日本郵船の年収を年代・職種・役職別に調査!海上職や航海士の仕事内容は激務?

日本郵船

日本郵船株式会社は創業100年以上の歴史をもつ船会社で、日本三大海運会社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)の1つです。

「グローバルな環境で働きたい」「世界を渡り歩く仕事がしたい」など、日本郵船への転職を考えている人は多く、転職先企業として非常に人気があります。

この記事では、日本郵船で実際に働く社員の口コミや公式資料を参考に、年代・職種・役職別の年収を徹底調査します。

海上職や航海士の仕事内容についても詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。

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日本郵船の年収は?年代・職種・役職別に徹底調査

「日本郵船は年功序列?」「最も高年収の職種は?」など、日本郵船の年収について詳しく知りたい人は多いのではないでしょうか。

ここでは、日本郵船の年収を年代・職種・役職別にまとめました。意外と知られていない日本郵船の仕事内容についても説明します。

そもそも日本郵船の仕事内容って?

日本郵船は、定期船事業をはじめとする6つの事業を営んでいます。以下の表は、日本郵船の事業内容をまとめたものです。

定期船事業コンテナ船による食料品・日用品などの一般消費財の輸送

国際物流の中継地点となるターミナル・港湾関連サービスの提供

航空運送事業連結子会社である日本貨物航空株式会社(NCA)による、北米・欧州・アジアとの航空貨物運送
物流事業海上・航空貨物輸送と、保管・流通加工、陸上輸送、情報管理をはじめとする包括的な物流サービスの提供
不定期専船事業定期船事業以外の外航海運ビジネス

  • 自動車輸送部門
  • ドライバルク輸送部門
  • エネルギー輸送部門(原油・石油製品・ケミカル、LPG)
  • エネルギー輸送部門(LNG)
  • エネルギー輸送部門(海洋事業)
不動産業日本郵船およびグループ会社が保有する事務所ビルや住宅の賃貸
その他事業石油製品や舶用機器販売、船舶代理店業、レストラン観光業、客船・クルーズ事業(飛鳥・飛鳥Ⅱ)などの展開

日本郵船は、定期船・航空運送・物流からなる一般貨物輸送事業から、客船「飛鳥」「飛鳥Ⅱ」をはじめとする客船・クルーズ事業まで、幅広い事業を展開しています。

日本郵船の平均年収の推移

以下は、直近5年間の日本郵船の平均年収(平均年齢・平均継続年数含む)の推移をまとめた表です(有価証券報告書より)。

決算期平均年収平均年齢平均勤続年数
2020年3月期935万円39.6歳14.1年
2019年3月期959万円39.6歳14.3年
2018年3月期972万円39.0歳13.8年
2017年3月期1036万円38.9歳13.6年
2016年3月期1037万円39.8歳13.9年

日本郵船の平均年収は935万~1037万円で推移し、2017年から2020年にかけて平均年収は緩やかに減少しています。

世界と取引を行う海運事業は景気の影響を受けやすく、市況の低迷が業績に直結します。2016年以降、船の供給過剰により需給が緩み、運賃が大幅に悪化しました。

2017年以降の平均年収の減少は、これら海運市況の低迷が要因と考えられます。

実際に、日本郵船の内藤忠顕社長(現会長)は日本経済新聞の取材に対し、海運市況の低迷で「2018年3月期まで厳しい業績が続く」と発言しています(2016年10月)。

一方、2020年3月期は営業利益386億9600万円(249.1%増)、経常利益444億8600万円(前期は20億5200万円の赤字)まで伸び、日本郵船の平均年収は再び1,000万円台に戻ると期待されます。

ここ数年は減少傾向にある日本郵船の平均年収ですが、依然として年収900万円超の高水準を維持しています。

国税庁「給与階級別給与所得者数・構成比」によると、年収900万円超の給与所得者割合はわずか6.8%です。

また、日本の平均年収は441万円(国税庁「平成30年民間給与実態調査」より)のため、日本郵船の平均年収は国内トップクラスの水準といえます。

日本郵船の初任給

日本郵船では、陸上職事務系・陸上職技術系・海上職の3職種で新卒採用を行っています。以下は各職種の初任給額です(2019年4月実績)。

  • 陸上職事務系:21万4800円
  • 陸上職技術系:21万4800円(大卒)、22万5000円(院卒)
  • 海上職:21万4800円

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」よると、大卒の平均初任給は21万200円のため、日本郵船の初任給は日本の平均を上回っています。

日本郵船の年収・年代別

下記の表は、日本郵船社員の口コミをもとに、年代別の年収事例をまとめたものです。

年代年収事例
20代
  • 年収300~400万円:24歳、男性、営業・運航管理
  • 年収450~600万円:26歳、男性、営業・運航管理
  • 年収700万円:27歳、女性、コーポレート部門
  • 年収800万円:28歳、男性、養成
  • 年収700~800万円:28歳、男性、運航支援
30代
  • 年収800万円:30歳、男性、総合職(所属不明)
  • 年収800万円:30歳、男性、営業
  • 年収900万円:32歳、男性、管理
  • 年収900~950万円:35歳、男性、営業(課長代理)
  • 年収1200万円:37歳、男性、営業(課長代理)
40代
  • 年収1000万円:40歳、男性、営業
50代
  • 年収1200~1500万円:50歳、男性、管理(チーム長)

上記の年収事例より、各年代の年収相場は以下のように推測されます。

  • 20代:年収300万~800万円
  • 30代:年収800万~1200万円
  • 40代:1000万円以上
  • 50代:1200万円以上

日本郵船には、年齢に応じて年収が上がる「年功序列」の文化が根強く残っています。所属部署や職種によって個人差はありますが、30歳で年収800万円に達する例が多くみられました。

社員の口コミによると、年功序列の日本郵船では特に20代~30代前半は年収の差がつきにくく、昇給スピードもほぼ等しいようです。

個々の昇格スピードによって年収の差が出始めるのは、30代後半以降でしょう。

日本郵船の年収・職種別

次に、職種別年収を紹介します。ここでは、総合職に分類される陸上職(事務系・技術系)と海上職(海上業務・陸上業務)に分けて年収事例をまとめました(在籍10年以下)。

在籍期間総合職

(陸上職事務系)

総合職

(陸上職技術系)

海上職

(海上業務:航海士・機関士)

海上職

(陸上業務)

在籍3年未満
  • 年収400万円:男性、営業、新卒
  • 不明
  • 年収600万円:男性、海上業務、新卒
  • 不明
在籍3~5年
  • 年収550万円:男性、営業、新卒
  • 年収800万円:男性、技術、新卒(院卒)
  • 不明
  • 年収450万円:男性、陸上業務、新卒
在籍5~10年
  • 年収700万円:男性、営業、新卒
  • 年収850万円:男性、営業、新卒
  • 年収850万円:男性、技術、新卒
  • 不明
  • 年収700万円:男性、陸上業務、新卒

上記の年収事例はあくまでも参考値のため、人によってはさらに高い年収をもらっている可能性はありますが、年収水準が高いのは院卒の技術職と航海士・機関士の海上職と予想します。

陸上職技術系の院卒は、全職種の中で最も初任給額が高いため、必然的に年収水準は高くなります。

海上職の航海士・機関士には、航海手当や役職手当などの特有の手当が豊富につきます。これが、海上業務を担う海上職の年収水準が他の職種より高くなる要因です。

実際に、航海士・機関士に関する以下のような口コミがありました。

  • 船は危険な仕事が多いため、基本給と同じぐらいの手当が毎月でます。海上という閉ざされた空間で生活することに対する報酬でもあります。
  • 航海士や機関士は各種手当がつくので、特に若いうちは他職種より年収が高いです。

高年収が期待される航海士・機関士ですが、気象や機関室の状況次第でいつ何があってもおかしくない危険と隣り合わせの環境で業務を行っています。

一日の拘束時間は長く、就寝中も有事の際に備える必要があるため、心身ともに負担の大きい激務といえます。

日本郵船の年収・役職別

役職別年収を紹介します。以下は、口コミにあった課長クラスの年収事例です。

  • 課長(チーム長):年収1200~1500万円、管理部門、男性

課長代理で年収900~1200万円(30代後半)の口コミが多数みられたことから、日本郵船の役職別年収を以下のように推定しました。

役職推定年収
部長(グループ長)年収1500万円以上
課長(チーム長)年収1200~1500万円
課長代理年収900~1200万円

以下は、2020年3月期有価証券報告書による役員の年収をまとめたものです。※社外取締役は除く

役員区分人数報酬額の総額(年額)平均年収
取締役7名4億4500万円6357万円
監査役3名7800万円2600万円
合計10名5億2300万円5230万円

上記より、監査役を含めた役員の平均年収は5230万円と予想されます。年収1億円超の役員は以下の2名です。

  • 取締役会長(内藤 忠顕氏):年収1億800万円
  • 取締役社長(長澤 仁志氏):年収1億500万円

日本郵船の年収・学歴別

全職種の初任給を比較すると、陸上職技術系のみ最終学歴(院卒・大卒)によって初任給額が異なります。

  • 陸上職事務系:21万4800円
  • 陸上職技術系:21万4800円(大卒)、22万5000円(院卒)
  • 海上職:21万4800円

技術系以外の職種は学歴問わず21万4800円で、技術系は院卒の初任給が大卒よりも約1万円高いです。

年功序列の企業文化をもつ日本郵船では、同世代間の年収の差がつきにくく、30歳で年収800万円に到達する年収事例が多くみられました。

ただし、陸上職技術系には以下のような年収事例がありました。

  • 年収800万円:技術、27歳(在籍4年)、新卒

陸上職技術系の院卒は、他の職種よりも若干早い20代後半で年収800万円に到達することが可能といえます。

日本郵船のエリートコースは?

「年功序列の日本郵船にエリートコースはあるの?」と疑問に思った人も多いのではないでしょうか。

日本郵船社員の口コミには、以下の内容が多くみられました。

  • マネジメントになるまでは、年収に差はつきません。
  • よほどのミスをしない限り、評価は横並びです。
  • ある程度の年次までは同期との差はなく、同じタイミングで昇給します。
  • 入社して10年間は育成の期間です。
  • 30代までは優秀な成績をとっても全く年収に影響されません。

年功序列の日本郵船では昇給スピードや年収に差がつきにくく、明確なエリートコースは存在しないと思われます。

裏を返せば、日本郵船で順当に昇給をしていくことがエリートコースを歩んでいるともいえるでしょう。

役職別の年収事例で見たとおり、年収1000万円前後の課長代理の役職につく年齢層は30代後半です。実際に、以下のような口コミがありました。

  • 順当に昇給していけば、30歳で800万円、35歳で1000万円、40歳で1150万円、45歳で1300万円、50歳で1600万円です。
  • 昇格スピードが早い人は、40歳で年収1000万円を超えます。

日本郵船では、30代後半で課長代理に就き、30代後半~40代に年収1000万円に到達することがエリートコースと言えそうです。

日本郵船に高年収で転職は可能?採用情報と転職難易度を調査

日本郵船は、30歳で年収800万円、40歳で年収1000万円の高年収が期待できる企業です。そのため、年収アップが狙える転職先企業として非常に高い人気があります。

「募集している職種は?」「キャリア採用の競争率は高い?」など、採用情報や転職難易度について詳しく知りたい人も多いのではないでしょうか。

ここからは、日本郵船のキャリア採用情報や転職難易度について徹底調査します。

日本郵船の採用情報

日本郵船では、陸上職事務系、陸上職技術系、海上職のキャリア採用を行っています。2020年9月時点では、陸上職技術系と海上職のみ募集しています(陸上職事務系の次回募集時期は未定)。

以下は、日本郵船公式サイトに公開されている各職種の募集要項です。

募集職種陸上職事務系陸上職技術系海上職
総合職総合職長期海上職
業務内容
  • 航路管理
  • 運航管理
  • 営業
  • 物流企画
  • 法務
  • 調査
  • 財務
  • 経理
  • 客船
  • システム開発
  • 海外勤務

※3~4年ごとのジョブローテーション

  • 造船計画
  • 船舶試設計
  • 工務監督
  • 船舶保守/管理
  • 新技術開発

※3~4年ごとのジョブローテーション

海上業務

  • 航海士または機関士

陸上業務

  • 安全管理
  • 環境保全
  • 危機対応
  • 船舶管理
  • 保船管理
  • 人材育成
  • 営業支援
  • 技術開発
応募資格四年制大学または大学院を卒業され、就業経験のある方

※学部学科不問

※業界・経験職務不問

四年制大学または大学院を卒業され、就業経験のある方

※業界・職種経験は不問

※理工学部、大学院理工学系の方

下記(1)(2)の資格を保有している方

(1)一級海技士または二級海技士の資格を有する方(航海・機関いずれも可)

(2)第三級海上無線通信士の資格を有する方(航海士のみ)

日本郵船の採用大学

2018年・2019年・2020年の就職四季報より、日本郵船の採用実績のある大学は以下の通りです。

  • 大学院:名古屋大学大学院、大阪大学大学院、東京大学大学院、北海道大学大学院、京都大学大学院、東北大学大学院、慶応義塾大学大学院、早稲田大学大学院、東京工業大学大学院 ほか
  • 大学:慶応義塾大学、早稲田大学、一橋大学、東京外国語大学、京都大学、東京大学、国際教養大学、北海道大学、首都大学東京、名古屋大学、大阪大学、同支社大学、立命館大学、上智大学、津田塾大学、九州大学 ほか

上記の通り、採用実績のある大学は東京大学や京都大学をはじめとする日本を代表する名門校ばかりです。

東京外国語大学や国際教養大学など、日本郵船には卓越した語学力と教養を身につけた人材も揃っています。

日本郵船の転職難易度

以下は、日本郵船公式サイトに掲載されている過去10年間のキャリア採用実績です(2019年3月時点)。

年次2009201020112012201320142015201620172018
人数1名2名2名3名3名4名4名2名0名1名

日本郵船のキャリア採用は非常に狭き門です。過去10年間の採用人数は最多で4名、2017年にいたっては0名です。

大手転職サイトdodaの「転職人気企業ランキング2020」によると、日本郵船は総合126位(全300社)、業界別(運輸・物流・エネルギー)では11位と高位置にランクインしています。

採用枠が狭いだけではなく、転職先企業としても人気の高い日本郵船の転職難易度は、非常に高いことが予想されます。

日本郵船への転職成功率を高める方法

陸上職事務系・技術系のキャリア採用の応募資格には、「業界・職種経験不問」との記載があります(海上職は一級海技士等の各種資格が必須)。

日本郵船のキャリア採用は業界未経験者でも応募可能ですが、高学歴かつ輝かしい功績を持つビジネスパーソンがライバルとなる可能性があり、転職成功は容易ではないでしょう。

日本郵船への転職成功率を高めるには、転職エージェントに登録し、業界に精通したプロのサポートを受けることをおすすめします。

ここからは、日本郵船のような転職難易度の高い企業を得意とする転職エージェントを紹介します。年収1000万円以上の高年収を狙う人向けの転職エージェントも紹介します。

パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは、人材派遣サービス大手の株式会社パソナが運営する転職エージェントです。

常時50,000件以上の求人を抱え、保有案件の約80%は一般には公開されていない好条件の非公開求人です。

パソナキャリアの強みは、キャリアアドバイザーの高いサポート力と提案力です。実際にパソナキャリアを利用した人の67.1%が年収アップに成功しています。

オリコン顧客満足度調査(転職エージェント部門)では、2年連続総合1位(2019年・2020年)を獲得するなど、利用者の満足度が高い転職エージェントです。

実際に以下のような口コミがありました。

  • 厳しい状況の転職でしたが、担当のキャリアアドバイザーの的確なアドバイスのおかげで希望のキャリアアップを実現することができました。
  • 職歴経歴書の添削や模擬面接など、丁寧なサポートのおかげで本番も焦らずに対応することができました。常に電話やメールをくれたので、些細なことでも質問ができて良かったです。

パソナキャリアでは、日本郵船の求人だけではなく、日本郵船グループ会社の求人も保有しています。以下は、実際にパソナキャリアが保有する求人例です(2020年9月時点)。

  • システムエンジニア職(リーダークラス)募集:入社時は、日本郵船および日本郵船グループ会社の主計・財務部門の基幹業務(会計・財務)システムの開発、保守、運用を担当。

パソナキャリアでは業界に精通したキャリアアドバイザーによる質の高いサポートが受けられ、年収アップやキャリアアップを目指した難易度の高い転職でも成功の可能性が高まるでしょう。

パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職業界最大規模を誇るリクルートグループが運営する転職エージェントです。

リクルートエージェントの強みは、圧倒的な求人保有数です。2020年9月時点で、公開求人数は96,148件、非公開求人数は101,608件です。

転職業界No.1の支援実績を誇るリクルートエージェントは、企業に対する交渉力にも定評のある転職エージェントです。実際に、以下の口コミがありました。

  • キャリアアドバイザーの交渉によって、当初60万円アップだった年収が最終的には80万円アップした上に家賃補助までつけてもらえました。キャリアアドバイザーの圧倒的な交渉力のおかげです。

リクルートエージェントは、長年積み重ねてきた実績により企業側との深い信頼関係が構築されています。

このため、好条件の非公開求人を多数保有しているだけではなく、求職者に有利な条件で交渉を進められる可能性があります。

日本郵船のキャリア採用には全国各地から優秀な転職希望者が集まり、ハイレベルな選考になることが予想されます。

リクルートエージェントの高い交渉力は、厳しい選考を乗り切るのに非常に役立つでしょう。

リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果

ランスタッド

ランスタッド

ランスタッドは、オランダのアムステルダムに本社を置く外資系転職エージェントです。世界38の国と地域で人材紹介サービス業を展開しています。

ランスタッドの最大の特徴は、外資系や日系グローバル企業を中心とした転職難易度の高いハイクラス向け転職に特化している点です。

ランスタッドでは、年収800万円以上のエグゼクティブ求人を豊富に取り揃えています。2020年9月時点の公開求人数は、年収800万円以上で3,299件、年収1,000万円以上で1,978件です。

独自に入手した非公開求人も多数保有しているので、他の転職エージェントでは出会えなかった好条件求人を紹介してもらえる可能性があります。

ランスタッドには業界専任のキャリアコンサルタントが在籍しており、質の高い転職支援サポートを受けられます。実際に以下のような口コミがありました。

  • どのように活動していくのが効果的かなど、常に的確なアドバイスをもらえました。募集枠が狭く、輝かしい実績も無かったため難しい転職になることは覚悟していましたが、希望企業への転職を成功させることができました。

ランスタッドには日本郵船のような高年収が狙えるハイクラス転職を得意とするキャリアアドバイザーが数多く在籍しています。

ランスタッドを利用すれば、業務経験や実績が乏しく不安な人でも日本郵船への転職成功率を高められるでしょう。

ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ランスタッド ランスタッドの評判は?500人の口コミ調査の結果

ハイクラス向け転職エージェント・転職支援サービスは、さらに高年収を狙える

年功序列の企業文化を持つ日本郵船では、30歳で年収800万円、40歳で年収1000万円の高年収が期待できます。

そのため、日本郵船への転職を考えている人の中には、希望年収を年収1,000万円以上としている人も多いのではないでしょうか。

ここからは、エグゼクティブポジションへの転職や年収1,000万円以上のハイクラス転職に特化したエージェントを2つ紹介します。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、業界最大手のリクルートグループが運営するハイクラス向けの転職支援サービスです。

年収1,000万円以上のハイクラス求人を扱う転職支援サービスの中では、国内最大級の求人数を誇ります。

2020年9月時点の公開求人数は58,041件で、年収1,000万円以上が47,050件、年収2,000万円以上が29,663件です。

募集企業名は会員にのみ表示されるため日本郵船の求人数は不明ですが、同業種(流通・小売・サービス)で年収1,000万円以上の公開求人数は2,174件です(2020年9月時点)。

リクルートダイレクトスカウトは一般的な転職エージェントとは異なり、ヘッドハンティング型の転職支援サービスを提供しています。

ヘッドハンティング型のメリットは、登録後にヘッドハンターからのスカウトを待つだけで、時間を有効活用して転職活動を進められる点です。忙しくて時間が無い人にもおすすめです。

経験豊富で実績のあるヘッドハンターを指名することも可能なため、担当の当たり外れに悩まされる心配もありません。

日本郵船のような人気企業で年収1,000万円以上の高年収を狙っている人は、ハイクラス向け転職の豊富な実績を持つリクルートダイレクトスカウトをおすすめします。

リクルートダイレクトスカウトの公式サイト

クライスアンドカンパニー

クライスアンドカンパニーは、管理職・マネージャー以上のハイクラス転職に強い転職エージェントです。

2020年9月時点での公開求人数は3,043件、非公開求人数は6,804件です。クライスアンドカンパニーが保有する求人は最低でも年収800万円以上で、全体の43%を年収1,000万円以上の求人が占めています。

実際に、以下のような有名・大企業のハイクラス求人を多数保有しています(2020年9月時点)。

  • 大手グローバル電機メーカーのビジネスアライアンス推進(CFO候補):想定年収800万~1,100万円程度、想定年齢26~34歳

クライスアンドカンパニーの強みは、長年の転職支援で培った企業との強固なパイプと、国家資格保有のキャリアコンサルタントによる質の高いサポートです。

在籍するキャリアコンサルタントは全員が転職経験者のため、実体験をもとにした説得力のあるアドバイスも期待できます。

日本郵船への転職を考えている人の中でも、管理職・マネジャー以上での転職を狙う人には、豊富な実績と優秀なキャリアコンサルタントが在籍するクライスアンドカンパニーがおすすめです。

クライスアンドカンパニーの公式サイトクライスアンドカンパニーの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 クライスアンドカンパニーの評判は?500人の口コミ調査の結果

日本郵船の年収まとめ

日本郵船では30歳で年収800万円、30歳後半から40歳にかけて年収1000万円以上の高年収が期待できます。

各種手当が豊富に揃う海上職(航海士・機関士)の場合は、20代で年収800万円に到達することも可能です。

日本郵船の平均年収は、民間企業全体の平均を大幅に上回る水準です。年功序列の風土は残りつつも、高年収が狙える企業として転職先企業として根強い人気があります。

人気が集中することに加え、日本郵船のキャリア採用枠は非常に狭いため、転職成功は容易ではありません。

日本郵船への転職を成功させる秘訣は、豊富な経験と実績を誇る転職エージェントの力を借りることです。

本記事で紹介したパソナキャリア、リクルートエージェント、ランスタッドなど、質の高い転職支援サポートを受けられる転職エージェントに登録して、日本郵船への転職を成功させましょう。