看護師を辞めたい。辛い理由と仕事に行きたくない時の悩み解消法

看護師なのですが、仕事が辛くて、辞めたいです…。どうすれば良いですか?
看護師は、日々の業務の大変さから、辛い・辞めたいと考える人は多いですよね。

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この記事では、そんな看護師を辞めたいと考えている方に向けて、おすすめの対処法を詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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看護師をしている人の中には、日々の仕事が大変だったり、人間関係が良くなかったりして、辞めたいと思っている人も多いのではないでしょうか?

辞めたいのに無理して続けていると、うつ病などになってしまうおそれもあるので、早急に対処する必要があります

この記事では、看護師を辞めたいと思っている人に向けて、多くの人はどんな理由で辞めたいと思っているのか、辞めたいときはどうすれば良いのかについて詳しくまとめています。

ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. マイナビ看護師 ロゴ
  2. ナース人材バンク ロゴ
  3. ナースではたらこ ロゴ
看護師の転職成功率を上げる3つのSTEP
STEP1
ランキングの上位3社に登録する

看護師転職サイトのランキング上位3社に無料登録する

STEP2
転職意欲をアピールする

各エージェントに「良い転職先があれば、すぐに転職したい」と伝え、優先的にサポートしてもらう。

STEP3
最も相性の良かった1社に絞る
担当者との相性を確認しながら本命のエージェントを1社に絞り、本格的な転職活動を開始する
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看護師を辞めたい!仕事に行きたくない!辛いのは私だけ?

看護師を辞めたいと思っている人は、

  • こんなに辛いのは私だけ?
  • 他の看護師は「辞めたい」「仕事に行きたくない」なんてことはないの?

と、思っていることでしょう。

まずは、看護師という職業は辛いのか、どれくらいの人が辞めているのかについてご紹介します。

看護師を辞める人ってどれぐらいいるの?離職率を分析

厚生労働省「平成 28 年雇用動向調査結果の概況」を参考に作成した「業界別の入職率と離職率」

オレンジ色の棒が離職率を表しており、高ければ高いほど、「辞める人が多い業界だ」と言えます。

「医療・福祉」は右から三番目にありますが、平均ライン(赤線)よりも高い場所に入職率・離職率とも位置しています

つまり、日本の業界全体を見ても、離職率は高い業界だということです

医療・福祉、とりわけ「看護師(正看護師+准看護師)」に注目してみると、就業者に対して約10%前後の離職者がいることが分かりました

厚生労働省「平成 28 年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況、公益社団法人 日本看護協会「2017年 病院看護実態調査」 結果報告を参照

2012年2013年2014年2015年2016年
就業者約111万人約117万人約122万人約127万人約131万人
正規雇用の離職者約9.8万人
(7.9%)
約9.9万人
(7.5%)
約10万人
(7.5%)
約11万人
(7.8%)
約11万人
(7.6%)
新卒の離職者約3.8万人
(3.1%)
約4.6万人
(3.5%)
約4.5人
(3.3%)
約4.4人
(3.1%)
約4.8万人
(3.3%)

就業者、つまり「看護師になった人数」に対して、約10%(約10万人前後)の人が一年間に辞めているということになります。

やはり新卒の方が正規雇用者よりも割合的には低いですが、それでも3%前後いるということは押さえるべきだと言えるでしょう。

看護師が辞めたいと思う理由は?2chや知恵袋も参照

毎年、就業した人の10%が辞めているわけですが、どんな理由で辞めるのでしょうか。

ここでは、具体的な辞める理由についてご紹介します。

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クリックすると、詳細に飛ぶので、気になるところから読んでみてください。

看護師を辞めたい理由① とにかく人員不足で仕事が大変

まず辞めたい1つ目の理由が「人員不足で、仕事が大変だから」というものです。

看護師というのは、その仕事が大変なのもあり、長年「慢性的な人員不足」に悩まされています。

近年、高齢化が深刻化していますが、未だに看護師の人員不足問題は解決に至っていません。

人員不足になると、看護師一人あたりの仕事量が増えるので、ますます大変になります。

ますます大変になれば、心身ともに辛くなりますから、さらに辞めたいと思うようになってしまいます。

看護師の中には、あまりの激務に体調を崩してしまう人や、病気になってしまう人もいるようです。

こうした問題に対して、日本看護協会主導は、一丸となって改善に取り組んでいるようですが、まだまだ問題解決までの道のりは長いと言って良いでしょう。

&careerが実際に取材をした看護師の方も、この人員不足について言及していました。

特に、働いている看護師が、”ママさん看護師”の場合、子どもの事情で途中退勤することが多く、その分の仕事が自分に回ってくることが多いようです。

ただでさえ、人員不足なのに、そういった理由でも減ってしまうというのは、かなり過酷だと言えます。

辞めたくなるのも、うなずけますよね。

看護師を辞めたい理由② ミスが多い

1年目や2年目の新人看護師に多いですが、「ミスが多くて辛い」という理由で辞める人も多いです。

1年目や2年目であれば、まだまだできないことが多くて当然ですが、

  • 怒られるのが嫌だ、先輩が怖い
  • ミスばかりして、迷惑をかけるのが嫌だ

など、失敗をすることが嫌だと感じる人は多いようです。

看護師を辞めたい理由③ 勤務時間が長く、残業もある

勤務時間が長く、残業もあるから」という理由で辞める人も多いです。

辞めたい1つ目の理由で「人員不足が深刻だから」というのを紹介しましたが、それが原因でこの2つ目の問題は起きていると言って良いでしょう。

人員不足のために、一人あたりの仕事量が増え、それを終わらせるために勤務時間が伸び、残業をせざるを得ない…

そういったことが続いたこともあって、プライベートが全く充実しなかった人も多いようです。

看護師を辞めたい理由④ 休暇や有給が取りにくい

看護師を辞めたい4つ目の理由は「休暇や有給が取りにくいから」というものです。

こちらも、前の2つの辞めたい理由が関係していると言えます。

人員不足であるから、そもそもの仕事量が多くなり、勤務時間が伸び、休暇や有給も十分に取ることができない、というわけです。

看護師の仕事環境は、かなり問題があると言って良いでしょう。

看護師を辞めたい理由⑤ 給料が安い

看護師を辞めたい5つ目の理由は「給料が安いから」というものです。

看護師の平均年収は、「平成29年度人事院統計書(4月分)」によると、

月収年収
正看護師約35万円(39.1歳)約427万円
准看護師約30万円(46.4歳)約361万円

正看護師の年収は「約427万円」(月収約35万円)、准看護師の年収は「約361万円」(月収約30万円)であることが分かりました。

また、日本国民の平均年収は、「平成28年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、「約364万円(月収30万円)」であることが分かりました。

このことから、看護師の平均年収は、日本国民の平均年収と、そこまで大差はないことが分かります。

仕事は激務なのにも関わらず、金銭面ではかなり平均的となると、辞めたいと考える理由になるのも分かるのではないでしょうか。

看護師を辞めたい理由⑥ 人間関係に問題がある

辞めたい5つ目の理由として「人間関係に問題があるから」というのがあります。

これは、看護師に限った話ではなく、一般企業に勤めている方にも当てはまる理由でしょう。

看護師というのは、一人の力だけで成り立つものでは到底なく、人員不足であるから、なおさら「団結力」「結束力」は必須になると言えます。

そんな状況で、人間関係に問題ができてしまうというのは、辞めたい理由に直結してしまいますよね。

さらに看護師という職業は、丁寧に仕事をしようとすると「遅い」と言われ、確実な処置や異変に気づかなかった場合には責任をとらされる職業です。

そういった理由からも、辞めたいと思ってしまう人は多いと言えるでしょう。

看護師は仕事に行きたくない時はどうすれば良い?年数別の取るべき行動

ただ「辞めたい」と思っても、入ったばかりであったり、入って何年も仕事をしていたりすると、「どのタイミングで辞めればいいのか」分からなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。

ここでは、勤続年数別の特徴と、辞めるタイミングについて解説します。

新人・1年目・2年目

まずは「1・2年目」の看護師さんです。

最初は憧れて入ったけど、「思った以上に仕事がきつかった」「人間関係がなかなかうまくいかなった」などの理由で、辞めたいと思う人も多いでしょう。

しかし、1・2年目というのは、基本的に転職をするタイミングとしてはふさわしくありません

どんな仕事でも、最初は慣れないことが多く、辛いと感じることが多いからです。

なんとか1年目を乗り切って、2年目に入ると、看護師であっても、かなり仕事の面で慣れてくるようになり、肉体的にも、精神的にも楽になるという人はかなり多いです。

ですが、冒頭でも言ったように「無理をする」のはよくありません

これは1年目だろうが、2年目だろうが関係ありません。

職場の同僚や先輩に相談するのでも良いですし、信頼できる家族や転職エージェントに話してみるのも一つの手です。

3年目

3年目というのは、看護師に限らず「転職のタイミングとされることが多い年数」です。

3年勤務すれば、知識や経験もある程度ついていると判断され、転職も有利に働きますし、「無理・辛い」と判断できれば、合っていなかったと判断できるからです。

これは看護師にも言えることで、3年勤務すれば、ある程度仕事にも慣れてきて、病院の良いところも、悪いところも見えてくるようになるでしょう。

3年目というのは、総じて転職を考える良い年数と言えます。

もし3年目になって転職を考え始めたら、転職エージェントなどを活用しながら、転職活動を始めていきましょう。

4年目・5年目・10年目

4年目以降にもなると、スキルアップや異動、自分のキャリアの将来性などを考える時期でしょう。

加えて、10年目以降のなどのベテランになると、仕事が辛いというよりは「疲れた」「もっと自分に合った職業を探したい」などの理由から、辞めたいと考える人も多いです。

病院には、

  • 急性期
  • 回復期、慢性期

など種類があり、それぞれにおいて忙しさ、仕事内容等が変わってきます。

年齢的に疲れてきたと感じる場合は、慢性期など落ち着いたところに転職するのがおすすめです。

まとめ:辞めるタイミング

以上のことをまとめたいと思います。

1年目は「ただ慣れていないだけという可能性もある」ので、とりあえずは乗り切るというのも一つの手です。

ですが、これは自分の心とよく相談する必要があります。

なんとか1年目・2年目は乗り切ったとしても、3年目にして再度辞めたいと考えるようであれば、本格的に転職活動を始めるのも良いでしょう。

4年目以降で辞めたいと考える場合も同様です。

また、転職することを決めたとしても、求人数が多くなる1〜3月から始めるようにして、それ以外の時期で辞めるのであれば、ボーナスをもらってから辞めるようにしましょう。

転職する時期については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

看護師の転職時期はいつがベスト?転職の開始時期と合わせて確認

看護師を辞めたい場合の悩み解消法

あなたが「辞めたい」と思うのは、看護師そのものを辞めたいのでしょうか、それとも今の職場を辞めたいのでしょうか?

環境を変えるだけでも、今抱えている「辛い、辞めたい」と思う気持ちが緩和されるかもしれません。

看護師には、次のような働き方があります。

順番にみていきましょう。

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こちらもクリックすると、詳細に飛ぶので、気になるところから読んでみてください。

① 大学病院や総合病院で働く

看護師資格を取得し、新卒の看護師として働く多くの人は、大学病院や総合病院に勤めます。

理由としては、大きな病院であれば、様々な希望する科への配属も可能であること、看護学生時代に実習でいった病院であれば安心であること、同じ病院に就職希望の仲間がいることなどがあります。

また、看護学校の先生も、学生に対し、実習先の大学病院や総合病院を勧めてきます。

卒業生が多く働くことや学校の実績なども考慮されていますが、一番の理由は、大学病院や総合病院で働く経験が看護師としてのスキルを一番伸ばすからです。

大学病院や総合病院での仕事は、様々な医療チームを組み、総合的に患者を管理していることが多いため、看護師の視点だけではなく、様々な専門職(医師や栄養士、薬剤師など)との連携の力も必要になります。

この中で働くことは、看護師としてスキルを上げ、人間としても大きく成長すると考えられます。

しかし、激務であることから離職者は圧倒的に多いのも、大学病院や総合病院で働く看護師の特徴でもあります。

そのため、看護師を辞めたいと考える理由が休暇を多くとりたい場合には、大学病院や総合病院への転職はお勧めしません。

働いてみたい科がある場合や、看護師としてのステップアップをしたい場合には良い職場だと考えられます。

② こども病院で働く

今の一般的な病院では、患者の大多数を65歳以上の高齢者が占めています。

看護は対象が誰であっても大変です。

しかし、高齢者の看護は、終末期看護が必要になることが多く、看護師として働く中で、大きく悩む人も多くいます。

そこで、転職を機に看護の対象を変えて、こども病院へ転職する人も多くいます

こども病院では子供の看護が主になり、これまでの働いていた環境と大きく変えることができます。

また、入院する子供のために、可愛い展示物があったり、病室がカラフルになっていたりして、とても明るい気持ちで働くことができます。

これまでの働いてきた環境からは一気に職場の雰囲気を変えることができる転職先です。

今の職場で辞めたいと思っている場合は、一度検討してみてください。

③ 老人ホーム、介護老人保健施設で働く

今の高齢化社会において最も需要が高いと言っても過言ではない転職先になります。

65歳以上の高齢者が看護の対象となり、生活のサポートやリハビリはもちろん、酸素管理や口腔ケアなどの看護が必要になります。

高齢者が多いため、認知症の人も多く、ケアには老年期看護に必要なスキルが必要になります。

老年期看護に興味がある人や専門性を高めたい人にはお勧めの転職先です。

勤務体系は、その施設ごとに変わります。

給料は、病院ほど高くはありませんが、夜勤などもあるため全体的な収入は高くなることもあるようです。

④ 専門性の高い病院で働く

専門性の高い病院とは、例えば、がんセンターや透析病院などがあります。

新卒での就職で、大学病院や総合病院で働いた経験のある人であれば、スキルアップとしてより専門性の高い病院に勤めたいと考える人もいます

自分の興味のある分野において専門的な医療を提供している病院に勤めることで、その病気に対する最先端の技術を学べることができます。

勤務体系や職場環境はあまり変わりませんが、今の職場での看護師を辞めたいと感じていて、転職を機にスキルアップを目指す人にはお勧めの転職先です。

⑤ クリニック、健診センターで働く

クリニックや健診センターは、大学病院や総合病院での慌ただしい勤務に疲労感を感じ、辞めたいと感じた看護師の転職先に良く選ばれます。

その理由としては、勤務時間が短いことや夜勤がないことです。

勤務時間はその場所ごとに多少の違いがありますが、大抵は朝8時ぐらいから夕方17時頃までの勤務になります。

また、健診センターの場合には、提携先の企業に勤める20代から60代の比較的若いサラリーマンが対象となるため、ケアではなく予防を中心とした看護ができます

職種の分類では少し変わることになりますが、臨床経験があれば十分に経験を活かしながら働くことができ、お勧めの転職先です。

⑥ 保健師として働く

大学で看護師免許を取得した人であれば、看護師免許の他に保健師免許も取得しています。

そのため、看護師から転職を希望した場合に保健師として働くことも可能になります。

また、専門学校出身の場合や看護学生時代に保健師の免許を取得していなかった場合には、大学や専門学校に1年~2年程度通学し必要な単位を取得し、保健師国家試験に合格することで資格を取得することができます。

保健師として働く場合、働き先としては、公務員として働くこととなる行政の職員(〇〇市などの所属になります)、もしくは一般企業の健康管理室などで働く産業保健師、そして病院の中で退院してからの生活指導などを担当する病棟保健師などがあります。

どの働き先に行くことになっても、保健師としての活動は、病気の予防になりますので、高齢化社会の現代の日本ではとても需要が高く、やりがいのある仕事です。

また、保健師になった場合、一人での担当範囲(例えば、担当地域や集団)は看護師時代よりかなり大きくなり、責任も重くなりますが、土日は基本的にお休み勤務時間も一般的なサラリーマンとなるので、オンオフをしっかり区別した生活を送ることができます。

看護師で働くことを辞めたいと感じている人でも、看護師経験を活かすことができるお勧めの転職先です。

⑦ 養護教諭として働く

こちらも大学で看護師免許を取得した場合に、一緒に取得している可能性の高い資格です。

大学によって一級もしくは二級の免許になっているので、確認が必要な資格です(一級免許の方が就職時には有利になります。二級の場合でも、都道府県が定める研修を受けると一級免許になります)。

養護教諭とは、小学校や中学校、高校、大学などの保健室の先生です。

主な業務としては、生徒が怪我をした場合の応急処置や登校拒否など心の病気を抱えた生徒のケアになります。

需要も高い職種ですが、一つの学校に養護教諭は一人しか採用されないことや、看護大学以外でも免許の取得ができるため(養護教諭の専門学校などがあります)倍率は高い就職先になります

保健師と同様に、看護師で働くことを辞めたいと感じている人でも、看護師経験を活かすことができるお勧めの転職先です。

⑧ 助産師として働く

助産師の資格は看護師免許と一緒にとれる大学もありますが、大学院に進学してから取得させる学校も多くあります。

助産師の仕事は、出産前の女性のケアから出産の立会い、その後のケアになります。

初めての出産で不安でいっぱいのお母さんを約10ヶ月支え、新しい命の誕生を一緒に迎えることができます。

やりがいを感じることは言うまでもなく、命を大切にすることが使命である看護師として学びの多い職種になります

実際に臨床経験後に大学や大学院で資格を新たに取得する人も多くおり、やりがいや新しいスキルを身につけるために転職したい人にはおすすめの道になります。

看護師そのものを辞めるのではなく、方向を変えてみることも検討してみてください。

⑨ 一般企業で働く

看護師として働いている人の中では、あまり知られていないかもしれませんが、実は企業でも看護師免許を活用して働くことができます。

具体的には、医療機器メーカーなどで、患者さんへの機器の取り付けの立会いなどの仕事になります。

医療機器メーカーは、国内の企業もありますが、外資系企業も多くあります。

そのため給料は夜勤をする看護師レベルほどに高く、勤務体系も平日は9時~17時までで土日祝日休みというのが一般的です。

病院に勤める人だけではなく、企業に勤める同僚達とも一緒に仕事を進めていくことになるため、病院だけの勤務だけでは身につけられない価値観を身につけることや、職種の全く違う仕事仲間と出会うことができます

看護師としての経験は活かしていきたいが、看護の仕事だけをする職種は辞めたいと感じており、さらに環境を変えたいと考える人にはお勧めの転職先です。

また、後の項でも説明しますが、看護師の経験を通して、社会人として働くにあたって必要なスキルが多く身についています。

そのため、医療機器メーカーなどで看護師の資格保有者として働くことだけでなく、全く違う職種として働くことも可能です。

実際に、特に20代などの方で、看護師を辞めたいと感じ、全く違う業種で活躍されている方は多くいます。

転職活動をするにあたっては、未経験での募集もたくさんあるので、視野を広げて求人を探してみるのもお勧めです。

【看護師の転職】ジョブチェンジで高待遇を狙おう!他職種・仕事13選

看護師を辞めたいとき、休職するのはあり?

看護師を辞めたいときの対処法として、一旦休職するという方法もあります。

ただ、どの職場にも休職制度があるとは限らないので、まずは働いている職場に休職制度があるか、確認しましょう。

ここでは、看護師の休職について詳しくご紹介していきます。

どのくらいの期間、休職して大丈夫?

休職できる期間は、3ヶ月から長くて3年というのが一般的です

勤続年数などによって休職できる期間が変わるので、自分の勤め先の就業規則を確認するようにしましょう。

どんな理由で休職してる人が多い?

  • うつや適応障害などメンタル的な問題が起きたため
  • 長期に療養が必要な病気があるため
  • 専門看護師・認定看護師などの資格取得や留学のため

などの理由で休職する人が多いです。

うつや持病により休職する人や、資格取得や留学などの前向きな理由で休職する人など、さまざまです。

休職するまでの流れは?

病気などの理由で休職を考えている場合、1ヶ月程度の「休養」をして、様子を見ることになります。

そして、その休養が終わっても、症状が改善しない・もう少し時間がかかるという場合は、「休職」をします。

休職の申請には、

  • 就業できない理由
  • 休職の見込期間

が記載された「医師の診断書」が必要になります。

休職中の給料はどうなる?

休職中は、原則として給料・ボーナスは出ません

ですが、会社の制度によっては、給料をもらえるところもあるので、自分はどちらなのか、確認しましょう。

また、有給休暇などを上手に利用すれば、多少給料をもらいながら休むことができます。

休職したら、退職しかない?復帰することはできる?

復帰することも退職することもできます

復帰したい場合

  1. 「復帰できる」「病気は回復した」ことを証明する医師の診断書をもらう
  2. 職場の人に挨拶をして、上司と面談をする

この2つで、無事復帰することができます。

病状が回復したからといって、休職前と同じ業務量を行ってしまうと、また休職することになりかねません。

最初の1ヶ月くらいは、休職前よりも業務量を減らしてもらうようにしましょう。

退職したい場合

1年間程度休職をして、やはり辞めたい・退職をしたいと思ったら、退職届を出すことで退職することができます

無事退職できたら、失業保険をもらいましょう。

退職理由が、セクハラやパワハラなど、会社都合によるものであれば、受給期間が違うので、どちらになるのか、考えてから受給するようにしましょう。

休職中に転職活動をするのはあり?

休職中に元気が出てきたら、転職先を探すのもありです

マイナビ看護師などの転職エージェントに登録をして、話を聞いてもらいましょう。

ただ、無理をしてしまうと、病状を悪化させてしまうおそれもあるので、慎重に行いましょう。

看護師は本当に辞めても大丈夫?よくある質問まとめ

ここでは、辞めようか迷っている看護師さんがよく抱く質問についてまとめています。

ぜひ一通りチェックしてみてください。

看護師を辞めても他の職場で活かせる?看護師の強みって?

看護師に身についているスキルの中で、医療機関以外で働く場合でも活用できるのは、次のようなものがあります。

  • コミュニケーション能力
  • 対応力
  • 計画立案能力

コミュニケーション能力

まず、コミュニケーション能力ですが、看護師は日々病院に来る様々な年齢の人を相手に仕事をしています。

患者さんが不安に思っていることを傾聴し、病気についての説明を相手の理解度に合わせて説明をすることはもちろん、日々のケアの合間にも必ず患者さんとのコミュニケーションが必要になります。

相手は患者であり、具合が悪いから病院にきているため、良好なコミュニケーションをとるには様々なテクニックが必要になります。

また、患者さんとのコミュニケーションからの情報から治療の方針を決めることもあるので、看護師は学生時代からコミュケーション方法についてかなり勉強をして、実践しています。

そのため、医療機関であっても、他の業種で働く場合にもこの高いコミュニケーション能力を活かすことが十分にできます

対応力

次に対応力ですが、看護師の仕事は、日々イレギュラーだらけです。

患者さんの状態はその時々に変化し、自分の仕事の優先順位はどんどん変化していきます。

そのため、患者さんの依頼を叶えつつ自分のケアを確実にこなしていくことには高い対応力が必要になります。

実際に患者さんからの依頼には、叶えられないような、わがままに近いものも多くあります。

そのような依頼があった時には、患者さんとの信頼関係や治療に前向きな姿勢を壊さないように、対応していくことが必要になります

そして、現代はチーム医療の必要性が注目されており、多くの病院でも取り入れられているため、医師だけでなく栄養士や理学療法士などの指示を聞きながら仕事をしていく必要があります。

看護師はチーム医療の中で最も患者さんに近い存在にいるため、患者さんの状態や思いをチームのメンバーにも共有し、治療の方針に反映させていく必要があります。

このように患者や家族、医療従事者からの指示や依頼を調整しながら自分の業務を数多くこなしている看護師には高い対応力が身についていると考えられます。

計画立案力

看護師は、一人の患者に対し、その時々の状況に応じた看護アセスメントを行い、看護診断からの看護計画を立案する必要があります。

そのため、日々患者とのコミュニケーションや使用している治療の効果、リハビリの様子から看護上の問題について考え、その人にあった計画を立案しています。

この計画立案の能力も医療業界でなくても十分に活用できる看護経験で身につくスキルだと考えられます。

新卒で就職活動をする時に、一般職種での就職の場合には、就職試験を受ける前にTOEICや秘書検定、簿記など様々な資格を取得します。

それは、就職活動に有利とされており、在学中に目的を持って過ごしてきたことの証明にもなるためです。

しかし、転職活動の場合、資格を持っていることは持っていないよりかは有利になりますが、その資格だけで採用されるということはほとんどありません

一方で看護師資格は、その資格を持っているだけで一生働くことができると言われています

看護師の資格を持っていれば、たとえ女性が出産や育児で仕事につかない時期があったり、親の介護など個人的な理由でお休みする期間があったりしても、いつでも自分が復帰したい時に復帰することができます。

それだけでなく、看護師の経験では、日々とてつもない忙しく複雑な仕事をこなす代わりに一般的なサラリーマンをするだけでは身につけるのに時間がかかるような高いスキルも短い期間身につけることができます。

看護師を辞めたことで幸せになって人っている?

看護師を辞めたことで幸せになっている人はいます

看護師をやめてよかったと思う理由として、

  • 規則的な生活が送れるようになったから
  • 人間関係に悩まされなくなったから
  • 体の痛みが減ったから
  • 自分の時間が増えたから

を挙げている人がいました。

特に、看護師は「夜勤」がありますし、肉体的・精神的にも大変な仕事です。

そこから開放されるわけですから、その状況に苦しんでいる人は、かなり幸せになれると言えるでしょう。

看護師が辞めたいときに相談したい転職エージェント3選

看護師を辞めたいと思っている人には、転職も非常におすすめです。心機一転、職場を変えてみてはいかがでしょうか?

以下では、転職のプロが厳選した看護師転職エージェントを紹介しています。

転職エージェントは、担当者との相性が重要ですので、すべてに登録をして、最も相性が良かったところを利用するのがおすすめです。

①マイナビ看護師

マイナビ看護師

マイナビ看護師では、約3万5000件もの求人を扱っており、業界でもトップレベルです。

さらに、認知度が高く、従業員数が9000人を超える大企業が運営しているので、非常に安心して利用することができます

拠点数も多く、全国に27拠点もあるので、地方にいる方も気軽に利用することができます。

マイナビ看護師を実際に利用した人は、

27歳女性・正看護師

私の場合は経歴書添削や面接練習をしてもらえたことがメリットであったと思います。面接にも同席してもらえたのも心強かったです。

30歳女性・正看護師

企業情報がとても豊富で、メリットとデメリットを細かく教えてもらえました。看護師の企業面接の専門の方もいて、模擬面接やアドバイスをこと細かく教えてもらえました

など、希望企業への転職成功率を高めるサポートや、企業や医療機関に関する情報力を特に評価していました。

きちんと転職活動をサポートして欲しい人、安心できる会社が運営しているところが良い人は、ぜひ登録してみてください。

②ナース人材バンク

ナース人材バンク

ナース人材バンクは、掲載求人数が20万件以上もあり、年間10万人もの看護師が利用する国内最大級の転職エージェントです。

東京や大阪などの首都圏だけでなく、地方の求人も豊富に扱っているので、豊富な選択肢から選びたいという人におすすめです。

ナース人材バンクを実際に利用した人は、

31歳女性・正看護師

面接時に同行し、給料面など相手に聞きにくい点を交渉してくれました。 経歴についても、直接看護部長に話して頂き、心強かったです。

26歳男性・准看護師

転職を行う際の対応力の良さにはメリットがあります。こちらの都合での転職でしたが、少し難しいような案件でもすぐに対応していただけました。

など、アドバイザーの質の高さを特に評価していました。

初めて転職を行う人、たくさんの求人の中から選びたい人は、ぜひ登録してみてください。

③ナースではたらこ

ナースではたらこ

ナースではたらこは、約9万件もの求人を扱っており、業界でもトップレベルです。

他の転職エージェントとは違い、転職したい医療機関を逆指名することができるので、より満足の行く転職を実現することができます。

また、従業員数1600人を超える「株式会社ディップ」という一部上場企業が運営しているので、安心して利用することができます。

ナースではたらこを実際に利用した人は、

34歳男性・正看護師

給与面での交渉をしっかりしてもらえました。あまり期待していなかったが、年収が大幅にアップしました。

31歳女性・正看護師

企業との交渉力が強かったです。勤務中に転職を考えていて忙しかったので、とても助かりました。

など、企業との給与交渉を特に評価していました。

今よりも年収を上げたい人、転職したい医療機関がある人は、ぜひ登録してみてください。

看護師を辞めたいときに参考になるブログ

参考 私が休職中にしたこと〜恩師の言葉を添えて〜看護師+αの働き方

こちらのブログは、職場でのストレスから体と心を壊して、休職をして、最終的に退職に至った方が執筆しています。

休職をしているときの苦悩、退職に至るまでの考え、思いが綴られていますから、辞めたいと思っている方は、一度読んでみてはいかがでしょうか?

看護師を辞めたいと悩んでいる人は、一度休んで考えてみよう

看護師の仕事は、一生懸命お世話をしていても、病気で機嫌の悪い患者さんから怒られたり、とてもこなせないような業務量を先輩から頼まれ、失敗するとものすごく怒られたりするような仕事です。

実際に離職率も高い職種で、はじめはやりがいを感じていても、何年か後に看護師として働くことを辞めたいと考えてしまう人もいます。

しかし、看護師資格を持ち、看護師として働いてきた人には、様々な転職の道があります

無理をして、うつ病などの病気になってしまう前に、一度休んで、自分の今後についてゆっくり考えてみてはいかがでしょうか?