理学療法士の年収はいくら?男女別の年収や年収アップの方法も解説

「理学療法士の年収はどのくらい?」「自分は理学療法士として適正な年収を得ているの?」

そんな疑問を持っている人はいませんか。

この記事では、国家資格を持つ専門職である理学療法士の年収と日本の平均年収の比較、理学療法士の年代別平均年収や他の職種と比較した年収ランキング、理学療法士が年収を上げる方法などを詳しくお伝えしています。

記事の最後には、理学療法士が転職する際に活用したい転職エージェントも紹介しているので、併せて参考にしてください。

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理学療法士の平均年収はいくら?中央値は?

理学療法士平均年収は、厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2018年)によると、408万円です。日本人の平均年収と大差はありません。

日本の給与所得者全体の年収中央値は350~360万円と言われていますが、理学療法士の年収中央値は日本の年収中央値よりやや高い380万円前後です。

理学療法士は国家資格を持つ専門職のため、年収が極端に高い人や低い人は少なく、年収中央値も平均年収との間に大きな差がなく、安定した収入を得られる職種です。

【性別・年代別】理学療法士の平均年収

理学療法士の年収中央値は日本の平均よりやや高めであるものの、性別や年齢によって年収に違いはあるのでしょうか。

ここからは、厚生労働省の調査結果をもとに理学療法士の平均年収を男女別、年代別に詳しく見ていきます。

理学療法士の平均年収(男性)

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2018年)によると、男性の理学療法士平均年収は417万円です。

国税庁「民間給与実態調査」(2018年)によると、日本の男性の平均年収は513万5千円で、男性の理学療法士の年収は100万円ほど低い結果になっています。

これは、国税庁の調査が平均年齢46.3歳なのに対し、厚労省調査による理学療法士の平均年齢は32.8歳と若く、勤続年数の平均値も国税庁調査の方が2倍以上長いという、統計上の特性による影響とみられます。

一方、賃金構造基本統計調査では、男女合わせた全体の平均年収は497万円です(平均年齢42.9歳)。この数値と比較すると、理学療法士は全産業平均と同等かそれ以上に稼げるとみていいでしょう。

理学療法士の平均年収(女性)

厚生労働省の調査によると、女性理学療法士平均年収は390万円です。

男性に比べると平均年収が若干低いのは、非常勤やパート・アルバイト勤務も含まれているためです。女性の理学療法士は、結婚や出産を機に短時間勤務を選択する人が多い傾向があります。

全産業の女性の平均年収は287万円ですから、女性にとっては理学療法士は稼げる仕事であると言えるでしょう。

理学療法士は国家資格を持つ専門職であるため、正社員でなくても高収入を得やすいのも、女性には魅力的です。

理学療法士の平均年収(20代)

男性理学療法士20代前半の平均年収は312万円、20代後半では368万円です。

女性理学療法士20代前半の平均年収は343万円、20代後半では354万円です。

20代前半は女性の方が平均勤続年数が長く、賞与額が多いため、男性よりも平均年収が高くなっています。

女性は大卒ではなく、専門学校卒で理学療法士になっている人が多いと考えられます。

理学療法士の平均年収(30代)

男性理学療法士の30代前半の平均年収は414万円、30代後半では434万円です。

女性理学療法士の30代前半の平均年収は376万円、30代後半では399万円です。

30代男性の平均年収は、20代に比べて約100万円高くなっています。これに対して女性は、伸び幅は小さいものの、全産業の同年代の女性平均年収に比べると高い数字です。

理学療法士の平均年収(40代)

男性理学療法士の40代前半の平均年収は476万円、40代後半では483万円です。

女性理学療法士の40代前半の平均年収は445万円、40代後半では447万円です。

女性は結婚や出産を機に短時間勤務を選択する人が多いため、平均額は男性より低くなっていますが、継続15年以上の女性は男性平均と同等の収入を得ています。

理学療法士の平均年収(50代)

男性理学療法士の50代前半の平均年収は539万円、50代後半では531万円です。

女性理学療法士の50代前半の平均年収は498万円、50代後半では566万円です。

50代になると、男女ともに平均年収が500万円を超えます。2018年の調査では、50代後半の女性は平均継続年数15年以上で、平均年収が男性より高額になっています。

理学療法士の給料は他の職業と比べて安い?

理学療法士の給料が他の職業に比べるとどうなのか?気になるところです。医療関係の専門職は給料も高いイメージがありますが、実際はどうでしょうか。

日本の平均年収と他の職業の年収ランキングで、理学療法士の給料は高いのか安いのか詳しく見ていきましょう。

日本人の平均年収

国税庁の2018年の調査では、日本人の平均年収は440万円で、ここ数年は毎年上昇しています。男女別では、男性は545万円、女性は293万円です。

男女間で平均年収に2倍近くもの差がありますが、正規雇用か、パート・アルバイトなどの非正規雇用かによる差の影響が大きく出ています。

正規雇用の平均年収が493万円なのに対し、非正規雇用の平均年収は175万円と3倍近い差があります。

理学療法士は年収ランキングで何位?

2019年の職業別年収ランキングで、理学療法士年収は75位です。

医療関係では、医師、歯科医がランキング上位にいます。次いで、獣医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師の順に40位までに入っています。

これは、上場企業が提出する「有価証券報告書」や厚生労働省の「国民生活基礎調査」などの公開情報をもとに民間企業が集計したものです。

理学療法士の年収についてよくある質問

理学療法士の年収について、年代別、男女別の詳細を紹介してきました。

同年代であっても、働く場所や学歴などによって年収に違いが出てくることがありますが、理学療法士の場合はどうでしょうか。

ここからは、理学療法士の年収についてよくある質問に答えていきます。

理学療法士になるにはどうすれば良い?

まず、そもそも理学療法士にはどうすればなれるのでしょうか。

理学療法士なるには、毎年実施される国家試験に合格しなければなりません。

国家資格の受験資格は、3~4年制の専門学校、3年制短期大学、4年制大学で必要なカリキュラムを修めると得られます。

理学療法士の国家資格試験の合格率は85.8%でした(2019年)。学校でしっかり学習すれば、国家資格を取得するのは難しくなく、理学療法士になれると言えるでしょう。

理学療法士で年収1000万円を超えることってある?

理学療法士年収1000万円を超える方法もあります。

理学療法士を養成する学校、特に大学の教授になれば、年収は一気に増加し1000万円を稼ぐとこも可能になるでしょう。

他にも、海外に目を向け、アメリカ・イギリス・カナダなど理学療法士の平均年収が高い国で働く方法もあります。

日本国内でも、富裕層向けのリハビリやパーソナルトレーニングを提供するサービスで起業すると、年収1000万円を超える可能性もあります。

都道府県によって年収は変わる?東京での平均年収はいくら?

専門職である理学療法士でも、地域ごとに年収は異なります。

ただし、厚生労働省の調査では、理学療法士の都道府県別平均年収のデータはありません。ある分析では、東京理学療法士平均年収は659万円と試算されています。

ちなみに、全産業で平均年収が低い沖縄県など地方では、平均年収は400万円程度です。

反対に、大都市の東京都、大阪府、愛知県は他道府県と比べると平均年収が多く、500万~600万円です。

新卒理学療法士の平均年収はいくら?

養成学校を卒業し、国家資格を得た新卒理学療法士平均年収は約300万円です。新卒者の平均年収を考えると、低くはない額と言えるでしょう。

新卒者は賞与がゼロだったり、少額だったりするため、平均年収は300万円ですが、2年目からは昇給や賞与があるため、確実に年収はアップする人が多いです。

経験に応じて着実に年収が上がることが多いです。とはいえ、上がり幅はあまり大きくはなく、生涯年収を考えると他の専門職と比べると低くなっています。

理学療法士の手取りっていくら?

理学療法士の平均給与額は、厚生労働省の調査(2018年)によると28万5200円です。ここから社会保険料などの税金が差し引かれます。

そのことから、理学療法士手取りは、およそ20万円~25万円と推定できます。

勤務する病院や施設、継続年数によって、これより多い場合もありますが、平均だけを見ると、他の一般的な仕事と同等と言えるでしょう。

「月の手取り額は多くないが、賞与が多いのが魅力である」という理学療法士の声も多いです。

アメリカ理学療法士の年収はいくら?

海外の理学療法士の年収はどのくらいでしょうか。

アメリカは各州で違いがあるものの、理学療法士平均年収は900万円程度です。年収の高い州では1000万円を超えているところもあります。

高収入を得られるのは、理学療法士の養成課程に違いがあります。アメリカでは大学院の博士課程を修了する必要があります。

アメリカでは、理学療法士がクリニックを開業することが可能なのも魅力です。

公務員理学療法士の年収はいくら?

総務省「地方公務員給与実態調査結果」(平成29年度版)によると、公務員理学療法士の平均給料月額はおよそ30万円です。

そのことから、公務員理学療法士平均年収500万円弱と考えられます。全産業平均と比較するとやや高いものの、公務員全体でみると平均的な金額です。

理学療法士はなくなる?将来性は?

AIが発達し、様々な職業が近い将来に無くなると予想されていますが、理学療法士にその心配は不要でしょう。

理学療法士はリハビリテーションを必要とする患者の状態を細かに見ながら、運動療法や物理療法を行います。その技術や療法の進歩こそあれ、今後も人によって行われる必要がある仕事と考えられます。

日本は今後も高齢化が進み、身体機能が低下してリハビリを必要とする人はさらに増えると予想されます。健康寿命の延伸が叫ばれていることも、理学療法士の必要性を後押しするでしょう。

また、病気や事故、怪我をしたスポーツ選手など、リハビリが必要になる人の需要は継続するため、将来性のある仕事です。

理学療法士が年収を上げるには?

理学療法士が年収を上げる方法はいくつかあります。

上で紹介したように、年収1000万円以上を目指すとなると、大学教授やアメリカで働くなどハードルが高く狭き門です。

ここでは、今から数百万の年収アップを目指す方法を紹介します。

転職する

理学療法士が活躍する職場は、病院、介護施設、スポーツ関連などがあり、規模や運営母体は様々です。そのため勤務する職場によって、100万円前後の年収差が生じます。

今の職場に比べて年収の高い職場に転職することが、年収アップの近道です。

数年間の経験があれば、給与面での優遇されることも多いでしょう。

後悔のない転職をするためには、年収はもちろん、勤務時間や休日などの勤務条件も、事前に調べることが大切です。

理学療法士の転職におすすめな転職エージェント

確実な年収アップと希望条件を満たす転職先を探すためには、プロを頼ることが一番です。

ここでは、理学療法士の転職におすすめの転職エージェントを4つ紹介します。自分に合った転職エージェントを賢く利用しましょう。

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担当者が現場に足を運び、施設長やセラピストから話も聞いているので、ネット上だけでは分からない現場の生の声が確認できるのも安心です。

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年収アップとともに職場環境もしっかりチェックして、働きやすい転職先を見つけたい方には、医療介護に特化したマイナビコメディカルがおすすめです。

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PTOT人材バンクは、株式会社エス・エム・エスキャリアが運営する理学療法士・作業療法士専門の転職サポートサービスです。

医療介護に特化した人材サービス会社が運営する転職エージェントで、病院や介護施設など特殊な転職先にも豊富な実績とノウハウを持っています。

理学療法士や作業療法士の転職に詳しいキャリアサポーターが、登録から入職まで丁寧にサポートしてくれるのが魅力です。

まずは、初回の面談で年収をはじめ希望の条件を詳しくキャリアサポーターに伝えましょう。

伝えた希望に合わせて、定期的に求人情報メールを届けてくれるので、働きながら転職活動をスムーズに進めることが可能です。

今の仕事を続けながら病院や施設への転職を希望している人におすすめの転職エージェントです。

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理学療法士に特化した転職サービスではないので、他の専門転職エージェントと比較すると、理学療法士の求人は少ない可能性もありますが、じっくり優良な求人を探したい方におすすめです。

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まとめ

患者の身体機能回復を支援する理学療法士平均年収は、400万円代で日本人平均とあまり変わらないことが分かりました。

国家資格が必要な医療の専門職なので、年収は安定し、経験を積めば着実に上げていくことができます。

現状の年収に不満があれば、勤務先を変えて年収アップ・待遇改善を図ることもできます。

転職活動の際には、専門職の転職に精通したプロの支援が不可欠です。先ほど紹介した転職エージェントを活用して、理学療法士として満足のいく年収を獲得してください。