警察官の平均年収は高い?低い?階級別・都道府県別に年収を徹底検証!

身近な存在である交番勤務の「お巡りさん」や、ドラマや映画で見かける「刑事」、皇族や首相らを警護する「SP」は、同じ警察官でも身分や階級が異なり、平均年収にも大きな差があります。

この記事では、警察官の階級や都道府県別年収ランキングを掲載し、警察官のなり方や高年収を目指す方法などもまとめています。

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警察官の給料は高い?安い?階級別・年代別に紹介!都道府県別年収ランキングも

お巡りさんや事件を捜査する刑事、政府要人などを警護する人たちはすべて、地方公務員の警察官です。

警察官の平均年収は、身分や階級、勤務する都道府県で大きく異なります。ここでは階級別、学歴別や都道府県別年収ランキングを紹介します。

警察官を目指す人は、まずこれを見て警察官の給料の実態を知りましょう。

警察官の平均年収(全都道府県平均)

「平成30年地方公務員給与の実態」によると、全国約26.1万人の警察官の平均基本給月額(月給)は約36万円(手当含む)で、年間では約432万円です

令和元年度の国家公務員のボーナスは年間4.44ヶ月分で、地方公務員もおおむねこれに準じるので、警察官の年間ボーナスは推定160万円です。合計すると警察官の平均年収は約592万です。

比較として、警察官以外の地方公務員の平均基本給月額を一部抜粋します。

  • 大学教育職:45.6万円
  • 高等学校教育職:40.7万円
  • 小・中学校教育職:38.9万円
  • 警察職:36万円
  • 一般行政職:約34.6万円
  • 一般職員:34.2万円
  • 消防職:33.3万円
  • 看護・保険職:32.1万円
  • 福祉職:31.2万円

公務員全職種の平均月給は35.9万です。警察官の基本給は公務員の中ではほぼ平均に位置しています。

都道府県警察官の給料は「公安職給料表」に従う

国家公務員である警察庁職員は「公安職俸給表」で給料が定められています。

一方、地方公務員である都道府県警察官は各都道府県の「公安職給料表」の適用を受けます。公安職給料表には警察官の級数と号級(基本給)がまとめられています。

警察の階級は下記の通りです。

  • 1級:巡査
  • 2級:巡査部長
  • 3級:警部補
  • 4級:警部
  • 5級:警視
  • 6級:警視正
  • 7級:警視長
  • 8級:警視監
  • 9級:警視総監

すべての警察組織のトップである警察庁長官は、上記の階級制度の外に置かれています。

警察官の号級は階級と年齢に応じて上昇し、階級が上がるためには試験を受けて合格する必要があります。

ただし、いわゆるキャリア公務員の警察官は警部補からスタートし、試験を受けずに順調に昇進します。

自治体によって公安職給料表に記載されている級数や号数の上限、給料月額は異なります。「警察官給料表」など、別の呼称を用いる自治体もあります。

警察官の給料手取りは?

都道府県警察官の平均月給は約36万円です。

所得税、住民税、社会保険料などの控除額は給与や家族構成によって異なりますが、一般的に額面の20〜25%が引かれる計算です。

以上から、給与月額が36万円の場合、手取りは27万〜28.8万円です。

ボーナス・退職金の計算方法

警察官のボーナスや退職金は、所属する都道府県や退職時の階級・勤続年数などによって異なります。

警視庁(東京都)所属・勤続40年の巡査部長を例に試算すると、ボーナスは167万円、退職金は1,848万円です。

ボーナス(期末・勤勉手当)について、警視庁の昨年実績は基本給の4.65か月分(年間)です。

退職金の試算方法は内閣官房サイトの「国家公務員の退職手当制度の概要」に詳しく記載されています。地方公務員も上記の計算方法に従います。

女性警察官の比率は?年収は男性警察官と異なる?

都道府県警察官261,782人のうち、女性警察官は25,540人で、全体の約9.8%です。警部以上の女性警察官数も平成22年は172名、平成31年は554名と増加傾向です。

警察庁が毎年発行する「警察白書」に、平成22年度以降の女性警察官比率の推移が掲載されており、下記のように年々上昇していることがわかります。

年度22年23年24年25年26年27年28年29年30年31年
割合5.8%6.5%6.8%7.2%7.7%8.1%8.5%8.9%9.4%9.8%

公務員の給料は男女同額です。学歴や階級が同じなら年収にも差は出ません。

都道府県警察官の平均基本給月額は男性が約36.6万円、女性が約30.4万円と差がありますが、高い階級ほど男性の比率が高いためです。

高卒・大卒で年収は違う?

「平成30年地方公務員給与の実態」で20〜23歳の学歴別職員数・給料月額を見ると、

  • 大卒:6,919名、約21.4万円
  • 短大卒:860名、約20.5万円
  • 高卒:11,778名、約20.3万円
  • 中卒:2名、約20.7万円

学歴による年収差はほとんど無いことがわかります。

都道府県警察官の場合、年収を左右するのは学歴ではなく階級です。昇級試験を合格し、巡査、巡査長、警部補と階級を上げていくことが年収アップに繋がります。

都道府県警察ではなく、警察庁に就職するいわゆるキャリア・準キャリアを目指す場合、大卒以上の学歴と国家公務員試験の合格が必要です。

都道府県別警察官の平均年収と初任給ランキング

各都道府県が毎年発表する文書「給与・定員管理等について」に、ボーナスの支給月数や、警察職の平均給与月額、大卒・高卒別初任給が明記されています。

この文書を参考に平均年収を計算すると、最も高いのは大阪府の約834万円、次いで東京都の約820万円です。最も低いのは富山県の約683万で、トップの大阪府と約151万円もの差があります。

下記は、平均年収額ランキングトップ10位の都道府県です。

都道府県平均年収高卒初任給大卒初任給
大阪府約834万円173,000円205,400円
東京都約820万円178,300円211,100円
愛知県約794万円173,500円212,600円
神奈川県約786万円203,322円240,920円
千葉県約775万円188,700円221,200円
埼玉県約771万円188,700円217,000円
京都府約767万円188,700円217,000円
滋賀県約767万円180,000円212,500円
徳島県約760万円174,400円206,900円
静岡県約754万円185,134円221,101円

警察官の階級別年収

警察官の年収は、学歴ではなく階級に左右されます。

ここでは、平均年収が最も高い大阪府と最も低い富山県の「公安職給料表」を参考に、階級別の年収を計算しました。

警察官の平均年収が592万円であることを踏まえると、警部か警視以上になれば平均より高い年収を得られます。

なお、警視総監と大阪府警察本部長(警視監)、主要道府県警察本部長の年収は、公安職給料表ではなく、国が定める「指定職俸給表」を参照します。

階級主な職位年収
警視総監1826万
警視監警察本部長740万〜1349万
警視長本部長・部長688万〜770万
警視正部長・署長648万〜760万
警視課長・署長・副署長・大隊長612万〜706万
警部課長・課長補佐・中隊長583万〜640万
警部補係長・小隊長533万〜577万
巡査部長主任・分隊長486万〜520万
巡査長448万〜483万
巡査405万〜432万

20代巡査部長のモデル年収

ここで、神奈川県警警視庁大阪府警に所属する20代巡査部長(号給:21の場合)のモデル年収を比較します。

  • 神奈川県警:給料月額234,600円、ボーナスの支給月数4.45、年収約386万円
  • 警視庁:給料月額238,100円、ボーナスの支給月数4.65、年収約396万円
  • 大阪府警:給料月額265,200円、ボーナスの支給月数4.5、年収約438万円

どれも都道府県警察官の平均年収ランキングトップ5位に入るものの、同じ級数・号給で約52万もの差がついています。

ボーナスの支給月数はほとんどの自治体で4.45〜4.5ヶ月で、東京都のみ4.65ヶ月と高めです。

警察官になるには?高年収を実現する方法も紹介

警察官になるには採用試験に合格する必要があります。

採用試験は国家公務員試験地方公務員試験の2種類があり、前者が警察庁所属のキャリア・準キャリア、後者が都道府県警察所属のノンキャリアです。

ノンキャリアはキャリア・準キャリアよりも昇任スピードが遅い上に、出世するのに必ず試験を受けなければなりません。上がれる階級にも制限があります。

高卒の場合、警視まで出世できるのが相場です。

ここでは試験内容や部署の違い、警察官の出世や高年収を実現する方法を見ていきます。

警察官の「身分」は3つある

日本の警察には3つの身分があります。

警察全体のほとんどを占めるのが、地方公務員である都道府県警察官です。交番勤務からキャリアをスタートし、各都道府県警察本部にも勤めますが現場一筋です。

一方、警察庁に所属するのは国家公務員のキャリア・準キャリア官僚で、都道府県警察を指揮する組織です。

最も人数が少ないのは、警察庁の付属組織として皇族の護衛や警備を専門に行う皇宮警察です。

警察官採用試験は一般の公務員試験とは異なる

警察官の採用試験では、一般の公務員試験と同様の教養試験、論文試験、適正検査、面接に加え、身体検査や体力検査もあります

警視庁の採用試験の場合、体力検査では

  • 腕立て伏せ
  • バーピーテスト
  • 上体起こし
  • 反復横跳び

が行われます。

さらに下記の身体要件が設定されています。

  • 身長:男性はおおむね160cm以上、女性はおおむね154cm以上
  • 体重:男性はおおむね48kg以上、女性はおおむね45kg以上
  • 視力:裸眼視力が両眼とも0.6以上、又は矯正視力が両眼とも1.0以上であること
  • 色覚・聴覚:警察官としての職務執行に支障がないこと
  • 疾患:警察官としての職務執行上、支障のある疾患がないこと
  • その他身体の運動機能:警察官としての職務執行に支障がないこと

採用には、筆記、面接、体力、身体面のすべてで警察官としての適正を認められる必要があります。

近年は少子高齢化や人材確保をしやすくする観点から、慎重や年齢などの要件を緩める自治体ありますが、それでも一般の公務員より要件は厳しいです。

警察の主な部署と仕事内容は?

警察には多種多様な部署があり、担当する仕事が異なります。

例えば最も身近な存在である「お巡りさん」は地域課、刑事ドラマによく出てくる刑事は刑事部捜査1〜3課の警察官です。

下記、警察の主な部署と仕事内容です。

主な部署仕事内容
捜査1課殺人、強盗、性犯罪、傷害、放火などの人の生死にかかわる強行犯の捜査
捜査2課詐欺、横領、背任、脱税、選挙違反などの知能犯の捜査
捜査3課空き巣や侵入盗、ひったくり、万引き、置引きなどの窃盗犯の捜査
組織犯罪対策課(薬物・銃器・暴力団)薬物や拳銃などの取り締まり、暴力団・外国人犯罪組織の対策、外国人による重要犯罪の捜査(旧・捜査4課)
生活安全課空き巣や振り込め詐欺などの犯罪に対する防犯活動、ストーカーや家庭内暴力など地域のトラブルへの対応、少年犯罪の解決や補導活動など(旧・防犯課)
警備課デモ更新の現場対応、テロの未然防止、イベント時の混雑事故を防ぐ雑踏警備、要人の安全を守る警護、被災者救助や復興支援など
地域課交番勤務、地域パトロール、不審者への職務質問、事件・事故現場での初動警察活動
交通課交通規制、交通事故・事件の捜査、スピード違反・無免許・飲酒運転など危険運転者の取り締まり、交通安全教育の実施

高卒警察官はどこまで出世できる?

高卒の場合、一般的にはⅢ類の採用試験を受験します。合格後、警察学校で10ヶ月間の研修を受け、巡査として交番勤務からスタートします。

巡査部長、警部補と階級を上げるには昇任試験に合格する必要があり、高卒の場合、4年の実務経験を積めば受験可能になります

Ⅰ類(大卒程度)試験合格者は実務経験2年で受験可能です。警部以上の階級だと必要な実務経験の年数に差がなくなり、大卒警察官に並ぶ可能性があります。

高卒・大卒問わず、都道府県警察官(ノンキャリア)が出世可能な最高位は警視長です。そこまで出世できる人はほんの一握りで、高卒警察官は警部まで出世できれば上々とされています。

高年収の警察官になる方法

次に、高年収の警察官になるための具体的な方法を紹介します。

方法といっても近道はなく、最も確実なのは難関の国家公務員採用試験に合格しキャリア組になることです。

キャリア官僚は狭き門のため、多くの人がノンキャリア警察官として巡査から始めます。

キャリア警察官になる:20代で警視も

警察官で高年収を得るには、大卒以上で国家公務員採用試験に合格し、警察庁にキャリア・準キャリアとして採用されるのが最も早いです。

国家公務員総合職試験に合格したキャリア警察官は初任から警部補に就任します。昇任試験はなく、警部補を1年勤めると警部、その2年半後に警視に上がります。

このため、20代で指揮官クラスになれ、最終的には全員が警視監まで昇級していきます。

国家公務員一般職試験に合格した準キャリア警察官は巡査部長からスタートします。キャリアと同様に昇任試験はなく、多くの人が警視正まで、最高で警視長まで上がります。

ノンキャリア(都道府県警察官)は巡査から始め、出世するためには試験を受ける必要があります。

ノンキャリアなら試験を受けて出世する

ノンキャリアは昇任試験に合格して、巡査から警部まで階級を一つずつ上げなければ出世でません。しかも、受験資格には学歴ごとに必要勤続年数が設定されています。

大卒は採用後おおむね2年短大卒は3年高卒は4年で巡査部長への昇任試験を受験でき、それぞれ同じ年数、巡査部長として経験を積むと警部補の昇任試験が受験可能です。

最短で警部補になれる年齢は、学歴問わず26歳です。警部になるための昇任試験は、学歴関係なく警部補の実務を4年積めば受験可能です。

警視以上は、試験ではなく勤務実績や能力を評価されて昇任します。

キャリアや準キャリアに比べて、ノンキャリアは出世が難しいことがわかります。

平均年収の高い都道府県警察を受験する

高年収を目指すには、前述の都道府県警察別平均年収ランキングで上位の都道府県警察を受験するのも現実的な選択肢です。

大阪(約834万円)、東京(約820万円)、愛知(約794万円)などが平均年収の高い都道府県です。

逆に平均年収が低い県は富山(約682万円)、福井(約687万円)、山梨(約688万円)などで、同じ都道府県警察でも大きな差があります。

採用試験時の体力検査種目や身体要件なども都道府県ごとに異なるので、年収と合わせてそちらも事前によく確認しましょう。

ただし、平均年収の高い警察は大都市が多く、物価が高い上に犯罪が多く多忙な点に注意してください。

残業の多い部署に異動して残業代を稼ぐ

残業代を稼ぎ年収を上げる手もありますが、残業が多い部署は特に激務です。

警察で残業が特に多い部署は刑事課です。特に強行犯捜査を行う捜査1課は、一刻も早い容疑者逮捕のため、帰宅もままならず捜査や報告書類の作成にあたることが多いです。

組織犯罪対策課も、暴力団や犯罪組織に関する捜査に忙しく激務です。特に国際捜査に関わる刑事は、海外の時間に合わせて勤務しなければならないケースもあります。

刑事課も組織犯罪対策課も、近年は知能犯が巧妙化しており、事件捜査が難航する点も勤務時間が長くなる要因です。

災害やテロなどに対応する警備課も日頃からの未然防止に加え、ひとたび災害・事件が発生したら被害を最小限に抑えるために奔走し、残業時間が著しく増えます。

「高年収の警察官」は狭き門か激務!

ここまで見てきたように、警察官で高年収を目指すには難関試験を突破したキャリア組になるか、激務に身を捧げて残業代を稼ぐしかありません

激務に耐えられるのも、警察の仕事への思い入れや正義感があってこそです。収入のためだけに上記のような業務を続けるのは難しいでしょう。

ノンキャリアでも、実績や人間性、人間関係などの面で評価が高い人は警視や警視正まで出世できる場合もありますが、長い時間がかかります。

警察官の多くは警部補で定年を迎えるとされ、警部補の年収は533万円〜577万円です。

キャリアとして入るのは難しく、かといって高年収も諦めたくない人は、他の職業への就職・転職も視野に入れることをおすすめします。

警察官よりも高年収を実現するおすすめの方法

警察官の他にも、民間警備会社や、コンピュータシステムのセキュリティ対策を提供する会社など、暮らしや企業の治安を維持する仕事が民間にもあります。

警察官だけにこだわらず、そういった民間企業への転職も視野に入れる方が将来の年収アップが見込めます。

ここからは、治安を守る仕事に就きたい人におすすめの転職エージェントを3つ紹介します。どれも費用は一切かからず、希望に沿った求人紹介や面接対策、企業との交渉などの手厚い転職支援サービスを受けられます。

年収アップにおすすめ①パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは2020年5月現在、28,562件の公開求人を保有する転職エージェントです。取引実績企業は16,000件以上、転職後年収アップ率は67.1%と公表しています。

無料登録後に専任のキャリアアドバイザーとの面談があり、自分の意向や経歴などを伝えましょう。その後、アドバイザーから希望に沿った求人が紹介されます。

企業との面接対策や日程調整、応募書類の添削サービスもあり、転職がはじめての方も安心です。

求人検索で「警備」とキーワード検索すると、公開求人が223件ヒットします。美術館の警備や施設管理、現金輸送車の警護や交通誘導、サイバー攻撃に対するセキュリティ構築など、内容は多岐に渡ります。

パソナキャリアが保有する求人の80%は非公開求人のため、登録後にさらに多くの求人を見られます。

パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果

年収アップにおすすめ②リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは2020年5月現在、公開求人103,401件、非公開求人110,958件の合計214,359件もの求人情報を持つ転職エージェントです。

1977年創業で、長年収集してきた企業情報を元に選考のポイントなどを的確に助言できるのが強みです。企業との条件交渉も代行してくれます。

求人検索で「警備」とキーワード検索すると、公開求人だけで548件ヒットします。希望年収も300万〜1000万円まで100万単位で指定でき、他のこだわり条件も選択できます。

こちらも交通誘導警備や施設内巡回、オフィスビルの警備など、日々の安全を守る業務が多数掲載されています。

リクルートエージェントも非常に多くの非公開求人を保有しているため、登録してより多くの求人から自分に合ったものを探すことをおすすめします。

リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果

年収アップにおすすめ③ランスタッド

ランスタッド

ランスタッドは1960年にオランダで創設された国際的な転職エージェントです。10,000件以上の求人を扱い、グローバル・外資系転職を得意としています。

管理職クラス(年収800万〜3000万円以上)のハイクラス求人の紹介に力を入れているのも特徴です。年収の面で妥協したくない人におすすめの転職エージェントです。

求人検索では、雇用形態、勤務地を選択し、フリーワードを入力します。「警備」で検索すると、正社員・契約社員は22件、正社員(ハイキャリア)は1件です。

求人の種類はイベント会場の警備、輸送警備スタッフ、警備会社の営業部長、ネットワーク警備など様々です。

ランスタッドも求人情報の約80%が非公開求人です。登録して希望の職種や年収を相談しながら求人を探すと良いでしょう。

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高年収を目指すなら民間企業も視野に入れて転職活動を

警察官は警察庁所属のキャリア・準キャリア(国家公務員)と、都道府県警察所属のノンキャリア(地方公務員)で出世スピードが全く異なります。

前者は昇任試験なしで階級が上がる出世コースで、初任から警部補もしくは巡査部長に就きますが、難関の採用試験を合格した一握りの人材しかなれません。

警察官で高年収を得るには、キャリア官僚になるか、ノンキャリアでなるべく早く出世するしかありません。

いずれも狭き門のため競争率が高く、特にノンキャリアで年収を上げるのはいばらの道です。このため、年収に重きを置くなら民間企業への転職も視野に入れることをおすすめします

治安維持を担う仕事は、交通誘導、輸送警備、施設警備、ネットワーク警備など、民間にも多くあります。

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