三菱自動車の年収・ボーナスは安い?学歴別・年代別に解説

三菱自動車

世界的に有名な日本の自動車メーカー三菱自動車は、年収が低いといわれることがあります。

三菱自動車の平均年収は700万円台と、一般的に低い水準ではありませんが、あくまでも平均値であるため、役職や年齢、職種によって差があります。

ボーナスは景気や業績の影響を受けやすく、過去には業績低迷で減少したこともあります。

ここでは、三菱自動車の年収・ボーナスは安いのかを学歴別や年代別、職種別に紹介するほか、同業他社との比較をしながら解説します。

目次

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三菱自動車の給料は安い!?役職別・年代別・職種別に年収を紹介

三菱自動車の給料は、自動車業界の中では安いといわれることがありますが、平均年収は700万円超と比較的高水準です。

ここでは、三菱自動車の役職別・年代別・職種別の年収水準を詳しく解説します。

三菱自動車の平均年収の推移

三菱自動車の平均年収は増加傾向にあり、2015年度から2018年度の4年間で20万円以上増加しています。

2016年度は前年度比で微減していますが、背景には2016年に起きた燃費不正問題による売上の減少があります。

2018年、経営方針の転換や人事制度の抜本的な改革を行い、収益構造を改善できたことから、年収が大幅に増加しています。

賞与は、5.0ヶ月分から5.7ヶ月分で推移しています。

平均年収ボーナス(賞与)月数
2015年度719.8万円5.5ヶ月分
2016年度718.5万円5.5ヶ月分
2017年度720.9万円5.0ヶ月分
2018年度742.1万円5.5ヶ月分
2019年度760.0万円(見込み)5.7カ月分

三菱自動車のボーナス支給日は?

三菱自動車では多くの民間企業と同じく、夏冬の年2回ボーナスが支給されます。

ボーナス支給日は、夏は6月の最終1金曜日、冬は12月の第1金曜日です。2020年度は6月26日(金)と12月4日(金)です。

三菱自動車の2020年ボーナスはいくら?

三菱自動車の直近5ヵ年のボーナスの月数は、5.0ヶ月から5.7ヶ月で推移しています。平均年収から試算すると、直近5ヵ年の平均的なボーナス額は180万円程度と考えられます。

ボーナスの支給水準は業績を考慮して決定され、燃費不正が発覚した翌年の2017年のボーナスは前後の年より0.5カ月分少ない水準でした。

2020年のボーナスは支給倍率の妥結が行われていませんが、新型コロナウイルスによる経済の低迷の影響が懸念され、期待はできません。

三菱自動車の学歴別初任給・年収

三菱自動車は毎年新卒採用を行っており、初任給は最終学歴別に決められています。2018年4月実績では、高卒18.4万円、大卒20.8万円、院卒23.0万円です。

この金額のほかに、通勤補助手当、家族手当、時間外労働手当などの諸手当が毎月支給されます。

初年度の年収は、高卒が約310万円、大卒が約350万円、院卒が約390万円で、それぞれ40万円程度の開きがあります。

新卒採用は、開発や設計などに携わる技術系と、営業や経理、人事などに携わる事務系に分けて行われますが、初任給に違いはありません。

学歴初任給(2018年度実績)推定年収
高卒18万4,700円約310万円
大卒20万8,500円約350万円
院卒23万500円約390万円

三菱自動車の役職別平均年収

三菱自動車全体の平均年収は700万円台ですが、役職によって大きな差があります。

役職のない一般社員の年収は400万円程度で、係長に上がると700万円程度と大きく増加します。課長は930万円程度、部長になると1,000万円を超える水準に到達します。

ただし、これは同じ三菱系の企業である三菱重工や三菱UFJ銀行の年収水準と比較すると低い水準です。

取締役などの役員に就任できるのは一握りではありますが、取締役となると年収はさらに増加し、2,800万円程度です。

役職推定年収
代表執行役(社長)5,000万円
その他取締役2,800万円
部長1,100万円
課長930万円
係長700万円
社員400万円

有価証券報告書では、年間1億円以上の報酬を受け取る役員は名前と金額を記載しなければなりませんが、三菱自動車の有価証券報告書に名前の記載があるのは益子修会長の3億3,900万円だけでした。

三菱自動車の職種別年収

三菱自動車の職種は、広報や営業、経理、人事などの事務系と、商品開発や設計などを担う技術系に大別されます。

事務系総合職の平均年収は450万円~600万円程度、技術職は500万円~700万円と、技術職の方がやや高い水準となるように設計されています。

その他、製造現場で働く契約社員である期間工を採用していますが、期間工の年収は400万円から475万円ほどです。

期間工の年収には、入社時の入社祝い金、契約期間満了時の満了金と呼ばれる一時金が含まれています。

  • 総合職(事務職):450万円~600万円
  • 技術職:500万円~700万円
  • 期間工:400万円~475万円(入社祝い金、満了金込)

三菱自動車の年代別平均年収

三菱自動車の給与制度には、年功序列制が色濃く残っており、勤続年数に比例して年収が増加します。

新卒入社を前提に試算すると、年収がピークの50代前半で平均928万円に達し、その後はやや減少します。

最も年収の上昇幅が大きい時期は、新卒入社からの約10年間です。新卒入社時の20代前半の約400万円から、30代前半になると1.75倍の約700万円に到達します。

その後、役職によっても差が出てきますが、40代後半に平均年収は800万円を超過します。

年代平均年収
~24歳400万円
25~29歳593万円
30~34歳693万円
35~39歳749万円
40~44歳797万円
45~49歳876万円
50~54歳928万円
55~59歳870万円

三菱自動車の年収を関連会社や同業他社と徹底比較

三菱自動車の年収水準は高いのかどうか、関連会社や自動車業界の他社と比較しながら解説します。

ここでは、三菱自動車の製品を扱うディーラーと、三菱自動車の競合にあたるトヨタ自動車や本田技研などを比較対象としています。

三菱自動車ディーラーの年収を比較

地域ごとに多少の差はあるものの、三菱自動車のディーラーの平均年収は約350万円です。

三菱自動車の平均年収が700万円台であることと比較すると、かなりの差があります。

これは、自動車の開発、設計、製造を行う三菱自動車とは収益構造や企業規模が異なり、年収水準も大きく異なるためです。

三菱自動車の商品を扱うディーラー各社は、三菱自動車と同じく自動車を扱う企業ではあるものの、業種は製造業ではなく、小売業に該当します。

従業員数は、三菱自動車の従業員数は約1.5万人であるのに対して、各社の従業員数は数百から数千人程度の規模です。

社名平均年収
北海道三菱自動車販売350万円
東日本三菱自動車販売350万円
東海三菱自動車販売350万円
西日本三菱自動車販売360万円
九州三菱自動車販売350万円

トヨタ自動車・日産自動車などと年収を比較

三菱自動車の年収水準は低いといわれることがありますが、自動車業界の大手の中では中位の水準です。

国内売上高トップ3のトヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車は、平均年収もトップ3にランクインしています。

業界トップのトヨタ自動車の平均年収851万円を筆頭に、本田技研工業は819万円、日産自動車は815万円と、いずれも800万円を超えています。

一方、マツダ、スバル、スズキ、ダイハツの平均年収は600万円台にとどまっており、三菱自動車の平均年収が低いわけではないことが分かります。

トヨタ自動車851万円
日産自動車815万円
本田技研工業819万円
マツダ676万円
スバル652万円
スズキ681万円
ダイハツ651万円

三菱自動車の「年収偏差値」は高い?

三菱自動車の年収偏差値は、同業他社と比較するととても高いわけではありませんが、国内企業の中では高い水準です。

年収偏差値とは、業種や職種、年齢、性別などの属性が同じ集団の中で、年収の水準が平均からどの程度乖離しているかを示します。

したがって、どの属性の中で比較するかによって、異なる数値が算出されるのです。

三菱自動車の年収偏差値は、全国の全企業の中では、上位に入る高い水準です。一方、上場企業・輸送用機器業の中で比較すると、中位の水準です。

同規模、同業の中では標準的な年収水準である一方で、比較対象を全産業とすると年収偏差値は大幅に上がるのです。

三菱自動車に転職する前に知っておくべき特徴3つ

三菱自動車への転職を検討する際は、会社概要に加えて、いくつかの特徴的な点を押さえておく必要があります。

特に誰もが知る主力商品の車種やその特徴、三菱自動車が一角を担う三菱グループの概要、近年話題となっている日産自動車とのアライアンスに関しては理解しておきましょう。

三菱自動車の会社概要

三菱自動車の正式名称は三菱自動車工業株式会社で、東京都港区に本社を置く大手自動車メーカーです。

取締役会長代表執行役を益子修氏が、取締役代表執行役CEOを加藤隆雄氏が務めています。

三菱自動車の創業は1970年で、三菱重工株式会社の自動車部門を分社して設立しました。

その後、現在に至るまで世界規模で営業活動を展開し、今では13の国と地域に33の生産・開発拠点を有しています。

2018年度の売上高は連結で約2兆5千億円、営業利益は1千億円超です。

同年度の世界販売台数は1,200万台以上を誇り、このうち4割弱をアジアが占めています。

車種では、年間販売台数の6割超をSUVが占める点が特徴的です。

三菱自動車の特徴①:パジェロ・デリカなど大きめの車に強い

販売台数の大半をSUVが占めることからも分かる通り、三菱自動車は大きめの車種に強いことが特徴です。中でも有名なのはパジェロとデリカです。

パジェロは1982年に製造・販売が開始された、走破性に優れたオフロード車です。

特にバブル期のレジャーブームに乗って圧倒的な人気を博し、月間販売台数1位にランクインしたこともあります。

デリカの歴史はパジェロよりもさらに時代をさかのぼり、1968年が始まりです。デリカとは、デリバリーカーの略で、当初は商業用の自動車として開発されました。

その後、度重なる改良を経て普段の生活やレジャーの場面で活躍する人気車種となりました。

パジェロ、デリカの生産は三菱自動車の子会社であるパジェロ製造株式会社が担っています。

三菱自動車の特徴②:旧財閥の三菱グループの一角を占める

三菱グループとは、150年以上の歴史を誇る旧財閥系の企業グループで、三菱自動車も三菱グループの一角を占める企業です。

グループ傘下の企業数は約4,000社、グループ全体で約58兆円の売上高は、全上場企業の約7%を占めるなど、他の追随を許さない圧倒的な存在感を示しています。

多種多様な業界を網羅する三菱グループには、それぞれの業界でトップに輝く企業が多数あります。

例えば、総合商社として売上高ナンバーワンを誇る三菱商事や、銀行業界トップの三菱UFJフィナンシャルグループ、重電メーカーの三菱重工業などです。

このほか、三菱の名を冠しない三菱グループの有名企業も多く、飲料大手のキリンホールディングス、生命保険大手の明治安田生命保険などが挙げられます。

三菱自動車の特徴③:日産自動車とアライアンス(提携)関係を構築

三菱自動車は、日産自動車とフランスの自動車メーカーであるルノーと共に「ルノー・日産・三菱アライアンス」と呼ばれる提携関係を構築しています。

アライアンスは、2016年に日産自動車が三菱自動車の発行済株式の34%を取得して締結しました。

背景には三菱自動車の燃費不正による業績低迷があり、カルロス・ゴーン氏が代表を務めていた日産自動車が立て直しを支援すると申し出た経緯があります。

日産自動車と三菱自動車がアライアンスを締結する前に、ルノーと日産自動車が既にアライアンスを締結していたため、ルノー・日産・三菱の3社のアライアンスとなりました。

2020年1月には、今後の経営戦略の枠組みとしてサービス展開地域や商品、技術についての話し合いがあり、中長期的な経営計画は今後新たに発表されるものとしています。

三菱自動車の正社員採用の難易度は?内定獲得率を高める方法も

誰もが知る大手企業の三菱自動車は、応募者も多く倍率も高い企業です。職種によっては高いスキルが要求されるほか、一定レベルの英語力も必須とあって採用難易度は高めです。

ここでは、採用難易度の高い三菱自動車で内定獲得率を高める方法も紹介します。

三菱自動車の正社員採用情報【2020年最新】

三菱自動車は、技術系と事務系の2種類の職種で中途採用を行っています。

技術系は、開発、設計、実験、研究、生産技術、生産管理、品質保証などに携わる職種で、高い専門性が求められます。

事務系は、商品企画、海外営業、経営企画、財務、経理、人事、総務など、営業活動や管理部門を担う職種です。

2つの職種は併願も可能ですが、1職種1回までの応募と定められています。

いずれか1つの職種に応募しても、面接を経て、適性に応じて他の職種を勧められることがあります。

その他、三菱自動車の公式サイトから、各地域の販売店の中途採用情報を確認できます。

直接応募では正社員採用のハードルは高い

転職活動をするときは、企業の公式ホームページなどから直接応募する方法と、転職エージェント等の転職支援サービスを活用する方法があります。

三菱自動車も、公式ホームページに中途採用の求人情報が随時掲載されるので、直接応募することは可能です。

一般的に、企業に直接応募をする方法にはいくつかのデメリットがあり、採用のハードルも高いため、あまりおすすめできません。

主なデメリットは、募集内容が不明確なことや条件の交渉を自ら行わなければならない点などが挙げられます。

公式ホームページの情報は転職サイトほど情報が細かくなく、面接時に不明点を確認したり希望する条件のすり合わせを行ったりする必要があるのです。

三菱自動車などの大手企業には多くの求職者が殺到するため採用のハードルも上がり、転職支援を受けずに内定を勝ち取るのは非常にハードルが高いのです。

期間工から正社員になるのも至難の業

三菱自動車には、期間工の正社員登用の仕組みがあり、期間工として1年半以上勤務し、上司の推薦を受けて所定の試験に合格することで正社員として登用されます。

この制度で1年あたり約50人の期間工が正社員として登用されていますが、愛知県、岐阜県、滋賀県、岡山県など多くの生産拠点の合計数であり、非常に狭き門です。

募集時期に決められたタイミングはなく、毎年必ずチャンスがあるわけではありません。

もともと期間工は、短期間の貢献を前提にした採用であり、正社員への転換は至難の業なのです。

三菱自動車の正社員になるには転職エージェントの活用が効率的

直接応募による採用や期間工からの正社員登用は難しい三菱自動車で正社員を目指すには、転職エージェントを活用するのが効率的です。

転職エージェントは、多くの非公開求人を取り揃えていることが多く、一般公開されている求人よりも、自らの経験や能力、希望条件に合った求人が見つかる可能性もあります。

業界や職種の知識が豊富なキャリアコンサルタントの助言を受けながら、志望求人を選び、面接対策をすることで、採用内定に近付きます。

パソナキャリア

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40,000件以上と業界トップクラスの求人数を誇るパソナキャリアは、オリコン顧客満足度1位にも輝いており、信頼と実績の厚い転職支援サービスを展開しています。

パソナキャリアは業種・業界問わず多種多様な求人を保有しており、三菱自動車を含む自動車業界の公開求人は約2000件、このほかに非公開求人も多数保有しています。

業界や職種に詳しいキャリアコンサルタントが多数在籍しており、希望条件や適性のある業種などに関してじっくりと相談に乗ってもらえる点も魅力です。

パソナキャリアの公式サイトパソナキャリアの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 パソナキャリアの評判は?629人の口コミ調査の結果

リクルートエージェント

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リクルートエージェントも圧倒的な求人数を誇る点が強みです。豊富な転職支援の実績から、企業の特徴や採用の傾向も熟知しています。

自動車業界の求人は職種別に2,000件以上取り揃えており、求職者の経験や適性に合った求人を選んでもらえます。

三菱自動車への転職支援にも多数の実績があるため、選考内容を熟知しており、書類選考のサポートや面接対策などの実践的な支援を受けられます。

企業への疑問点の確認からスケジュール調整まで、すべてキャリアコンサルタントが代理で進めてくれる点も魅力です。

リクルートエージェントの公式サイトリクルートエージェントの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 リクルートエージェントは評判が悪い?500人の口コミ調査の結果

ランスタッド

ランスタッド

グローバルにサービスを展開するランスタッドは、グローバル企業の求人や、非公開の求人を数多く取り揃えている点が魅力です。

自動車業界の求人は500件以上取り揃えています。

ランスタッドが扱う正社員向けの転職支援サービスは、キャリアアップ転職サービスとプロフェッショナル転職サービスに大別されます。

三菱自動車への転職を機にキャリアアップしたい方には前者が、すでに同業他社などで経験と実績を積んでおり専門性を活かしたい方には後者がおすすめです。

プロフェッショナル転職サービスの利用は、年収600万円以上が目安です。

ランスタッドの公式サイトランスタッドの評判と口コミについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 ランスタッド ランスタッドの評判は?500人の口コミ調査の結果

エンジニアにおすすめ①マイナビエージェント×エンジニア

マイナビITエージェント

マイナビエージェント×エンジニアは、マイナビが展開する製造業界特化型の転職支援サービスです。

国内外問わず大手メーカーの求人を多数取り揃えており、三菱自動車への転職支援の実績も豊富です。

マイナビエージェント×エンジニアには、エンジニアに特化した業界知識を持つキャリアアドバイザーが数多く在籍しています。

専門性の高いキャリアコンサルタントのサポートが手厚い点も魅力で、能力や適性、希望条件に合った求人を探してくれるほか、企業の選考内容にあった面接対策も受けられます。

マイナビITエージェントの公式サイト

エンジニアにおすすめ②メイテックネクスト

メイテックネクストも製造業に特化したエンジニア向けの転職支援サービスを展開しています。

メイテックネクストのコンサルタントの半数以上は、実際にメーカーの技術系分野の仕事に従事した経験を持っている点が特徴です。

コンサルタントの担当領域も、「電気・電子・半導体関連専門コンサルタント」「機械・メカトロ関連専門コンサルタント」などと専門分野ごとに細分化されています。

企業の内情と実務の知識を兼ね備えたコンサルタントと、じっくりと相談をしながら転職活動を進められるのは非常に魅力的です。

メイテックネクストの公式サイト

三菱自動車に関するよくある質問

三菱自動車への転職を検討中の方のため、期間工の募集状況や正社員の人事制度、経営状況について解説します。

正社員として長く働きたい方にとって気になる役職定年の制度や、企業の信頼性・安定性にも関わる「リコール隠し事件」についても予め知っておくことが大切です。

三菱自動車の工場はどこにある?期間工は雇ってる?

三菱自動車の工場は5拠点あり、3つが車両生産拠点、残る2つは部品の生産拠点です。

車両生産拠点は、愛知県岡崎市の岡崎製作所、岡山県倉敷市の水島製作所、岐阜県加茂郡のパジェロ製造株式会社です。

岡崎製作所ではアウトランダーなどの生産を行っています。ロボットを活用した最先端の生産ラインで工場見学もできることから、人気の観光スポットにもなっています。

水島製作所はekワゴンやRVRの生産を担い、国内生産数の半数をまかなう大規模な工場です。

部品生産拠点は京都製作所で、京都府京都市の京都工場と滋賀県湖南市の滋賀工場があります。

期間工は公式サイトで生産拠点別に募集しています。決まったタイミングで募集がかかるわけではないので、応募を検討中の方は定期的に求人情報を確認することをおすすめします。

三菱自動車は役職定年がある?

三菱自動車は、2006年に役職定年の制度を導入しています。導入の背景には社内の世代交代を促す狙いがありました。

具体的には、55歳に達した管理職がポストを外れて専門職に転換するポストオフと、専門職でも57歳に達するとその役割から退任するラインオフの2つの仕組みがあります。

年代別平均年収をみたとき、50代前半でピークを迎え、55歳以降に下がるのは、役職定年があるためです。

役職定年を迎えると役職手当がなくなり、ラインオフの場合には使用する給与テーブルも変わるからです。

三菱自動車の「リコール隠し事件」とは?

三菱自動車では、過去に2度にわたる大規模なリコール隠しがありました。

1回目は2000年に発覚し、過去23年間にも及ぶ長期間、重要な車両の不具合情報を報告しなかったというものです。

この時のリコール対象車種は10種類以上で、乗用車と大型トラックなどを合わせて約50万台にのぼる規模でした。

発覚の理由が内部告発であったことも当時は大きな話題となりました。

2回目は2002年のトレーラーの事故をきっかけに2004年に発覚した不具合の隠蔽です。この時の対象車両は、2000年のリコール隠しを超える約74万台にのぼりました。

これらのリコール隠し事件を経て、三菱自動車は一時業績低迷に苦しみましたが、その後の抜本的な企業体質の改善によって内部体制・業績ともに改善しています。

三菱自動車の正社員になって年収を上げるなら転職エージェントの活用を

三菱自動車の年収水準は大手自動車メーカーの中で比較すると中位ではあるものの、国内企業の中では上位でかなり高い水準です。

他業界より高年収であるだけでなく国際的な知名度や技術力も高く、業績も回復傾向にあることから、キャリアアップや専門性の発揮を目指す方にとって魅力的な環境です。

有名企業で倍率も高く、採用難易度も高い企業です。三菱自動車で正社員を目指すには、転職エージェントを活用して選考を有利に進めましょう。

転職エージェントからは、そこでしか手に入らない非公開求人や、公式サイトの募集要項には載っていない詳細な情報を手に入れられます。

転職エージェントの中でも特に自動車メーカーの転職に明るいパソナキャリア、リクルートエージェント、ランスタッドの他、エンジニア転職専門のエージェントがおすすめです。