マッキンゼーの年収は平均を知っても意味なし!役職・MBA有無による違いまとめ

マッキンゼーは、世界的に有名でトップクラスの人材が集まり年収が高いことでも知られているコンサルティング会社です。

マッキンゼーでは役職や成果によるインセンティブで年収に大幅な差がつきます

したがって、組織全体の平均年収を知ることにあまり意味はありません。

マッキンゼーの年収水準を知りたい場合には、一定の役職についている人の年収水準、実力別の年収水準など特定の観点から年収を調べる必要があります。

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マッキンゼーの年収は?役職とインセンティブでほぼ決まる

ハイキャリア・高年収で知られるマッキンゼーは、実力主義の考え方を採用しています。

役職が上がれば年収はかなり上がり、成果に基づくインセンティブでも差がつく仕組みで、昇進と成果の度合いで年収が決まります。

マッキンゼーとは?

マッキンゼーの正式名称はMcKinsey&Company(マッキンゼー・アンド・カンパニー)で、創業者ジェームズ・O・マッキンゼーの名を冠しています。

日本ではマッキンゼーとは、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社のことを指すのが一般的です。

マッキンゼーはアメリカ合衆国に本社を置き、ヨーロッパやアジアなど60ヵ国に計105を超える支店を展開する外資系戦略コンサルティング会社で、世界的にも有名な一流企業です。

1971年に設立された日本支社では、さまざまな業種や部門のコンサルティングサービスを展開しています。

クライアント企業の国籍・業種は問わず、サービス内容も事業戦略・部門戦略の策定からサプライチェーンに至るまで幅広く扱っています。

マッキンゼーは、多くの著名な起業家や経営者を輩出していることでも知られています。

マッキンゼーのパートナー年収が破格!役職別年収まとめ

世界的な知名度を誇るマッキンゼーでは、働くコンサルタントの年収も超一流の水準です。

中でも、役員クラスに相当するパートナーまで昇り詰める人は、5,000万円超の年収を手にしています。

大卒で入社後、通常は数年程度在籍するアソシエイトの年収は約700万円~1,000万円程度と、スタート時点から既に高い水準です。

入社3年目の25歳で約1,000万円の大台に達し、その後も昇進すればどんどん年収が上がっていきます。

実力主義が強いコンサルティングファームは「アップ・オア・アウト」と言われ、全員が順調に昇進していくわけではなく、昇進するか退職するかの強いプレッシャーの中で成果を上げた人だけが生き残ります。

課長クラスに相当するマネージャーになると年収は1,500万円以上、部長クラスに相当するアソシエイトプリンシパルまで昇進すると2,000万円以上に到達します。

役職目安となる年齢推定年収
ビジネスアナリスト22歳(大卒1年目)~700万円~1,000万円
アソシエイト28歳(大卒6年目)~1,000万円~1,500万円
マネージャー30歳(大卒8年目)~1,500万円~2,000万円
アソシエイトプリンシパル35歳(大卒13年目)~2,000万円~3,000万円
パートナー40歳(大卒18年目)~5,000万円~

マッキンゼーのインセンティブ

マッキンゼーでは、成果報酬制のインセンティブがボーナスとして支給されます。金額は課長に相当するマネージャークラス以下では、ベースとなる年俸の0~50%程度です。

インセンティブの多さには評価が関係しており、平均を下回ると0%、平均的な場合は約10%、優れた評価では約20%程度、ずば抜けた成果を出すと50%に到達します。

それ以上の役職では、役職が上がるほど年収がインセンティブによって大きく変動する仕組みになっています。

部長クラスに相当するアソシエイトプリンシパルは年俸の0~200%、つまり月給の0~24ヶ月分、役員クラスのパートナーは年俸の0~300%、つまり月給の0~36ヶ月分がインセンティブとして支給されるのです。

マッキンゼーの福利厚生

マッキンゼーは年収が高額なだけではなく、福利厚生制度もかなり手厚く整備されています

実力主義のため、仕事の成果とは関係のない家族手当や住宅手当はありませんが、退職時には手厚い退職金が支給されます。

退職金は年俸の約16%が年収とは別に積立てられる仕組みで、数年の在籍期間でも他の日本企業とは比較にならない金額が支給されます。

直接的な金銭支給以外にも、帰宅時のタクシー代が全額支給されるほか、食事の補助や無料のドリンクなどが用意されています。

アナリストに対しては、海外MBA留学のサポートや各種研修制度などキャリアアップに対する支援も設けられています。

その他、プライベートの充実のため、旅行などリフレッシュに対するサポートも手厚く整えられている魅力的な環境です。

マッキンゼーの年収はMBA有無でどう変わる?

MBAは経営学修士号のことで、経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位です。

マッキンゼーの給与制度では、MBA取得者は年収が高くなると明確に定められているわけではありません。

アナリストにMBAの取得を積極的に促進しているほか、中途採用で入社する人材の多くがMBAを取得しており、社内の約4割の人がMBAを持っています。

MBAを持っていれば必ず年収が上がるわけではありませんが、MBAを持つような精鋭たちの中で成果を上げるには相応の知識・能力が必要で、MBAの有無に関わらず、必然的に高い年収を得るのです。

マッキンゼーの新卒年収

役職別の年収で解説したとおり、マッキンゼーではパートナーなどの役職者だけが高い年収を得ているわけではありません。

非役職者でも世間一般と比較してかなり高額な年収を得ています。

大卒の新卒年収も約700万円とかなり高額です。これは、国税庁が公表している日本企業の初任給の約250万円と比較して約2.8倍の水準です。

比較的年収水準が高いコンサルティングファームの中でも、マッキンゼーの初任給約700万円は新卒年収ランキングの1位にランクインする金額です。

高年収を入社当初からもらえるのは、それだけ高い成果が要求されることを意味します。

成果主義で「昇進するか辞めるか」の文化の中で成果を出せず退職する場合を考慮すると、必ずしも生涯年収が高い保証はなく、相当な覚悟と実力が必要です。

マッキンゼーなど高年収企業に中途入社する方法

マッキンゼーなどのハイクラス企業の求人は非公開であることが多いです。

高年収企業に中途入社をしたい場合、ハイクラス専門のヘッドハンティングやコンサルティングファームに強い転職エージェントを利用するのが一般的です。

ハイクラスのヘッドハンティングが近道

マッキンゼーなどの高年収企業が出す、ハイクラスの中途採用向け求人は、公式の採用ページなどに掲載されていないことがあります。

募集している場合も、処遇などの詳細な内容は新卒採用ほど明確に示されていないことが多いです。

ハイクラス人材に特化したハンティング専門の企業やエージェントに依頼をすることで、効率的に求める人材と出会うことができるため、求人を公開していないことが多いのです。

このため、中途採用でハイクラスの求人に応募したいと考えている場合は、ハイクラス求人を多数扱う専門のヘッドハンティング会社を利用することが近道です。

ここからは、マッキンゼーなどの高収入企業への転職に強いヘッドハンティング会社を紹介します。

キャリアカーバー

キャリアカーバー

キャリアカーバーは、リクルートが運営するハイクラス専用の転職支援サービスです。

キャリアカーバーのサイトに求職者が匿名でレジュメを公開すると、ヘッドハンティングを受けられる仕組みです。

こうしたヘッドハンティングに特化した転職サービスでは、利用料がかかることもありますが、キャリアカーバーはすべてのサービスを無料で利用可能な点が特徴です。

キャリアカーバーには、コンサルティング業界の求人を専門に扱う部門があり、業界出身者などコンサルティング業界に精通したキャリアコンサルタントが在籍しています。

キャリアコンサルタントを指名できるので、コンサルティング業界への転職を目指す方にとって万全のサポート体制です。

クライスアンドカンパニー

クライスアンドカンパニーは1993年設立の人材紹介会社で、IT業界におけるマネージャークラス以上のエグゼクティブ人材向けヘッドハンティングに特化しています。

現在は、IT業界やコンサルティング業界を中心に、30代の方をターゲットに転職支援サービスを展開しています。

非公開求人も多く扱っており、多くの選択肢の中からじっくりと選べるのも魅力です。

クライスアンドカンパニーのキャリアコンサルタントの多くが国家資格を保有しているほか、コンサルティング業界の出身者も多く在籍しています。

専門性の高いキャリアコンサルタントから、今すぐの転職相談だけでなく、3年後、5年後を見据えた中期的なサポートを受けられる点も魅力です。

中長期的にキャリアアップを目指す方にとってもおすすめのサービスです。

ビズリーチ

ビズリーチ

ビズリーチは「日本の転職市場を可視化したい」との考えのもと、即戦力人材が集まるプラットフォームをヘッドハンターや企業に公開するサービスを展開しています。

海外では当たり前の企業によるハイクラス人材への直接的なアプローチを、日本でも可能にしようと開発された中途採用向けのサービスです。

サービスは非常にシンプルで、求職者が情報を公開して企業からのアプローチを待ち、興味を持ったら応募をする仕組みです。

ビズリーチのスタッフと面談をしたり求人紹介を受けたりすることはありません。

ビズリーチでは、マッキンゼーを含むコンサルティングファームの求人も多数取り揃えており、コンサルティングファームから直接スカウトを受け取ることができます。

登録する(無料)

コンサルティング業界専門エージェントもおすすめ

コンサルティング会社への転職を目指すなら、ヘッドハンティングサービスだけでなく、専門のエージェントサービスを利用するのもおすすめです。

ヘッドハンティングサービスは、中長期的により良い条件の転職を目指すことを前提にしているため、転職まで時間が必要です。

現在の職種や年収によってはあまり声がかからず、選択肢が広がらない可能性もあるのです。

一方、エージェントサービスを活用すれば、求職者の希望条件や適性に合った求人の紹介や転職相談のサービスを受けられ、比較的早期の転職が可能です。

転職エージェントサービスの中では、ランキング上位のパソナキャリアやリクルートキャリア、ランスタッドがおすすめです。

その他では、フリーランス向けのエージェントサービスもおすすめです。

BTCエージェントforコンサルタント

BTCエージェントforコンサルタントは、株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングが運営するコンサルタント向けエージェントサービスです。

主に首都圏において、戦略コンサルタント、経営コンサルタント、財務会計、人事などのプロフェッショナル人材やITコンサルタントなどの職種の案件を扱っています。

フリーランスとして活躍したい人向けのサービスで、案件ごとに契約する仕組みです。平均の月あたりの単価は150万円、平均の契約期間は約1年と高収入で長期の契約が可能です。

サポート体制も整っており、IT業界やコンサルティング業界の専門知識が豊富なコーディネーターに、希望条件に合う案件の契約の調整やアドバイスを依頼できます。

マッキンゼーに関するよくある質問・高年収なのに使えないって本当?

優秀なはずのコンサルタントですが、コンサルタントと共に仕事をした人の中には「コンサルタントって使えない」という感想を抱く人もいます。

こうしたコンサルタントに対する評価は、どのような立場でコンサルタントと関わるかによって大きく変動します。

マッキンゼーは使えないって本当?

マッキンゼーに限らず、コンサルタントと一緒に仕事をしたが、コンサルタントは役に立たない、使えないという感想を抱く方が一定数います。

マッキンゼーなどのコンサルタントが役に立つと感じるか、意味がない・使えないと感じるかは受け手の立場や考え方によって異なります。

例えば、クライアント企業の不採算部門に対する施策を考える際に、コンサルタントが撤退を提案するとします。

不採算部門を立て直そうとしている部門長からすれば、この提案はナンセンスで使えないコンサルタントだ、と感じます。

一方で、企業全体の合理化を進めたいと考えている経営陣からすれば、思い切った戦略の提案をするコンサルタントのおかげで危機を乗り越えられる、と考えるでしょう。

コンサルタントに対する評価は、相手の立場によって大きく左右されるのです。

マッキンゼー出身者はどんな人?

マッキンゼー出身者と一言にいっても、その後の経歴は人によってさまざまで、著名な起業家や経営者も多数輩出しています。

例えば、マッキンゼーを退職後、株式会社ディー・エヌ・エーを創業した南場智子氏や、クックパッド株式会社の執行役に就任した保田朋哉氏などです。

他にも、異色の経歴だと話題となったのが、マッキンゼーでの激務を経験して退社後、自分の好きなことをして生きよう、とお笑い芸人となった石井てる美氏です。

全員が起業家や経営者に転身・独立するわけではなく、一般的な転職活動を経て事業会社に転職をする人も少なくありません。

マッキンゼーなどの厳しい環境では、若手のうちに数年の経験を経て退職する人も多くいるからです。

マッキンゼー出身者はどんな業界・企業に行く?

マッキンゼーから他の企業に転職をする場合、経営の知識や経験が求められるベンチャーキャピタルや大手企業の経営企画職に転職することが多いです。

他にも、ベンチャー企業や外資系の企業は問題解決能力の高い即戦力を求める傾向にあるため、マッキンゼーなどのコンサルティング会社を経験した人材と親和性が高いです。

一言にマッキンゼー出身者といっても、それぞれ専門分野が異なりますから、専門性を生かした転職をする人も多いです。

例えば財務系や人事、ITに強い人は事業会社にスペシャリストとして転職をしたり、専門のコンサルティング会社で専門性により一層の磨きをかけたりするなどの選択肢があります。

マッキンゼーはどの程度激務?

マッキンゼーなどのコンサルティング会社といえば、年収が高い代わりに激務だとのイメージを抱く方が多いです。

納得のいくソースを探したり、精度の高いシミュレーションを行ったりするうちに日付を超えてしまい、深夜から早朝の時間帯に帰宅することもあります。

22時頃には退勤する人が多いものの、翌日の早朝に帰宅する人も一定数いるのが現状です。

ただ、ブラック企業にありがちな長時間労働とは事情が異なります。

マッキンゼーでは、上司に残業を強いられたり、理不尽な要求によって長時間会社に残ったりするわけではありません。

クライアントに提案するにふさわしい品質のソリューションにたどり着くのに時間がかかる結果、ある程度の業務の負荷や時間が必要となるのです。

離職率は公表されていませんが、短期間で退職する人も多く、平均的な勤続年数は3年~5年ほどと言われています。

デジタルマッキンゼーって何?年収は?

デジタルマッキンゼーとは、マッキンゼーの中でもデジタルに親和性が高い人材で構成されたチームです。

他のコンサルタントと同様、クライアントの経営層に対してソリューションを提供するコンサルタントや、データ分析やIoTの専門家などで構成されます。

デジタルマッキンゼーは、システム会社とは異なり、単にシステムを導入することではなく、デジタルテクノロジーを活用して経営課題を解決することに意味を見出しています。

デジタルマッキンゼーの年収は、コンサルタントの職種であれば、他のチームに属するコンサルタントと変わらない水準です。

その他の職種(デザイナー、エンジニア、データ・アナリティクス)は、コンサルタントよりやや下がるものの、事業会社のエンジニアなどと比較すると高い水準です。

マッキンゼーの適性検査の内容は?

マッキンゼーの採用試験では、適性検査が課されます。

適性検査は、与えられた情報を用いて論理的に思考・推論をし、最適な問題解決をするための能力を測ることを目的としています。

適性検査では、実際にマッキンゼーが扱った事例をもとにしたシナリオが与えられます。示された図やグラフをもとに、選択肢から最適な回答を選択する試験です。

例えば、クライアント企業のビジネスモデルなどの情報、売上や利益の推移データ、CEOによる現状分析や考えなどの資料とデータが与えられます。

その上で、「CEOの考えとして正しいものはどれか」「データを正しく表現している選択肢はどれか」などの選択式の問題が出されます。

合計で26問与えられ、制限時間は75分間です。電卓などの機器の使用は認められておりません。

例題が公開されているので、事前に慣れておくことが重要です。

マッキンゼーとボストンコンサルティングの年収はどちらが上?

ボストンコンサルティングは、マッキンゼーと並ぶ国内戦略コンサルティングファームの大手です。

ボストンコンサルティングの平均年収はおよそ1,860万円です。ただ、平均年収だけ把握してもあまり意味がない点はマッキンゼーと同じです。

マッキンゼーと同じく、年次や年齢に関わらず、役職や成果に対するインセンティブによって年収に差がつく仕組みだからです。

ボストンコンサルティングの年収は、新卒入社時でおよそ700万円です。

課長クラスに相当するプロジェクトリーダーの年収は約2,000万円、部長クラスに相当するプリンシパルは2500万円程度、パートナーは5,000万円以上です。

役職ごとの年収水準も、マッキンゼーとほぼ同水準です。

マッキンゼーの年収まとめ

世界的に有名なコンサルティング会社であるマッキンゼーは、新卒入社時からすでに年収水準が高く、その後も成果を上げるほど年収も上がっていく会社です

福利厚生や退職金などの処遇も一般企業に比べて非常に手厚く魅力的である一方、成果主義の中で昇り詰めていくのは生易しいものではありません。

数千万円という高年収は、マッキンゼーに入社すれば必ず得られるわけではなく、厳しい環境の中で生き残った人だけが手にできるものです。

こうしたハイクラスの企業に身を置くことで、起業家や経営者としても通用する高い能力が身につきます。

今後キャリアを形成する中でより高みを目指したい方にとって、マッキンゼーは果敢に挑戦すべき環境です。興味のある方はチャレンジしてみましょう。