することです。転職活動において、税理士ならではの悩みや不安を解決してくれるのが、税理士業界に特化した専門のエージェントです。

ここでは、その専門の転職エージェントとハイスペック求人を扱っているエージェントなどを紹介するとともに、転職エージェントを使うメリットを押さえておきましょう。

転職エージェントを使うメリット

  • 今後のキャリアプランを悩んでいる人は相談に乗ってもらえる
  • 自分ではやりにくい給与面の交渉をしてくれる
  • 残業なし、土日祝日休みなど希望の条件を言えば、その求人を厳選して紹介してくれる
  • 在職中の人は、短期間で転職できる可能性が高まる
  • 応募書類の添削や面接対策をしてもらえる
  • 税理士業界の動向や、応募企業の裏情報まで教えてくれる
  • 転職活動を無駄なく効率よくできる
  • 無料で利用できる

おすすめエージェント①MS-Japan

MS-Japanは、特化型のエージェントして25年の歴史を誇る、業界トップクラスの企業です。税理士法人を始め、コンサルティングファーム、一般企業まで幅広い求人を保有しています。

キャリア志向の人から、ワークライフバランスを重視した人まで、それぞれの生き方に合った求人があります。成功事例もたくさんあるので、信頼できるエージェントです。

数多くの実績があることから、それに基づいた質の高い転職サポートを受けられるでしょう。

登録する(無料)

おすすめエージェント②マイナビ税理士

マイナビ税理士は、「マイナビ転職」や「マイナビエージェント」を運営している株式会社マイナビが運営している知名度抜群の企業です。

キャリアコンサルタントは熱心な人が多く、あなたの転職を親身にってサポートしてくれるでしょう。

非公開求人は80%以上を誇り、登録しないとわからない有名企業や中小企業の優良企業など幅広い求人が魅力的です。

登録する(無料)

おすすめエージェント③パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは特にサポート面での評価が高い転職エージェントです。

業界最大手のリクルートエージェントやdodaと比べると求人数は少なめですが十分な量がありますので、転職先に迷っているという方にもおすすめだと言えるでしょう。

パソナキャリアはキャリアアドバイザーによる親身なサポートが人気です。

パソナキャリアを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

45歳男性

履歴書から職務経歴書の添削を大変丁寧に教えて頂きました。事務所以外に自宅パソコンでやり取りができるのも良かったです。面接対策も私に合った的確なアドバイスがあったと思います。

25歳女性

履歴書や経歴書の添削を始めとした面接対策を、面接の前に都度することが出来たのは良かったです。給与についても、最初に企業から提示した金額から少し金額を交渉して上げてもらえたことも良かったです。

など、特に転職エージェントの履歴書や面接に関する添削や対策に対して評価する声が多数ありました。

履歴書や職務経歴書と言った必要書類の作成や、面接が不安な方は登録しておくとよいでしょう。

サポートをしっかりしてもらったうえで転職活動を行いたいという方は登録をしておくとよいでしょう。

おすすめエージェント④リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手とも言われる大手転職エージェントです。

求人数は全国トップクラスで幅広い年代、キャリアに対応しており、全国各地で転職の相談をすることができます。

また、求人の90%が非公開求人となっていますので、好待遇な求人をチェックしたいという方には特におすすめです。

リクルートエージェントを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

31歳男性

人との会話の中で相談に乗ってくれます。相談した中で求人を探してくれるので、自分では気付かない求人を探してくれるのはすごく助かりました。

24歳女性

転職時の仕事がなかなか不規則で直前まで予定がわからないような状態の時もあったので企業とうまく交渉をしていただかなければ悪印象になってしまったと思い1番メリットだったと思います。

など、特に転職エージェントのスキルや求人に対して評価する声が多数ありました。

転職活動を行う上で企業との交渉や転職エージェントとしっかり連携して転職活動を行いたい方は登録しておくとよいでしょう。

しかし、より幅広い求人をチェックするという意味でも他の転職エージェントと併用することをおすすめします。

おすすめエージェント⑤マイナビエージェント

マイナビエージェント

利用者との対話を重視しているマイナビエージェントでは、面談によるサポートが充実しています。

面談には回数制限がありませんし、利用者の都合に合わせて夜間や土曜日の面談も可能です。

もちろん、拠点が遠くて面談に参加できない場合には、これらのサポートを電話で受けることができますので、地方在住者や忙しい主婦にも便利です。

マイナビエージェントを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

24歳女性

面談が充実しており、希望の求人条件をしっかり共有した上で転職活動を行えました。面接対策が充実してました。

21歳女性

転職エージェントの方からも私の強みを伝えて下さり、面接もスムーズでした。就職後も職場に対して不安な事など相談にのっていただけました。

など、特に面談によるサポートやアフターフォローを評価する声が多数ありました。

マイナビエージェントでは、再就職までのサポートはもちろんのこと、就職後の不安なことを相談できるといったアフターフォローも充実しています。

主婦の再就職の場合、内定を貰うまではもちろんのこと、就職後も何かと不安が多いものです。

そんな不安を解消できるアフターフォローは、まさに主婦の味方と言えます。

【口コミで検証】転職エージェントは複数登録が必須な理由

税理士が転職エージェントを利用するときに、複数登録が必須な理由は、人により様々です。

転職エージェントにより、税理士法人に強いところやコンサルティングファームに強いところ、個人事務所に強いところなどいろいろあるからです。

もちろん、幅広い求人を保有しているとうたっているところも多くありますが、実際にあなたの転職活動のタイミングではそうではない時もあります。

また、キャリアコンサルタントとの相性もあります。そりが合わない、信用できないなど少なからず感じることもあるでしょう。

その場合は、上で挙げた転職エージェント2~3社程度に登録し、自分の市場価値をしっかり認めてくれる良いエージェントもしくはキャリアコンサルタントに出会う必要があります。

はじめは、登録などに時間がかかりますが、結果的に最短距離で転職ができる可能性が高いでしょう。

ここでは、実際に転職エージェントを2社以上登録した人の口コミを紹介していきます。

選択肢が広がる

各エージェントによって紹介してくれる会社が違って、選択の幅が広がったことです。特に非公開求人は、各々強みのある業界があり、選び甲斐がありました。(36歳男性・物流コンサルタント)

就職の選択肢の幅が広がったことです。転職サイトだけでも多くの求人はありますが、転職エージェントにのみ求人を載せている企業もあるのでより多くの企業と出会えました。(24歳女性・教育業界総合職)

キャリアコンサルタントとの相性

紹介してくださるスピード感が違う印象がありました。人と人なので相性が合うか合わないかも複数登録のいいところでした。(26歳女性・看護師)

求人情報が同じものがあったり、片方にしかなかったりと、見比べることができました。また複数のエージェントと面談できるため相性が合う人を選ぶことができました。(29歳女性・医療メーカー営業職)

その他

一社だけの登録ですと連絡がなかっただけでも不安になります。複数登録しておけば、ダメな場合でも少し余裕を持てたことが良かったです。(39歳女性・人材紹介会社)

複数のエージェントを比較することで妥協せずに、自分に合った進め方ができる転職エージェントを見つけることができたことです。(25歳女性・電機メーカー経理職)

税理士の転職は今が最高の時期!

科目合格者2~3つの人でも、今は追い風が吹いていて好待遇の会社を狙えるチャンスです。なんとなく転職を考えている人でも、実際に求人を見てみると、今の会社よりも良い条件で募集している企業があるかもしれません。

まずは、転職サイトや転職エージェントに複数登録してから、転職活動のスタート地点に立ってみることをお勧めします。