転職に失敗したら再転職すべき?事例4つと対処法をプロが解説

せっかく転職したのに、失敗した気がします。もう一度転職活動すべきか、出戻るべきか、どうしたらいいですか?
転職に失敗してしまう人はとても多いです。代表的な失敗パターンと、再転職のリスク・メリット、出戻りの方法など、詳しい対処法を解説します。

キャリアコンサルタント

転職に失敗し、もう辞めたい…転職を後悔している…そんな時、再転職すべきか?出戻るべきか?それとも今の会社で耐えるべきか?どうするか…悩みますよね。

中には、転職に失敗してうつになってしまう人や、すぐに退職して無職になってしまう人もいます。そんなことにならないよう、転職に失敗した!と思った時の対処法を詳しく解説します。後半では、転職の失敗を繰り返さないための方法をまとめました。

転職の失敗をリカバーしたい方、もう転職に失敗したくないという方は、是非最後までお読みください。

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転職失敗!4つのパターン別対処法|再転職や出戻りってあり?

転職失敗のパターンは、大きく分けて4つあります。どれも非常に多いもので、転職前には注意が必要です。それぞれの転職失敗談から、対処法を解説していきます。

失敗パターン①入社してみたら人間関係が最悪!

27歳女性・事務職

前職では、人間関係の悪さに辟易して転職しました。

転職エージェントには素直にそのことを伝え、風通しが良いと評判、という職場を紹介してもらいました。

でも、いざ入社してみたら人間関係は最悪。せっかく転職したのに、すぐに辞めることになりそうでうつ病になりそうです。かといって、出戻る気もありません。このまま無職になってしまうのでは、と不安です。

人間関係の悪さを理由に転職する場合、多くが急いで転職活動をするので、次の転職でも失敗続き…というケースは非常に多くあります。

対処法:再転職は迷わず行うのが吉

この体験談の女性の場合、急いで転職したために転職先の情報をしっかり仕入れなかったことが失敗要因です。人間関係が良い職場に転職したいなら、以下の情報は必ず参照すべきです。

  • キャリコネなどの企業口コミサイト
  • 転職エージェントの情報

優秀な転職エージェントであれば、当然転職先の企業風土や人間関係についてよく調べています。求職者が、転職して初めて失敗に気づく、という状況にはしません。

今回の転職失敗状況をしっかり伝えれば、転職エージェントは再転職が成功するように動いてくれます。「すぐに転職したら印象が悪くなりそう…」と悩む前に、まずは転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

ただし、求職者に対して企業の情報をしっかり提供してくれる転職エージェントに登録しないと意味がありません。当サイトで500人以上にアンケートを取り、企業情報をしっかり持っていると評価の高かった転職エージェントに登録するようにしてください。

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失敗パターン②求人内容と実態が違った!

40代男性・事業企画

管理職へのポストが確保されている、と聞いて転職したのに、実際に入ってみるとポストは空いていない状況。

40代に入り、年齢的にも役職がないとキャリア的にツラいし、仕事の裁量も少ない状態。前職では役職があっただけに、転職は後悔しかありません。

求人内容と実態は違ったという転職失敗談も良く聞く例です。企業は求人を作成する際、人事担当者が各部署へ確認を行い、担当する仕事内容や求めるキャリアなどの確認を行います。

しかし、企業によっては、求人部署と人事との連携が上手くいっておらず、仕事内容・役職・昇格などの条件において求人内容と実態が異なってしまう場合があります。

対処法:前職の辞め方による。出戻りだってアリ

この体験談の40代男性の場合、「キャリアアップを目指して転職」という前向きな転職だったにもかかわらず、出鼻をくじかれた状態です。

そのような転職は、往々にして「円満退職」であることが多いでしょう。前職の退職も「そのキャリアはうちとしては用意できないから、君のような優秀な人材を失うのは惜しいが、別の場所で活躍してくれることを祈っている」というトーンです。

そんなケースなら、出戻りだってアリなのです。「出戻りは印象が悪い」と躊躇する人は多いと思いますが、人事としては意外にも印象は悪くありません。人事に聞いた、出戻りの印象については後で詳しく紹介します。

出戻りは無理!という人は…

もちろん、前職がそこまで円満退職でなく、出戻りが無理!という方も多いでしょう。それなら迷わず転職活動することです。求人内容と実態が異なった場合、あなたに落ち度はありません。

もし、転職エージェントを経由して転職に失敗してしまったなら、別の転職エージェントにすぐ相談しましょう。

転職エージェントには、実力に大きな差があります。1つの転職エージェントに失敗したからと言って、「もう転職エージェントはこりごり!」と毛嫌いするのは早計です。

転職エージェントについてしっかりリサーチすれば、必ずあなたに合った転職エージェントが見つかります。転職エージェントの選び方については、以下の記事を参考にしてください。

あなたが登録すべき転職エージェントが一目でわかる。目的別の転職エージェントの選び方をキャリアコンサルタントが解説

失敗パターン③年収が下がった!

40代女性・秘書

前職以上の年収、という条件で転職したはずが、入社してみると残業代込みの年収でした。

かなり残業しないと前職の年収には届かず、結果的に年収を落としてしまった形になりました。求人情報にそんなことが書いていなかったのでかなり不満です。

ワークライフバランスが著しく悪くなったので、退職も考えています。

仕事内容を少なくして余裕を持ちたい、という転職なら別として、ほとんどのケースでは年収は前職以上を求めるのではないでしょうか。

しかし中には、求人情報の表示の仕方が不親切で、入社して初めて「年収が下がる」ことに気づくケースも少なくありません。中には、年収が下がったことを配偶者になじられ、うつになってしまう人もいるそうです。そんな時はどうするべきでしょうか。

対処法:まずは上司に相談を。ダメなら再転職に向けて活動をする

問題が年収だけであり、かつ「話が違う」ということなら、まずは上司に相談してみましょう。有能な上司である場合や、給与形態に柔軟性がある企業の場合は、うまく調整してくれる可能性があります。

それがうまくいかない場合は、やはり転職活動をするのがおすすめです。年収に満足がいかないまま仕事をしていてもモチベーションが上がりません。

また、転職活動を通じて「意外といい求人がないな、この企業で引き続き頑張ろう」と思えるケースもあります。

退職するか明確に決まっていない状態でも、転職エージェントに相談することは何ら問題ありません。今の年収にモヤモヤしているなら、是非転職エージェントに相談してみましょう。

失敗パターン④入社後に業績が悪化。昇給の道が絶たれた!

40代男性・経理

入社するまでは非常に評判の良い会社だったので、安心して転職しましたが、入社後に不正が発覚。

取引先企業も一斉に手を引き、業績が急激に悪化し、転職前に聞いていた昇給の計画もなくなりました。早期退職も募っている状況で、下手したら無職になりそうです。

企業の不正や事故など、悪いニュースばかりは予見できません。たった1人が過重労働を訴えただけで、企業のイメージは180度変わってしまうのです。

せっかく転職したのに…と途方に暮れていませんか。実は、この失敗パターンは、まったく恐れることがないのです。

対処法:むしろチャンス!即転職活動開始

業績が急落した、企業の不正や事件・事故があったというニュースは、ビジネスマンなら誰しも把握しています。その企業で働く人が厳しい状況に立たされていることは、誰の目にも明らかです。

つまり、他の競合企業が、その企業から優秀な人材が流れてこないかと、手ぐすね引いて待っているのです。そのタイミングで退職することには、何のデメリットもありません。

すぐに転職活動を開始しましょう。ただし、このケースは退職に難航する場合があります。退職交渉に困った方は、以下の記事も参考にしてください。

これで円満退職!退職交渉を難航させない退職理由の実例5つ

転職に失敗!出戻りに対する人事の意見まとめ

先ほどの失敗パターンで、「出戻り」もアリだと解説しました。それでも、出戻りには抵抗がある、という方も多いでしょう。抵抗がある方は、「周囲や人事にどう思われるか?」ということが一番心配なのではないでしょうか?

そこで、人事担当に聞いた「出戻り」に関する意見をまとめてみました。

出戻り賛成派の意見

転職に失敗した人が前職に戻ることに対する意見で、賛成の意見には下記のような意見がありました。

  • 人手不足の職場なので正直に助かる
  • 再入社後にしっかり働いてくれれば問題ない
  • 他社より自分の会社が評価されたようで嬉しい
  • 実力がある人なら何も問題ない

特に人手不足の会社においては、即戦力として働いてくれる社員が戻ってくることは歓迎されます。また、他社を経験した人が「自分の会社の方が良かったと」いう判断をしたこと自体が好印象になる可能性も。

ご自身の実力に自信がある人なら、堂々と出戻りにチャレンジしてください!

出戻り反対派の意見

転職に失敗した人が前職に戻ることに対する意見で、反対の意見には下記のような意見がありました。

  • 良く考えずに転職したのだと思い信用できない
  • また転職しそうだと考えてしまう

前職であまり結果を出せなかったという方、転職回数が多い方などは、出戻りは歓迎されません。ご自身の辞め方や、前職での振る舞いを良く思い出して、出戻りにチャレンジするのか、再転職を試みるのか決めるようにしましょう。

転職に失敗しないためには?必ずやっておくべき5つのこと

次の転職には絶対に失敗したくない!という方に必ずやっておくべきことを紹介します。転職に失敗してしまい、再転職を考えている方も、これから転職するので失敗は避けたい!という方も必ずご一読ください。

①転職市場・希望企業について入念に調べる

自分の年収がこれから伸びていくのか、働き方はブラックにならないか…それを知るには、転職市場や、希望企業について調べることが必須です。

当サイトでは、さまざまな人気企業について徹底的にリサーチを行ってまとめています。希望企業が決まっている方は、是非チェックしてください。

転職市場について詳しく知りたいなら、業界に精通した転職エージェントに相談するのが一番の近道。もちろん自分で調べることも大切ですが、業界特化型転職エージェントは、常に最新の情報を仕入れています。

調査時間短縮のためにも、一度相談することをおすすめします。各業界のおすすめ転職エージェントについては、以下を参考にしてください。

 

業界
IT薬剤師看護師
メーカーコンサル広告
金融会計・経理商社
アパレル介護公務員

 

②できるだけ多くの求人を比較する

転職の際は、気に入った求人を見つけたからといってそれで終わりにしないようにしましょう。転職エージェントによって、持っている求人や、希望企業に対する情報収集力もさまざまです。

できるだけ多くの求人、多くの転職エージェントを比較することで、ご自身で「求人の良し悪し」を見極められるようになります。

中には、「1つの転職エージェントに良くしてもらったから、他の転職エージェントも並行して登録するのは申し訳ない」と思う方もいるようです。

その心配は無用です。転職エージェントは、複数登録したほうが転職成功率も高まります。転職エージェントに複数登録するメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

転職エージェントは複数登録しても平気?複数登録のメリット・注意点とは

③口コミ・面接官の印象から社風を読み取る

入社後に「社風が合わない!」「人間関係が悪かった!」ということがないように、企業の口コミや面接官の印象は注意深く読み取るようにしましょう。

企業の口コミサイトは色々ありますが、一番おすすめなのはキャリコネです。キャリコネについて詳しく知りたい方、他の口コミサイトとの違いを比較したいという方は、以下の記事も参考にしてください。

キャリコネには登録すべき?最新の評判と他の口コミサイトとの違い

④面接時に条件交渉をしっかり行う

多くの企業の場合、求人票を出している段階では年収を確定させておらず、内定者の経歴から最終的な年収を決定していきます。

内定後に入社条件を提示された時には、自分の希望にあっているかの確認をするとともに、条件アップを目指して交渉できる部分は交渉することが必須です。

特に年収に関しては、昇給制度がある会社であっても、自分が努力をしなければ入社後もなかなか変わらないことがあるため、後悔しないよう入社前にしっかり交渉しておく必要があります。

「条件交渉したら、印象が悪くなるのでは?」「条件交渉は、内定前?内定後?どのタイミング?」と疑問に思う方も多いでしょう。

転職時の面接で「印象良く」条件交渉する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。後悔しないために、面接前には目を通していただくことをおすすめします。

転職時の給与交渉を有利に進める全ノウハウ|印象を悪くするNG事例も

⑤転職エージェントをフル活用する

これから転職する方、転職に失敗してしまって再転職する方、いずれも「転職エージェントの活用」は必須です。転職エージェントは、求人案件を紹介してくれるだけではありません。

転職の失敗を防ぐ、あらゆる手立てをうってくれます。転職に失敗したくない人にとって特に重要なのが、

  • 転職希望企業の内部情報調査
  • 入社時の条件交渉
  • 現在の企業の退職交渉

これらのサービスをプロにしてもらうことです。インターネットでの情報収集はもちろん重要ですが、企業とのパイプや交渉力の強い転職エージェントの力を借りれば結果は全く異なるものになるでしょう。

ただし、事前に「転職エージェントとはどんなサービスを提供するものなのか」ということを知らずに面談に臨むと、うまく要望を伝えられない可能性があります。

転職エージェントの面談に臨む際には、事前に活用法を頭に入れておきましょう。転職エージェントの裏事情まで知っておけば、あなたの交渉力が高まります。

転職エージェントの基本的な活用法から裏事情まで総まとめ

転職に失敗しないために登録しておくべき転職エージェント3選

転職に失敗しないために、転職エージェントの複数登録が成功のカギでした。企業との交渉力、企業に対する調査力が高いおすすめの転職エージェントを最後に紹介しておきます。

複数登録して、なるべく多くの求人やキャリアコンサルタントを比較するようにしましょう。

サポート力が高評価のパソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは特にサポート面での評価が高い転職エージェントです。

業界最大手のリクルートエージェントやdodaと比べると求人数は少なめですが十分な量がありますので、転職先に迷っているという方にもおすすめだと言えるでしょう。

パソナキャリアはキャリアアドバイザーによる親身なサポートが人気です

パソナキャリアを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

30歳 女性

転職に必要になる履歴書の添削をしてもらい記入例も教えてくれるので分かりやすかったです。

転職しようか悩んでいる人は、一度登録して面談をしたほうが、自分の不満やこれなら大丈夫という部分が分かってくるのでおすすめです。

30歳 男性

企業と直接交渉しなくて良い点はメリットだと思います。希望年収なども直接でないので素直に伝えることができます。

など、特に転職エージェントの履歴書や面接に関する添削や対策に対して評価する声が多数ありました。

履歴書や職務経歴書と言った必要書類の作成や、面接が不安な方は登録しておくとよいでしょう。

サポートをしっかりしてもらったうえで転職活動を行いたいという方は登録をしておくとよいでしょう。

様々な転職者におすすめのリクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手とも言われる大手転職エージェントです。

求人数は全国トップクラスで幅広い年代、キャリアに対応しており、全国各地で転職の相談をすることができます。

また、求人の90%が非公開求人となっていますので、好待遇な求人をチェックしたいという方には特におすすめです。

リクルートエージェントを実際に使用した人に対して、当サイトが独自に調査を行ったところ

31歳 男性

人との会話の中で相談に乗ってくれます。相談した中で求人を探してくれるので、自分では気付かない求人を探してくれるのはすごく助かりました。

24歳 女性

転職時の仕事がなかなか不規則で直前まで予定がわからないような状態の時もあったので企業とうまく交渉をしていただかなければ悪印象になってしまったと思い1番メリットだったと思います。

など、特に転職エージェントのスキルや求人に対して評価する声が多数ありました。

転職活動を行う上で企業との交渉や転職エージェントとしっかり連携して転職活動を行いたい方は登録しておくとよいでしょう。

しかし、より幅広い求人をチェックするという意味でも他の転職エージェントと併用することをおすすめします。

外資系やグローバル企業転職に強いランスタッド

ランスタッド

ランスタッドは、ハイクラスの転職を強みとしている転職エージェントです。

日本国内だけでも60近くの拠点を有しており、地方の求人にも強いのが特徴です

従業員数は、世界も含めると3万人を超えており、非常に信頼できる会社が運営していると言えるでしょう。

一般の転職エージェントに比べ、外資系やグローバル企業の求人が充実しており、“世界最大級の人材紹介会社”とも言われています

一方で、国内の求人数は国内最大の転職エージェントより劣るので、パソナキャリアリクルートエージェントと併用するのが良いでしょう。

スキルアップをしたい人、英語を使った仕事を探している人は、ぜひ登録してみてください。

登録する(無料)

転職エージェントを複数利用し、今度こそ転職活動を成功させましょう

転職に失敗する人が多くいる、ということは、転職エージェントを活用して失敗した人も多くいるということです。転職エージェントは、実力のない会社・実力のないキャリアコンサルタントがいることも事実であり、気軽な活用は危険とも言えます。

かといって、完全自力で転職を成功させるのが難しいこともまた事実。転職成功するためには、複数の転職エージェントに登録し、徹底的に求人と転職エージェントを比較することが必須なのです。

転職が失敗続き…なんてことにならないよう、この記事で紹介した転職エージェントにまずは相談してみてください。